水谷文雄の「為替 ケ・セラ・セラ」
 

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2017年01月19日(木)

やっと相場観取り戻す!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
今日の写真は先々週旅した九十九里の海岸の様子です。波が止まることはない。幾何学的に規則正しく、波の大小があるものの美しい曲線を描いている。私はふと為替相場のチャートを思い出しました。波は何十億年の経験を表現しています。波は規則正しく、重力と地球の自転の力具合を表している。チャートもボリンジャーバンドは上限、下限バンドを上抜け、下抜きしたらその後、重力通り元の方向に動こうとする。そこの時間をどの様に判断するかは、金利、ファンダメンタルズ、政治的ファクター、需給関係、相場の心理状態(恐怖感)が影響する。改めて波を眺めながらそんなことを考えました。相場は自然の真理なのでしょう。そう考えると意外と相場が簡単に見えます。迷ったら浜辺に出かけたい。

やっと相場観を取り戻したと思っています。12月のFOMCでの利上げ以来、腑抜けの生活、人生を楽しんでいました。トランプ次期大統領のドル高牽制発言、メイ首相のEU離脱の演説でEUへの未練たっぷりの言葉、EUとの経済的損失をどの様に穴埋めするかの詮索、そして今朝のイエレン議長の利上げ前向き発言、そして明日のトランプ次期大統領の就任演説と、やっと金融市場が身近になりました。やっと復帰できそうな相場観になりつつあります。そんなことでこれからエンジンを上げて行きたい。読者の中には年末からの私のブログに何か魂が籠っていないとか、薄っぺらであると感じていた方が多くおられたのではと思います。遅まきながら今日各国中銀の今年のスケジュールを確認する作業をします。金利観を中心にやっとアイディアがまとまってきたという感じがあります。

メイ首相の演説の印象は先のブログの最終章に追加して書いています。どことなくSoft Brexitの印象付けとなっている。BBC放送を見ていましたが、メイ首相の英語は非常に分かりやすく、典型的なBritish Englishですね。A Global Britainが今後の英国の姿ではないかとの印象です。これに対して、メルケルさんは優しいお言葉、ユンケルさんは今後フェアな交渉を望むと至ってソフトタッチです。角を隠しているのではと今後厳しい交渉事が予想される。イエレン議長の昨日の講演内容をFRBのテキストで確認しました。こちらもやさしい英語でした。先月のFOMCで大変のメンバーは年数回(a few times)の利上げを2019年末まで予想しており、ニュートラル・レート(メディアによっては政策金利FF Rateに置き換えているようです。)は3%に近づくとしています。ニュートラル・レートの説明もされていたようです。そのレートとは、経済目標に達したら、経済を水平方向に保つレートである。車で例えると、アクセルを踏んだり、緩めたりするものではない。現在は依然とアクセルを踏んでいる。しかし過去には緩めたこともありました。面白い表現をされるものですね。ニュートラル・レートが一向に上がらないことをイエレン議長は昨年大いに気にされていました。そのリスクが次第に少なくなってきている経済状況ではないか。雇用とインフレ目標2%は目標に近いと言えます。今後外部的リスク、そしてトランプ大統領から圧力がかからない限り、利上げセッションと言うプロセスを取りそうです。そんな訳で、金利は長短共に上昇に転じている。下記は短期金利先物ユーロドル(3ヶ月物)12月限の日足チャートです。現在は1.55%(緑丸)の水準。1.50%は今年年3回0.25%毎の利上げを織り込んでいる水準です。この水準を大きく上回ってきている。(金利先物では価格下落が金利上昇を意味するから注意してください。)これから年4回を織り込む動き、つまり1.75%(98.25)方向に動いて行くかに注目したい。波の動きのように、戻しの動きがあるから、1.50%以下の利回りに動くことも想定内の動きと見ましょう。当面は、トランプさんの妨害がなければ98.375つまり1.625%方向にどれだけ早く到達するかに注目です。(緑線は1.50%と1.625%の水準を示しています。)そしてそれはドル高のシナリオを描くこととなります。しかしここにもトランプさんの妨害が気になります。こんな金利観のアイディアを現在描いています。あくまでも金利中心で為替を見ている私です。98.5625(1.4375%)方向に振れたら軌道修正をすることになります。

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今日は金利観が全てです。その他市場を見ましょう。株式市場は明日のトランプ演説を見ることになる。偉大なアメリカ復活の文言が踊る内容であり、具体的内容は乏しいのではないかと、私はそんなに楽観的にはなっていません。当選直後の演説でインフラ投資10兆ドルの話を再び持ち出すのではないか。そしてアメリカ第一主義を宣言するということ。そのためには保護貿易主義を持ち出すかもしれない。日本時間土曜日深夜であり、どうなりますか。ドルインデックスは金利上昇の恩恵から101.20水準とドル高キープの状態。金相場は1200ドル台回復の動き。多分にトランプリスクを意識しているのでしょう。今日のECBでは何もないのでしょう。ドラギECB総裁は、メイ首相発言の分析、そして資産購入スケジュールについて、現状から変化がいつ出てくるかの発言があるかに注目が集まります。

ドル/円:イエレン発言演出のドル高相場。5日移動平均線(114.06)を上回ってきました。5日線自体も下方曲線から水平方向に変化している。ボリンジャーバンドのミドルバンド(115.91)が当面の上値目安。この水準はギャンスクエアの非常に重要な節目116と一致する。注目水準と言えます。ストキャスティックスも上方転換しています。時間足で見ると、20本EMAは上方曲線。ローソク足が昨日上抜けしています。現在は調整局面であり、利食い売りが優勢と言えます。仕込むとすればEMAまで落ちるのを待ちたい。しかし形状が悪い。ちょっと様子見。

ユーロ/ドル:こちらも変化が出てきている。5日移動平均線(1.0633)近辺に現在位置する。この水準を明確に下回ると、ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.0544)が当面の下値目安となります。ストキャスティックスも下方転換模様。

ポンド/ドル:ボリンジャーバンドの上限バンド(1.2434)近辺までつけ、そして昨日は利食い売り局面、そしてタイミング良くドル高材料が出てきている。ミドルバンド(1.2233)を下回っていくかに注目です。中長期的には経済規模縮小のポンド安方向ではないかと思います。

豪ドル/ドル:メイ首相の唱えるA Global Britainの主要ターゲットにある豪ではないかと思います。旧植民地地域との経済関係をより強化する動きになるのではと思います。そんなメイ首相期待の豪ドル高をこの1週間は演出してきたのではと穿ってしまいます。これからどちらに振れるか。0.75を下回る動きには、ドル高が強く影響する。豪ドル高はメイ効果が剥げ落ちれば、緑の線で示した0.7750の水準には届かない。中国頼みなのかもしれません。

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NZD相場:こちらもメイ首相の旧植民地効果のNZD高相場になっていると言えます。直近のGDTは0.6%プラスとなっている。国内要因には不安材料は少ない。不動産価格も落ち着いている。RBNZは中立を決め込みます。今後はドル高の影響を強く受けるかどうかにかかっている。

それではトランプさんの就任演説を待ちたい。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 13時17分 パーマリンク


2017年01月17日(火)

トランプ大統領就任式前にメイストーム!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
日本全体を見渡すと、雪国状態のようです。日本海側は大雪、私の故郷岐阜、三重、愛知なども雪が積もっているようです。江戸に幕府を設定(豊臣秀吉が小田原城攻略後、敵を遠くに置きたいという命があったという。)した徳川家康は先見の明があったということです。関東地方は晴天続き。気温が低く、風が冷たいものの、気持ちよく散歩をしています。今日の写真は銚子の先端に位置する犬吠埼の海岸の風景です。晴天の日に行ったので、素晴らしい景観でした。灯台からの写真です。地球が丸く見えると聞きました。確かに丸みを帯びた水平線のようです。

トランプ次期大統領の就任式が金曜日に予定されています。その前座で、トランプ氏の盟友テレサ・メイ英首相がHard Brexitを決断しそうな雰囲気あります。それがメイストームとなり、金融市場ではリスクになっているようです。兜町も昨日今日と下げ続け、メイストームを利食い売りの材料にしているかの動きになっています。英国民が不本意ながら決定したEU離脱を着実に実行しているようです。交渉では、いいとこ取りに奔走しそうです。メイ首相は12の交渉目標項目を立てているらしい。それがどのようなことかは詳細をまだわかっていない。ポピュリズムに傾いている英国民、そして政治的・経済的に安全な英国を取り戻すために、メルケル首相等EU交渉相手と議論を今後続けることになります。移民制限が最優先するとのハモンド財務相が明言するので、単一市場へのアクセスの断念するのでしょうか。金融機関は英国に拠点を設けることでEU全体で営業展開を出来るという利点を捨てることになります。日立など製造業も同じことが言えます。単一市場へのアクセスから撤退となれば、景気後退は避けられないようです。最も中立な立場で景気予測をしているのではと思われるIMFの英経済成長予想では、来年の予想を昨年10月予測から−0.4%の1.4%としています。ユーロ圏は変わらずの1.6%となっている。来年以降、欧州の拠点の大陸への移転、物流、お金の流れが英国と大陸の間に壁が築かれ、流れが緩やかになります。血管に血栓が溜まり、流れが次第に詰まるということです。これを予測したIMF予測ではないかと思います。毎年−0.5%前後のマイナス成長になると、数年後ではかなりの経済低迷となります。単純に10年とすると−5.0%の経済縮小となります。このような見通しを受けてポンド相場が下落することになります。そんなに英経済が縮小するとは思えませんが。昔の大英帝国時代を思い出して、旧植民地、中国市場、そして盟友であるトランプさんに頼み込み、米国経済圏に入ることも計算済みではないかと思います。その意味ではEU圏のマイナス分を十分に穴埋めすることは可能であるのではと私は楽観的です。もし悲観的な数字になると、数年後に再度国民投票を行うことになります。こちらも一般的な中産階級の生活がカギとなります。

英国はどちらに向うのでしょうか。ここからは全くの私見です。政治的な面を見ましょう。EUとの対立点は、移民流入と司法の独立です。移民流入が止まるということは、その手前のシリアなどの中東諸国の根源解決に深くかかわるかもしれない。軍事介入に深く突っ込むかもしれない。シリアについては、反政治勢力との協力関係を進めるには、ロシアとの関係悪化が予想される。しかし経済面ではロシア市場に魅力を感じているのかもしれない。ロシアのビジネスマンは石油関連企業を中心に英国とは結びつきが深い。政経分離の政策でアメとムチを使い分けるのでしょう。アングロサクソンの自尊心からか、立法面でも不満であったようです。EU議会での立法に従わないで、ロンドンでの英国議会中心の立法実施と言うことが建前です。米国とは民族的には兄弟の関係、そしてユダヤ人が金融ビジネスに入り込んでいるという共通項があります。2国間貿易協定を結ぶというトランプ大統領の利害と一致する。対米従属の経済関係が予想される。アジアについては、政治的には利害関係がないことから、経済関係強化のために、政治を軽視する姿勢を強めよう。これはメルケル独首相のアジアへの政治姿勢と同様です。中国の南シナ海、東シナ海の関与には消極姿勢になるのはと思います。安倍さん、G7会合でメルケルさんと同じベテランになり、主導的に思いの方向に導かないと大変なことになります。経済面では、EU以外の経済圏に積極姿勢を進めそうに思います。特に政治的に利害関係のない中国に対しては。そして旧大英帝国の宗主国としてインド、南アなどの旧植民地国には積極姿勢のようです。逆に東欧などのEU隣国へのその影響力を弱めるのではと思います。EU圏から失った経済的損失を、どのようにカバーして、巡航速度の経済成長を図っていくのではとメイ経済政策を読みます。

利食い売りの調整局面が進む金融市場を見ましょう。ドル金利には大きな変化がありません。短期金利は再び利回り上昇の動きの気配を感じています。その意味ではリスク志向に戻る可能性か近いのではと思います。原油価格はWTIで52ドル台と50ドル台を維持している。OPEC加盟国の減産合意から、テキサスなどシェールガス・オイル業界の復活にトランプ大統領が強力な支援をするかに注目が集まる。順当に考えると上昇基調が続くのではと思います。金相場も1,100ドル台を維持している。まだ本格的には今年の本流の流れが出てきていないと思います。ゆっくりと構えたい。

為替市場を見ましょう。ドルインデックスは101.20水準と、大きな節目の100.00はサポートされています。リスク志向のドル高は継続していると言えます。それに刃向うリスク要因はまだ出てきていないと言えます。今日のメイ演説、金曜日のトランプ演説を当面注視することになります。

ドル/円:チャート的には5日移動平均線(114.27)をレジスタンスに、ボリンジャーバンドの下限バンド(113.68)に沿って円高の調整局面途上にあると言えます。5日線と下限バンドが並行に狭く同じ幅で円高傾向に進んでおり、それがいつ崩れるか注目です。この傾向が続く限り円高傾向の調整局面と言えます。

ユーロ/ドル:こちらも調整局面のユーロ高相場。ポンド売り傾向からユーロ高相場もアシストしている。5日移動平均線(1.0615)をサポートに、ボリンジャーバンドの上限バンド(1.0680)方向ではと、ドル円相場観と同様です。ユーロ売りをしたいがまだ待ちましょう。

ポンド/ドル:注目のポンド相場。予想通りメイ首相がHard Brexit宣言であれば、1.2000の心理的節目を割り込んで行くのではないかと思います。6月の国民投票後に、1.1000に迫るのではと言っていましたから、再びトライのチャンス到来です。ソロス氏もそうおっしゃっていました。下記のグラフはちょっと長い週足チャートであり、2014年から表記しています。ご覧の通り1.2000を下回る局面と言えます。EUから失い経済的損失をその他経済圏からどのように補うかに中長期的ポンド相場が深くかかわることになります。

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豪ドル/ドル:チャート的には12月14日を起点にV字のチャートになっています。0.7500水準を保つか、もう一度V字のチャートに戻るか注目したい。豪経済は中国依存体質。鉄鉱石価格も落ち着いている。RBAは中立的な金融政策を当面とるように思います。ドルの相場にもよりますが、トランプさんがこれまでのようにリスク志向の経済対策を具体的に打ち出すと、V字の豪ドル安相場に再びなるのでしょう。どちらになるかまだ五分五分の相場。ナイフが落ちる相場には手を出さない方が得策ではと思います。静観を決め込みます。クロス円は円安傾向が進み、80円台を維持している。80円台前半になれば再度豪ドル買いを中期的観点から仕込むのが良いように思います。

NZD相場:豪ドルを同様の局面にあるように思います。RBNZも中立の金融政策を保ちます。豪ドル同様のチャート観を持ちます。

まだまだ今年は始まったばかりの相場。いつでも相場はあります。得意の場面で出動しましょう。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

メイ首相の演説を聞いて:良いとこ取りではとの印象。EU離脱を決めたが欧州のメンバーであることには違いない。EUとの単一市場へのメンバーを求めない。しかし自由な貿易を求める。新たな協定を結ぶことを希望。移民については、英国は有用な人材を求めている。難民問題がBrexitに至った。これからは私見。悲観する内容ではないような印象付けをメイ首相は狙ったようだ。背景にA Global Britainなる文言が踊る。大英帝国復活を求めるような印象にも。旧植民地との貿易強化がEUとの貿易縮小分を補うのではとの印象。総悲観することではないことからポンド高の様相です。Hard Brexitには違いないが、Soft Brexitに近い内容の印象のメイ首相演説でした。

Posted at 14時34分 パーマリンク


2017年01月13日(金)

トランプさん:ハチャメチャ会見!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
昨日は天気が良かったので東京スカイツリーに出かけました。展望回廊では450メートルの高さ、富士山が望めました。3年程前と比べて、随分空いている。一時の混雑からはブームは去ったのではと思いました。何しろ平日ですが、待ち時間なし、そして押し分けかき分けの状態からは解放され、ゆったりと外を望めます。さいたま方面を望むと、私の住むマンションが見えるのではと凝視しました。しかし確認はできませんでした。自宅からはくっきりと東京スカイツリーを見ることが出来る。逆は小さすぎて確認できません。高い所にいると、泰然と向えます。下々の世界とは為政者の態度ですが、時々はすっきりとして良いのでは。そして物事を森の視線で見ることはしばしば必要なのではないのでしょうか。そんなことを感じた東京スカイツリーめぐりでした。中国人女性の優しい案内人と言うかコンパニオンには痛く感激しました。国籍に優しさはないのですね。中国嫌いがやや緩和されました。

トランプ次期大統領の記者会見はハチャメチャ記者会見になったようです。こんなことでは今後4年が思いやられる。市場が期待した財政、減税の話は全くせず、ロシア、メディア攻撃がテーマとなったようです。どうしてこのようになったのでしょうか。やはり不動産王としてもビジネスマンの自信がそうさせているのではと思います。メディアを敵に回すと、これからも情報発信はツイッターが中心になるのではと思います。これまでの大統領からの情報発信が大きく異なってくることになります。このことは前回ブログでも議論しました。それはリスク要因が増すということです。失業率が悪いと、それに対する反論を突然大統領自身が発することになるのかもしれない。失業率については労働長官が直後にCNBCのインタビューでこれまでは説明していることを知っている。FOMC後のイエレン議長の記者会見後も注意です。イエレン議長の発言に物申すとのツイッターを発するのかもしれない。注意しないといけない。そして、ロシアの諜報作戦、色攻撃は中国同様に昔から行われていたから驚きません。トランプ氏も若気の至りで美人に手を出してしまったのでしょう。それをご丁寧に盗聴、盗撮し、その後利用していたわけです。不動産王がその後大統領になると計算していたのならロシアも素晴らしい予想です。中国は日本の自民党の若い総裁候補には中国出張の際にはこのような作戦をとることは常識です。T元総裁もその犠牲になり、中国に対しては腑抜けの政治姿勢です。情けない。小泉進次郎衆議院議員は中国に主張の際は今後の日本の道筋がかかっているから注意してほしい。そしてCNN批判に対しては、もうちょっと謙虚であってほしい。CNN記者を今後も攻撃するのでしょう。WSJもトランプ経済に批判的な記事を書くと、嫌悪感を示すのでしょう。その意味ではツイッターの重要性は益々強まるのでしょう。常にツイッター、Facebookのトランプ氏の発信内容を凝視しましょう。本人が書いているかどうかは確認できないものの、トランプさんがスマホを打っている姿はあるようです。世の中変わったなとの印象です。それについて行けないと市場から脱落しそうです。あと、私の友人の白人高学歴層がこぞってトランプさんの政策に反発していることが気になります。オバマケアは全米国人が健康に過ごすために必要な政策であることは明白です。これが最悪と公言するトランプさんにはちょっと不安を感じます。

金融市場を見ましょう。私が一番注視する金利の動きには大きな変化がない。10年米国債2.35%と2.50%台からの調整局面と言えます。しかしFRBの利上げ路線は既成事実化されている。従って大きく利回り低下する局面にはないと言えます。下がって2.25%台くらいか、大きく下がって2.00%と言えます。大きなリスク要因が台頭する場合と言えます。何がリスク要因か。中国経済不調が明確化されるか、トランプさんどうもうまくゆかないか、欧州で何かポピュリズムの台頭を許す局面がある場合か。ルペン女史が仏大統領になるとか。原油が下げるようで下がらない局面と言えます。WTIで50ドル台キープであれば、リスク志向が続くのではないか。

為替市場を見ましょう。ドルインデックスは101.15水準。まだドル高局面で、調整局面が続く相場ではとの印象です。100.00をキープすれば、まだまだドル高局面と言えます。FRBさん頑張って今年利上げを続けてください。トランプさんの妨害にもめげずにお願いします。まだまだ本格的に相場に乗って行けない私の現状です。金曜日の夜このブログを書いています。そんな訳で個別通貨のチャート分析は省略します。

皆さま良い週末を。相場はいつでもあります。潮目を見極めるにはまだまだ時間がかかります。リスク志向の局面を探りつつ、週末を迎えます。まだまだ余裕を持って市場を眺めたい。まだまだエンジンがかからないというのが本音です。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 20時43分 パーマリンク


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プロフィール

国際金融アナリスト

水谷文雄

スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替及び金利・債券市場部門で活躍。1980年代の為替相場大変動期の為替市場を体験する数少ない為替ディーラー。ファンダメンタルズ分析、特に欧州諸国で強みを発揮し、テクニカル分析においても定評を得る。ほぼ全部門に精通する国際金融のプロフェッショナル。
プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、スペイン情報発信センターをインターネット上で主催。スペインと日本の文化・経済交流を夢見るロマンティストでもある。

活動状況・著書

スペイン情報発信センター
スペイン情報発信センター
スペインに関する様々な情報をコラムなどを交えながら紹介。

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