マーフィーの「日々是好日」
 

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2016年12月04日(日)

数多くの失敗から学んだこと [雑感]

トレードは一見、短期間に大きな金額を稼ぐことが出来るという印象があるようです。とりわけ、FX(外貨証拠金取引)は、元手が少なく、レバレッジが効き、効率の良い投資手法というイメージがあります。

加えて、FXは、通貨と通貨の交換レートを売買するということで、世界各国の経済、政治事情などが相場変動要因として目や耳に入ってくるとの認識が浸透しており、知的好奇心も駆り立てながら収益もついてくるという、大変魅力的な金融商品と思われがちです。

ここで、少しばかり私個人的なことに触れると、邦銀時代は、為替ディーラーとして国際資金証券部という部に所属し、ニューヨーク支店にも勤務しました。当初 から、いかにも国際色豊かであり、仕事が華やかなイメージで受け止められる傾向があったのは事実です。そして、外資系金融機関にヘッドハントされることで、キャリアアップを図っていた時期もありました。

その意味では、確かに、自分自身、各国経済事情を躍起になって追いかけて、世界のマーケットに精通しているという自負めいたものがあったのは正直認めるところでもあります。

しかしながら、実際の仕事はと言うと、相手にしているマーケットが1日24時間オープンしているだけに、労働時間面からすると、並大抵の体力では持たないことに加え、当然のことながら、収益目標というプレッシャーもあり、精神面でも相当タフでないとやられてしまうほど過酷なものでした。

そして、各国経済情勢を追いかける中で相場を予測しながらポジションを張ると言った一面があるように見えて、実際のところは、毎日、目の前にチャートがないと一寸先は闇であるかのような荒波に放り込まれた感覚で過ごしていたのを覚えています。

また、マスコミから取材を受けることも頻繁にありましたが、表向きはファンダメンタルズのことを前面に押し出して「偉そうな相場解説」をしていた一方で、やはり、実際の相場では、チャートなしでは、方向感も把握出来ず、トレンド性など皆目分からなかったのも事実です。

結局、日頃のトレードにおいては、地道に収益を積み上げることしか好結果にはつながらないことを実感したのも正直なところです。要するに、格好をつけてファ ンダメンタルズ(「不安だメンタルズ」)を材料にポジションを張った時には、自分の相場観に拘ってしまい、結果として大きくやられることが多かった記憶が あります。

あれこれ経験した末に到達した「王道」というのは、自分自身が構築した「トレード技術」を使うこと、そして、世の中の情報を出来るだけシャットアウトすることを通じて、目の前の相場と仲良くなることであり、淡々とポジション操作を続けることでした。その方法たるや、実に地味なものであり、だからこそ、相場の 変化を察知した折には、先入観なく、新しい流れに乗ることが出来るようになったのです。

とにもかくにも、数多くの失敗を通じて学んだことは、トレードとは、ファンダメンタルズを抜きにして、地味に淡々と自分の技術を信じて、相場と真正面から対峙し、流れに乗ることだということです。さらには、トレードとは、戦う対象は、決してマーケットではなく、人間の煩悩だということです。

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2016年11月30日(水)

マーケットは常に正しい [トレードの心得]

「マーケットは常に正しい」という言葉を受け入れるには、自分自身が相当謙虚でないと無理な話です。人間誰しも自分が可愛いわけですが、相場に関しても、どうしても自分の相場観が正しいと思ってしまう傾向があります。しかしながら、この「自分の相場観が正しい」というスタンスは時に仇となり、致命傷となります。

もちろん、自分自身が依って立つところの「相場判断技術」に対する信念はあるに越したことはありません。自分が長きに亘って経験してきたことへの自信めいたものもあって当然だと思います。自分が従っている判断基準を信じることが出来なければ、土台もなく、ふらついたものになってしまうからです。

しかしながら、もし仮に、目の前の相場の動きと自分の判断が違った場合に、果たしてどのようなアクションをとるべきか。ここで基盤となる考え方が、タイトルの「マーケットは常に正しい」です。

つまりは、相場の世界では、「想定外」という言い訳は許されません。一寸先は闇であるということ、そして、如何に自分の判断に自信があろうと、目の前の相場の動きが「正しい」ということを認めなければいけません。「だまし」という言葉を使う人は多いですが、相場には、「だまし」はありません。もし「だまし」と考えたいとしたら、それは、自分に相場判断能力がないことを素直に認めるべきだと思います。

また、このようなことも言えるかもしれません。ある情報を自分だけが知っていることは絶対にあり得ません。一方で、自分だけが知らない情報が存在する確率は限りなく高いです。如何に情報化社会が発展しようが、情報をベースにトレードすることはあまりにも危険です。何故なら、自分にその情報が自分の元に届く時には、既に、ほぼ完全にマーケットに織り込まれているからです。

世の中には、相場はこういうレベルであらねばならないと、金融当局の人でさえ口に出来ないような意見を述べる人がいます。相場を「べき論」で語る人です。円安になれば日本の景気は良くなるとか、日本は資源輸入国だから長期的に円高は望ましいとか、実に勝手気ままな相場観を披露するのです。そのような方が相場でポジションを持つと、とんでもないことになるのは、簡単に想像出来ますね。

いずれせよ、従うべきは、自分の相場観ではなく、自分の「トレード技術」そして、「トレード技術」に基づいて自分が作った「トレードルール」です。自分 の「トレード技術」に基づいたものが自分の「相場観」だとすれば、それはもちろんOKです。すなわち、判断根拠さえ具体的かつ明確なものであれば良いわけです。

その意味では、「相場判断技術」や「トレード技術」に基づいて得られる見方のことを「相場観」と呼ぶのであれば、この「相場観」は大歓迎ということになります。「こうなれば、ああなる」「ああなれば、こうなる」と言う風に、きっちりと判断根拠があるからです。つまりは、正しいアプローチということになるわけです。

とにかく、「マーケットは常に正しい」ということを謙虚に受け入れる姿勢が相場の世界で生き残るには必須となります。このことは、私が偉そうに言うことではなく、あくまで、自分が高い「授業料」を払って学んだ「処世訓」です。尚、皆様が高い「授業料」を払わなくて、ご自分の身体に叩き込むことが出来れば、それに越したことはないと思います。

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2016年11月27日(日)

動くためには動かない方が良い!? [トレードの心得]

相場とは突然動き出すものです。ただ、突然動き出すと言っても、その前段階があります。つまりは、あまり動いていない局面があるということです。すなわち、あまり動かない局面が、動く前には「必要」だということです。

見方を変えると、動かない状況が続けば、次に大きく動く可能性が高まったと言え、「そろそろ準備しておこう〜楽しみ〜♪」ってことになるわけです。また、上がっている相場は、いずれ、下がるわけですから、それはそれで、「また、楽しみ〜♪」と思って、構えておけば良いわけです。

ところで、この動かない局面を「準備構成期間」と呼びます。この言葉は、あの一目均衡表の創始者である一目山人翁がつくられたものです。相場がトレンドに入っていくためには、その前に「準備構成期間」なるものが「必要」だということです。

「人間万事塞翁が馬」という格言がありますが、事態が転々と変化していくこと、陰と陽が交互に訪れることを意味します。あえて、相場に当てはめて考えると、相場には、陰も陽もないのですが、敢えて、「動かない」、「動く」ということを、それぞれ、陰と陽と捉えると分かりやすいかもしれません。尚、陽を上昇、陰を下降という捉え方も出来るかもしれません。

そして、実際の相場にて、この「動かない」場面でジタバタすることが失敗トレードにつながっているケースが多いようです。「動かない」時は如何にして、はやる気持ちを抑えて、我慢するかが大切です。相場において、焦りは大敵だということです。

相場が「動かない」場面から「動く」場面に入ると、今度は、相場の勢いが加速するということも知っておかなくてはなりません。単にトレンドが生じるということだけではなく、そのトレンドの勢いが増すということです。「加速度」という要素を頭に入れておくと、「相場に乗り遅れてしまった」と思う必要はないこと が分かります。

つまりは、上がりだしてから買えば良い、下がり出してから売れば良い、ということです。実は、この、一見、簡単そうなことが、なかなか出来ないからこそ相場 は難しいと言えそうです。それでも、相場の習性を知っておくだけで、実際のトレードでは、天と地ほど違いが出てくると思います。

ところで、トレードでは、この「動かない局面」から「動く局面」に変化するタイミングを如何にして具体的な判断基準で把握するかが大事な作業となります。この判断基準が、すなわち、「トレードルール」であり、「トレード技術」です。

そうして、相場は、動くためには、動かないことが「必要」、下がるためには、上がることが「必要」、上がるためには、下がることが「必要」だ、等々と考えることが出来るようになると、相場が益々面白くなります。

私は、「スパンモデル」にしても、「スーパーボリンジャー」を活用する際に、この動き出すタイミングの判断方法を具体的にルールとして持っています。トレードで成功する為には、如何にして客観的な判断基準を持ってマーケットに臨むかは非常に大切な要素であることは頭では理解していても、それを如何にして実践していくかの方法論が重要だと思いますね。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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