2010年07月15日(木)
米景気に後退感!
Hola!
Que tal?
Muy bien!
サッカーが終わり、なんだか虚脱感がありますね。そしてSan Ferminの牛追い祭りも終了です。HPで良いページがありました。http://esptv.sanfermin.com/html/index.php?lang=eng画面右の各ビデオをクリックすれば迫力ある牛追いが見られます。北部ナバラ州パンプローナ(Pamplona)はバスク地方の文化を受け継ぐ地方です。私はバイパスを車で通り過ぎてこの街をじっくりは見ていません。サラゴサに直行してしまってこの牛追いの雰囲気でも味わいたかったものです。
それにしてもスペイン代表の歓迎パレードはすごかったですね。マドリッドを東西に走るグラン・ビア(Gran Via)を凱旋パレードです。赤と黄色のスペイン色で埋め尽くされました。東の通りの突き当りにあるシベレス広場(Plaza de la Cibeles)近辺では、中心にあるローマ時代の戦車とそれに座るローマ人貴婦人の彫刻の周りの噴水に多くの人々が飛び込んだのではと想像します。レアル・マドリッドがスペインリーグで優勝すると恒例の行事です。この広場と南に下ればプラド美術館に行き着きます。北に方向を辿るとコロン広場(Plaza de Colón)を経由してチャマルティン駅に行き着く。その中間点にはサンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu)というレアル・マドリッドの本拠地の巨大スタジアムが右手にそびえています。この近くに大宮出身のマスターが経営する日本料理店があります。サッカースタジアムとは反対の通りから少し離れら所です。ああ懐かしい風景です。
ついつい長くなりました。これも私の懐かしい思い出の一部です。それでは金融に入りましょう。米経済はどうやら景気後退感が出てきている雰囲気です。月初の米雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を下回ってきており、昨日の小売売上高も悪い数字。月初の雇用統計がその月の流れを決めてしまう経験則が活きています。先月22、23日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録では大半のメンバーは成長リスクが下振れに転じていると見ているようです。現時点で一段の金融緩和策は必要ないものの、景気が顕著に悪化すれば追加の景気刺激策が必要になるとの認識を示しています。景気刺激策とは金利はもう下げようがないから、量的緩和策(バーナンキ議長の言う信用緩和策)ではないか。短期の債券を買い取り、資金供給を潤沢に行うというリーマンショック時に実施した金融政策です。リーマンショック時程の大規模な資金供給はしないにしても、選択肢の一つに持っているようだ。先月の22,23日時点の会議の議事録ですから、現時点ではもっと悲観的になっていると推測されます。下記フェッド・ファンド先物チャートをご覧ください。9月限のチャートです。現在は99.805と利回りベースでは0.195%です。しっかりと誘導目標(0.00〜0.25%)の範囲内です。今年の利上げはなく、来年春もっと延びて夏頃の利上げが期待されます。チャートを見ても一貫して右肩上がりの買い相場(利回り低下)の動きとなっています。ロイターの分析によるImplied Rateは来年6月22日のFOMC時点で0.49%となっています。上がっても0.25%と利上げしても低い水準に留まるとの分析です。
こうした金利の動きがシカゴ筋をユーロ、ポンドのショートポジションを縮小へと向かわせているように推測します。欧州は依然としてユーロ売り材料が潜在する市場環境です。ユーロショートにするには充分の市場環境です。それが反対通貨のドルが一頃の景気回復と金利上昇(短期金利)のシナリオは崩れてしまった。その不安感がポジションカバーへと向かわせている。損切りではないので緩やかなユーロ高となるのです。損切り相場になればこのような振れでは済みません。もっと過激な動きになると推測します。夏休みも近くそろそろ休暇に出かけるトレーダーも多いのではと推測します。私も少々疲れ気味です。
欧州情勢は市場ではソブリンリスク、信用リスクがかなり緩和されているとのメディア報道が先行しています。しかしほんとうにそのような状況かどうか私には眉唾ものです。シカゴ筋がポジションは縮小するがロングにはしていないことから、ユーロの潜在的リスクは高いのではと思います。格付け会社、各国金融当局者の発言には注意をしたい。そしてそのようなリスクを背負っていることから、ユーロ圏経済の景気回復感は弱く、金利は低位で推移することが予想される。現在は資金繰り難から短期ユーロ金利が高振れしていることには注意です。
為替市場を見ましょう。
ドルインデックス:12月1日安値74.36起点のギャンライン1x3(83.38)に接しています。(月曜ブログチャート参照)このラインがサポート(支持線)として機能するか、それともレジスタンス(抵抗線)になるか注目です。ドル売りが強まり、ユーロ、ポンド中心に買い戻しが進むとファンド筋の損切りも考えられなくもなく要注意です。
ドル/円:現在の通貨の位置づけは 円>ポンド・ユーロ・豪ドル>ドルのようだ。円が一番買われる相場です。しかし底値も堅いのではとの印象です。8月10日高値97.68起点のギャンライン1x4(87.52)が下値目途ではないかと思います。日本の財政赤字を懸念する声が格付け機関から囁き始めています。先ほど中国の経済統計が発表されましたが、GDPは予想通りですが、鉱工業生産は予想より悪く、中国の景気減速感も出てきているのではと懸念してしまう。中国頼みの輸出が抑えられると日本の景気も腰折れ状態です。円はどうしても買えない。一時的避難先での円買いの動きではないかと思います。
ユーロ/ドル:チャートをご覧ください。ギャンライン通りの動きになっています。これはシカゴ筋の動きに沿ったものではと推測します。6月7日安値1.1914起点のギャンライン1x2(1.2738)に沿ったユーロブルトレンドです。利食い中心ではないかと思います。下段のRSIは64.2とかなりユーロ買いの水準であり注意しましょう。ユーロ売り材料が出れば、下値は1x3(1.2462), 1x4(1.2325)が目安となります。米景気vsユーロ圏ソブリンリスク、信用リスクとトレードオフです。
ポンド/ドル:雇用統計の数字、センタンスBOE委員の恒例の利上げ主張と一部には利上げという観測も出ているようです。ユーロ/ポンドもポンド優勢のようで、シカゴ筋を中心にポジションを縮小する動き継続です。こちらもギャンライン通りの動きです。5月19日安値1.4252起点のギャンライン1x2(1.5229)に沿ったポンドブルトレンドが続く。
豪ドル/ドル:短期的な豪ドル売りもありますが、基本的には豪経済好調維持、RBA利上げ期待と豪ドルブルトレンドが長期的には続くと思います。ドル金利下落は豪ドル高を支える。0.8600の非常に重要な節目が下値サポートになるのではと思います。上値は0.9100の非常に重要な節目が長期目標とします。
それでは。
ケ・セラ・セラ
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Posted at 12時10分 コメント ( 0 )







