水谷文雄の「為替 ケ・セラ・セラ」
 

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2017年03月21日(火)

ちょっと私の連載記事の紹介!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
今日は東京の桜開花宣言がありましたが、冷たい雨模様。昨日の散歩では近くの公園の桜は一向につぼみが膨らんでいません。大宮はやはり東京よりも寒いということでしょう。荒川を通り過ぎると気候が変わるというのは本当のことのような気がします。東京でコートなしでも大宮では寒いということが過去に度々ありました。今日の写真も大宮花の丘公苑の一スナップです。鴨がチュウリップ畑でのんびりとお食事中でした。陸に上がった鴨の面白いモーションが興味深い。お楽しみください。

ちょっと私の記事が満載してあるホームページを紹介します。日本クラウド証券のHPの中にマネセツ(マネーの説明)というコンテンツがあります。最近リニューアルして、私の記事が右に載せられています。Featureとの見出しで、その次にタイトルが記されています。最近では「そろそろECBが量的緩和の出口戦略の準備へ」、「商品相場がオセアニア通貨押し上げる」等のタイトルが踊っています。「イエレンFRB議長緩やかな利上げ確認」との記事が近々掲載されます。旬な金融市場の話題を取り上げています。月3回の頻度で書いています。時々ご覧ください。メニューバーの「プロフェッショナル」で私の記事が全て掲載してあります。参考にしてください。日本クラウド証券は、ミドルリスク、ミドルリターンな金融投資商品を揃えています。不動産ファンド、バイオマス電力ファンド、中小企業支援型ローンファンド等、中リスク中リターンなファンドに投資する金融商品です。概ね5%前後の利回り期待商品です。デッドの部分で、シニア部門は銀行が出資、そしてその下のメザニン部分に投資することになります。レバレッジをかけることでちょっと高い運用利回りとなるのがミソです。従ってミドルリスクのミドルリターンと言うことになります。投資運用に悩んでいる方にはこの低金利時代にはちょっとのリスク(ミドルリスク)で5%程度の金利を期待できます。日本クラウド証券では最近120億円の累計応募金額を越えました。昨年末は90億円ほどでしたから着実に増えているようです。運用難を如実に表している。金利が高まっている米10年債でも2.50%です。まして日本国債10年はゼロ金利近辺に固定している日銀のイールドカーブコントロール政策で、一向に利回り上昇とはならない。そしてこの所の株式上昇にも、リーマンショックの悪夢の残像が投資家には過ります。そして為替は良く勉強しないと着実には収益を上げられない状況となっています。ドル高一辺倒ではない相場が予想されるから今年はなおさらです。ポートフォリオの一部に繰り込むのが良いのではと思います。9%の利回り複利で10年続ければ元金が2倍になるという理論がある。5%であれば、10年で5割増し程度の元金増と、寝て果報は待てとなるのではと思います。私の気合を込めた記事と共に、日本クラウド証券の商品ラインアップをご覧ください。そして今後の日本クラウド証券がどんな金融投資商品を紹介してくれるのか先が楽しみです。日本クラウド証券の知能に期待したい。

静かな金融市場。私の予想通り金利、為替共に調整局面入りとなっています。短期金利先物の動きを見ていれば、大よそ為替の動向は予測できる。そして例年ドル円については3月の彼岸頃からドル安の動きとなり、秋の彼岸頃まで続きます。今年もそのパターン入りではと思わせる相場となっている。経験則は自然の摂理と共に波動論など科学的分析と一致するのではと思います。株式相場でも達成感があるのか、FOMC後はそれ程の勢いが出てこない。何かリスクを恐れているのでしょうか。市場は新たなリスクが現れることを恐れているのでしょうか。米国政府の予算が確定していないこと、インフラ投資がどのようになるのか、FRBの利上げ観測が6月になるか9月になるのかが米国要因。欧州ではルペンリスクが判断できないでいる。オランダが落ち着き、そろそろ仏大統領選挙が本格化する。そしてBrexitが正式に今月中にEUに告げられるという。英国の本格的経済縮小が起こるのかに注目したい。ロンドン金融街も、相当に大陸にスタッフ移動が予想される。これではBOEは利上げには踏み切れないと推測します。そしてそろそろECBが量的緩和縮小と利上げを検討する段階に入ることが予想される。日本は日銀がイールドカーブコントロールを続けており、金利は上昇しない。その意味では基本は円安と言えます。季節的要因が9月の彼岸まで続くのではとドル円では言える。その意味ではFRBは9月まで利上げを思いとどめてほしいと経験則からは言えます。トランプリスクがその阻害要因となるのではと思う所です。

ちょっと小休止の今週では。と言うことで、今日はこの辺りで。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 13時53分 パーマリンク


2017年03月16日(木)

利食い売り仕切り直しの為替・金利相場!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
週末は毎週のように周辺の公園、荒川河川敷などを散歩して自然を楽しんでいます。先週は「大宮花の丘公苑」の散歩では、さくらモドキの次は、マンサクと言う黄色い花が美しく咲いていました。写真をご覧ください。ロウバイの次に来る黄色い花です。このように多くの花を見ると、心が和みます。

市場は今年4回の利上げに余りにも過剰に確信し過ぎたように思います。FOMCの声明文を読むと、やたらと2%のインフレ率目標が目立ちます。調査レポート中には私が注視するPCEの数字が出ています。概ね2%が今年と来年以降の予想のようです。直近の数字は1月の数字で1.7%となっている。これが来年以降は2%に収まる予定です。急カーブを描いて上昇するのではない。従って緩やかに利上げは行いたいとイエレン議長は説き伏せているように思えます。イエレン議長は、追加の利上げは今後数年間は緩やかに引き上げるのが適切のようだ。(Additional gradual rate hikes are likely be appropriate on the next few year.)フェッド・メンバーのFF Rateの予想を示したドット・チャートを見ると、平均で、今年1.375%、18年2.125%、19年3%、そしてその後の長期的予想3.0%となっている。2007年のFF Rate:5.25%の水準にまで戻さないものの、4%近辺近くまで引き上げることをイエレン議長は想定されている。しかもゆっくりと。金融市場は今年合計4回の利上げをするのではと過剰反応したように思います。私は短期金利先物価格の推移を参考にしています。下記はユーロドル(3ヶ月物)の動きです。4回織り込むとしたら、1.75%の水準、つまり98.25です。チャートではこの水準までには達していません。為替、株式ディーラーの先走り、金利知識のないディーラーの稚拙な動きに金融市場が4回と勘違いしたと思います。賢い金利ディーラーは冷静に判断していると言えます。左丸の部分は12月15日利上げ時の価格の推移です。急速に利食い売りを行い、そして右丸部分の今回利上げ時への準備をしました。凡そ1か月前に次回利上げ時に向けて思惑が働くチャートになると思います。後2回と想定すると、6月か9月かと言うことになります。6月に実行してしまえば、後一回と言うことになり、イエレン議長は心理的に楽になります。6月利上げが行われるシナリオを立てたい。それを緑のトレンドで示しました。そして最終的に今後2年か3年で3〜4%のFF Rateにすることをイエレン議長はシナリオを立てている。しかしイエレン議長はトランプ政権から嫌われているから、そのことはポスト・イエレン議長に任せることになります。トランプ政権の思惑通りインフラ投資、国内に工場を取り戻す政策が実を結ぶと、景気が非常に加熱することになると、FF Rateの引き上げが急になることも予想されます。それはトランプ政権の経済運営政策にゆだねることになる。それはまだ先のことと考えましょう。金利市場の動きからは、利食い先行の市場に変化している。それに連動した為替市場の動きではないかと私は解釈しています。それと現在4.5兆ドルと推定されるFRBの資産縮小も課題である。その意味では潜在的に長期金利は上昇する可能性があると言えます。

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もうひとつのイベント、オランダの総選挙の結果はポピュリズム政党ウィルダース党首率いる自由党(PVV)の勢いが後退しているようです。直前のトルコの外相のオランダ国内での政治活動を制限したことも、影響したのでしょう。ルッテ首相率いる自由民主党(VVD)が現状維持する情勢であり、これはフランス大統領選挙に影響を与えると予想される。ルペン国民戦線党首の勢いが失せることが予想される。このためにユーロ高にポジションを傾ける市場参加者が増えてくることが予想されます。ECB量的緩和縮小(資産購入額の圧縮)と利上げ観測とも相まって、今後のユーロ相場の羅針盤となります。

金融相場を見ましょう。日銀は予想通り、日銀金融政策決定会合にて現状の金融政策を維持しました。10年国債利回りをゼロ金利で維持するイールドカーブコントロールを継続すると言っている。10年国債で0.05〜0.10%近辺に維持することを狙っているようです。月末に国債の購入スケジュールを発表することにしてから市場は落ち着いているようです。原油価格はWTI:48.86と50ドルまであと一歩。金価格は1200ドル近辺と、欧州の選挙リスクは後退したようであり、上昇とは行かない。仏10年債1.04%、オランダ10年債0.50%と極めて落ち着いている。ドルインデックス100.80水準と、金利ディーラーに追随の利食い売り模様の相場ですね。100を割り込むまでは売られていない。

ドル/円:FOMCを消化し、調整局面のようです。金利低下を忠実に反映している。次回利上げ時期を巡って、また思惑が働くと反発局面もあるのではと思います。下記は日足チャートです。緑の線で大きなサポート、レジスタンスを引きました。115.00と111.50のレンジを抜け切れていません。調整局面と考えると、やはり下値111.50が目途ではと思います。時期も春の彼岸が迫り、ドル高相場終了の経験則が当てはまる可能性があります。ボリンジャーバンドの下限バンド(112.07)も下値のレジスタンスと考えても良い。下段のストキャスティックスも下方基調と、ドル安相場を後押ししそうです。いつ反発局面を迎えるのか、じっくり待ちたい。

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ユーロ/ドル:前段での説明の通りの理由により、ユーロ高局面となっています。ボリンジャーバンドの上限バンド(1.0700)を現在は上抜けしている。調整局面もあるのかもしれない。シカゴ筋は依然としてショートポジションを維持している。政治リスクの後退、ECBの出口戦略と、ショートポジションの意思がぐらついている。5日移動平均線(1.0645)を下回れば、再びユーロ売りの戦略が立てることが出来るのではと思います。

ポンド/ドル:ドル安の調整局面も、やはりBrexit通知を月末に控えて、大きくはポンド高の相場にはなっていない。ボリンジャーバンドのミドルバンド(1.2334)が大きなレジスタンスとしてワークしています。やはり1.2100方向ではないかと思います。ストキャスティックスもかなり高い水準に来ており、短期的に終わるのではないかと思います。

豪ドル/ドル:FOMCの結果、ドル安相場の豪ドル高に振れている。しかし今年の高値レジスタンス水準0.7700を大きくは上回っていない。ボリンジャーバンドの上限バンド(0.7761)はかなり高いハードルであると思います。ドル安相場が本格的に進むかどうかが、このハードルを越えて行くかにかかっています。ストキャスティックスも上昇基調を続けている。

NZD相場:こちらも豪ドル同様に、ドル安相場の影響からかNZD反発局面になっている。5日移動平均線(0.6938)は上方曲線となり、ボリンジャーバンドのミドルバンド(0.7083)が当面の上値目安となります。ファンダメンタルズ的には中立的な金融政策であり、中国経済に注意しつつ、戻り歩調もあるのかなと言うアイディアにとどまっています。

大きなイベントを消化し、新たなトレンドが出てくるかに注視したい。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 19時11分 パーマリンク


2017年03月13日(月)

ECB利上げ観測に敏感なユーロ相場!

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Hola!
Qué tal!
Muy bien, gracias!
いつもの散歩コース「大宮花の丘公苑」は次第に花が満開となっているようです。桜はまだ先にあるものの、桜もどきの木がわが世を謳歌しているようです。写真をご覧ください。昨晩の野球には感動しました。WBCでは日の丸を背負った選手が懸命のプレイをしています。普段は3、4番を打つ打者がバント、そしてセカンドの菊池選手は素晴らしいファインプレイ。接戦であり、午前12時まで試合が続き、熱戦でした。時間の経過が本当に早い。野球はシナリオのないドラマと言われています。そしてここぞという時に、何らかのプレイが飛び出す。一流の選手たちがそれぞれ味わいのあるプレイで味付けしてくれる。このまま勝ち進み、ロスアンゼルスで米国またはドミニカと対戦してほしい。日本人として誇らしく思える時間を楽しむことが出来る至福を味わいたいものです。

FRBは今週水曜日に利上げに踏み切るとの観測が金融市場のテーマになっています。しかしこんな中、ECBが来年にも利上げに踏み切るのではないかとの憶測が出て、ユーロ買いの動きにつながったようです。ドラギECB総裁は、成長とインフレを促進するため利用可能なあらゆる措置を利用するとの文言を、緊急性がもはや存在しないとの理由で削除したと木曜日の定例理事会の記者会見で説明しました。ユーロ圏2月消費者物価指数2.00%前年比と、ECBインフレ目標の2%に達しています。ユーロ圏経済の牽引車ドイツは、ロシアへの経済制裁の影響、フォルクスワーゲン問題を乗り越えて、依然として良い経済を維持している。私が追いかけているスペインは絶好調の景気状態。独、スペインの中央銀行は正直利上げに踏み切ってほしいと願っています。それを阻むのが、その他ユーロ圏構成国です。ギリシャ、イタリア、そして旧東欧圏の国々はそれは待ってよと言いたい。調整官であるドラギ総裁が走り回ることになります。その結果、上記文言を発する結果となったと思います。そして金曜日には、ECB高官筋の話として、資産購入の終了前に利上げを主張していると流れています。いろいろメディアを調べて見たら、そのような話を前提にして、今年9月から預金金利が上昇し始め、そして来年年央には資産購入額の縮小つまりTaperingが本格的に進むのでは、そして同時に来年年央にも利上げに踏み切るのではとのアナリスト記事を目にしました。4月から12月末までは毎月600億ユーロ購入すると決定しています。緊急性がないとのドラギ総裁の発言からは、ひょっとして今年中にも600億ユーロの額を景気状態、インフレ率を見ながら、前倒しする。つまり6月か9月頃から400億ユーロに順次縮小していくことも考えて行くのではないか、そして来年に入り、その額ももっと絞る。そして同時に利上げと言う伝家の宝刀を引き抜くということになるのではないかとシナリオ立てを考えることになる。それを先取りした動きがユーロ相場では表れている。金利先物ユーリボー9月限−0.26%と動いてはいない。預金金利上昇の動きは、短期金利をマイナス金利解消の方向へ向かう。ゼロ金利目指して先物価格が動いて行く方向をそろそろ考えないといけない。そしてその結果のユーロ相場。ユーロは難しい相場となります。ECBとFRBがそれぞれ利上げ方向の金融政策になると、ユーロとドルの綱引き状態になります。時間差攻撃相場になるのではと今まで以上に難しい通貨ペア。金利はまだいじるつもりはない日銀の方が分かりやすく、対円の方が分かりやすいとも言えます。益々血が騒ぐ為替相場と私は思っています。私が嫌うクロス円が注目される今年の為替相場であるのかもしれない。

金融市場では、FRBが年3回ではなく、年4回利上げに踏み切る市場観測が強まっています。昨日の日経新聞記事を見ると、10年債と2年債の金利差に着目した記事を目にしました。2年債が安定し金利差が拡大するトランプ相場演出と、イエレン議長が利上げに前のめりになる印象を与えた相場になるかに注目しています。現在は120bps前後の動きとしてイールドカーブは安定している。私はイエレン議長が前のめりになる相場を、短期金利先物から読み取れるのではないかと推測します。短期金利は素直に反応する。現在12月限1.64%と、3回の利上げを織り込み、4回目があるかどうかの過程にあるようです。1.75%になると4回の利上げを織り込む水準となります。波動理論から、水曜日までは上昇、その後利食い売りの調整局面が、昨年12月の利上げ局面と同様のチャートを描くのではと言うのが正論です。そしてその動きで為替相場を読みたい。

原油相場が下げている。WTIで48.49ドルとなっています。テキサスでのシェールオイル各社の会合で、増産計画が明らかになり、在庫が今後積み上がるのではとの懸念からのようです。これはウォール街には悪い知らせ。そして鉄鉱石価格等資源価格も下落している。オセアニア通貨直撃のようです。ドルインデックスは101.10水準といまいち上昇するスピードは弱い。ユーロ上昇にドル上昇が弱められていると解釈したい。

ドル/円:米雇用統計を消化し、金曜日のローソク足は上ヒゲが長くなり、陰線の形状となっています。水曜日の利上げは織り込み済み、利食い売りを急ぐ市場参加者が多いということを表しています。この先、ご祝儀相場で一旦上値トライとなっても、直ぐに引き戻されると予想します。来週は彼岸となります。ドル高も彼岸までのと経験則があります。秋の彼岸までは本格的上昇は期待薄なのかもしれない。サポートは5日移動平均線(114.34)。ボリンジャーバンドの上限バンド(115.15)を大きく上抜けすることがドル高には必要条件。ストキャスティックスは高値圏で下方転換模様と、ドル高相場には悲観的ですね。

ユーロ/ドル:ECBが来年にも利上げに踏み切るのではとの観測から、ユーロ高相場となっています。あるのかなと思っていたことが市場に流れている結果です。私もこんなことを思っていました。FRB利上げ以上に衝撃となっているようです。下記は日足チャートです。平行線で引いていたトレンドラインを上抜けした格好です。ボリンジャーバンドの上限バンド(1.0668)を上抜けし、シカゴ筋も損切に踏み切っているのかもしれない。上昇圧力は強くなるのではと予想します。金利は動いていませんが、思惑で動くユーロ相場となっている。割り切って考える思考を持ちたい。

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ポンド/ドル:英国のEUからの離脱を正式に明日にも通告することになるようです。心理的にポンドの売り圧力となっているようです。スコットランドの住民投票の観測もあり、ポンドは売り傾向にあるようです。ECBが来年利上げするのではとの観測から、ユーロ/ポンドは買い傾向が鮮明です。その影響もあるのでしょう。3月に入り、ポンド売り傾向が鮮明であり、利食いを適時入れている市場参加者もいるようで、現在はその局面にあるようです。5日移動平均線(1.2185)を明確に上回って行くかに注目したい。中期的に見て、ポンド安トレンドが続くのではと言うのが見立てです。

豪ドル/ドル:原油価格、鉄鉱石価格下落のあおりで豪ドル安が基本的に続いているのではと思います。金曜日からは米雇用統計の結果を受け、水曜日のFRBの利上げを織り込む相場観を持ちます。余りに早くからFRBメンバーが利上げ、利上げと合掌連呼した結果ではと思います。ちょっとやり過ぎたのかなとイエレン議長以下反省してほしい。5日移動平均線(0.7545)をサポートに、ボリンジャーバンドのミドルバンド(0.7638)近辺まで上昇する可能性はあるのではと思います。ストキャスティックスは上方転換となっている。

NZD相場:2月上旬から始まった中期NZD安相場の調整局面と解釈したい。FRBの利上げ観測からドル金利上昇のドル安相場に大きく左右された結果なのかもしれない。今週水曜日にドル高局面の極みをつけて、12月のようなNZD反発相場になるかどうかを注視したい。金曜日から3日間は待ちたい。その意味では明日終了時点のローソク足の形状を見守りたい。

面白くなった為替相場ですね。

Mucha suerte!

ケ・セラ・セラ

Posted at 14時25分 パーマリンク


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プロフィール

国際金融アナリスト

水谷文雄

スイス銀行(現UBS銀行)にて20年余に亘り外国為替及び金利・債券市場部門で活躍。1980年代の為替相場大変動期の為替市場を体験する数少ない為替ディーラー。ファンダメンタルズ分析、特に欧州諸国で強みを発揮し、テクニカル分析においても定評を得る。ほぼ全部門に精通する国際金融のプロフェッショナル。
プライベートではスペインとの関わりを深く持つ文化人でもあり、スペイン情報発信センターをインターネット上で主催。スペインと日本の文化・経済交流を夢見るロマンティストでもある。

活動状況・著書

スペイン情報発信センター
スペイン情報発信センター
スペインに関する様々な情報をコラムなどを交えながら紹介。

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