水谷文雄の「為替 ケ・セラ・セラ」
 

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2017年03月28日(火)

胸突き八丁相場通過中!

Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
ハイテクには疎い私が先週からスマホにはまっています。LINE, Intagram、Twitter, Skypeを今週から入れました。スマホでの入力がまだ不慣れです。若い人は容易に行っていることが羨ましい。その内に私も出来るとの意気込みです。やはりPCへのキーボードでの入力の方がやりやすい。Facebookのmessengerへは現在はPCで入力、簡単な入力はスマホで頑張っています。LINEは入力していますが、これは入力して記憶させれば、使いやすいのでしょう。それにしても高校生辺りは両手で打っており、凄いなと思います。その能力を別の面で見せてくれたら良いですね。先週はやはり稀勢の里の執念に脱帽ですね。あの精神力、そして横綱の権威を守ろうとする姿勢には感服ですね。地位が人を育てるとはその通りですね。大関の頃は精神力が弱いと散々言われていました。それが横綱に昇進すると、がらっと変身ですね。けがを治して、5月場所に元気に土俵に上ってほしい。日本人の精神を持ち合わせている。モンゴル人横綱とは一味違うようです。ただし、鶴竜の14日目の気遣いの所作には拍手を送りたい。

調整局面が続く金融市場です。私は金利、特に短期金利先物の動きから、為替動向の参考にしている。ユーロドル(3ヶ月物)12月限1.535%と丁度FRBが今後年内2回の利上げを織り込む水準に来ている。このまま1.50%割れの局面で、1.40%〜1.45%辺りで、先物売り(金利上昇)と見込むディーラーが多いかどうかを判断材料としたい。1.40%を下回ると、今後年内1回しか行われない水準に近づく。昨年12月の利上げ後の局面を見ると、凡そ0.20%の戻しがあります。これを今回3月の利上げ実施後にあてはめると、98.55つまり1.45%です。この水準で利上げシナリオに変化がないと、売られるのではと推測します。あと0.08%下げた段階ですね。注意したい。その意味ではまだドル安へ方向転換したとは金利動向からは判断は時期尚早と言えます。ダウ平均はまだ2万ドルを維持している。不安要因は原油価格ですね。WTIで47ドルをさまよっている。50ドルを越えれば一安心。気になるのは鉄鉱石価格が下落トレンドに変化してきている。それにしても激しいチャートです。為替などちょろいですね。鉄鉱石価格が下落であれば、中国からは何もニュースが出てきていないから需給と思惑、そして利食い売りが出ていると言える。その意味では豪ドルは調整局面を続けることになります。鉄鉱石価格と豪ドルは連動していると言えます。金価格も1250ドルとリスク回避と対象商品を如実に反映した価格とトレンドになっている。トランプ政権の経済政策に、公約通りの政策が反映されることになると、金価格も先が見えることになると思います。そしてドルインデックス。99.25水準と100.00に戻る動きには程遠い。チャートを見ると昨年11月上旬の97台前半まで当面調整するのではと思ってしまいます。

ドル/円:短期ドル金利が調整局面と言うことでドル安進行シナリオが描けます。日本サイドでは森友学園問題で、籠池理事長が国会を混乱させている。予算案は可決したようです。しかし政治の停滞は日米共に否めない。このことを勘案してチャートを見ましょう。下記は日足チャートです。緑の線でギャンスクエアの非常に重要な節目の116と111を示しました。現在は111の非常に重要な節目を下回る動きになっています。FRBが年内1回の利上げにとどまるとの観測が出てくると111は強固なレジスタンスになってしまいます。参考までにギャンスクエアでは106が下の非常に重要な節目となっている。米経済は雇用、インフレ率共に良好であり、FRBの利上げセッションのシナリオには変化がこれまでの所出てきていません。トランプ大統領が強権を発動して、FRB利上げセッションにストップをかければ話は別になります。しかしその気配は現在出ていない。年内今後2回は利上げが実施されるというシナリオには変化がない。その意味では111に戻るというシナリオは十分にあります。どれだけ111以下の滞空時間になるかに注目です。春の彼岸を越えれば円高に、そして秋の彼岸から円安と言う経験則から、仮に9月FRB利上げと言う観測が強まると、その一か月前位、恐らく7月頃から円安に向かうトレンドが始まるのかなと言うシナリオは立てやすい。それとも小さな山は6月利上げ説です。その意味では5月頃からその思惑で小山出現の円安示現があるのかあれこれ考えてしまいます。現在は黒線の5日移動平均線(111.18)をレジスタンスに、ボリンジャーバンドの下限バンド(110.46)に沿ったバンドウォークの動きと解釈しましょう。下段のストキャスティックスは既に下値圏に沈んでおり、浮上するかどうかに注目したい。

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ユーロ/ドル:選挙リスクが一旦沈み、ECBの出口戦略の観測が出ており、ユーロ高に振れやすい。ドル安傾向もユーロ高を後押しします。1月末示現の1.08の心理的な重要な節目を越え、シカゴ筋もほぼスクエアからユーロ・ネット・ロング構築に動き出しているのではと推測する相場となっている。5日移動平均線(1.0810)をサポートに、ボリンジャーバンドの上限バンド(1.0879)に沿ったバンドウォークのトレンドとなっている。ストキャスティックスは例により高値圏にへばりつく。1.10まであるのかなと思ってしまうユーロ高です。

ポンド/ドル:ドル安相場を色濃くするポンド高です。ボリンジャーバンドの上下バンドが並行に進むチャートになっている。これは上値を攻めても限界があるのではと推測します。やはりBrexitの交渉が正式通知そして、交渉入りとリスクが付きまとう。そのことをチャートは如実に示していると言えます。

豪ドル/ドル:鉄鉱石価格連動相場と言えます。鉄鉱石価格が何らかの中国経済の良い数字で反発すれば、豪ドル高に相場に戻る可能性はあると思います。ドル安相場も追い風。現状では中期相場のトレンドを示す90日移動平均線(0.7507)とボリンジャーバンドの下限バンド(0.7497)までの調整局面にはならないと思われます。ストキャスティックスは下方基調にあり、もう少し調整局面の豪ドル安のトレンドが続く可能性があると言えます。

NZD相場:こちらは踊り場のチャートになっている。中国次第の経済。ボリンジャーバンドのミドルバンド(0.7022)がサポートとなれば、NZD高の相場も期待できるのではと思います。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 13時33分 パーマリンク


2017年03月25日(土)

ECB出口戦略を意識するシカゴ筋!

Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
私は自宅でパソコンをいつも見ているせいで、スマホには興味ありませんでした。しかし近くのソフトバンク代理店ショップの覗いてみたら、現在の携帯電話料金よりも低く契約出来ると分かりました。そこで私もスマホデビューしました。そしてその便利さを実感できることになりました。各種ニュース、face book, twitter, skypeも取り込めます。そしてFX業者からのソフトもばっちり、パソコンと変わらない情報です。今週はショップに通い、いろいろ質問をして、スマホの使い方習得に忙しい。うるさい客だと思われたと思います。乗換案内、GPS機能、レストランなどへのアクセス方法などいろいろと便利ですね。これをこれまで知らなかったとは「今は昔」状態でした。これで世間並みに追いつけるのでは。おじさんもスマホの知識を役に立てたい。

シカゴ筋がユーロの作戦変更を急いでいるのではと建玉の変化から推測できます。先週火曜日時点のポジションは、ユーロ・ネット・ショート19,662枚と前週から21,365枚減となっています。去年の10、11月には10万枚を超えるショートを構築していた時期とは様変わりです。ほとんどゼロ状態と言えます。これはECBの出口戦略が近いのではとの観測があります。ご承知の通り、ユーロ圏の景気はそこそこ良いと言えます。消費者物価指数も2月2.0%とECBのインフレ目標水準となっている。利上げが近いと言えなくもないと推測します。そして量的緩和についても4月から今年末までは毎月600億ユーロ購入となっているが、前倒しで減額することもあるのではと個人的に思っています。ノボトニー・オーストリア中銀総裁はそのことに言及している。そしてドイツ連銀も出口戦略を考えるべきではと私は思います。そうした思惑を反映したユーロショートの減少ではと思います。仏大統領選挙のリスクがあるものの、ECBの金融政策動向をポジション構築の判断材料にしているのかもしれません。今後ユーロロング構築となるのか注目して行くことになります。私もユーロショートから考え方を変える必要があるのかもしれませんね。その他通貨では、円ネット・ショート66,987枚(前週比4,310枚減)と大きな変化はない。ポンド・ネット・ショート107,844枚(727枚増)と、10万枚を超えるショート状態となっている。Brexitリスクを意識しているのでしょう。オセアニア通貨では、豪ドル・ネット・ロング44,955枚(1,690枚増)とNZDネット・ショート12,610枚(7,005枚増)と対照的です。RBA、RBNZ共に利下げを実施してから中立的な様子見的金融政策を続けている。鉄鉱石価格を見ていると最高値を付けてからはやや下がっているようです。中国の景気はそこそこであり、それを反映して豪ドル高を示現していると解釈したい。ドル高相場がここの所変化が出てきているようであり、再度NZD高も予想されます。

恐らく初めても土曜日更新ではないかと思います。今週を振り返ると、ドル金利は長短共に調整局面のようです。私のシナリオ通りです。短期金利先物ユーロドル(3ヶ月物)12月限1.67%と今年3回の利上げを織り込んでいる。そしてその調整過程。1.50%を下回らなければ、このシナリオで行くことになります。そしてその流れでドル安の調整局面となっている。原油相場がWTIで47ドル台とシェールオイルガスの増産、そしてカナダとのパイプライン計画再開から思惑的に原油下落の流れになっているようです。45ドルを割り込まないとこの辺りが底になるのではと思います。オバマケア代替案が可決されなくトランプ政権は苦境に。インフラ投資など景気刺激策可決に遅れが生じるとの懸念が出ている。オバマケア代替案については、友人のアメリカ人のおばちゃんに聞くことにしましょう。ドルインデックスは99.75水準と100の心理的節目を割り込み、ドル安相場入りではと思わせます。ドル金利上昇局面の調整過程であり、その通りの忠実な動きと解釈したい。その意味では金価格上昇となっている。

土曜日の午後、金融相場は止まっており、チャート分析は休止します。フレッシュな時まですいません。ゆっくりと休みましょう。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 14時46分 パーマリンク


2017年03月21日(火)

ちょっと私の連載記事の紹介!

画像(180x134)・拡大画像(950x712)

Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
今日は東京の桜開花宣言がありましたが、冷たい雨模様。昨日の散歩では近くの公園の桜は一向につぼみが膨らんでいません。大宮はやはり東京よりも寒いということでしょう。荒川を通り過ぎると気候が変わるというのは本当のことのような気がします。東京でコートなしでも大宮では寒いということが過去に度々ありました。今日の写真も大宮花の丘公苑の一スナップです。鴨がチュウリップ畑でのんびりとお食事中でした。陸に上がった鴨の面白いモーションが興味深い。お楽しみください。

ちょっと私の記事が満載してあるホームページを紹介します。日本クラウド証券のHPの中にマネセツ(マネーの説明)というコンテンツがあります。最近リニューアルして、私の記事が右に載せられています。Featureとの見出しで、その次にタイトルが記されています。最近では「そろそろECBが量的緩和の出口戦略の準備へ」、「商品相場がオセアニア通貨押し上げる」等のタイトルが踊っています。「イエレンFRB議長緩やかな利上げ確認」との記事が近々掲載されます。旬な金融市場の話題を取り上げています。月3回の頻度で書いています。時々ご覧ください。メニューバーの「プロフェッショナル」で私の記事が全て掲載してあります。参考にしてください。日本クラウド証券は、ミドルリスク、ミドルリターンな金融投資商品を揃えています。不動産ファンド、バイオマス電力ファンド、中小企業支援型ローンファンド等、中リスク中リターンなファンドに投資する金融商品です。概ね5%前後の利回り期待商品です。デッドの部分で、シニア部門は銀行が出資、そしてその下のメザニン部分に投資することになります。レバレッジをかけることでちょっと高い運用利回りとなるのがミソです。従ってミドルリスクのミドルリターンと言うことになります。投資運用に悩んでいる方にはこの低金利時代にはちょっとのリスク(ミドルリスク)で5%程度の金利を期待できます。日本クラウド証券では最近120億円の累計応募金額を越えました。昨年末は90億円ほどでしたから着実に増えているようです。運用難を如実に表している。金利が高まっている米10年債でも2.50%です。まして日本国債10年はゼロ金利近辺に固定している日銀のイールドカーブコントロール政策で、一向に利回り上昇とはならない。そしてこの所の株式上昇にも、リーマンショックの悪夢の残像が投資家には過ります。そして為替は良く勉強しないと着実には収益を上げられない状況となっています。ドル高一辺倒ではない相場が予想されるから今年はなおさらです。ポートフォリオの一部に繰り込むのが良いのではと思います。9%の利回り複利で10年続ければ元金が2倍になるという理論がある。5%であれば、10年で5割増し程度の元金増と、寝て果報は待てとなるのではと思います。私の気合を込めた記事と共に、日本クラウド証券の商品ラインアップをご覧ください。そして今後の日本クラウド証券がどんな金融投資商品を紹介してくれるのか先が楽しみです。日本クラウド証券の知能に期待したい。

静かな金融市場。私の予想通り金利、為替共に調整局面入りとなっています。短期金利先物の動きを見ていれば、大よそ為替の動向は予測できる。そして例年ドル円については3月の彼岸頃からドル安の動きとなり、秋の彼岸頃まで続きます。今年もそのパターン入りではと思わせる相場となっている。経験則は自然の摂理と共に波動論など科学的分析と一致するのではと思います。株式相場でも達成感があるのか、FOMC後はそれ程の勢いが出てこない。何かリスクを恐れているのでしょうか。市場は新たなリスクが現れることを恐れているのでしょうか。米国政府の予算が確定していないこと、インフラ投資がどのようになるのか、FRBの利上げ観測が6月になるか9月になるのかが米国要因。欧州ではルペンリスクが判断できないでいる。オランダが落ち着き、そろそろ仏大統領選挙が本格化する。そしてBrexitが正式に今月中にEUに告げられるという。英国の本格的経済縮小が起こるのかに注目したい。ロンドン金融街も、相当に大陸にスタッフ移動が予想される。これではBOEは利上げには踏み切れないと推測します。そしてそろそろECBが量的緩和縮小と利上げを検討する段階に入ることが予想される。日本は日銀がイールドカーブコントロールを続けており、金利は上昇しない。その意味では基本は円安と言えます。季節的要因が9月の彼岸まで続くのではとドル円では言える。その意味ではFRBは9月まで利上げを思いとどめてほしいと経験則からは言えます。トランプリスクがその阻害要因となるのではと思う所です。

ちょっと小休止の今週では。と言うことで、今日はこの辺りで。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 13時53分 パーマリンク


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プロフィール

国際金融アナリスト

水谷文雄

スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替及び金利・債券市場部門で活躍。1980年代の為替相場大変動期の為替市場を体験する数少ない為替ディーラー。ファンダメンタルズ分析、特に欧州諸国で強みを発揮し、テクニカル分析においても定評を得る。ほぼ全部門に精通する国際金融のプロフェッショナル。
プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、スペイン情報発信センターをインターネット上で主催。スペインと日本の文化・経済交流を夢見るロマンティストでもある。

活動状況・著書

スペイン情報発信センター
スペイン情報発信センター
スペインに関する様々な情報をコラムなどを交えながら紹介。

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