マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年04月30日(日)

まずはチャート、それから・・・・ [雑感]

チャートは万能ではありません。チャートだけで、相場を完璧に予測出来るとは限りません。しかしながら、それを踏まえた上で断言出来ることがあります。それは、チャートなしではトレードは出来ないということです。

チャート(Chart)には様々な意味があります。(1)図、表、図表、グラフ、(2)海図、海岸線や水深などが記されている地図、(3)航空図、地形・航空路・空港などが表示されている地図、(4)天気図、気象図、(5)占星術の占星図、(6)音楽の楽譜などです。

(1)や(2)の意味はすぐに察しがつきますが、(6)は興味深いです。音楽の楽譜はまさにリズムであるからして、相場が一種のリズムであると理解するのは難くありません。音楽に秀でた才能の持ち主が、相場が上手であるのは充分に想像出来ることで、実際にそのような話が実在しています。

ところで、私は、普段から「ファンダメンタルズ」のことを「不安だメンタルズ」と表現することが多いです。トレードしていく上で、「ファンダメンタルズ」を最重視すると、メリットよりもデメリットが多く、結果が思わしくなくなるからです。

実は、私自身、相場の世界に入って最初の半年間で、トレーディング部門にて仕事を続けることが出来るかどうかの瀬戸際にあった時に、私を救ってくれたのは「チャート」でした。従って、現在の自分があるのは、ひとえにチャートとの出会いがあったからだと断言出来ます。

さらに、その後のトレーダー人生においても、チャートを継続的に研究し続けたからこそ、トレーダーとして生き残ることが出来たと思っています。確かに、大きく損失を出した時を思い出すと、全て、「ファンダメンタルズ要因、材料」に拘り、執着したことが原因だったからです。

そもそも、「ファンダメンタルズ」の拘ることの最大のデメリットは、「理屈」を先行させてしまうことです。この「理屈」は、相場に対して、ほとんど「後講釈」に近いものなのですが、「ファンダメンタルズ」要因に拘ると、相場が動いている最中にさえも、「理屈」を押し通そうとしてしまうという最悪の間違いを犯してしまうリスクが高まります。

相場は一旦動き出すと止まりません。相場は相場の都合で動いているからです。その相場に対して、あれこれ「理屈」を付けようとすると、どうしても無理が生じるケースが多く出てくるのです。動いてしまった相場に対しては、いかにもなるほどと言える「理屈」を付けることが出来ます。「屁理屈」であっても、相場を解説する上では好都合なわけです。

しかし、動いている最中の相場に対して「理屈」を押し通そうとすると、とんでもない結果になってしまいます。大事な資金を守るためにも、ぜひ、「ファンダメンタルズ」ではなく、チャートを勉強することをお勧めします。

尚、ファンダメンタルズ面からの「理屈」に対する拘りや執着心について、メンタル面のことを原因として挙げても良いのですが、一義的にはやはり「ファンダメンタルズ」そのものを重視することの結果だと考えています。

従って、まさに私自身の実体験に基づいて言えることだけに、私としては、特に、個人投資家の皆様に対して、大事な自己資金を投入されてトレードされるに際しては、第1に重点を置いて頂きたいのが「チャート」だとお伝えしたいのです。

あくまで「チャート」を踏まえた上で、はじめて、世の中で話題となっている「相場材料」を知っていることに越したことはないということです。何故上昇したのか、もしくは下降したのかの背景要因を、「相場材料」面から把握しておくと相場の動きを理解しやすいからです。

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2017年04月24日(月)

相場の世界では「頑張らない」方が良い!? [雑感]

相場の世界では、「がんばること」は逆効果です。自分のポジションが花開くように、相場が自分の思惑通りに動いてくれるよう、一心不乱に祈ることは、むしろ逆の結果を招いてしまいかねないのです。

このことは、「努力逆転の法則」というものです。「努力」すればするほど、逆効果につながるということです。心理学的な観点から言うと、この一心不乱に祈るという精神的状態は、自分の願望が、現実には存在していないことを潜在意識に刻み込んでしまうようなものだということです。自分の相場観通りに相場が推移し、「収益チャンスを得たい」と願えば願うほど、その望ましい状態が現実化する可能性が小さくなってしまうということです。

現実にどのような状況を示すかという1つの具体例を挙げてみましょう。

当初、ポジションを造成した時に自分のシナリオが、その後の相場展開によって、実現困難と判断出来る時に、いつまでも、自分の当初のシナリオに拘ってしまうことを「がんばる」と勘違いしてしまうことが挙げられます。

このことは、以前にお話ししたこともある「逆境に耐える」ことの一面でもあります。「逆境」などには耐える必要もなく、「がんばる」必然性などもはや存在していないにもかかわらず、踏ん張ってしまうのです。つまりは、「がんばること」が、逆に、望ましくない状況を創ってしまうわけです。

もちろん、何らかの根拠があって「がんばっている」のであれば、それはOKです。その判断根拠が崩れるまでは、忍耐力を活かして良いと思います。そう言う意味での「がんばり」は必要でもあります。

というわけで、根拠なき「がんばり」は出来るだけ避けたいものです。やらないようにしたいものです。自分を追い詰めてまでも、一心不乱に祈るなどをすると、精神にとっても良くないことです。その結果、相場を冷静、客観的に直視することも出来なくなるからです。

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2017年04月15日(土)

ツキがあると思えるかどうか・・・ [雑感]

「経営の神様」と言われる松下幸之助氏は、人と会う時には、「君は自分にツキがあると思うか?」とよく訊いていたそうです。

そして、相手が「はい」と答えれば、そこから付き合いが続いていき、「いいえ」と答えると、そこで付き合いが止まってしまったそうです。

ちなみに「今まではツキがありました。」と答えると、「じゃあ、これからはどうなんだ?」と重ねて訊いていたそうです。「きっとこれからもツキがあるはずです。」という答えを期待していのかもしれません。

ここでのポイントは、松下幸之助氏は、相手が実際にツキに恵まれているかどうかよりも、相手が自分はツイていると思えるぐらいの自信や確信を持った人間であるかどうかを見ていたのではないかという点です。

考えてみれば、自分がツイているかどうかは、往々にして相対的なものです。絶対的にツイているというものでも、絶対にツイていないというものでもなさそうです。

となると、やはり、自分の心の状態が常日頃どのようであるかが、この世で自分の人生を全うしていくかどうかを左右する大切な要素となるのでしょう。

つまり、自分は何故かしら守られている、最後には何とかなる、という風にどっしりと座った考えを持ち続けていれば、人生何とかなるのではないかと思えるのです。

さらに言うならば、今までの自分がツイていようがいまいが、これからの自分はツイていると思えることが出来れば、きっと前途は拓けてくると思えるのです。

相場においても、自分を追い込まず、楽な気持ちで臨むことが出来れば、ツキをたぐり寄せることも出来る、そんな気がします。その為にも、自分に自信を持って、焦らず、欲張らず、怒らず、迷わず、腐らず、淡々と相場に臨む姿勢が大切なのではないかと思うのです。

もちろん、自信を持てるほど、日頃から精進して自分の技術を磨いているということが前提となるのは言うまでもありませんが・・・。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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