マーフィーの「日々是好日」
 

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2011年09月30日(金)

心地よい「アゲンスト」 [トレードの心得]

「心地よいアゲンスト」が意味することは、自分のポジションが相場の流れと逆向きであるにもかかわらず、むしろ、納得して相場を観察することが出来ている状態を指します。

具体例を挙げると、仮に、ロングポジションを既に持っており、しかも評価益も既に含んだ、まさに利が乗っている状態にあるとします。そして、ある経済指標が発表になり、事前予想より悪化したことで、相場が売られ、自分のポジションの方向と逆向きの動きが見られ、評価益が減少したとします。

そんな時、普通であれば、「ああ、やられた」と悲観的になり、どうして、経済指標発表前に利食いを入れなかったのだろうと自分を責めてしまうところでもあります。

しかしながら、この場合では、むしろ、「理想的な押しを入れた」とか、「今後上昇する為の踏み台が出来た」という相場判断をすることが出来るほど、ストレスなく冷静に相場を観察することが出来るというものです。

さらに言えば、既に市場に積み上がっていたロングポジションの調整が進んでくれている、そして、むしろ弱気な市場参加者が増えてくれると余計に相場が上昇しやすくなる、などという風に、アゲンストの状態を楽しむくらいの心の余裕が出来ることを、「心地よいアゲンスト」と言うわけです。

もっとも、なんの判断根拠もなく、ただ漠然と、勘だけで判断するのではなく、それなりの具体的な判断基準なりがあることが前提条件となります。さもないと、ただ単に希望的観測だけの呑気で場当たり的なトレーダーに堕してしまうからです。

もちろん、具体的判断基準を持っている場合でも、ただ感覚的に、「良い感じの押しが入っている、この分だと、あく抜けして、逆に、相場が上がりやすくなりそうだ」という鋭い読みをすることが出来ることはあり得ます。それは、恐らく、元々、相場センスのある人かもしれませんし、長年の経験から生まれた「相場勘」が背景かもしれません。

いずれにしても、普通に訓練を受けてトレードをする多くの個人投資家にとって、自分自身それなりの判断基準を持ち合わせているならば、目の前のマーケットの動きを見ていて少々、アゲンストになったとしても、ジタバタせずに相場を観察するぐらい心を落ち着けておくことのメリットは計り知れないと思います。その為にも、相場観測の為の「相場判断技術」を習得することはとても大切なことだと思うのです。

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2011年09月27日(火)

皆、自分の欲しいものを相場から手に入れている [雑感]

このような言葉があります。「勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる」すなわち、心の底から勝ちたいと願い努力する人は勝ちを手に入れ、負けても良いからスリルを楽しみたい人はやはりその結果を得ることが出来るということです。

自分が目指すものを欲する度合に応じて結果が決まると言う風にも表現出来るかもしれません。相場から何を得たいのか、自分自身の心の底に真剣に聞いてやることが大切だと思います。

ところで、「勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる」という格言をご紹介しましたが、表面的には、ポジションを張って収益を狙っている点は同じでも、心の底でどこまで真剣であるかによって、または、狙っている目的が何にあるかによって、トレードの結果が異なってくるということです。

このように言うことも出来ます。相場に入っていく楽しみは、世界政治・経済情勢を知ることであり、知的好奇心を充たしてくれることだと考える人がいても不思議ではないということ。

もしくは、収益を上げることも目的には違いないけれども、むしろもっと大きな目的は、為替相場に参加することを通じて、人との出会いやコミュニケーションを楽しむことだと考える人がいらっしゃっても可笑しくないということです。

この辺りに関しての自分の願望なりを心の底のレベルにおいて確認することが出来れば、自分が今現在とっている相場へのアプローチが目的に適っているのかそうでないのかが次第に分かってくると思われます。

少々過激、かつ大雑把な判断なり区別をすることをお許し頂けるとすると、以下のようになると思います。

つまり、世界政治・経済情勢など基本的に「ファンダメンタルズ」を重視する人は、比重の度合いが、相場に対して、お金を稼ぐことよりも、知的好奇心を満足させることや、スリルや緊張感を楽しみことに、意識的、無意識的に置いているということです。

一方で、相場をやる目的はお金を稼ぐことだと心の底から明確に決めている人は、実際の相場に入るに当たってチャートを重視するようになります。つまり、テクニカル分析に重点を置く人は、相場に対して、金を稼ぐ手段と見なす度合いが比較的高いと言う風に想定されます。

一般的に、チャートを重視する人はより「投機的」「博打的」ではないかという「誤解」「偏見」が一部であるようですが、現実の相場と会い向かっていく時に、頼りになるのは、やはり、「チャート」以外に存在しないと私は考えます。すなわち、「相場のことは相場に聞かないと分からない」ということです。

そもそも、相場は突然豹変するものです。いきなり急落したり、急騰したりします。もちろん、何らかの要因、材料があるとは言えますが、基本的な政治・経済情勢に変化なくても、大きく変化することもあるのが相場の世界です。

この豹変、急変にいち早く対処する為には、「チャート」そして「トレード技術」に基づいた「トレードルール」が必須です。しかも、それぞれが、自分が納得した上でのものであるべきだということです。さもないと、咄嗟の判断を下せなくなり、行動が遅れてしまうからです。

相場は相場観では勝てません。相場観以上に、「トレード技術」に基づいた、自分なりの「トレードルール」確立が最重要であり、この「トレードルール」を厳守する強い精神力が必要条件となります。

いずれにしても、自分が望んでいる方向に自分を正しく向かわせてあげることが大切です。自分と向き合い、自分がいったい何を望んでいるのか、それを知ることが出来れること、その上で、それに対してアクションを起こすことが出来れば、自分が望む結果を手に入れることは思いのほか簡単かもしれません。

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2011年09月26日(月)

「天は自ら助くる者を助く」 [雑感]

「天は自ら助くる者を助く」はあまりにも有名な格言ですが、同時にあまりに基本的であり、かつ深淵な内容を含んでいます。そして、相場にも大いに通じるものがあります。

結局のところ、自分を助けることが出来るのは自分だけです。自分とはいったいどのような人物なのか、自分はいったい何を欲しているのかを知ることはとても大切なことです。

自分は肝っ玉が大きいのか小さいのか、忍耐力があるのかないのか、研究熱心であるのかないのか、リスク許容度が大きいのか小さいのか等々、相場を行う上で、重要な要素全てについて、自分と向き合う必要があります。そして、自分を知る必要があります。

そして、この自分という人間を知る過程で、自分を欺かないことが大切です。自分と真正面から向き合わねばなりません。自分と向き合えない人は、相場と向き合うことなど到底無理だからです。

このように自分を知ることが出来ると、自分が目指す方向が見えてきます。そうすれば、意識が明確になり、自分が望んでいるものと出会う機会が増えてきます。丁度、焦点を決めれば、その物が自分の目や耳に自動的に入ってくるようなものです。

一瞬、両目を閉じて、自分の視界の中に、青い物がどこにあったか思い出せない場合でも、事前に青い物に焦点を当てると心の中で決めて目を開ければ、その青い物を瞬時に見出すことが出来るようなものです。つまり、自分が何を欲しているのかがはっきりと分かり自覚すれば、それは自分の目の前に飛び込んでくるわけです。

具体的には、自分はどの程度のお金が欲しいのか、そして、その為に、自分はどの程度のお金をリスクに晒して良いと覚悟が出来るのか、いざポジションを持った時に、自分はどの程度のアゲンストに対して、資金面、精神的に耐えることが出来るのか等々に関して、自分と向き合い、自分の方針、考えを見つけることが出来れば、後は、それに適った方法を見つけることが簡単になります。

自分のスタンスさえ決まれば、毎日の中で、自分が最も望んでいるものを獲得出来る方向に動くことが出来るようになります。つまりは、自分で自分を助けることが出来るようになるわけです。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
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