マーフィーの「日々是好日」
 

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2015年06月19日(金)

どこまで信じることが出来るか・・・ [トレードの心得]

私は、投資家というものは、「自分」で「自分」を救うべきものであり、「自分」の投資方針、投資哲学、投資テクニック等々を「自分」で納得して、心の底から信じられる形に「自ら」作り上げるべきだと考えます。

よく、他人に手っ取り早く儲かる方法を教えて欲しいと頼る人がいます。そして、恐らく、頼った相手がそれほど大した投資家でなくても、たまたま相場の流れに合致していたり、もしくは単なるビギナーズラックで、収益が上がるケースがあります。実は、結果的には、これが最悪の事態につながることをよく理解する必要があります。

何故ならば、なまじっか他人に頼って収益が上がった、もしくはトレードを始めて早い時期にたまたま儲かったりすると、その投資家のその後のスタンスは一体どうなるでしょうか?十中八九、自分自らの投資哲学、投資テクニックを磨くことなく、たまに収益を上げつつも、トータルでは損失が収益を上回る事態に至ると思われます。

また、ケースによっては、たとえ収益が上がらなくても、その投資家は、投資(投機)に伴うスリルを楽しむことに無意識にも幸福感を抱くのです。ほとんどあらゆる人が投資(投機)から「効用」としての「何か」を得ているわけです。たとえ、それが収益でなくて、損失であってさえも・・・。
 
例えば、損失を出した時、自分一人で反省し、トレードシステムに修正を加えることをせずに、他人に話をして慰めてもらおうとする、飲酒でもって憂さ晴らしをする、ネット上の「掲示板」にあたるなど様々な人がいます。それらの行為は、損失を出しても、ある種の「報酬」を自分に与えているのと同じことになるわけです。すなわち、自虐的な精神状態になることを「楽しんで」さえいるわけです。そして、その人は下手な投資を辞められなくなります。一種の「トレード中毒」となるわけです。
 
私は投資で成功を収めるには、俗に言う、ファンダメンタルズ・アプローチであれ、テクニカル・アプローチであれ、自分自身が納得したトレーディングシステムや投資方法に従う必要があると確信しています。この「自分で納得」というのがミソだと思います。自分を知って、自分にあったトレーディングシステム、投資方法を見出し、常にそれに従うことが大事だと思います。

この場合、自らがトレードする際に利用するトレードモデルをどこまで信じることが出来るかが成功するかどうかの大きな分かれ目です。トレードをしていると、必ずと言っていいほど「絶望」という感情を持つことがあります。自分が依っているトレードモデルに従っていても上手くいかないのではないかと心配し、自信が持てなくなると、結果はついてこないものです。

どこまで信じることが出来るか、このことは大きな要素です。あの一目均衡表理論の創始者である一目山人翁が「歎異抄」の研究者であったことはなるほどと思えるのです。「歎異抄」のエッセンスは「ただ信じること」だからです。自分が信じることが出来るものを、どこまで持っているかが、トレードで成功出来るかどうかの試金石とも言えそうです。

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2015年06月17日(水)

ディーラー適正度チェックシート?! [トレードの心得]

以前、邦銀ニューヨーク支店にいた時のボスがディーラー適性度チェックリストなるものを作って、我々部下のディーラー、知り合いのディーラーを「テスト」したことがありました。

その内容は、全て「はい」「いいえ」で答える質問形式でした。この手のリストは当時あちこちで流行っていましたが、私のボスの作品はとりわけ興味深いものでした。

その質問集の中に、こんなものがありました。

「あなたは、高速道路を走っていて、対向車線が混んでいたら思わず、にやっとしますか?」ディーラー適性度チェックから言うと、「正解」は「はい」となります。要するに、ディーラーたるものは、相手の不幸を喜ばなければならないわけなのです。

大荒れのマーケットの中で、大半の市場参加者が自分のポジションで捕まってしまっている時に、自分だけ「抜け駆け」出来るかどうか、周りの目を気にせずに自分のポジションを救いにいけるかどうか、相手が大損をしようが自分だけは助かるべくアクションを取れるかどうか、ディーラーとして成功する重要な要素だということなのです。

その後の自分のディーラー人生の中で、自分だけ儲ければ良いといった感じの連中を多く見かけたのは事実です。自分のロスカットを良いタイミング、レベルで出来れば、その後は他のディーラーがポジションでスタック(捕まって)しようが高みの見物なわけです。

それこそ、他人の不幸を自分の幸福に感じられる、一瞬でもそんなふうに自分の心が変化した時、そうだ、これは以前ボスがディーラーとして必要な要素だと認めたものなのだと、無理に納得したことがありました。

しかし、さすがに自己嫌悪に陥ったのも、正直なところです。嫌な自分の性格に腹が立ったこともあります。しかし、「職業ディーラー」として当然のことだと、自分を追い詰めました。

変な話かもしれません。今の自分はそういう考え方をしてはいけないと思い、出来るだけ皆がハッピーになることを望むような生き方をしているつもりなのに・・・。いや、これは言い過ぎかもしれません。 少なくとも、人の不幸を望んでは結局自分も不幸になるから、そうでない生き方をしなければと思っている、と言った方が正確かもしれません。他人の不幸を望むと必ず自分にしっぺ返しがくる、これはこの世の真理だと思うのです。 

さらに、最近思うことは、マーケットとは、とてつもなく大きいということ、たとえ、自分だけが儲かろうしても、しなくても、どうでも良いくらいマーケットの懐は大きいということです。自分の身の回りの人間が収益を上げようと、損失を出そうと、マーケットのスケールからすると、全く取るに足らないことだと痛感します。

マーケットには女神がいらっしゃって、こちらを全てお見通しであること、だから、ジタバタしても仕方ないことが分かります。マーケットの世界の真理を追いかけて、それに従ってトレードしていけば、女神が微笑んでくれるということを、内心感じている次第です。

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2015年06月15日(月)

相場を行う上での心構え15カ条 [トレードの心得]

以下に、相場を行う上での「心構え」について15カ条として主だったものをまとめてみました。

言うは易し、行うは難しですが、それでも知らないよりは知っていることの方が遥かにベターです。実際のトレードでは、如何にして実践に生かすかがテーマとなります。

日頃利用するトレード手法も、以下の15カ条を踏まえた形で出来あったものであるのが理想です。それにしても、相場とは人間性そのものへの挑戦とも言うべきものかもしれません。煩悩との戦いとも言い換えることが出来そうです。

ただし、決して相場と戦ってはいけません。戦う相手はあくまで自分自身です。「相場と友達になること」が最も大切です。

■相場を行う上での心構え15カ条

1)ロス・カットは柔道でいう「受け身」。
  損切りが出来て始めて市場に参加出来る。

2)コストにこだわるな。
  自分が最初に作ったポジションのコストにこだわると、損切りが遅れる。

3)利食いは「腹5分め」。
  生身の人間は皆、過度に結果を期待するもの。相場は“煩悩”との戦い。

4)相場は繰り返す。
  同じような相場の動きはよくあるもの。過去のパターンを思い出せ。

5)市場のクセをつかめ。
  それぞれの時期には特徴的な動きをよくするもの。

6)熱くなるな。
  相場に情熱は必要だが、冷静さはさらに重要。

7)ポジションのサイズは控えめに。
  過去の大物相場師の多くは過大なポジション保有で大損した。

8)自分の勝ちパターンをつくれ。
  相場で勝ち続けるには自分独自の売買方針を構築する必要あり。

9)見栄をはるな。
  所詮自分の力(資力)の範囲でしか相場には勝てない。

10)逆境に耐えることよりも、順境に打ち克つことにエネルギーを使え。
   アゲインストのポジションを抱えるよりフェイバーなポジションの管理に注力。

11)大きく利食った後は休憩せよ。
   大儲けした後は往々にして大損するもの。

12)相場にはロング、ショート以外に“スクエアーというポジション”もある。
   買ったり、売ったりするだけでなく、ポジションをゼロにする勇気をもて。

13)何か不安になったら、一旦ポジションを減らすか、なくせ。
   投資家は思いつめてはいけない。ポジションなんていつでもとれる。

14)大半の情報は百害あって一利なし。
   どこでも手に入る情報は完全に市場に織り込まれているもの。

15)8割当てる相場師はめったにいないが、8割はずす相場師はごろごろいる。
   大半のディーラーはせいぜい収支トントン。市場の大勢に流されるな。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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