マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年04月27日(木)

「休むも相場」 [トレードの心得]

「休むも相場」は、別の表現では「迷わば休め」とも言います。

「休む」とは、文字通り休むと言う意味ではなく、一旦ポジションを手仕舞ってしまって、スクウェアにするけれども、その間、相場の動きを注意深く観察し、次なるチャンスを待つという意味合いです。

同様の表現に「待つは仁」という格言もあります。仁とは、博愛であり、いつくしみ、調和を意味しますが、焦らずじっとチャンスを待つことが出来る人徳です。

この「休む」ことの重要性は、相場が見えない時、分からない時に「休む」だけでなく、相場予測が的中して、大きな利益を得た時も「休む」ことが大切だということです。相場に入っていると、周りからは一見何もしていないように見えて、本人はあまりにも多くのことを考えているものです。決断しなければならないことが、刻一刻と無限大に押し寄せてくるわけです。

今現在の相場の位置がよく分からない時は、全てのポジションを手仕舞わないまでも、せめてサイズを減らして「休む」べきです。特に、利が乗ってこない時は、焦りが生じてしまいがちです。そんな時は、あまり無理をしても良い結果を生みません。それならば、虎視眈眈と情勢を見守りながら、次なるチャンスを待つべきです。

ここ最近は、北朝鮮絡みの地政学的リスクの高まりもあり、なかなかリスクの度合いが読めないタイミングでもあります。そのため、やはり、情勢を見守る姿勢が大事だと考えます。

また、相場で上手くいって大きな利益を確定した時なども「休む」ことは大事です。順調な時には、「いけいけどんどん」でさらに攻めたくなるものですが、私自身の経験では、上手くいったためしはあまりありません。むしろ、大儲けの後に、大やられした記憶があります。

とにかく、上手くいっている時も、上手くいっていない時も、「休む」ことの意味は大きいです。「もっともっと」と「はやる」気持ちを抑え、焦りを静めること、そして、チャンスは無限大に存在しているのだと自分に言い聞かせることが大事だと思います。

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2017年04月22日(土)

今日、この場が絶好の買い場、売り場?! [トレードの心得]

相場をやっていると、今日が絶好の買い場、もしくは売り場と心が「はやる」ことがあります。また、日中においても、今このタイミングが絶好の買い場、もしくは売り場と勇み立つことがあります。

まるで、このチャンスを逃すと、もう二度と訪れないかのように思いこんでしまうわけです。その時の心境たるや、相場をやっている人間であれば、大概、経験されていることと思います。

実は、私自身も、トレードしていて、この「煩悩」が頻繁にもたげてきます。「このチャンスが逃すと、云々」と言った具合です。ですから、気持ちが手に取るように分かります。

しかしながら、この「はやる」気持ち、勇み立つ思いは、あまり歓迎されるものではないことは、やはり、やはり自分の過去の経験から明らかです。

私も含めて、相場をやっていると、どうしても高値で売り、安値で買いを狙いたくなるものです。しかしながら、この考え方が「仇」「落とし穴」となって、しこったポジションを掴んでしまうことは往々にしてあります。

相場というのは、本格的に動き出してから乗れば良いのだというくらいの心の余裕が大切です。相場はいつでもどこでも存在し続け、決して私達の前からは消えてなくならないと考えるくらいで丁度良いのです。

それを、焦りのあまり、下手に手を出してしまい、余計なトレードをする結果、しこりポジションを抱えてしまって、致命的な痛手を食らうことが起こり得ます。相場はいつも目の前に存在しているにもかかわらず、こちらが手を出したく手も出せない状況にしてしまうのは、私達自身であるということです。

と言うわけで、絶対的な買い場、売り場のチャンスが来たと思っても、敢えて、心を穏やかにし、高値売りでなくても、底値買いでなくても良いのだという「開き直り」の心で優しく相場と接すること、そして、「遅ればせながら」相場に入っていくぐらいの姿勢が大切です。

「終着駅の次の駅で降りる」、「相場は永遠になくならない」というくらいの考え方で、心にゆとりを持って相場と仲良く付き合う気持ちが肝要だということです。尚、「終着駅」とは高値や安値のことです。高値や安値は分からないけれども、高値や安値を過ぎた後に、確認した上で、遅ればせながら入っていっても決して遅くないということです。

そして、相場は永遠になくならないと言うと語弊があるかもしれませんが、少なくともかなりの期間、相場は存在し続けます。相場が存在し続けているのに、参加出来ないとしたら、全てはこちらの問題です。

こちらの問題とは、つまり、私達各人の置かれたトレード環境の中でも、とりわけ資金量です。つまらぬトレードを繰り返してしまって資金量を減らしたり、無くしてしまったりしては、相場に参加出来なくなってしまいます。相場はそこに存在し続けているのです。それを収益チャンスとして生かせるかどうかは、全てこちらサイドの問題だということです。

目先、北朝鮮を中心とした地政学的リスクが高まる中、相場についても、かなり神経質な動きをしています。このような時こそ、慌てず、急がず、ゆったりとしたスタンスで相場に入っていきたいものです。

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2017年04月12日(水)

トレードでの「平常心」の大切さ [トレードの心得]

昔、江戸時代に、徳川家に仕え活躍したとされる、剣の名手、柳生宗炬(やぎゅうむねのり)という人がいました。この柳生宗炬が残した「兵法家伝書」の中に、「此れ平常心をもって一切の事をなす人、是を名人と云う也」という文章があります。

剣を極めることは、禅に通じるとされますが、この「平常心」こそは、武士道にて肝要な要素とされます。尚、柳生宗炬は、この「平常心」を「不動智」と言ったそうです。「不動智」とは、心を四方八方に自由に動かしながら、しかも一つの物、一つの事には決してとらわれないことです。

何かを見て心がとらわれると。様々な雑念がわいてくる。心の中で、あれこれ迷いだすのです。このように、何かにとらわれていると、心を自由に動かそうとしても動かないということ。自由に心を動かすことが出来なくなるのです。

相手が刀を振り上げて切りかかってくる時に、「あっ、きたっ!」と身構えたなら、相手の刀の動きが気になり、自分は自由に動くことが出来ずに切られてしまう。そこで、打ち込んでくる刀を見ても、どう受けようか、どう切りかえそうかと思慮分別せず、ただ無心に相手の刀に応じたなら、切りかかってきた刀を奪って相手を切ることも出来るということなのでしょう。

自分の刀の動きが気にかかれば、自分の刀に心をとらわれ、打ち込むタイミングが気にかかれば、それに心がとらわれるようです。からだの力をぬいて、心も空っぽにすること、これが剣の極意ということのようです。

相手が刀を振りかざして切りかかってくる時に、相手の刀に気をとられ過ぎていると、自分が自由に動けなくなるように、何かを見て心がとらわれると、雑念が湧き、その結果、心に迷いが生じます。雑念を振り払い、自分の心を空っぽにする感覚があってはじめて自分も自由に動けるということなのでしょう。

そう言えば、酒田五法で有名な本間宗久翁は、禅を極め、精神修業を行ったと言われています。相場の世界は、まさに波乱万丈であり、一寸先は闇と言っても過言ではありません。

そんな中にあって、「平常心」を保ちながら、沈着冷静に相場を客観的に判断出来るように自分の精神をコントロールすることが如何に大切なことか、相場の世界に生きている人間であれば誰もが痛感していることです。

ただ、柳生宗炬が「平常心」を持って一切の事をなす人のことを「名人」と言ったように、この「平常心」をキープすることが如何に難しいことであるかが、どうも現実のようです。さすがに現代においては、剣の修業は難しいですが、禅などの修業で、「平常心」を練磨することが出来れば、相場を極める上で大いに役に立ちそうです。

もっとも、禅とて、そう簡単なことではなさそうです。そこで「瞑想」などを通じて、精神修業を積むのも良いのではないかと思案しています。何せ、為替相場は1日中動いています。それだけに「集中力」をどこまで持続させるかも重要であり、何ともはや、厳しい試練を要求される仕事であると痛感します。

ところで、あの宮本武蔵も以下のように平常心について語っているようです。

「常に敷居の上を歩む如し」。これは、部屋の中だけではありません。例えば、突風が吹きぬける二十階建てのビルとビルの間に架かっている、幅15センチの丸太の上でも平気で歩けるということです。

さらに、以下のことも言っています。世の中で、見たり、聞こえたりしてくる瑣末な言葉を一々気にとめて聞いていてはストレスが溜まるばかりです。そこで、「聞こえても、気にしない。」「眼の力を養うには、常に眼を閉じておけ。」「耳の力を養うには、常に聞くことを避けよ。」「こころの力を養うには、常に沈黙していることが一番だ。」「健全な心に、頑強な身体が宿る」等々。どれもこれも、相場、そして実生活につながる箴言ばかりです。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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