水谷文雄の「為替 ケ・セラ・セラ」
 

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2016年12月02日(金)

ポピュリズムの台頭!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
ペルー大使館から送られてきた「伝統織物展覧会」のオープニング・レセプションのパティーへの招待状を受け取りました。火曜日にセルバンテス文化センターの会場に出かけました。最初にペルー大使、セルバンテス文化センター所長のスピーチ、そしてテープカットと進みました。展示場に入り、展示作品を観賞しました。インカ文化以来引き継いだ落ち着いたデザインの織物を楽しみました。アルパカの毛で織られて作品と言うことです。顔なじみになったエスカラ・ペルー大使と談笑しました。自国開催のAPECで忙しかったようです。このようなイベントに誘っていただいた大使に感謝し、そしておしゃべりが進みました。セビッチェなどペルー料理も楽しみした。写真はペルー大使のスピーチの場面です。

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今日は何を書こうかなと思っていました。米債券金利が上昇し(スティープニング)、このことを中心に書こうとは思っていましたが、Facebookでトランプ次期米大統領のシンシナティでのLIVE演説を途中から見ることが出来、その余韻で、ポピュリズムが台頭する傾向があるのではと強く意識し、このことを書きます。同じオハイオ州で同日ユナイティッドテクノロジー社傘下のキャリア社での演説内容をウォール・ストリート・ジャーナル紙で読みました。ヘッドラインに、「トランプ:米国から雇用を海外に移す米企業には懲罰を課す」との内容です。その言葉にキャリア社の従業員は歓声を上げる。キャリア社は溶鉱炉を稼働させることで800人の雇用を確保できます。左のグラフはその記事に掲載されたものです。これを見ると、三分の二の米企業の技術者と収益が米国外から来ていると言っているようです。この現実と、先程聞いたシンシナティとの演説と重ねてしまいます。ポピュリズムが台頭する要因をトランプ次期大統領は煽っているように思えてならない。極端に言えば、ヒットラーの演説を思い出してしまいます。アメリカ人の安全が最優先だと言い切っています。その安全とは、職の安全と確保と言うこと、そして身の安全と言うことです。メキシコとの国境に壁を築き、不法移民、ドラッグの流入を防ぐということです。これが大衆受けする。身振り手振りの様子もヒットラーとそっくりではと思いました。そして最後に、「Make America Great Again」再び米国を偉大にするとの言葉で締めくくっています。習近平主席が、「中華民族の偉大な復興」と言うフレーズと一緒ですね。こんな政権になると、高等教育を受けた人たちのリベラリズムは無視されることになる。米国が未だに二分されていることは容易に理解できます。経済では米国の一人勝ちを目指すのではと穿った考えになってしまいます。今日の演説を聞くと、TPPは明確にもうないなとの考えに傾く。中国に対しても、技術系の職を取り戻すために相当に厳しい政策、中国当局とタフな交渉を進めるのではと思います。法人への課税は35%から15%に引き下げ、米国企業が米国本土に工場建設を進め優遇するために、来年度からは所謂リパトリの資金が戻る可能性があると言えます。ドル安政策で価格競争力を保ちつつ、米国への資金フローも進む。現在は金利差拡大で為替が動いているが、今後の動きを察すると複雑ではと思います。世界的に見ると、Brexitを決めた英国、週末の選挙が気になるイタリア、オーストリア、そして極右勢力が台頭するフランス、良識あるメルケル首相の座を脅かすドイツの右寄り政党など、世界中にポピュリズムの台頭が著しい。ポピュリズムとISなどテロとの戦いを同時に消化して行くことになる来年ではないかと思い巡らします。

世界的に金利上昇の勢いが止まらないようです。日本はちょっと取り残されています。米10年債利回り2.45%まで上昇してきている。トランプ経済を囃したインフラ投資、インフレ懸念台頭の結果ではと思います。私は短期金利先物ユーロドル(3ヶ月物)を重視している。来年6月限1.185%、9月限1.28%まで上昇してきている。9月限の水準は、来年2回0.25%刻みの利上げが9月までに実施されると言っている。つまり年末までに3回実施される可能性があると言えます。FRBメンバーも次第に来年以降の利上げペースがより進むのではとのニュアンスに変化してきている。下記は2008年から現在までの10年債利回りとその経緯の説明を記したWSJのグラフです。これは分かりやすい。リーマンショック後のFRBのアクション、その後の景気上昇、後退、リスク回避イベントが起きた場合の動きを示しています。グレーの部分は1%以上利回り上昇した期間です。8年間で概ね4回この期間があり、今回は4回目と言えます。短期(2ヶ月)で終わる期間は2010年に一回あります。この時期はギリシャ第一次財政懸念が持ち上がる前の時代であったのではと記憶している。その後の混乱で一気にリスク回避の利回り下落の動きに。昨年12月にFRBは利上げに踏み切りました。その場合には2.30%を示し、今後3.00%方向へのチャートではと皆が思っていました。そこにBrexitと原油安、中国経済懸念が加わり、FRBが利上げを躊躇することになりました。そして自律調整の利回り上昇局面、トランプ経済効果を囃し、グレーの期間に再びなっています。現在は2013年の3%方向を目指すのではと思います。しかしこのグラフを見ると8年間に限ると、1%以上の期間が1年以上持続することはないと言えます。その意味では2.50%以上の上昇があると、慎重にならざるを得ません。その意味では今回のラリーの起点が1.50%前後で始まっていることから、2.50%〜3.00%のエリアに移ってからは警戒感を常に持ちたい。米国債市場は相当に債券相場の下落で手負い状態であり、株式市場で如何に利益を上げるかにかかっている。その意味ではダウ平均で20,000ドルは良い利食い水準になるのではと思います。為替も10年債3.00%と言う水準で、ドルがどの水準になるか探ることになります。2010年末はまだ民主党政権であり、ドル円は、80円台を米債3%前後にも関わらず示現しており、注意したい。それ以外の力が働いていたと言えます。

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金融市場は、OPECでの減産合意、そして今日からの米雇用統計、イタリア国民投票、オーストリアの大統領選挙と言ったリスクのハードルを試すことになる。上手く越えられないとリスクアバージョン(リスク回避志向)が強まります。米政治、米債券市場の話が長くなったこと、そしてテクニカル的には無駄なコメントになってしまうのではと、今日は省きます。それではそれぞれのリスク要因を待ちましょう。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 12時15分 パーマリンク


2016年11月29日(火)

リスクイベント前の利食いの市場環境!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
寒い日が続きますね。今日も「国営武蔵丘陵森林公園」の風景を載せます。今日は紅葉の写真に戻ります。この時期特に美しい。夜間のライトアップは、今年はパス。本当に綺麗です。もう車を夜に飛ばして見学に行く元気がありません。昨日、今日と、家のマンションから見る富士山が見事に綺麗です。雪が5合目位までつもり、綺麗なコントラストを示しています。カメラではちょっと遠く、皆さんにご覧いただけないのが残念です。

為替市場、そして金融市場全般に渡って、チャートを見ると利食いを急いでいるような投資家心理が働いていると思います。そして今週は週末にかけてリスクイベントが押し寄せます。米雇用統計、イタリア国民投票、オーストリア大統領選挙が週末にあります。最初のイベントは予想通りの結果(12月非農業部門雇用者数:18.0万人増予想、12月失業率:4.9%予想、平均時給:0.2%前年比予想)となれば、リスク志向が持続する。問題は後者の二つのイベントです。イタリアは上院の権限縮小を盛り込んだ憲法改正の是非を問う国民投票と言うことですが、実質的にレンツィ首相の信任の問う国民投票のようです。イタリア政局について私は詳しくはありません。世論調査では反対派が優勢。と言うことはレンツィ首相が辞任するということとなります。政局不安。オーストリア大統領選挙では極右政党候補が万が一勝利すると、一段と移民問題に強い風当たり、自国民雇用を重視する内向き経済が主流となる。スペインで言うと、左派ポデモス(Podemos)政党勢力が優勢とのイメージで良いのではと想像します。スペインでは良識あるPSOE(社会労働党)の勢力から安定政権へとつながりました。スペインは優等生と言えます。イタリア、オーストリアでポピュリズムが台頭と言うことになると、心理的に投資家は政治的リスクを嫌い、各国株安、債券へのリスク回避(利回り低下)、そしてユーロ安の相場観になります。円は安全資産の位置付から円高が進むことになります。それが時間的にどの程度続くか詮索が働きます。トランプリスクの場合は、勝利の記者会見から一気にリスク志向に傾いた経緯があり、市場参加者の心に焼き付いている。その意味では長くは続かないとのイメージはあります。今からあれこれ考えても、机上の空論となります。でたとこ、チャートを見ながら考えましょう。またしても日本時間月曜日の朝の攻防となります。

金融市場を見ると、まず金利。米債10年2.31%、短期金利先物ユーロドル(3ヶ月物)6月限1.165%とやや利回り下落。しかし年内1回と来年1回半の利上げを織り込んでいる。9月限1.265%と9月までに2回の利上げを織り込んでいる。NY株価は少し下落、逆に金相場は上昇、しかし1200ドルには届いていない。OPEC総会に目が向く原油相場は落ち着いた動きとなっています。そしてドル。ドルインデックスは101.20水準と依然として高い水準と言えます。100.00を下回ってこないと、本格的調整とは言えないのではと思います。そこでマイナーな調整局面、利食い市場と解釈しましょう。

ドル/円:調整局面入りの可能性のあるチャートになってきている。備えあれば憂いなしです。杞憂に終わると良いのですが。ローソク足は5日移動平均線(112.69)を下回ってきました。5日線自体も上方曲線から水平歩行、そして下方曲線に変化する気配を示している。ボリンジャーバンドの上限バンド(115.60)からはかい離があります。当面111(下の緑線)のギャンスクエアの非常に重要な節目を割り込むかに注目したい。そしてフィボナッチ分析を11月7日安値と11月25日高値の間で引きました。赤線の一番上が38.2%戻し109.74です。当面このラインまでの下押しがある可能性があると言えます。上値で仕込んだ参加者の心理的に利食い売りをしたいという心理が働きます。これを割り込むと、半値戻しの108.47に注目が集まります。下段のストキャスティックスは下方基調を強めている。これを見るとマイナーな調整局面は明白のようです。

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ユーロ/ドル:こちらも調整局面の気配を感じます。5日移動平均線(1.0593)は水平方向から上方曲線に変化する兆しがあると言えます。利食いのユーロ買戻しが進む市場環境となっている。ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.0754)が現在考えられる戻し水準と言えます。この水準になれば再びユーロ売りを考えましょう。しかし落ちるナイフを拾うことは危険と言えます。怪我とする可能性がある。ストキャスティックスは中間圏で気迷い気味。慎重に。

ポンド/ドル:こちらは無風状態のチャートと言えます。それにしても分からない。5日移動平均線(1.2447)は水平方向。ボリンジャーバンドの上下バンドは水平方向から狭まる動きのようです。相場の硬直観を感じます。ストキャスティックスは下方基調と言えます。

豪ドル/ドル:豪ドル買戻しが進むチャートとなっています。5日移動平均線(0.7447)をサポートに、ボリンジャーバンドのミドルバンド(0.7515)に迫る勢いです。ストキャスティックスも上昇基調であり、所謂モーメンタムを感じるチャートとなっている。利食いの豪ドル買戻しが進む相場と言えます。対円で83円台と円安が進む、そして豪ドル買戻しの相乗効果と言えます。やはり80円台以下は買いが正解と言えます。しまったと今感じている。

NZD相場:豪ドルと同じかやや買い戻しの進みが遅いチャートとなっています。5日移動平均線(0.7039)をサポートに、ボリンジャーバンドのミドルバンド(0.7130)方向が見えてくる。こちらも利食いのNZD買戻しが進むチャートと言えます。

ブログ右コーナーの「スペイン情報発信センター」の私の経済コラムでは、日々の経済、為替特にスペインと欧州に絞ったユーロの分析を毎日記述しています。10時前後目標で気ままに分析記事を載せています。結構真面目に書いていますから、日々の分析にご興味ある方はクリックしてみてください。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 11時35分 パーマリンク


2016年11月24日(木)

もうはまだの相場:ドル高の勢い!

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Hola!
Qué tal!
Mucho frío, verdad! Nieva!

寒い一日になりそうです。午前中だけの雪の予想も午後も降っている。屋根の上、車の上にも雪が積もっています。今年は寒いのでは。夏は暑く、冬は寒い。秋と春の期間が短くなるのか気になります。10年、20年後の気候変化が心配です。その意味でも温暖化を防ぐパリ協定は重要です。トランプさん、ちょっと真面目に考え直してください。そしてTPPも。内向き志向になっては世界の発展にはなりません。今日の写真も「武蔵丘陵森林公園」の風景です。今日は入口の広場に展示されていた菊です。見事にトリミングされた盆栽的菊です。日本人の技術は凄いですね。ご鑑賞ください。

ドル高の勢いは、もうはまだの相場のようです。為替の重大要素である金利が明確の物語っているようです。トランプ次期大統領が大々的に吹いたインフラ投資から、財政支出、インフレ懸念から、ドル金利上昇が続いており、それが止まらない。10年米債利回り2.35%となっている。そして私が重視するドル短期金利先物ユーロドル(3ヶ月物)6月限1.185%と前日比0.04%と上昇基調です。3ヶ月物金利とフェッドファンドレート(O/N金利)は現在の水準ではほぼかい離はない。FF Rateが1%以上になると0.25%のかい離を見込んでいた方が良いのではと思います。現在の水準では来月のFOMCでの0.25%利上げ確実、そして来年は6月時点で1回0.25%利上げ、更に利上げを50%以上の確率で織り込む水準となっている。1.25%となれば100%の確率となります。参考までに12月限1.42%となっており、この水準は来年12月時点で来年は2回ともう一回あるかないかの水準と言えます。来年3回あるかどうかを織り込みにゆく段階と言えます。短期金利の上昇が止まらない。そしてドルインデックスは101.70水準とドル高の勢いが止まりません。何らかリスク回避要因(risk aversion)が出てこないとこの流れは止まりません。何がリスク回避要因となるか思い巡らす。中国、原油、ポピュリズム、ロシア、それともテロ(IS、アルカイダ)など、何かなと思い巡らす。全く新しい要因なのかもしれない。新型ウイルスの蔓延、北朝鮮の暴走、気候変動、地震津波なのかもしれません。

ヘッジファンドのポジション具合から、ドル円では損切をしなければという心理的恐怖感がスピードを速めているようです。先週火曜日時点で円ネット・ロング20,676枚となっており、円ショートに転換する機会がないまま、ドル円上昇の過程となっている。ユーロに関してはユーロ・ネット・ショートになったままであり、こちらは高みの見物となっている。ユーロの含み益で円の損切の損失補填となっているのではと推測します。ポンドも同様です。豪ドル、NZDはネット・ロングであり、ヘッジファンドは苦戦を強いられている。ドル高のスピードの強弱はこんな具合で働いていると思います。豪ドル安、NZD安が進むということに整合的であると言えます。そんなことでもうはまだの相場ではと思う次第です。

興味深い記事をWSJの中に見つけましたから紹介します。日本は百万ドル長者の数が、今年は日本が一番増えている。円高傾向の相場が影響しているようですが、それにしても主要国の中では断トツです。下記のグラフを参照ください。日本は前年と比べて、資産が3.90兆ドル(430兆円)増えているという。百万ドル長者も73.8万人も増えている。逆に米国ではそれぞれ半額、半数にとどまっている。そしてBrexitに見舞われた英国(一番下)は、1.5兆ドル(165兆円)減、そして約40万人減となっている。Brexitの影響がどれほど大きかったかを物語っている。そして中国。0.68兆ドル(74兆円)減の、43,000人減となっている。この数字からだけ見ると、中国の海外不動産などの投資は勢いを失っているのではと推測できる。そして景気後退を。中国は本格的に景気後退局面ではとうがった見方をします。総じてみると、日本の百万長者は米国人者程大きく資産形成に動かなく、静かに見守る傾向があるのではと思います。それは短期的ではなく、長期の資産形成を目指していると言えます。

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為替相場を見ましょう。

ドル/円:ドル金利上昇継続、そして日銀の指し値オペインパクトから円金利上昇を抑える意向が強い日銀から、ドル円上昇の動きになっている。10年日本国債は今日0.03%とプラス圏に位置する。今後日銀がなにかのサインを送る可能性があると言えます。そうなれば、更に円安傾向を鮮明に示すのではと思います。チャート的に見ると、昨日の米経済市場の良い数字と、FOMC議事録から、ギャンスクエアの非常に重要な節目111を明確に上回ってきました。ポジション入れ換えを急ぐシカゴ筋が動いていると思います。次の目標は非常に重要な節目116に位置します。来月14日のFOMCまでにこの水準に到達するかに注目したい。ヘッジファンドは今月が決算期であり、利食い、損切りを急ぐ姿勢であると思います。5日移動平均線(111.57)をサポートに、ボリンジャーバンドの上限バンド(113.91)方向を目指す動きではと、投資家心理から伺えます。ストキャスティックスは高値圏にとどまる動きとなっています。

ユーロ/ドル:見事にユーロの買い戻しの動きとはならなく、再びユーロ売りの流れが出てきたようだ。米経済指標に感謝です。素直に、5日移動平均線(1.0588)がレジスタンスになっており、ボリンジャーバンドの下限バンド(1.0410)を追いかける展開が見えてきます。かい離が激しくなっており、これを狭める力が働くのではと思います。

ポンド/ドル:ギルト債10年1.45%に上昇している。多分にハモンド財務相の予算についての発言が効いているようです。景気刺激のために財政支出を増やす、つまりギルト債発行により借入を増やすとの観測からです。16〜17年度に追加の150億ポンドの債券発行は、42.5億ポンドのエコノミスト予想の2倍以上の規模と言えます。ポンド金利上昇、ドル金利上昇と、ポンド/ドル相場は相殺されます。予測不可能。ドルインデックスの上昇を受けていなく、驚きです。やはり門外漢通貨と言えます。

豪ドル/ドル:ちょっと長めの日足チャートを用意しました。緑の上の線0.7700が今年後半のレジスタンスとなっている。現在は今年6月下旬の0.7320がサポート、これを下抜けすると、その下の線つまり5月下旬の0.7170が最終的サポートとなるのではと思います。RBAは中立的金融スタンスですが、それ以上にトランプ経済とFRBの利上げ方針が、ドル高相場を牽引している。下段のストキャスティックスは上方基調で調整が進むことも想像できます。5日移動平均線(0.7364)を下回って行けば、調整を消化しないで、そのまま豪ドル安が進む展開となります。

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NZD相場:現在は0.7000の心理的節目を下回るかに注目です。今年後半のサポートラインと言えます。RBNZは来年利下げをするかどうか胸突き八丁、ドル高相場を考えると、NZD安方向に進むのではないかと読むのが素直ではないかと思います。5日移動平均線(0.7019)がレジスタンス、ボリンジャーバンドの下限バンド(0.6893)方向が見えてくるのではと思います。ストキャスティックスが中間圏で下方転気配を感じます。素直に行きたい。

今日はThanksbgiving で米国市場は休場。明日も大した経済指標はない。今週の相場はお終いとも思います。気楽に行きたい。

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ケ・セラ・セラ

Posted at 16時04分 パーマリンク


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プロフィール

国際金融アナリスト

水谷文雄

スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替及び金利・債券市場部門で活躍。1980年代の為替相場大変動期の為替市場を体験する数少ない為替ディーラー。ファンダメンタルズ分析、特に欧州諸国で強みを発揮し、テクニカル分析においても定評を得る。ほぼ全部門に精通する国際金融のプロフェッショナル。
プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、スペイン情報発信センターをインターネット上で主催。スペインと日本の文化・経済交流を夢見るロマンティストでもある。

活動状況・著書

スペイン情報発信センター
スペイン情報発信センター
スペインに関する様々な情報をコラムなどを交えながら紹介。

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