マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年07月01日(土)

「あおいくま」とは [雑感]

「あおいくま」とは、
「あ」=あせるな(焦るな)
「お」=おこるな(怒るな)
「い」=いばるな(威張るな)
「く」=くさるな(腐るな)
「ま」=まけるな(負けるな)
ということです。

人生訓として「あおいくま」は知られているようですが、私は、相場にそのまま通じるものと思っています。相場はメンタル面が大事だとはよく言われますが、なかなか「言うは易し、行うは難し」であることは、私も含めて誰もが認めざるを得ないところです。

それだけに、頭では分かっているし、わざわざ人に言われなくても良いよ、と言いたいところなのですが、実際にトレードしていると、やっぱり同じことを繰り返している自分を見て情けなくなってしまうことも多いものです。その点、この「あおいくま」という語呂合わせの良い言葉を覚えておくと、ふと自覚した時に思い出しやすいので便利です。

尚、「あ」「お」「い」「く」「ま」それぞれについてポイントだけを書いてみると、「焦るな」は、まさにその通りであり、大した分析もせずに儲けようと焦ってポジションを作りにいくとろくなことはないということです。

「怒るな」は、たとえトレードが上手くいかなくても不平、不満を相場や友人にぶつけても仕方ないということです。「怒っている状態」は、相当、気が立っている時であり、正しい判断が出来にくい状態であり、トレードは控えた方が良いと思います。

「威張るな」とは、少し調子が良いと偉そうにすることです。しかし、このように有頂天になると、その後に大きな落とし穴が待っているものです。大きく利食った後は、トレードを休ん方が良いという所以です。

「腐るな」は、たとえ上手く運ばなくてもくよくよしても仕方ないということであり、少し反省をして次につなげることが大事だということです。全ては意味があって起こっているのだというくらいの泰然とした構えが大事でしょう。

「負けるな」とは、相場で負けるなと言っているのはなく、自分自身の欲望というか、煩悩に負けるなという意味だと解釈しています。

以上、「あおいくま」は便利な言葉だと思います。相場のみならず、実生活にても活かせるようです。

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2017年06月28日(水)

着眼大局・着手小局 [トレードの心得]

「着眼大局・着手小局」という言葉があります。もともとは中国の古典である荀子の言葉ですが、物事を大局的な見地から見ながら、目の前の小さなことから実践するという意味です。

また、囲碁や経営に関して引用されることも多い言葉でもあります。例えば、囲碁においては、私は決して詳しくないですが、調子のよくない時など、早く勝ちたいと焦るものですが、とりあえず欲に走らず、目の前のことにベストを尽くすということ、その局面において一番良い手を打つように心掛けるといった具合です。

そう言えば、最近では、将棋界が注目の的となっています。中学生棋士の藤井四段の活躍で、一気に脚光を浴びています。そして、やはり、将棋の世界でも、同様に、着眼大局・着手小局が大いに意味を持っているのだと思います。

ところで、この着眼大局・着手小局というスタンスは、相場にそっくりそのまま通じるものだと思います。とりわけ、実践トレードにおいては、大きなトレンドや全体観に目をやりつつも、その日のマーケットの中での目の前のトレンドに乗るということはとても大切なことです。

ここ直近で言えば、米国の利上げモードや、欧州の景気回復に市場の関心が向かっています。一方、米国株式相場も動きも気になるところです。一体全体、相場はどの方向に向かっていくのか市場の相場観も分かれるところではあります。しかしながら、それはそれとして、実際のトレードでは、ここ一両日の動きに目をやりつつ、1日の中の推移を把握し、短時間なりにも、目の前に繰り広げられているトレンドに乗ることは極めて大事なことです。

考えてみれば、ここ一両日の動きを毎日繰り返していけば、延々とつながっていくわけで、それが数週間や数カ月のビッグトレンドにつながることも「結果として」あり得るわけです。

また、負けている時は、どうしても取り戻そうと短時間に大きく稼ごうと焦るものですが、ことさら、相場においては、極めて危険な行為だと言えます。

加えて、相場観に関してのみならず、トレードに対する姿勢を正しいものに構築していくことは、ある意味で「大局観」に立った考え方です。相場を正しく学び、着実に、「正しいトレード技術」を習得することこそが、「着眼小局」とも言えるでしょう。

現実問題、相場をやっていると、焦る気持ちはどうして拭えないのは仕方ないものの、長き投資人生と考えて、「着眼大局・着手小局」の気持ちを忘れずに、少しずつ進んでいく姿勢こそが大事だと思うのです。

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2017年06月19日(月)

相場はバランスが崩れた時に大きく動くもの [相場学]

相場というものは、バランスが崩れた時に大きく動きます。

相場には買い勢力と売り勢力があります。買い勢力が優っている時は上昇し、売り勢力が優っている時は下降しまし。そして、買い勢力と売り勢力が拮抗している時は、相場が保ち合い、揉み合い相場、レンジ相場となります。

とりわけ、拮抗すればするほど、一見、均衡が保たれる格好になり、相場が膠着状態となります。そして、価格変動幅が小さくなります。

このような状況になれば原則としてあまり手を出さない方が良いです。ベストのスタンスは「様子見」です。以前にも触れたことのある「休むも相場」の本当の意味です。相場をじっと観測しておきましょう。そして、チャンスを待てば良いのです。

さて、そのチャンスですが、とどのつまり、相場が大きく動く時に到来します。小動きの期間が長ければ長いほど、その後に訪れる相場が大きく動く可能性が高まります。そして、相場にトレンド性が生まれやすくなります。トレンド性とは方向性です。上昇か下降か、明瞭な方向性を持った相場が訪れる可能性が高くなると考えて良いです。

私達が目指すべきは、このトレンド性を持った相場展開が生じるタイミングを出来るだけ早く捉えることです。そして、そのトレンドにいち早く乗ることです。

しかしながら、決して焦ってはいけません。私自身もそうですが、少しでも安く買いたい、少しでも高く売りたいという「欲望」がいつも心の中にあります。だから、焦ってトレードしようとする気持ちを抑えることは大変なストレスでもあります。

もっとも、焦ってトレードしたら、その結果どうなるかを学習することが出来ます。これは実に簡単なことです。過去のトレードを振り返り、焦ってトレードした結果を思い出せば良いだけだからです。

相場はバランスが崩れた時に動くことを知っていれば、相場が膠着状態にある時にどこまで耐え、我慢することが出来るか、そして、動き出すタイミングを焦らずに捉えることがどれほど大切かどうかということが自ずと分かってくると思います。この相場のバランスが崩れる時、動き出すタイミングを捉える技術が「相場判断技術」であり、「トレード技術」ということです。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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