マーフィーの「日々是好日」
 

広告

2017年02月03日(金)

時間の感覚は人それぞれ?! [雑感]

「時間感覚」には、個人差がかなり大きいようです。どういう意味かと言うと、例えば、ひと口に「短期」と言っても、数時間程度の場合を指すケース、1日程度の場合を指すケース、数日程度の場合を指すケース、数週間でも「短期」と理解しているケースなど、まさに千差万別です。

そう言えば、ディーラー仲間で相場情報交換をする時に、交わす会話の1つに、「ドル、どう思う?」「ユーロ、どう?」というのがあります。いつも話している仲だと、相手がどの程度の期間の相場展開のことを聞いているのか雰囲気で察しがつくのですが、普段あまり知らない人に質問されるとどうしても戸惑います。

昔、私が欧州系外資銀行に勤務していた時、上司(オランダ人)から「ドル、どう思う?」と聞かれた時、私は、「今夜のこと、それとも、明日以降も含めてのこと?それとも、もっと長い期間のこと?」と聞き返したのを覚えています。

恐らく、相手(上司)はあまり考えずに自分の頭に浮かんだイメージで質問してきたのでしょう。数日程度のことを聞いていたのかもしれませんし、数週間のことを聞いていたのかもしれません。

しかし、質問をされた私としては、その日のことか、数日のことか、数週間のこと、数か月のことか聞き返さないと答えようがないのです。

現在、私は有料の個人向けコーチング掲示板を主宰していますが、その中でも、数多くの会員さんから、毎日、様々な質問を受けます。お陰さまで、私のところでは、会員さんは皆さんある程度相場のことをお分かりである為、曖昧な質問はほとんどなく助かっています。

それでも、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードに関して、会員さんは、ご自身のトレードスタイルやトレード環境(トレード時間、資金量、リスク許容度等々)に依って様々なご質問をされていらっしゃいます。

ご自身は自分のことですから、要点だけをかいつまんで質問されてくるわけですが、私は、出来るだけ、ご質問された方に相応しい回答をするように、それぞれの質問内容から、その質問者の意図を出来るだけ正確に汲むように努力しています。そして、とにかく、互いの間に誤解が生じないように、極力、具体的に回答するようにしています。

このように、相場というのは、どの時間軸を中心に据えるかによって、がらりと相場の判断が変化してきます。週足ベースで上昇相場でも、日足では下落、調整局面にあることもあります。また、日足ベースで下落相場にあっても、60分足では、上昇、調整局面であることもあります。さらに、60分足で上昇相場であっても、5分足では、下落局面にあることもあります。

ましてや、1分足の世界では、上下の動きが目まぐるしく変化します。ただ、大相場においては、1分足スパンモデルの世界では、数時間、トレンドが継続することもあり、デイトレードをやっている分には、充分に「美味しい」局面が訪れます。これほど、資金効率の良いチャンスはないわけです。

要するに、自分がどの時間軸でトレードするかによって、見るべきチャートは異なってきます。また、自分のスタイル、例えば、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレード、に従って、当然のことながらベースとすべきチャートの時間軸も変化させるべきです。

いずれにせよ、個人によって、「時間感覚」なるものは違って当然であり、短期、中期、長期と言う言葉だけでは、説明が不十分であるということを前提としてわきまえておく必要があるということです。さもないと、的を得ない理解となり、失敗トレードにつながってしまうリスクがあるからです。

と言うわけで、自分のスタイル、自分の置かれたトレード環境(トレード時間、資金量、リスク許容度、利益目標額等々)を勘案して、自分はいったいどの時間軸で「勝負」、「トレード」するのかを事前に決めることが大事だということです。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 13時08分 パーマリンク


2017年01月31日(火)

自分の得意パターンがあると強い [トレードの心得]

トレードしていると、次第に自分の得意なパターンが出来てくるものです。

得意なパターンと言う以上、多くはテクニカル分析に基づく判断になると思いますが、中には、ファンダメンタルズに基づいて判断する方法の中で、自分の得意パターンがあると仰る方もおられるかもしれません。

ただ、私が過去32年に亘りトレードしてきて、自分の「得意パターン」や「勝ちパターン」となると、やはり、テクニカル分析に基づくもの以外は見当たりません。正直言って、過去に大損した時は全て「ファンダメンタルズ分析」に拘ったケースだったからです。

ファンダメンタルズは急に変化するわけではない為、自分のポジションの調整がどうしても遅れがちなってしまうというデメリットがあるわけです。ファンダメンタルズの変化を待ってポジションを動かそうなどという悠長なことを言っていると、大きな損失を抱え込むことになりかねないということです。

確かに、邦銀を振り出しに、幾つかの外資系銀行などで、長年に亘ってトレーダー人生を継続させることが出来たのは、結局のところ、全てテクニカル分析に基づくものであったのです。

そもそも、テクニカル分析であれば、それぞれの局面を後で検証すること、さらに、改善を加えることが出来るというメリットがあった点も重要だと思います。

思い出すと、トレーダーになりたての頃、月間ベースであと1カ月ロスが出れば部署換えの運命(自分では勝手にそう思っています)にあった私を救ってくれたのはポイント・アンド・フィギャーというテクニカル分析でした。(当時は邦銀にいましたので、損失を出したことで会社を首になることはなかったものの、部署換えはありました。)

話は逸れてしまいましたが、要するに、自分の「得意なパターン」があるかどうかは、毎日の荒れ狂うマーケットの中で、少しでも恐怖感やストレスを和らげてくれるものです。そして、難しい局面では手を出す必要などなく、ここぞという場面で、自分の「得意なパターン」でエントリーするように努めることで、勝率も高めることが出来ます。

「得意パターン」が出現するまで待つ忍耐力と信念さえあれば、四六時中悩み続ける必要などないわけです。勝負する時はする、そうでない時は何もしないと決めることも立派な「相場観」だということです。

ポジションにはロングとショートに加えて、スクウェアという立派なポジションがあるというのはそういう意味でもあるのです。つまり、何もしないということは、「スクウェア」のポジションをいっぱい持っているということでもあります。そのおかげで、自分の得意なパターン発生時に、一気にトレンドに乗っていいけるわけです。何もポジションを持っていないことにも大きな意味があるということですね。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 21時44分 パーマリンク


2017年01月28日(土)

赤信号、皆で渡れば怖くない?! [雑感]

人間社会だけでなく、動物の社会でも、大勢で一緒に行動していると無難に過ごせ、手堅い結果となることは多いようです。もちろん、だから幸せかどうかは別問題ですが・・。

一方、投資の世界では、皆と一緒という発想は危険です。早い話、皆が買っているから自分も買おうという考えで相場に入っていくと、ほとんどの場合、損をしてしまいます。これは私も何度も経験したことですが、同じチームの中で全員が同じ方向のポジションばかりとなっている状況では、大抵は相場が逆向きに動いたのです。

実際の話ですが、私が勤務していた邦銀の本店内で、私が属した外国為替チームでディーラーのポジションが一方向に大きく傾くと、チーフディーラーがわざと逆向きのポジションを造っていたくらいです。さすがチーフディーラーは凄いなと思いましたが、チーム全体の収益責任がある人ですから、自分なりに当然の判断をしていたのでしょう。

いずれにしても、相場の世界では、「皆一緒に〜」というのは非常に危険だということです。よく、「私はへそまがりですから」と言って、半ば自虐的に自己紹介するトレーダー(ディーラー)がいますが、本人は、実のところ、かなり自分の腕に自信のあるであるトレーダーであると思われます。

繰り返しになりますが、相場では、常に「多数派」に属することは、えてして成績が良くないことが多いのは事実です。だからと言って、いつも、自分の友人、知人が持っているポジションの逆向きのポジションを持っていれば良いのかというと、そう単純なものでもありません。

ただ、少なくとも言えるのは、自分が「少数派」に属しているからと言って不安にならないくらいでないと相場の世界ではなかなか生き残れないということです。むしろ、「少数派」に属していることに喜びを感じるくらいであると理想的だということです。

もっとも、いちいち他人の相場観を聞いたり、ポジションをチェックしたりすること自体、非生産的なことです。とにかく、自分なりに確立された「相場判断基準」なり「トレード技術」を持っていて、周りに振り回されず、それに従い続ける信念があれば充分だということです。

ここで、実際の相場に関して具体的な話を1つ書いてみたいと思います。以下、上昇相場についての考察です。

強い相場は、強い状態であり続ける。すなわち、大した「押し目」なく上昇するということは、先ほど書いた点と大いに関係しています。

つまり、相場は、大きく上昇する。逆に、一旦、「押し」を入れると上値重くなりやすい。たとえば、スーパーボリンジャーにおいて、終値が+2σラインをキープしている相場は、終値が+2σラインをキープするかぎり、走る相場となり、終値が+1σラインをキープしている相場は、終値が+1σラインをキープするかぎり、巡航速度の上昇トレンドであり続けます。

その一方で、一旦、終値が+1σラインを下方にブレイクすると、さらに上値が重くなり、調整局面に入る。そして、終値がセンターラインをブレイクすると、さらに軟調な地合いとなり、調整が本格化し、−2σラインを目指します。

また、遅行スパンが陰転しないかぎり、基調としての上昇トレンド継続となるものの、上値重い展開となり、乱高下の様相になりやすいのです。

要するに、何を教えてくれているかというと、少数だけが買える(押しが浅い)相場は大きく上昇しやすい。大多数が買いやすい(押しが深い)相場は上昇しづらい、ということです。大いに示唆に富んでいるという点、ご理解して頂けると思います。

■「マーフィーの無料FX講座」のお知らせ
「マーフィーの無料FX講座」
短期間でスパンモデル、スーパーボリンジャーのエッセンスを無料で学んで頂けるコースです。

■「無料メルマガ」のお知らせ
「無料メルマガ」
相場と友達になる手法を無料レポートで公開中です。

Posted at 23時18分 パーマリンク


過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

Sponsor AD

プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

2017/2

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

カテゴリーリスト

最近の記事

スポンサードリンク

検索


当サイトコメントについて

当コメントは情報提供のみを目的として作成されたものであり、投資に関してはご自身でご判断くださいますようお願い致します。また、当資料は著作物であり著作権法により保護されております。無断で全文または一部を転載することはできません。

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright © 2009 PhiConcept,inc All rights reserved.