マーフィーの「日々是好日」
 

広告


“マーフィーの日々是好日”全記事バックナンバーはこちらから

2016年06月25日(土)

FXでは「分散投資」「長期投資」の発想は良くない [雑感]

「分散投資」「長期投資」という言葉ほど個人投資家を惑わせ、混乱に陥れているものはないと思います。

そもそも、「分散投資」にしても「長期投資」にしても、株式相場、とりわけ、投資信託という商品を個人に販売する際に投信会社が「売り」にしてきた言葉です。

もっとも、投資信託に関しても、果たして、先ほどのような「うたい文句」を受けて購入したものの、ハッピーになった個人投資家がどれほどいるのか大いに疑問ではありますが、ここでは触れません。

そして、なんと言っても、「悲惨」なのは、FX(外国為替証拠金取引)の世界でこれら「分散投資」「長期投資」という言葉が広まったことではないかと思います。そして、それらを個人投資家が自身のFXトレードにて実現出来ると判断したところに、多くの不幸を招いてきた気がしています。

投資信託などの株式関連の商品の多くは、そもそもベンチマークとなっている日経平均や東証株価指数などを上回るかどうかを目標としている点、運用担当者に都合の良い構造になっているようです。

つまりは、仮に、投資信託の運用成績がマイナスでも、ベンチマークである日経平均の下落幅より「まし」であれば「良し」とする風潮があるのです。

この点を理解して購入しているのであれば別に問題はないのですが、この考え方をFXの世界に持ち込んだりすると、悲惨なことになります。まさに、個人投資家はたまったものではありません。

FXで成功する為には、ある程度、短期の売買が出来なければ実現困難です。そうなると、売買手法というか、私がよく言う「トレード技術」がないと、大きな損失を被ることになるのは時間の問題となります。

尚、短期の売買と聞くと、短絡的に「危険きわまりない」というイメージをお持ちの方が多いのも事実です。その背景は、FXの本質を知らずして、生半可な知識で始めてしまった挙句、短期間に大きく損失を出したり、証拠金を失ってしまった方があまりに多いからかもしれません。

そもそも、FXとは、株式関連商品などでよく言う「投資は自己責任で」というレベルでは推し量れないほど、言ってみれば「過酷」な金融商品です。「過酷」と書くと、また、語弊を生みそうですが、それぐらいに思っておいた方が、将来的には無難だと思います。

とにかく、自分自身で努力を惜しまず学ぶ姿勢、そして、充分に武装してトレードを始めるのだという決意がないと、FXは単なる「博打」と化してしまいます。もちろん、正しく学び、正しく取引すれば、これほど、優位性を持った「金融商品」は他にないというのも事実です。なので、決して、恐れる必要はないどころか、FXを知らないのは、あまりにもったいないくらいです。

今回の英国の国民投票の結果、英国のEU離脱が決定的となり、今週以降の相場展開は混とんとするかもしれません。しかしながら、相場変動率が高まることは、FXを正しく学んだことのない人にとっては、リスクが高まる一方で、FXを正しく学んだ人にとって、素晴らしい収益チャンスが増えていきます。どうぞ、焦らずに、じっくりと進んでいかれることをお祈りしております。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 23時56分 パーマリンク


2016年06月22日(水)

いよいよ英国民投票の日を迎えますが・・・ [雑感]

いよいよ、明日6月23日、英国では欧州連合(EU)に残留かそれとも離脱かを決める国民投票が実施されます。今後の世界経済への影響も大きいだけに、市場の関心は極めて大きいです。

さて、この世紀のメインイベントを前にして、相場に参加する際のスタンスについて1つ書いておきたいと思います。それは、相場判断を行うに際して、自分の尺度をしっかりと持っているかどうかです。ありとあらゆる市場関係者が様々なコメント、意見を述べていますが、それらに左右される中で相場に参加するのはとても危険だと思います。

残留か離脱かを「当てる」ことだ大事ではないと思います。実際の相場がどのように推移展開していくかどうか、そして、それにどう対処していくかどうかが最重要です。その意味で、「相場予想」はご法度です。

相場は急変します。急変する際に、自分のスタンスが事前に決まっていない、もしくは、急変している最中に臨機応変に対処できないと、ただただ相場変動リスクにさらされるだけです。もちろん、流動性リスクも大きなものであるのは当然のことです。いずれにせよ、自分の中に判断基準を持っているかどうかがすべてと言っても過言ではないと思います。

そもそも、根本的なこととして、相場では、「依存症」の方がトレードを行うことは極めて危険だと思います。「依存症」は精神的な病とは言え、自覚症状がない上、現代人の多くが多かれ少なかれ同様の兆候があるだけに厄介なものです。尚、ここでは、一般に言う「ギャンブル依存」と言った類のお話をするわけではありません。

FXをされている方の中でも、自分なりの投資に対する考え方はもとより、自分なりに確立された投資ルールもなければ、正しい投資技術も持ち合わせていない個人投資家が意外と多いと思われます。

トレードにて「依存症」はなぜ危険かと言うと、相場観なり成果を他人に過度に依存してしまうからです。その結果、トレード成果は向上しないばかりか、損失が膨らんでも、決して自分のせいではない、他人のせいにする傾向が強まります。そして、益々、「依存症」の症状が悪化することになります。

ところで、「依存症」の傾向のある人は、自分の希望的観測と実際の相場とを峻別することが出来ない、他人に相場観やポジションの選択の判断を求める、相場が自分の思惑通りに推移しないと立腹する、上手くいかない時の問題解決の代行を要求する等々が考えられます。「相場は自己責任」でと言いますが、そもそも精神的に自立していないから、責任云々などと言われても言葉の上では何となく分かっていても、正しく理解していないわけです。

「アダルトチルドレン」という言葉が心理学にはありますが、精神的に未熟であり、自立していない人が、自己資金と投入して投資なりトレードを行うと、悲惨な結果を招くことになります。FX(外貨証拠金取引)を始めるに当たっては、各FX会社や証券会社は、事前に簡単な理解度テストなどを行っているようですが、その個人投資家が「依存症」であるかどうかなど、当然のこととは言え、チェックはされていないのが実情のようです。

こちらのブログをお読みの方は、ぜひ、胸に手を当ててみて、自分に思い当たる節はないかどうかちょっと考えてみるとも悪くないかもしれません。程度の差こそあれ、ほとんど誰でも、何らかの精神的未熟さを抱えていると思えるからです。そして、それに気づく時点で、既にある程度、問題は解決していると言えるでしょうし、相場に対する今後の姿勢も良い方向に向かうものと思います。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 23時36分 パーマリンク


2016年06月18日(土)

トレードとは本来退屈なもの。。。 [トレードの心得]

今回は、トレードとは本来は退屈なものだということをお話します。

また、「いきなり何を書くんだ!」と言う声が聞こえてきそうです。確かに、「退屈」と言う表現は語弊があるかもしれません。もう少し別の表現をすると、トレードとは、めりはりをつけなくてはならないということ、もしくは、トレードとはタイミングが大事であるということです。

ただ、このように月並みな表現をすると真意が伝わらないのではないかと思います。と言うわけで、やはり、「トレードとは普段は退屈なものだ」と認識するところから、スタートした方が分かりやすいと考えます。

実は、有料サービスの一環である「コーチング掲示板」にて、毎日のように、個人投資家の会員様と質疑応答をやり取りしていると、ありがたいことに、実に様々な経験をさせて頂けます。

このやり取りを通じて、感じることの1つが、個人投資家の多くの皆様は、相場があまり動いていない、膠着相場の時に、無理に入ろうしているケースが目立つことです。

相場とは、トレンドのある時とトレンドのない時があります。より現実に即して言うと、トレンド性の高い時と、トレンド性の低い時があります。多くの個人投資家の皆様は、トレンドのない時、トレンド性の低い時に、無理してトレードしようとしているケースが多いようです。

そして、その結果でもありますが、肝心の、トレンドのある時、トレンド性の高い時に、指をくわえて相場を見ているか、逆向きのポジションを持ってうんうんと唸っているケースが多いということです。これは、かなり由々しき問題であると思います。

そもそも、至極当たり前のことなのですが、皆様がチャート画面をご覧になっている時、画面ウィンドーの上限から下限にかけてチャートが収まるようになっているはずです。すなわち、その画面に映し出されている時の相場の動きに応じて、スケール、価格が変化するということです。価格が大幅に変動している時も、小幅に変動している時も、チャート画面を見るだけでは、判断が難しいということです。

このことは、ちょっと想像して頂くだけで分かることかと思います。手作業で方眼紙にチャートを書くと一目瞭然なのですが、相場の動きは、実際に自分の手で書かないと変動率が高いか低いかは分かりにくいようです。それでも、少し意識してチャートを眺めておくだけで、相場変動の状況などが、分かると思います。

いずれにしても、大事なことは、相場とは、動き出した時、もしくは動いている時に、相場に入ることです。ですから、普段、特に、東京時間中など、あまり動いていない時は、あれこれ悩んで無理に手を出してしまって、うんうんと唸っている状況は避けたいということです。


■ところで、私のスパンモデル、スーパーボリンジャーは、終値で判断するケースが大半です。日足ならNY終値時点、60分足なら60分足終値時点で判断します。5分足でも同じく、5分足終値時点で判断します。

「引けで判断する」ことの意味は、この終値時点で判断すると言うことを指します。こんなことをいまさらと思ったのですが、実は、この基本的なことを未だご理解頂いていない方も多く見られるということです。このように、終値で判断するということは、終値が確定するまでの時間は、原則として、相場がどの位置にいても判断は終値時点まで持ち越されるということです。

この点に関して、スパンモデル、スーパーボリンジャーに関してよくある「誤解」は、焦ってしまって、ザラ場で判断をされる方が多いことです。例えば、プラス1シグマラインを上回って引けた、もしくは下回って引けたという時、当然のことながら、「引け」で判断するわけですから終値を待たねばなりません。

仮に60分足の場合は、60分足終値を待たねば分からないわけです。この60分間の間のリスクを取る必要があるわけですが、それが嫌なら、別の方法を考えねばなりません。例えば、5分足や1分足をベースにトレードすることです。

従って、やはり、終値で判断する以上、基本的には、四六時中、マーケットの価格を眺めているということは必要ないことになります。言い換えると、終値が確定するまでの間は、リスクの範囲は、限定出来ないことになります。

相場でポジションを持つ以上、そして、スパンモデル、スーパーボリンジャーで取引を行う以上は、このリスクを前提条件として、考えておく必要があるともいます。このリスクを前提として許容できないとなると、それこそ、スキャルピングでしか、トレード出来ないことになります。

スキャルピングは、数ピップスから10ピップス程度の値幅を狙いにいくトレード方法ですから、終値を待って判断する必要はないです。従って、スキャルピングをされたい方には、スパンモデル、スーパーボリンジャーは相応しくないトレード技術かもしれません。


■話は元に戻りますが、FXの経験は長い、勉強もしている、しかしながら、収益をコンスタントに上げることが出来ない人の特徴は、四六時中、マーケット価格をチェックし続けていることです。自分なりの「トレードルール」が構築出来た人というのは、あまりジタバタしません。

皆様は、世界中のプロのトレーダー達と同じ「土俵」にて、相場と会い向かっていらっしゃるわけです。プロであろうがアマであろうが、何のハンディキャップも与えられません。損切り(ロスカット)が「受け身」に例えられる柔道の世界では、体重別に試合を行うわけですが、この相場の世界ではクラス分けなど存在しないのです。

実に公平な世界ですが、それだけに、極めて過酷な世界です。プロのトレーダー達は組織に属していますので、厳格な「ロスカットルール」が決められます。ある決まった内部規定を順守しなければ、場合によっては即刻クビとなりますので、雇われトレーダー達は必死です。ここでお伝えしたいことは、トレーダーたるものはトレーダーになる為の研修なりを程度の差こそあれ、受けていることです。

「ルール」の大切さを徹底的に叩き込まれることもあるわけです。それでいても、トレーダーの淘汰は激しく、成績次第でどんどん配置転換やクビとなっていくのが実情です。

とにかく「結果がすべて」と言ってしまえばそれまでですが、結果を追い求め過ぎる姿勢そのものがトレードでは失敗を招くことも多いにあります。方向感なく、トレンド性の低い相場にて、無理してポジションを張ったり、当初のプランとは違うポジションを持ったり、損失につながる失敗をやってしまうのが、「追い込まれたトレーダー」には多いのです。

その点、皆様の場合は、ここぞと言う時にだけポジションを張れば良いわけです。あまり動いていない相場、トレンドがなく、方向感のない相場で、下手に手を出して、余計なリスクを取る必要などないと思います。

トレードだけで「ご飯を食べている」プロの方はそうは言っておれませんが、逆にそう言った、個人のプロのトレーダーの方こそ、余計な時は手を出すべきではないということです。

皆様は、ぜひ、ご自分のトレードスタイルを構築することはもちろんですが、毎日のトレード戦略についても、シナリオなり、プランを事前に立てて、その中で、自分のスタイルをしっかりと守っていくように努めれば、結果は自然とついてくるはずです。

いつも、四六時中、ポジションを持ちたがるのは、いわゆる「ポジポジ病」です。「トレードとは本来は退屈なものだ」という意味は、一旦、自分の方針なりを決めた後は、そのチャンスが訪れるまでは、我慢すること、何か行動を起こすべきだというタイミングが現れるまでは何もしないということです。従って、チャンスが訪れるまで我慢することも鍛錬の1つだと考えることが大切だと言うことです。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 22時46分 パーマリンク


過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

Sponsor AD

プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

2016/6

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

カテゴリーリスト

最近の記事

スポンサードリンク

検索


当サイトコメントについて

当コメントは情報提供のみを目的として作成されたものであり、投資に関してはご自身でご判断くださいますようお願い致します。また、当資料は著作物であり著作権法により保護されております。無断で全文または一部を転載することはできません。

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright © 2009 PhiConcept,inc All rights reserved.