マーフィーの「日々是好日」
 

2017年08月27日(日)

相場の報酬は、恐怖の報酬!? [トレードの心得]

トレードしている時は、個々人で程度の差こそされ、一般的には、ほとんどの時間帯にて、人は緊張状態にあります。少なくとも弛緩状態ではないはずです。緊張状態はストレスの状態と言い換えても良いかもしれません。

ほとんどの人にとって、相場が上昇すると判断して買った途端に上昇するとか、相場が下降すると判断して売った途端に下降するといった「理想的なトレード」はほとんどあり得ないのが実情です。

むしろ、買ったら下がる、売ったら上がる、買おうと思っていたら先に上がる、売ろうと思っていたら先に下がるのが「普通の相場」です。

一方で、買いにくい相場は上がる、売りにくい相場は下がる傾向にありますから、勇気を出して、恐怖感を持って、立ち向かうくらいの心持ちで臨めば、相場の波に乗りやすいと言えます。つまりは、相場の報酬は、恐怖の報酬となるわけです。

考えてみると、博打のつもりでもない限り、相場に入っている時の精神状態は決して良いものではないことから、精神衛生を悪くしストレスを抱えた代償として、収益がもたらされるのだと考えても過言ではなさそうです。

よく、相場はメンタルコントロールが大事と言いますが、相場をやっているのは、生の人間ですから、机上の空論で語ることが出来るほど、生易しいものでないのは明らかです。

行動心理学等を駆使して、相場にまつわる人間の行動をあれこれ研究したレポートを読んだところで、実際のトレードが即刻楽になるわけではありません。

自分の心の状態を観察することが出来るくらい、瞑想力や集中力を付けることが、成功トレードへの近道かもしれないと思えるぐらいです。あの一目均衡表の創始者である一目山人翁が仏教に没頭したのもうなずけそうです。

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Posted at 00時14分


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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

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