マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年08月08日(火)

「直感」も時には大切!? [トレードの心得]

相場をやっているとよく起こることですが、「直感」が閃くことがあります。「何となく上がりそうだなあ」だとか、「何となく上値重いなあ」といった感覚です。

これは、まさに、「嗅覚」と言うか、「相場勘」と言って良いものです。これらを全て「相場観」と分類してしまうには無理がありますので、違いを感じ取って下さい。

普通にFXなどをトレードしていると、この「直感」「嗅覚」「相場勘」が沸いてくることが多いもので、中には、これだけでトレードしている人も多いと思われます。そこには、論理的思考がない為、ある意味、楽ちんではあります。

ましてや、それで上手くトレード出来れば、痛快でもありましょうし、実際にトレードで好成績を上げる人もいないわけではありません。これこそ、まさしく本能的に持っている「動物的勘」というものかもしれません。

もっとも、このような方法でトレードして長きに亘って収益をコンスタントに残せるほど、マーケットは甘くないと私は思っています。売買の方針なり、判断に際しては、やはり、具体的なレベルを突き詰めていく「技術」がないと、結局はどこかで「破綻」することになると考えられます。

この「技術」は、「相場判断技術」であり、「トレード技術」なのですが、キャリアプロフィット(生涯収益)を右肩上がりの増やそうとすれば、なくてはならないものだと思います。

そして、理想としては、このような「技術」を駆使しつつも、たまには、「直感」「嗅覚」「相場勘」も大事にするようにすれば、さらに相場で上達することが出来ることです。普段、何となく、「おかしいなあ」「変だなあ」という感覚を大事にすることは、人間ならでは特権でもあります。いわゆる「システムトレード」では実現困難な部分であるわけです。

と言うわけで、普段から、この感覚を研ぎ澄ますように努めていれば、相場のみならず、実生活においても、「怪しいもの」に対して本能的に自己防衛出来るようになると思うのです。

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2017年08月01日(火)

「焦りは禁物」と「自分のものさし」 [トレードの心得]

相場をやっていて、焦って売買しようとするとろくなことはありません。まず、焦っている時は、目先の価格(プライスボード)の動きにばかり目が向かい、全体観を把握出来ていないことが多いものです。その為、ちょっとした動きに一喜一憂し、とんでもないところで買ったり売ったりしてしまうものです。

自分に「ものさし」がないものだから、周りに「ものさし」を求めていき、何かそれらしい指針が見つかればすぐに乗ってしまうというリスクを冒してしまいがちです。その途中には、往々にして思考なるものが欠けている為、結果についても、反省のしようもないわけです。反省が出来ないわけですから、次への教訓にも出来ないことになります。

周りの「ものさし」とは、他人の相場観がその最たるものです。その他人が、判断基準を見せてくれていればまだしも、相場観だけを鵜呑みにして、あとは、むやみにポジションを取るという「やってはいけないこと」をやるわけです。

自分の「ものさし」があれば、たとえ、上手くいかなかったとしても、「ものさし」を修正したり、改良したりできます。そして、次に活かすことが出来るわけです。つまりは、学習があるわけです。実に有意義ですね。

と言うわけで、とにかく、焦りは禁物です。トレードはいつでも誰でも簡単に出来るものです。少々上昇したからと言っても心配は要りません。上昇する相場は、どんどん上昇するものです。むしろ、焦りのあまり、たまたま早めに買って、上手く運んでも、利食いも早くなってしまいがちであり、利食い幅は結局小さなものになってしまうものです。

一方で、相場を見極める「自分のものさし」さえ持っていれば、相場の推移に合わせて、自分のポジションを管理できるようになります。先ほどの例で言っても、少々遅れて買ったとしても、その後の相場の推移に応じて、焦らずポジションを持てるわけですから、結果として、より大きな利食い幅を享受することが出来るわけです。

このように考えてくると、「焦りは禁物」ということは分かっていても、肝心なことは、「自分のものさし」を持つことだと理解さえ出来れば、結果として、焦りを伴ったトレードはしないことになります。このことは、私が普段、相場観主導でコーチングすることよりも、具体的なトレード技術に関してコーチングさせて頂いている背景・根拠でもあります。

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2017年07月23日(日)

リスクには2種類ある [トレードの心得]

リスクには様々な種類がありますが、ここでは、2種類を挙げてみましょう。

1つは踏むには危険が大き過ぎるリスクであり、もう1つはそれを逃すにはあまりにも惜しいリスクです。

前者は、一般的な見地からみて、取ると危険なリスクであり、その度合いの判断は人それぞれによって異なります。FXなどマーケット関連について言えば、為替変動リスクとなりましょう。そして、それは、過去のデータから算出されるなど、色々な計算式で数値化されることも可能なものです。

ただ、これから起こることに対して、100パーセントの確信で語ることは出来ないものであり、たとえ数値化したとしても、それはあくまで確率論の数字上のものに過ぎないということです。

FXなどをやっていると、一寸先は闇であると言われる方がよほどしっくりくるかもしれません。従って、実際の動きが完璧には予測出来ない以上は、すべて大きいリスクと考えても良いでしょう。

次に、それを逃すにはあまりにも惜しいリスクについて考えてみましょう。

例えば、相場を分析した上で、上昇する可能性、もしくは下降する可能性がかなり高いと判断出来る場合があります。そして、上昇する可能性が高いと判断した場合に、買い値の僅か下方に損切り注文を置いて、買い(ロング)ポジションを建てる、もしくは、下降する可能性が高いと判断した場合に、売り値の僅か上方に損切り注文を置いて、売り(ショート)ポジションを建てるのは、リスクを管理された健全なトレードスタイルと言えます。

結局、相場が具体的にどの水準をブレイクすれば自分の分析は間違っていると判断出来る場合に、ポジションを持つのは、取るべきリスクだと考えるわけです。言い換えると、それを逃すにはあまりにも惜しいリスクだということです。

それでは、最初の「踏むには危険が大き過ぎるリスク」と「逃すにはあまりにも惜しいリスク」の違いは何でしょうか?一見すると区別はつかないと思われます。大事なポイントは、各人が、自分が置かれたトレード環境において、実際のトレード上で、リスクの度合いを計ることが出来るかどうかです。

具体的に言うと、上記で述べた通り、あるレベルを下方にブレイクしなければ上昇すると判断したならば、そのブレイクレベルの僅か下に損切り注文を置いて買い(ロング)ポジションを持つということです。そうすれば、ロス(損失)の額は限定されて、利益の幅を極大化出来るわけです。このようなリスクは大いに取るべきだということです。

価格変動する商品であるFXなどにおいては、ロス(損失)限定で、利益を極大化出来るトレードを行うタイミング探しが重要な準備となります。そのタイミングが訪れたと判断したならば、積極果敢に「それを逃すにはあまりにも惜しいリスク」を取っていくべきだということです。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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