水谷文雄の「為替 ケ・セラ・セラ」
 

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2010年07月26日(月)

ストレステストからファンダメンタルズ確認へ!

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Hola!
Que tal?
Muy bien!
やっと暑さに慣れてきました。今日の暑さは程良い暑さですね。午後には夕立と自然な打ち水になります。涼しく過ごす方法を工夫しましょう。今日からインプット専用パソコンがドックから戻り、元の体制が整いました。今月は薔薇シリーズで行くことを決めました。見事な薔薇をお楽しみください。


ストレステストも終了し、今週は各国ファンダメンタルズに注目されることになります。月初の米雇用統計が悪いとその月の金利、ドルの動きを支配すると経験則では言えます。ドルインデックスのチャートをご覧下さい。今月はドル金利低下、ドル売りの流れが続くような気がします。少なくとも来週金曜日発表の米雇用統計の発表までは。今週発表の数字は前月よりも良い数字が多いようで、それをがっかりさせる数字になるか見守りましょう。左下起点の12月1日安値74.36起点のギャンライン1x3(83.83)が上値レジスタンス(抵抗線)です。RSIが32.8とややドル売られ過ぎの水準であり、買い戻される良く面では、このラインが目安です。そして1x4(81.46)が下値目標となります。21日移動平均線も下向きとドル売りの流れが続きます。これが米ファンダメンタルズと如何に仲良くできるかが鍵となります。

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ストレステストは様々の所から批判の評論が飛び交っています。不合格銀行7行と少なく、査定の過程で甘い負荷をかけたことで予想外に少ない結果のようです。スペインのcaja(カハ)は元々不動産バブルの崩壊で傷んでいることは容易に想像できました。スペイン中央銀行はかなり大胆な統合リストラを進めており、cajaの体力強化に努めている。悪い膿を出し切るという日本の民主党がやらないといけないことを実施している。オルドニエス・スペイン中銀総裁の橋の強度を測るのになぞらえた表現が適切であると言えます。橋に10台のトラックを並べては全ての橋が崩れ去ります。5台だと持ち応えられる。それで基準を5台で測定してその結果発表ということにして、市場、メディアの目を上手く交わしたとの印象が強い。今後はユーロ圏のファンダメンタルズがどのように推移してゆくかに関心が移る。そしてECB(欧州中央銀行)の金融政策は低金利政策を続け、景気後退懸念の予想を如何に取り除くかに掛かっていると思います。その場合は再びユーロ安局面もあるのではと思います。シカゴ筋がショートポジションを縮小することはあれ、ロングにするまでには至らないのでは思います。

シカゴ先物市場では円はネットロングに傾けているものの、そんなに大きな円高を想定していないのではと思われる節があります。非常に重要な節目86.00が下値の目安ではと思います。ユーロとポンドもドル金利低下警戒感が支配しており、ショートポジションを縮小する動きが続く。その意味ではドルインデックスの動きと一致します。豪ドルはネットロング32,886枚と前週比9,406枚増となっています。米金利低下、 RBA(豪準備銀行)利上げ憶測と豪ドル高基調を素直に行っています。豪ドルネットロングが現在では通貨の中で最も収益を上げるのではと予想しています。

それでは為替市場を見ましょう。
ドルインデックス:最初のパートで説明しております。ドル売りの流れ継続ということで省略します。

ドル/円:クロス円が強いことから、ドル/円での円売り需要を呼び起しているのでしょう。米国株下落、ドル長期金利下落局面になれば、再び円高局面に日が当たります。その場合はギャンスクエアの非常に重要な節目に注目です。86.00近辺になれば、日本当局からの口先介入がうるさくなるのでしょう。8月10日高値97.68起点のギャンライン1x4(87.23)がサポート(支持線)。上値は弱い節目88.50が目安です。

ユーロ/ドル:ギャンチャート通りの動きです。下記チャート参照下さい。6月7日安値1.1914起点のギャンライン1x2(1.2945)に沿ったユーロ・ブルトレンド(強気)です。下段のRSI(Relative Strength Index)は63.5とややユーロ買われ過ぎであり、若干戻り売りの局面もあるかも知れません。1.3000の重要な節目が高値目安となります。今週はドルに目が向く週と言えます。

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ポンド/ドル:ギャンチャート通りの動きです。5月19日安値14296起点のギャンライン1x2(1.5388)に沿ったポンド・ブルトレンドです。ドル金利に相場が向き、ファンド筋は買い戻しを進めるのではと思います。英国経済、BOE(イングランド銀行)の金融政策は無視される。

豪ドル/ドル:先週からナイス豪ドル・ブルトレンドとなっています。今日の生産者物価指数は悪く一時的売り局面のようです。水曜日の第2四半期消費者物価は3.4%前年比とインフレ目標を上回りそうな予想です。インフレ懸念から来週のRBA(豪準備銀行)で利上げされるのではと期待する参加者もいるようです。米金利低下も相場を後押しします。今一番期待している通貨であり、金利通りの動きになってほしいものです。

夏枯れ相場が予想されますが、チャート通りの相場になっており、手を休めるわけには行きません。

先月からODL Japan(http://www.odls.co.jp/)のホームページで小職の各種レポートが閲覧できます。広くFX投資家に公開してゆこうとの意向です。ODL Japanに口座開設して積極的にFXトレードをしましょう。少しでもお役に立てれば幸甚です。FXCMとの合併により、より充実してサービスを提供できるようです。是非お試しあれ!

それでは。

ケ・セラ・セラ


Posted at 15時13分  コメント ( 0 )


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プロフィール

ODL JAPAN株式会社

アナリスト

水谷文雄

スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替及び金利・債券市場部門で活躍。1980年代の為替相場大変動期の為替市場を体験する数少ない為替ディーラー。ファンダメンタルズ分析、特に欧州諸国で強みを発揮し、テクニカル分析においても定評を得る。ほぼ全部門に精通する国際金融のプロフェッショナル。
プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、スペイン情報発信センターをインターネット上で主催。スペインと日本の文化・経済交流を夢見るロマンティストでもある。

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