マーフィーの「日々是好日」
 

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2018年08月28日(火)

「かもしれない運転」とトレード [トレードの心得]

「かもしれない運転」とは、実際に自動車を運転している最中に、交差点に差し掛かったら、車や人が突然飛び出してくるかもしれないと想定することで用心しながら運転することを指します。他の例では、スクールバスが前方に止まっていたら、いつ子供が飛び出してくるかもしれないと注意を払いながら運転することなどです。

この「かもしれない運転」を行うことで、交通事故を事前に防ぐことが出来る確率が格段に増すと言われています。とにかく、何か危険が起こり得る場所に差し掛かると、用心して運転するに越したことはないということです。

さて、まったく同じことがトレードでも当てはまると思います。普段、重要経済指標が発表になる時は、大きく動くかもしれないと、大概の人は用心をするものです。しかしながら、普段のマーケットにて、特に経済指標やイベントが予定されていないとマーケットの動きに関心を払わなくなることが多いものです。

そんな時でも、チャートにはいつも目をやっておきたいところです。つまり、重要サポートやレジスタンス近辺に相場が位置している時は、しっかりと目の前の動きに注意を払っておきたいものです。とりわけ、小動きになっている時こそ要注意です。

相場は小動きの後にこそ大きく動くものです。レンジ相場や揉み合い相場の局面では、市場参加者のポジションは積み上がりやすくなっていることから、相場変動エネルギーが溜まっている状態にあると言えます。

ボリンジャーバンドのバンド幅が収束している時などは良い具体例です。私は、とりわけ、「遅行スパン」を最重要視しているので、遅行スパンがローソク足に絡んでいる推移している時は、「かもしれない運転」を行うように努めています。

「かもしれない運転」を行っているからと言って、ポジションを持っているとは限りません。マーケットをウォッチしていること自体が「運転」となります。そして、ここぞというチャンス、タイミングでエントリーしていくことこそ大事です。

相場は色々なことを教えてくれるものだとつくづく思います。

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2018年08月09日(木)

着眼大局 着手小局 [トレードの心得]

タイトルは、囲碁の世界でよく使われる言葉です。広く全体を見渡し、先を見通した上で個々の局面に1つ1つ着手していかなければならない、という意味です。

尚、「木を見て森を見ず」という言葉も似たニュアンスを持っています。いずれにしても、全体観、大局観を把握した上で、目の前の小さな動きを追っていくことが大切だという意味合いのことです。

さて、「着眼大局 着手小局」にしても、「木を見て森を見ず」にしても、言葉のエッセンスは頭では充分に理解出来るものです。問題は、実際の相場におけるトレードでのこととなります。

仮にデイトレードを行っているとします。この場合、どうしても、1分足や5分足、もしくは1時間足(60分足)等に集中してしまう傾向があるのは否めません。何故なら、日中の動きについていくには、これらの短期時間足のチャートがより有効だからです。

しかしながら、デイトレードを行っている際も、例えば日足のチャートをチェックすることはとても重要です。私は、セミナーや自分の有料掲示板の会員さんに向かって、こう言います。「デイトレードを行う際には、大局観は日足でチェックした上で、実際の売買ポイントは60分足、5分足、1分足などで詰めて行きましょう。」と頻繁に申し上げています。

そのことで、全体のトレンドを見失うことなく、順張り方向はどちらなのかを確認することで、大きな収益を狙うチャンスは逃さないように努めているわけです。一方で、順張り方向と逆向きである調整局面狙いについては、あまり無理をせず、慎重なトレードを心がけるようにしています。

理由は、実際にトレードをやっていますと、余計な値頃感を持ってしまうことで、高値観からの無理な売りや安値観からの無理な買いを行ってしまうリスクがあるからです。

とにかく、相場は動き出すと、どんどん動きますから、大局観だけは外さないようにしたいものです。頭で分かっていても、実際のマーケットの中では自分を見失ってしまいがちですので、常にチャートチェックを怠らないようにしたいものです。

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2018年07月25日(水)

相場とダンスをする!♪ [トレードの心得]

相場に入って、トレードをやっていると、何かしら追われる感じがし、また、溢れる情報に取り囲まれているようで、とかく状況に振り回され、心のゆとりを失いがちです。

「相場と格闘する」という言い方がありますが、それでは、決して、良い結果を生みません。戦うというより、ゆとりを持ってしなやかに、「相場とダンスをする」ようにトレードした方が良いと思います。

相場は「諸行無常」です。まさに、大波小波の連続です。それを乗り切るためには余力を残してゆったりとしたトレードが望ましいと思います。端的に言えば、「やりすぎるな」と自らを戒めることが大事だと考えます。

ある中国の高僧の教えに、「勢い尽くすべからず」というものがあります。人間は勢いづくと、「いけいけどんどん」と調子に乗りやすいもの。しかし、この時が一番怖いということ。つまり、不幸は決して不幸の時に始まるのではなく、むしろ幸福の絶頂期に既に破局の種がまかれていることが多いということです。

ただ、高僧は、勢いを使うなとも言っていません。勢いのある時、勢いを使わないと、せっかくのチャンスを逃してしまいます。そうではなく、要するに、「ほどほどに」ということです。「中庸」という言葉がありますが、簡単そうに見えて、奥は深そうです。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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