2008年02月17日(日)
Market Outlook(先週の市場)
先週の外国為替市場では、全体的には揉み合い相場が続く中、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が金融保証会社(モノライン)に対して保証の提案を行なったこと、米金融機関大手6社が住宅差し押さえを30日凍結するプロジェクトを発表したことや、ブッシュ大統領の米景気刺激策が通過、米1月小売売上高が予想外に前月比プラスとなったことなどを受けて、ダウが値を保ってことで円が相対的売られる展開となった。 ただし対欧州通貨では、バーナンキFRB議長が議会証言で景気後退懸念を示したことや2月NY連銀製造業指数、ミシガン大学消費者信頼感指数など個別の経済指標の悪化がドル売りを促した。
ユーロドルは、独2月ZEW景気期待指数の上振れや欧州形金融機関の決算が思った程悪化しなかったことを好感して、独労組ストの噂やトリシェECB総裁の中立的な発言にもあまり影響されず、1.4482を安値に淡々と1.4710まで上昇した。 ポンドドルは、英国の1月生産者物価の上振れや消費者物価指数の下振れを受けて、一喜一憂する動きもあったが、英中銀四半期インフレ報告が思った程ハト派的でなく、買い戻しを誘い1.9403を安値に1.9739まで値を上げた。 またドル円は、2/15の米国債償還・利払いや輸出の売りに上値を抑えられ、モノライン大手の格下げ懸念からNYダウが一時12000ドルに迫る下振れとなったことを受けて106.33まで下落したが、本邦機関投資家の買いに支えられて、1月15日以来一ヶ月ぶりの108円台へ乗せる上昇が実現した。 ただし高値は108.62で一旦頭打ちとなっている。その他目立った動きでは、オージードルが、豪準備銀行の四半期金融政策報告や堅調な豪州雇用統計を受けて、3月の利上げ期待が高まり、0.8923から0.9098まで値を上げたが、ドルカナダは、0.9921から1.0045でパリティを挟んだ動意の薄い展開となった。
一方クロス円は、NY株価の動きにつれて乱高下気味ではあったが、ドル円相場が108円台を回復したことや相対的な株価の下げ止まり感、金利差妙味の買いが支え、値を上げる展開となった。 ユーロ円は154.33から158.89へ上昇、ポンド円は、相変わらずロシア勢の暗躍が続いているが206.87からショート・カバー的に大きく213.90まで値を上げた。 またオセアニア系では、テクニカル的に注目される一目の雲を超える上昇が実現し、オージー円は、95.98から98.34、NZD円は83.41から85.72へ値を上げた。
Posted at 07時09分





