マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年02月09日(木)

美しいチャートパターン?! [トレードの心得]

「美しいチャートパターン」というのがあります。意味するところは、綺麗なトレンド相場を描く場合や、レンジ相場から放れてトレンドに入っていく場合、トレンドが終了して調整局面に入る場合などです。これらの局面では、チャートが美しい姿を現すのです。

例えば、私の「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」においても、「美しいパターン」は幾つかあります。その多くは、トレンド性が強まった時に、典型的なパターンとなって現れます。ですから、相場の方向性や押し目買いや戻り売りのレベルを読みやすくなります。

「スパンモデル」では、典型的な上昇トレンドが生じている時は、サポートゾーン(青色ゾーン)が出現し、実勢レベルはサポートゾーン上限ラインに支えられる格好で上昇していきます。そして、遅行スパンは常にローソク足の上方に位置するか、せいぜいローソク足に絡む程度にまで下げ、その後は、また上昇していくパターンとなります。基調トレンドは遅行スパンを見ているだけで、明確となり、相場の流れに乗ることが出来るわけです。まさに、美しいチャートパターンということです。

もちろん、いつもこのような場面ばかりが出現するわけではありません。むしろ、割合からすると、少ないかもしれません。その為、出来るだけ典型的な「チャートパターン」を探すように努めています。見つかるまでは、時間の無駄のように見えますが、実際には、その方が資金の効率活用につながります。

逆に、「美しいチャートパターン」が現れていないと局面で、無理してトレードしてポジションを持とうとすると、失敗してしまう確率が高まってしまいます。そのような局面では、往々にして、チャートが美しくありません。つまり、典型的なパターンではないわけです。

例えば、揉み合い相場、レンジ相場の局面では、スパンモデルのシグナルは刻々と変化します。そして、遅行スパンは頻繁にローソク足に絡みます。このような局面では、レンジ相場と判断して、「レンジトレーディング」を行う方法も一手ですが、敢えて手を出さないことが次に訪れるトレンド相場に乗る為の秘訣とも言えます。

尚、「レンジトレーディング」が得意な方にとっては、レンジ相場で頻繁に現れる「スパンモデル」の「逆行パターン」を利用するのも良い方法です。「逆行パターン」とは、相場の世界で普通に現れる現象であり、むしろ普通のの動きです。

すなわち、スパンモデルの買いシグナルが点灯するタイミングにて、高値圏となったり、売りシグナルが点灯するタイミングにて、安値圏となるパターンです。このパターンは、最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。そして、極めて有効な売買判断方法となってくれます。

要するに、自分が得意とする「チャートパターン」を作り、それを探すのです。そうすれば、効率の良いトレードが出来るようになります。とにかく、四六時中マーケットに入って、無駄な資金を使ったりしないことが大事です。

日足チャートなどをベースにして、ポジショントレードとして、中長期のポジションを持って、長い期間ポジションキープするのは1つの方法ではありますが、やはり、なんと言っても、FXの醍醐味は、比較的短期のスイングトレードであり、デイトレードだと考えます。

全ての意味において、もっとも資金効率の良いトレードスタイルは、デイトレードですが、まずは、正しいトレード技術を身につけることが前提となります。それなくしては、「博打」に堕してしまいます。

いずれにせよ、余計なリスクを避け、資金効率を良くし、ここぞと言うチャンスをものにする為にも、自分の得意のパターンを作り、「美しいチャートパターン」を探す習慣を付けることが大事だということです。

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2017年02月03日(金)

時間の感覚は人それぞれ?! [雑感]

「時間感覚」には、個人差がかなり大きいようです。どういう意味かと言うと、例えば、ひと口に「短期」と言っても、数時間程度の場合を指すケース、1日程度の場合を指すケース、数日程度の場合を指すケース、数週間でも「短期」と理解しているケースなど、まさに千差万別です。

そう言えば、ディーラー仲間で相場情報交換をする時に、交わす会話の1つに、「ドル、どう思う?」「ユーロ、どう?」というのがあります。いつも話している仲だと、相手がどの程度の期間の相場展開のことを聞いているのか雰囲気で察しがつくのですが、普段あまり知らない人に質問されるとどうしても戸惑います。

昔、私が欧州系外資銀行に勤務していた時、上司(オランダ人)から「ドル、どう思う?」と聞かれた時、私は、「今夜のこと、それとも、明日以降も含めてのこと?それとも、もっと長い期間のこと?」と聞き返したのを覚えています。

恐らく、相手(上司)はあまり考えずに自分の頭に浮かんだイメージで質問してきたのでしょう。数日程度のことを聞いていたのかもしれませんし、数週間のことを聞いていたのかもしれません。

しかし、質問をされた私としては、その日のことか、数日のことか、数週間のこと、数か月のことか聞き返さないと答えようがないのです。

現在、私は有料の個人向けコーチング掲示板を主宰していますが、その中でも、数多くの会員さんから、毎日、様々な質問を受けます。お陰さまで、私のところでは、会員さんは皆さんある程度相場のことをお分かりである為、曖昧な質問はほとんどなく助かっています。

それでも、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードに関して、会員さんは、ご自身のトレードスタイルやトレード環境(トレード時間、資金量、リスク許容度等々)に依って様々なご質問をされていらっしゃいます。

ご自身は自分のことですから、要点だけをかいつまんで質問されてくるわけですが、私は、出来るだけ、ご質問された方に相応しい回答をするように、それぞれの質問内容から、その質問者の意図を出来るだけ正確に汲むように努力しています。そして、とにかく、互いの間に誤解が生じないように、極力、具体的に回答するようにしています。

このように、相場というのは、どの時間軸を中心に据えるかによって、がらりと相場の判断が変化してきます。週足ベースで上昇相場でも、日足では下落、調整局面にあることもあります。また、日足ベースで下落相場にあっても、60分足では、上昇、調整局面であることもあります。さらに、60分足で上昇相場であっても、5分足では、下落局面にあることもあります。

ましてや、1分足の世界では、上下の動きが目まぐるしく変化します。ただ、大相場においては、1分足スパンモデルの世界では、数時間、トレンドが継続することもあり、デイトレードをやっている分には、充分に「美味しい」局面が訪れます。これほど、資金効率の良いチャンスはないわけです。

要するに、自分がどの時間軸でトレードするかによって、見るべきチャートは異なってきます。また、自分のスタイル、例えば、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレード、に従って、当然のことながらベースとすべきチャートの時間軸も変化させるべきです。

いずれにせよ、個人によって、「時間感覚」なるものは違って当然であり、短期、中期、長期と言う言葉だけでは、説明が不十分であるということを前提としてわきまえておく必要があるということです。さもないと、的を得ない理解となり、失敗トレードにつながってしまうリスクがあるからです。

と言うわけで、自分のスタイル、自分の置かれたトレード環境(トレード時間、資金量、リスク許容度、利益目標額等々)を勘案して、自分はいったいどの時間軸で「勝負」、「トレード」するのかを事前に決めることが大事だということです。

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2017年01月31日(火)

自分の得意パターンがあると強い [トレードの心得]

トレードしていると、次第に自分の得意なパターンが出来てくるものです。

得意なパターンと言う以上、多くはテクニカル分析に基づく判断になると思いますが、中には、ファンダメンタルズに基づいて判断する方法の中で、自分の得意パターンがあると仰る方もおられるかもしれません。

ただ、私が過去32年に亘りトレードしてきて、自分の「得意パターン」や「勝ちパターン」となると、やはり、テクニカル分析に基づくもの以外は見当たりません。正直言って、過去に大損した時は全て「ファンダメンタルズ分析」に拘ったケースだったからです。

ファンダメンタルズは急に変化するわけではない為、自分のポジションの調整がどうしても遅れがちなってしまうというデメリットがあるわけです。ファンダメンタルズの変化を待ってポジションを動かそうなどという悠長なことを言っていると、大きな損失を抱え込むことになりかねないということです。

確かに、邦銀を振り出しに、幾つかの外資系銀行などで、長年に亘ってトレーダー人生を継続させることが出来たのは、結局のところ、全てテクニカル分析に基づくものであったのです。

そもそも、テクニカル分析であれば、それぞれの局面を後で検証すること、さらに、改善を加えることが出来るというメリットがあった点も重要だと思います。

思い出すと、トレーダーになりたての頃、月間ベースであと1カ月ロスが出れば部署換えの運命(自分では勝手にそう思っています)にあった私を救ってくれたのはポイント・アンド・フィギャーというテクニカル分析でした。(当時は邦銀にいましたので、損失を出したことで会社を首になることはなかったものの、部署換えはありました。)

話は逸れてしまいましたが、要するに、自分の「得意なパターン」があるかどうかは、毎日の荒れ狂うマーケットの中で、少しでも恐怖感やストレスを和らげてくれるものです。そして、難しい局面では手を出す必要などなく、ここぞという場面で、自分の「得意なパターン」でエントリーするように努めることで、勝率も高めることが出来ます。

「得意パターン」が出現するまで待つ忍耐力と信念さえあれば、四六時中悩み続ける必要などないわけです。勝負する時はする、そうでない時は何もしないと決めることも立派な「相場観」だということです。

ポジションにはロングとショートに加えて、スクウェアという立派なポジションがあるというのはそういう意味でもあるのです。つまり、何もしないということは、「スクウェア」のポジションをいっぱい持っているということでもあります。そのおかげで、自分の得意なパターン発生時に、一気にトレンドに乗っていいけるわけです。何もポジションを持っていないことにも大きな意味があるということですね。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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