マーフィーの「日々是好日」
 

広告

2017年01月04日(水)

「捨てること」の大切さ [トレードの心得]

皆さま、新年明けましておめでとうございます!!
どうぞ今年もよろしくお願いいたします〜

さて、いきなりですが、今の世の中、「断捨離」という言葉はかなりの程度浸透してきていますが、相場の世界においても、やはり、「捨てること」は大変重要なことであり、大切です。

例えば、「腐ったポジション」です。「腐ったポジション」とは、大幅な評価損を抱えたポジションのことを意味します。当初、このポジションを造成した時には、それなりに自信のある相場観に従って、最適と判断出来るタイミングにて出来上がったはずです。

ポジションを造る際に自分が苦労して情報を集めたことや、やっとのことでタイミング見計らってポジションを造ったことなどが思い出されてきて、なかなか「腐ったポジション」をカット出来ない自分がいるわけです。

確かに、誰も、自分の虎の子の資金を使って、いい加減なポジションの作り方はしないと思われます。ですから、きっと、今は「腐ったポジション」であっても、いざ、それを手仕舞いするとなると、躊躇するのでしょう。自分が精魂かけて造ったポジションだけに、かわいいと思うわけです。

しかし、既に、マーケットの状況は、ポジションを造った時とは大きく変化しています。当初に持った相場観も今や、誤ったものであることが判明していることが大半でしょう。

それでも、その「腐ったポジション」に執着し、手仕舞、つまりは「捨てる」ことが出来ない状況に陥ってしまっていることを直視しなければなりません。敢えて、新たな現実から目を背けて、見て見ぬ振りをすることは、まさに自殺行為です。トレーダーとしては、失格ということです。

このような状況でこそ、「捨てること」を断行する必要があります。「捨てること」で、次なる展望が見えてきます。一旦クリアーして、スタート台に戻り、新たな相場観に基づいて、新規にポジションを造成すれば良いわけです。

そして、「捨てた」ポジションのことは悔まないことです。一気に忘れることです。そのことで、「捨てられた」ポジションが新たなポジションに生まれ変わることが出来るとも言えます。「腐ったポジション」を捨てたお陰で、大きな収益をもたらしてくれる「生きたポジション」が誕生するかもしれないのです。

年初から、「相場における断捨離」の話をしてしまいましたが、ここぞというタイミングを逃さないためにも、普段から、余計なポジションは持たないようにする習慣をつけていくことが大事だということをお話しさせていただきました。「腐ったポジション」をいつまでも持っていると、肝心なタイミングで躊躇してしまうからです。

何はともあれ、今年も楽しくトレードしていきたいと思います。(^^)

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 23時14分 パーマリンク


2016年12月31日(土)

トレードにまつわる人間の感情について [相場学]

今年最後の投稿となります。

前回、相場は均衡が崩れた方向に動きやすいとご説明しましたが、マーケットの動きとは、そもそも、「人間の不合理な行動」が原因、推進力となって引き起こされていくと考えられます。

「人間の不合理な行動」と言っても、私達が、心の底から湧きあげてくる喜怒哀楽に沿って行動することでもあり、人間らしくもあるわけです。ただ、相場の世界では、この「人間らしさ」が往々にして一見不可解とも言える動きを引き起こしているわけです。

ですから、素直に自らの人間味溢れる行動パターンを認識することも、マーケットの動きを理解する上で大切となってくるわけです。

例えば、トレードに限るものとして、代表的な人間の感情には、以下のようなものが挙げられます。

1)希望=持ったポジションに利益が出ることを望むこと
2)恐怖=損失をこれ以上出せないと恐れること
3)貪欲=もっと稼ごうとポジションを拡大すること
4)迷い=どうポジションを操作したら良いか分からないこと
5)絶望=自分のトレードルールが間違っていると悲観すること

これらの感情が、相場の展開と共に、互いに絡み合いながら、織りなしていき、相場の変化を引き起こしていくわけです。

よく、短期で見たマーケットの動きは「市場参加者のポジションの切り崩し合い」とも言われますが、確かに、強いプレーヤー(Strong hand)と弱いプレーヤー(Weak hand)が混合している中で、それぞれの市場参加者の力量に応じて、ポジション造成、ポジション調整、ポジション手仕舞いが行われていく過程が目の前の相場の動きと言えます。

と言うわけで、マーケットがいわば「心理戦」と言われるのも理解出来ます。その為、マーケットを動かしているこれらの生身の人間の行動の背景(先ほど挙げた人間の感情の種類)を意識しておくだけでも、マーケットが違って見えてくると思います。

そして、マーケットの動きを視覚的に教えてくれるものが「チャート」ということです。つまりは、「チャート」抜きでは、実際のマーケットの動きを把握することは不可能に近いと考えられます。私が「ファンダメンタルズ(不安だメンタルズ)」に基づく分析ではなく、チャートによる分析を重視している理由でもあります。

本年もご愛読して頂きまして、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。2017年が素晴らしい1年になることをお祈りしております。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 21時12分 パーマリンク


2016年12月28日(水)

遅行スパンは均衡の崩れた方向を教えてくれる [相場学]

よく、レンジ相場や保ち合い相場ではあまり手を出さない方が良い、トレンドが生まれてから流れに乗るのが良いと言われますが、その根底にある考え方は、相場とは均衡状態では動意が薄く、均衡が崩れると動意が高まるということです。

言い換えると、相場が均衡状態の時、マーケットの中で売り買いしている市場参加者のコストは大差なく、似たようなものであり、少々の動きがあっても、レンジに収まっている限りは、市場参加者は平静であるということです。

一方、ひとたび、相場が均衡状態から崩れ、上昇か下降か、決まった方向に動き出す場合、評価損を抱えた市場参加者がロスカットに走ることや、新たに生まれたトレンドの流れに乗ろうとする参加者が増えることで、その方向に相場が動きやすくなります。

そして、相場の特性として「加速度」なるものが生じ、買いが買いを生む、売りが売りを生むという展開に変化していき、やがて、トレンドが生まれるわけです。このような状況になると、普段、レンジ相場の中で小動きに慣れていた市場参加者の多くが恐怖感を覚えるようになります。相場とは、この人間の恐怖感の集合体としての動きとも言えます。そして、買い方、売り方、どちらが優勢かが常に意識されます。

相場の動きを理解するには、そもそもの相場の本質を理解しておくことが大事です。相場とは、膠着相場、レンジ相場、保ち合い相場の局面では、市場参加者はあまり行動を起こしません。しかし、ある方向に動き始めると、次第に市場参加者内に動揺が生まれてきます。

さらに、損失を被るという恐怖、トレンドに乗り遅れるという恐怖、収益を実現し損ねるという恐怖等々が積もり積もって、目の前の相場の動きに影響を与えます。そして、ひとたび、均衡が崩れた時に、相場は一気に動き出すわけです。

と言うわけで、常に、今現在の相場が、買い方が優勢か、売り方が優勢かを見定めておく必要があります。その為のもっともシンプルな道具が「遅行スパン」です。私が「遅行スパン」を最重要視している背景は、上記のことだという点を充分にご理解下さい。

つまり、「遅行スパン」とは、相場が大きく動く時に、その変化のタイミングを直ちに教えてくれる、大変に心強いツールです。とりわけ、相場が均衡の状態から不均衡の状態に変化するタイミングを教えてくれるという点は重要です。

相場が均衡状態にある時は、膠着相場となっているわけですが、この相場が崩れる時に、大いなる力を発揮してくれるのですから、頼りになります。相場というのは、市場参加者の大多数が予想していない方向に動きだした時に大きく反応します。その動き出すタイミングを見出すことが、大きな収益を得るには必要となります。

そのタイミングを一刻も早く教えてくれる「遅行スパン」こそが、最強の相場判断ツールと呼ぶに相応しいと私は思っています。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 22時02分 パーマリンク


過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

Sponsor AD

プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

2017/1

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリーリスト

最近の記事

スポンサードリンク

検索


当サイトコメントについて

当コメントは情報提供のみを目的として作成されたものであり、投資に関してはご自身でご判断くださいますようお願い致します。また、当資料は著作物であり著作権法により保護されております。無断で全文または一部を転載することはできません。

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright © 2009 PhiConcept,inc All rights reserved.