マーフィーの「日々是好日」
 

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2016年08月30日(火)

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし [雑感]

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とはスポーツの世界でよく使われる言葉です。と同時に、これほど、相場の世界でも応用可能な言葉はないとも思われます。

特に「負けに不思議の負けなし」という点は、トレードをやっている人にとって、ほとんど誰しも過去を振り返って思い当たる節があるのではないでしょうか?

一瞬の判断がトレードの成功か失敗かを決める相場の世界にあっては、今現在、マーケットの中で自分がとっている行動を過去の状況と比較している時間的余裕はないと思います。

しかしながら、改めて振り返ると、これまでやってきたのと同じことを繰り返している自分に気づくのにそう時間は掛からないと思います。

一瞬一瞬に判断を迫られる相場の中にあっては、過去の自分の行動と照らし合わせることは難しいことです。しかし、現実問題、自分が過去に犯したミスを繰り返していることが分からないだけのことが多いものです。

実際に、損失につながる行為、行動には共通点が多いのです。例えば、自分が事前に決めたトレードルールを無視している、明らかにポジションカットすべきであるのに未練がましく引っ張っている、相場の動きを無視して自分の願望、希望的観測を押し通している等々です。

結局は、正しい「トレード技術」を学んでも、いざそれを実践する際に、正しく使っていない、無視してしまっている、途中で判断を歪曲してしまっているようでは、学んだ意味はないことになります。

いや、そのような失敗を繰り返すことで、また苦しみながら、学んでいくのが普通の姿なのかもしれません。ですから、決して、悲観することではありません。

結局のところ、成功トレードを増やす為には、やはり、習慣的なものの考え方に依るのだと思いますが、人間、習慣を変えることほど難儀なことはありません。

「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」という、元大リーグ松井秀樹選手が恩師から学んだ言葉じゃないですが、いくら時間を掛けてでも習慣を変えることが出来れば「負けに不思議の負けなし」を克服出来るのだと思うのです。

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2016年08月28日(日)

相場の世界の「8つの法則」(後編) [相場学]

本日は、相場の世界の「8つの法則」の後半部分です。

■価格の法則

相場は横軸とも言うべき「時間」と縦軸とも言うべき「価格」によって構成されていますが、この「価格」に焦点を当てた法則性のことです。価格に焦点を当てるということは、すなわち、日常に行うトレード、すなわち、売買の際に参考とする価格を如何にして判断するかということ、そして、その判断に使う「トレード技術」のことでもあります。

私は、この売買の際の価格判断に、自分の相場判断手法であり、トレード手法でもある「スパンモデル」と「スーパーボリンジャー」を用います。尚、「時間の法則」を適用して相場を判断するに当たっては「アクティベート時間分析」という手法がありますが、価格については、上記2つの手法が軸となります。

つまりは、全体の相場観を時間分析(アクティベート時間分析)で把握した上で、実際の売買のポイントは、「スパンモデル」と「スーパーボリンジャー」で突き詰めていきます。時間分析から導き出される「変化時間帯」が分かれば、その前後の相場の動きを価格分析で絞り込んでいくわけです。

価格は、トレードの損益に直結するものであり、ポジションのコストになるという意味で、もっとも関心のいくのは当然ですが、このコストに拘るあまり、相場そのものが逆に見えなくなってしまう危険性があります。

ポジションのコストばかりを気にしてしまい、肝心の相場の動きの把握がおろそかになってしまうことは避けなければなりません。また、相場の価格推移を見ていても、「値頃感」、つまりは、「割高感」や「割安感」を持つと、結局、相場そのものの動きを見失ってしまう羽目になります。

それぞれの価格には意味があります。同じ価格でも時間が異なると意味が異なってきます。たとえば、1ドル=102円という為替レートの意味は、いつの時点で出現しているかで全く意味が違うわけです。一例として、1ドル=103円から下げて行く途中の102円なのか、1ドル=100円から上げていく途中の102円なのか、局面に応じて意味が変化することが分かります。

いずれにしても、正しい「トレード技術」でもって、正しく判断するスキルを身に付けることが大切です。そして、自分のポジションのコストにばかり拘って相場を見失うことがないように気を付けることが肝要です。


■リスク・リターンの法則

相撲の世界では、9勝6敗は決して強いというイメージはありませんが、相場の世界では、15戦して、9勝6敗が最強である、と考えます。15戦して13勝2敗でも、14勝1敗でもネットのトータル収益にて大きく負け越すことがあるのが相場の世界です。

つまり、相場では、リスクは取りつつも、ダメだと思ったらさっと引く姿勢が大切です。「ダメ」との判断は、基本的には、自らが構築した「トレードルール」に従うものです。この「トレードルール」に従う限りは、最終的に「利大損小(利益が大きく損失が小さい)」となり、生涯収益(キャリア・プロフィット)は右肩上がりに伸びていきます。

また、利益と損失という「二元論的発想」は危険です。利益は良いもの、損失は悪いものという区別そのものが良くないという意味です。利益や損失は、自分の「トレード技術」をベースに「トレードルール」に従ってトレードした結果に過ぎないものです。

言い換えると、エントリー(仕掛け)した後に、エグジット(手仕舞い)を行うという売買の最終結果がプラスになるかマイナスになるかの違いです。このエントリーとエグジットは、「トレード技術」に基づいて相場判断を行った上で、「トレードルール」に従って淡々と行うものです。

「任運自在」という言葉あります。その意味は、「運びに任せて自由にある」ということです。先入観や執着心などに振り回されずに、自らの信念ともいうべき「トレード技術」「トレードルール」に従って淡々とトレードする結果、相場の波に自由自在に乗ることが出来る状態を指します。成功トレードの真骨頂と言っても良いでしょう。

昔から勝負の世界でよく言われる格言に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。トレードを勝負事に例えるとすれば、幸運な勝利はあっても、「不運な負け」はないということです。過去の自分のトレードを振り返ってみても、大負けしたトレードには、かなり共通した原因が見当たります。この原因を徹底的に追及して繰り返さないことが大事です。この心がけさえしっかり出来ていれば、あとは自分の「トレード技術」を信じて勇気を出してリスクテイクを行うことです。

尚、「負け」の原因は、自分の「トレードルール」を無視したケースが大半であり、「トレードルール」を含めた「トレード技術」を単なる知識だけでなく、知恵のレベルにまで引き上げることが相場で成功する為の秘訣と言えます。
 

■精神力の法則

相場をやるにはタフな精神力、強靭な忍耐力が必要です。「相場は心理戦」と言われる所以でもあります。相場に参加することは、「欲、恐れ、迷い」という人間の煩悩との戦いであり、相場と戦うわけではないということを理解しておく必要があります。

一般的に言って、相場は「勝負する」という一面があります。「リスクテイク」という面も強いです。従って、リスクを前に怖じ気付くこともあり得ます。そして、勝負する以上、決断を迫られることになります。そういう時は、自分の持つ「トレード技術」を信じてさえいれば、「あとはなるようになれ」というぐらいの意識も必要だと思います。

長い投資人生を送る為には、本来、トレードに「失敗」はなく、全ては、「学び」であり、将来の為の「教訓」となるのだと思えるぐらいの心の余裕が大切です。また、収益を得ることに対しての野望がありハートは熱いものであっても、実際のトレードでは心を平静にし、冷静かつ客観的な判断力を高いレベルでキープすることが大切です。

もっとも、このように文章で書き、言うのはたやすいのですが、実際に行動することは並大抵のことではないことは、実際にトレードをしてみて経験するとよく分かります。

しかし、このハードルはどうしても越えなければなりません。さもないと、必ず大失敗を犯す、致命的なミスをしてしまうリスクが高まるからです。その為に、とにかく、初期の段階で様々な経験を積むべく、極力小さなポジションで多くの実践を積むことが必要です。

そして、実践の中で、自分の感情を味わい尽くすことです。たとえ小さなポジションによる小さな利益であっても、また損失であっても、その時に覚える感情と向き合うことが大事です。

とりわけ、損失が発生した時の感情、つまりは、嫌な気持ち、不愉快な思い、様々な形で現れるストレスを感じとることが大切です。そして、この感情、気持ち、思いを如何にすればコントロール出来るかを自ら学ぶことです。

私自身は、自分の持っている「トレード技術」を信頼し、信念を持って相場に臨むことでかなりの程度は解決出来ています。すなわち、自分の「トレード技術」を信用していれば、最終的には「利大損小(利益が大きく損失が小さい)」という結果がもたらされるのだという信念があれば、この荒れ狂う相場に冷静に立ち向かうことが可能になると思っています。

結局のところ、精神力というのは、自分が頼るべきものをどこまで信じることが出来るかで強くなるものだと考える次第です。


■調和の法則

「相場と戦ってはいけない、相場と友達になることが大切」ということです。一般的に、相場は、戦うというイメージがありますが、戦う相手は相場ではなく、実は自分自身です。

自分自身が感じる恐怖や迷いといった人間ならではの煩悩が戦う相手です。従って、相場自体は、戦う相手ではなく、一緒に歩む相手です。まさに調和の法則でもって相場と一緒に踊るイメージを持つことが大切だということです。

そして、戦うのは自分の煩悩です。しかし、これとて、人間である自分自身が生まれつき持っているものですから、そう簡単に乗り越え、解決出来るものではありません。だから、結局は、自分の煩悩を消してしまうのではなく、それはそれとして存在を「認めて」しまうことが良いと思います。

つまり本能的なものとして、それ自体を受け入れてしまうのです。受け入れることを通じて、一歩先へ進むことが出来るのです。まさに、乗り越える感じです。自分の短所を長所に変えてしまう感覚です。より大きな次元で調和していくイメージです。短所も長所も全て丸ごと自分なのだということを認めて、受け入れることからスタートするわけです。

と言うわけで、相場は相対峙するものではありません。相場のリズムに合わせて踊る感覚が大事です。相場に参加している時の自分の欲、怒り、迷いを、まるで傍観者のように客観的に感じながら、相場を冷静に見つめていくわけです。

相場を見つめる為には「目」が必要です。この「目」が「トレード技術」に当ります。私の場合で言うと、「スパンモデル」であり、「スーパーボリンジャー」、さらには、「アクティベート時間分析」です。「トレード技術」を駆使することで、相場の世界に応じた、しかるべき判断ルールに基づき、しかるべきトレードルールに則って売買をすることで、相場と友達になることが出来るわけです。

そこには、自然と「調和」が生まれ、結果として、「収益」と言う産物がもたらされます。あくせく煩悩剥き出しに相場と喧嘩しなくても、リラックスしてストレスを減らして、気持ちよく歩んでいくことが出来るようになるわけです。


以上、相場の世界の「8つの法則」をご紹介しましたが、改めて項目を列挙すると、

1)不確実性の法則
2)トレンド性の法則
3)変動率の法則
4)時間の法則
5)価格の法則
6)リスク・リターンの法則
7)精神力の法則
8)調和の法則
です。

相場と付き合って、相場から収益を得る為には、相場の特性なり特徴を知っておく必要があります。言うなれば、「相場の世界の真理」を理解してくことが肝要です。具体的には、上記の「相場の法則」なるものがあり、基本を理解しておくことが大事だということです。

相場は「調和の法則」の項でご説明した通り、友達となる相手です。友達となる相手のことはやはり充分に知って理解しておく必要があります。また、仮に相場を「戦う敵」と見なしたとしても、その相手を充分に把握しておくことは重要なわけです。相場という世界で支配している「法則」「ルール」を充分に理解した上で、付き合っていくことが大事ということです。

尚、「8つの法則」は相手とする相場に関することだけではなく、実際にトレードしていく上で、こちらサイドがわきまえておかねばならない心構えやスタンスについても触れています。「リスク・リターンの法則」や「精神力の法則」がそれらに当ります。

これらの法則はいわば自分というものに関する理解であり、トレードする主体であるトレーダーがわきまえておかねばならないエッセンスです。言って見れば、相手である相場に関してよりも遥かに詳細に自分のことを知っておかねばならないとも言えるわけです。

トレードの失敗の原因は、相手である相場を正しく分析、判断しても、それに対して売買を行う主体である自分が過ちを犯してしまうことによることが意外と多いものです。間違った先入観、偏見、思い込み、執着心などが失敗の原因に大いになり得るということを充分に認識しておきたいものです。

結局、相場を正しく分析する「トレード技術」を持っていても、それを使って冷静に判断する力に加え、判断結果を謙虚に受け入れる「心のあり方」が極めて大事だとも言えます。私達が考え、それに基づいて行動したことの責任は全て自分自身にあるわけですが、この自分自身をコントロール出来るのは唯一自分だけだということを改めて認識しておく必要があるということです。

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2016年08月26日(金)

相場の世界の「8つの法則」(前編) [相場学]

相場の世界の「8つの法則」をご紹介いたします。

相場と付き合って、相場から収益を得る為には、相場の特性なり特徴を知っておく必要があります。言うなれば、「相場の世界の真理」を理解してくことが大切なわけです。

相場は人間が作っているものであり、構成要素にも各個人が大きな位置をしています。もっとも、集団として行動した結果が相場に具現化されるわけであり、この人間の集団的心理や行動の変化が相場の変動を創っていると言っても良いでしょう。

ところで、この相場の世界ですが、千差万別とも言うべき、それぞれ異なった行動パターンを取る、それぞれの人間が集まって全体で作っているにもかかわらず、結果として現れる相場は、まるで自然界の1つの現象のようです。さて、具体的には、以下の通り、「相場の法則」なるものとして8項目があります。

1)不確実性の法則

2)トレンド性の法則

3)変動率の法則

4)時間の法則

5)価格の法則

6)リスク・リターンの法則

7)精神力の法則

8)調和の法則

です。

これらをご紹介し、簡単に説明を加えていきたいと思います。
尚、今回は、前編として(1)から(4)をご紹介します。


■「不確実性の法則」

相場と言えば、外国為替相場、株式相場、債券相場、商品相場といった、いわゆるマーケット情報が日本、海外問わず、新聞、テレビ、雑誌等を通じて私達の生活に入り込んでいます。自由主義の経済・社会生活を営んでいる限り、また、投資そのものに関わる限り、私達自身、相場とは切っては切れない関係にあると言えます。

ところで、相場とは、ある取引の場で自由に値段付けが行われる売買取引を指すものですが、この相場は不確実なもの、予測不能(ランダム)なものではありません。つまり、相場には相場の世界独自の「法則性」が存在していると私は考えています。いわば「不確実」な中にも「確実性」が存在しているとも言えるのです。

そもそも、相場、すなわちマーケットは人間の行動を反映するものです。個別の人間の行動はバラバラであっても集団としての人間の行動には特徴があります。そうしたことから、「行動経済学」という学問も生まれているほどです。人間の行動にはある決まったパターンが見い出されるというのが背景のようです。

そもそも、人間は、煩悩、すなわち、「欲」「怒り」「迷い」などによって動かされます。また、人間は、遠い過去から繰り返し同じ類の行動パターンを繰り返してきたことが分かります。しかしながら、相場は、一見すると、毎回でたらめに動いているように見えます。買い材料、売り材料が、まるで突然降って湧いたように現れます。そのため、市場は、互いに無数に存在する「買い材料」と「売り材料」がまるで戦っているかのようです。

確かに、それぞれの瞬間では、相場はこれらの「材料」に影響を受け、変動します。従って、誰もが「相場材料」「相場要因」の収集や分析に躍起になる傾向があります。しかし、相場の本質は「相場材料」「相場要因」にあるのではなく、相場の動きそのものにあります。「相場力学」と言っても良いかもしれません。

つまりは、相場力学に基づく相場の流れがまず先に存在し、その流れを急な物にしたり緩やかなものにしたりするのが「相場要因」「相場材料」と考えられます。極論すると、相場は材料や要因によって動かされるのではなく、相場が材料や要因を創っていくと考えられます。


■「トレンド性の法則」

トレンドとは、相場の方向性、傾向、向きなどを指しますが、相場には、トレンドがある相場とトレンドがない相場があります。トレンドがある場合、上昇トレンド、下降トレンドなどと表現し、トレンドがない場合、揉み合い相場、保ち合い相場、ボックス相場、レンジ相場などと表現します。

統計的には、7割程度はトレンドがなく、3割程度がトレンドのある時間と考えられます。この3割程度のトレンドのある時間帯にしっかりとポジションを持ってトレードすることが収益を伸ばす為には大切なことです。つまり、私達がトレードを行うに際して望ましいのはトレンドのある相場です。何故なら、トレンドのある相場は、大きな値幅を伴って決まった方向に推移していくことが多く、トレンドの方向に合わせてポジションを持つことで大きな収益を狙うことが比較的容易だからです。この、トレンドに乗ったポジションメイクは、トレンドフォロー型のトレーディングと言います。

一方で、トレンドのない相場は、一般的には、大きな収益を期待出来ない局面ですが、レンジトレーディングなどと言って、ある一定の値幅のレンジを想定して、その中で押し目買い、戻り売りという具合に、基本的には逆張りのポジションの造成が功を奏することもあります。いずれにしても、相場に入るに当たっては、今現在の相場がどのようなトレンドに乗っているのか、それともトレンドに乗っていない、レンジ相場なのかを判断する必要があります。

尚、レンジ相場と言っても、たとえば、上値目途に達した後に、下値目途に向けて下落していく途中にて、短期の下落トレンドが発生するとの見方も出来ます。その場合は、下位の時間軸チャートに変更することで、トレンド相場として、追いかけることも可能となります。一方、下値目途に達した後に、上値目途に向けて上昇していく途中にて発生する短期の上昇トレンドも同様の考え方が出来ます。

また、同じ相場について、ある時間軸にてトレンドが発生していても、別の時間軸ではトレンドが発生していないこともあります。例えば、日足ベースで上昇相場であっても、60分足ベースでは、揉み合い相場、レンジ相場であることもあります。従って、自分がどの時間軸をベースにトレードするかによって、相場のトレンド性の把握をする必要が出てくるわけです。「Trend is your friend」という格言がありますが、トレンドと友達になることがトレード成功の秘訣ということです。


■「変動率の法則」

相場は、本来変動するものですが、この変動には大きな変動もあれば、小さな変動もあります。変動の大きさは変動率で計れますが、トレードで大事なことは、この変動率が高まろうとしているのか、それとも低くなろうとしているかの判断です。

変動率が高まる時は、トレンドが発生している局面であることが多いです。一方、変動率が低くなる時は、トレンド性が薄らぐ局面であることが多いです。大相場では、変動率が極めて大きくなりますが、膠着相場、レンジ相場では、変動率が比較的小さくなります。

「トレンドの法則」の項でお話した通り、私達は、変動率が高まる時、つまりはトレンド性の高い局面でエントリーすることが望ましいです。つまり、トレンドフォロー型のトレードを行う方が収益性が高いことから、トレンド発生のタイミングを探り、変動率が高まるタイミングでエントリーすることが成功トレードを生む秘訣となります。相場の変動率が高まる時は、前段階として相場の変動率が低い、小動きのレンジ相場、保ち合い相場であることが大半です。言い換えると、トレンド性の高い大相場とトレンド性の低いレンジ相場が交互に訪れるのです。

つまり、トレンド性に欠ける、小動き、レンジ相場というのは、その後にトレンド性の高い相場が訪れる可能性が高いことを示しているわけです。その逆もしかりです。従って、変動率が低い相場地合いの時は、無理をせず、トレードを控えて我慢すること、そして、次に訪れる変動率の高い相場局面を待つ姿勢が大切なわけです。

以上のように、変動率の低い相場の時を如何に凌ぎ、変動率の高い相場に備えることが、トレードを行う上で望ましいスタンスとなりますが、この変動率を実践的に計る上で簡単な手法が、私のオリジナル手法である「スーパーボリンジャー」です。「スーパーボリンジャー」の利用法、判断法、トレード方法を学ぶことで、相場変動率の高い、トレンド性の高い時にエントリーする方法を会得し、実践することで、成功トレードの確率を高めることが出来るようになります。


■「時間の法則」

「相場は時間である」というのは私の相場哲学でもあります。相場は横軸とも言うべき「時間」と縦軸とも言うべき「価格」によって構成されていますが、より重要なのは、この「時間」という要素であると考えます。

「時間」は時間リズムでもあり、タイムサイクルでもあります。時間リズムには、「基本数値」という、ある決まった幾つかの数値、「対等数値」という、対等時間に当る数値があります。また、タイムサイクルは、相場波動における高値や安値の間の時間間隔のことを指します。

この「時間」のリズム、タイムサイクルが相場変動に大きな影響を及ぼしているというのは事実であり、相場の世界の普遍の法則でもあります。従って、時間分析を行うことは相場の動きを追跡する上で重要な作業となります。相場の天井や底を予測するのは至難ですが、この時間分析を行うことで、ある程度は推し量ることが出来るようになります。

もっとも、天井や底になる「候補」ともいうべき「時間の節目」を突き止めることで、相場が変化しやすい「変化時間帯」を探ることが出来ます。「変化時間帯」の意味は、相場がそれまでの流れを逆向きに変えるケースもあれば、それまでの動きを加速するケースもあります。その為、「転換」とは限らないため、「変化」と称しています。

尚、「変化時間帯」は、相場が動くこと可能性が高いと判断出来る為、事前に備えておくことが出来るというメリットはあります。また、時間の節目、変化時間帯を察知すれば、あとは、価格分析をしっかりと行うことで、ピンポイントでのトレードを実現させる可能性が高まります。

いずれにしても、時間分析は価格分析と並んで自動車の両輪と考えて良いということです。この2つの分析、判断を行うことで、相場の方向性、位置関係を把握し、成功トレードの確率を上げることが出来るということです。時間分析だけに頼り過ぎると、目の前の価格の変化がおろそかになり、実際の売買が上手くいかなくなりますが、価格だけを追うことはやはり危険であるということです。

尚、私独自の価格分析は、「アクティベート時間分析」というものであり、相場に現れる全ての高値、安値を分析のベースとします。つまり、高値・高値、高値・安値、安値・高値、安値・安値を全て対象とします。そして、基本数値、対等時間、タイムサイクルという手法を用いて時間の節目を探索し、「変化時間帯」を求めていくものです。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

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