マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年09月24日(日)

「トレード症候群」?! [トレードの心得]

「トレード症候群」とは俗に言う「ポジポジ病」のことです。常時、マーケットに入っていないと気が休まらない、いつもポジションを持ちたがる、いわば強迫観念に苛まれている状態のことを指します。

実は、私も雇われディーラーとして銀行でディーラーをやっていた頃は、この傾向は強かったと思います。早い話が、ディーラー予備軍など幾らでも存在しているので、そう言った競争相手に負けない為にも、常日頃から、ポジションを持ち続け、マーケットの中に入っていないと気が安まらなかったわけです。

それこそ、マーケットレートが見られない状態は気が気でなく、世の中で何が起こっているかもしれないと想像するだけでストレスを抱える状態であったとも言えます。

そして、相場で収益を上げるチャンスを失うのではないか、失わない為には、ポジションをもっていなければならないという強迫観念を持ち続けていた記憶があります。

当然のことながら、そのような精神状態では、相場を正しく客観的に観察することは難しくなります。まして、「チャート」など指標となるものを持ち合わせていないと、マーケットの雰囲気に負け、衝動にかられて、最悪のタイミングでポジションを持ってしまいかねません。

FXの世界に入ってこられる個人投資家の数も多いと聞きますが、ただ闇雲にトレードすることほど非生産的、非効率、さらには危険なものはありません。「相場はタイミングが全て」と言うように、相場観が良くても、相場に入るタイミングを間違えると、その後のポジション調整が後手に回ってしまって収益につながりにくい状況に陥ってしまいます。

それと、負けたトレードの損を取り戻そうと、力んでしまって無理をしてポジションを持ちにいく人もいますが、まさにマーケットの罠にハマってしまいかねません。「休むも相場」と言いますが、とにかく一旦は頭を冷やす必要があるということです。

もっとも、負けた時だけでなく、大きく勝った時も、一旦はマーケットから離れる余裕が欲しいところです。離れると言っても、観察はしていて良いわけです。相場は永遠になくならない、と言うくらいの心の余裕があれば、幾らでもチャンスは訪れます。

とにかく、ここぞと言うチャンスやタイミングで積極果敢にマーケットに入っていけるようにさせしておく心構えが大切です。「終着駅の次の駅」という表現があるように、相場は決して逃げずにそこで待っていてくれるわけですから・・・。

◆以下、お知らせです。

10月7日(土曜日)、大阪にて、「投資戦略フェア2017in大阪」が開催されます。

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2017年09月17日(日)

「心地良いアゲンスト?!」とは [トレードの心得]

「心地よいアゲンスト」が意味することは、自分のポジションが相場の流れと逆向きであるにもかかわらず、むしろ、納得して相場を観察することが出来ている状態を指します。

具体例を挙げると、仮に、ロングポジションを既に持っており、しかも評価益も既に含んだ、まさに利が乗っている状態にあるとします。そして、ある経済指標が発表になり、事前予想より悪化したことで、相場が売られ、自分のポジションの方向と逆向きの動きが見られ、評価益が減少したとします。

そんな時、普通であれば、「ああ、やられた」と悲観的になり、どうして、経済指標発表前に利食いを入れなかったのだろうと自分を責めてしまうところでもあります。

しかしながら、この場合では、むしろ、「理想的な押しを入れた」とか、「今後上昇する為の踏み台が出来た」という相場判断をすることが出来るほど、ストレスなく冷静に相場を観察することが出来るというものです。

さらに言えば、既に市場に積み上がっていたロングポジションの調整が進んでくれている、そして、むしろ弱気な市場参加者が増えてくれると余計に相場が上昇しやすくなる、などという風に、アゲンストの状態を楽しむくらいの心の余裕が出来ることを、「心地よいアゲンスト」と言うわけです。

もっとも、なんの判断根拠もなく、ただ漠然と、勘だけで判断するのではなく、それなりの具体的な判断基準なりがあることが前提条件となります。さもないと、ただ単に希望的観測だけの呑気で場当たり的なトレーダーに堕してしまうからです。

もちろん、具体的判断基準を持っている場合でも、ただ感覚的に、「良い感じの押しが入っている、この分だと、あく抜けして、逆に、相場が上がりやすくなりそうだ」という鋭い読みをすることが出来ることはあり得ます。それは、恐らく、元々、相場センスのある人かもしれませんし、長年の経験から生まれた「相場勘」が背景かもしれません。

いずれにしても、多くの個人投資家にとって、自分自身それなりの判断基準を持ち合わせているならば、目の前のマーケットの動きを見ていて少々、アゲンストになったとしても、ジタバタせずに相場を観察するぐらい心を落ち着けておくことのメリットは計り知れないと思います。その為にも、相場観測の為の「相場判断技術」を習得することはとても大切なことだと思うのです。

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2017年09月10日(日)

皆、自分の欲しいものを相場から手に入れているもの [雑感]

◆まずは、お知らせです。

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続いて、以下、ブログ本文です。


このような言葉があります。「勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる」すなわち、心の底から勝ちたいと願い努力する人は勝ちを手に入れ、負けても良いからスリルを楽しみたい人はやはりその結果を得ることが出来るということです。

自分が目指すものを欲する度合に応じて結果が決まると言う風にも表現出来るかもしれません。相場から何を得たいのか、自分自身の心の底に真剣に聞いてやることが大切だと思います。

ところで、「勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる」という格言をご紹介しましたが、表面的には、ポジションを張って収益を狙っている点は同じでも、心の底でどこまで真剣であるかによって、または、狙っている目的が何にあるかによって、トレードの結果が異なってくるということです。

このように言うことも出来ます。相場に入っていく楽しみは、世界政治・経済情勢を知ることであり、知的好奇心を充たしてくれることだと考える人がいても不思議ではないということ。

もしくは、収益を上げることも目的には違いないけれども、むしろもっと大きな目的は、為替相場に参加することを通じて、人との出会いやコミュニケーションを楽しむことだと考える人がいらっしゃっても可笑しくないということです。

この辺りに関しての自分の願望なりを心の底のレベルにおいて確認することが出来れば、自分が今現在とっている相場へのアプローチが目的に適っているのかそうでないのかが次第に分かってくると思われます。

少々過激、かつ大雑把な判断なり区別をすることをお許し頂けるとすると、以下のようになると思います。

つまり、世界政治・経済情勢など基本的に「ファンダメンタルズ」を重視する人は、比重の度合いが、相場に対して、お金を稼ぐことよりも、知的好奇心を満足させることや、スリルや緊張感を楽しみことに、意識的、無意識的に置いているということです。

一方で、相場をやる目的はお金を稼ぐことだと心の底から明確に決めている人は、実際の相場に入るに当たってチャートを重視するようになります。つまり、テクニカル分析に重点を置く人は、相場に対して、金を稼ぐ手段と見なす度合いが比較的高いと言う風に想定されます。

一般的に、チャートを重視する人はより「投機的」「博打的」ではないかという「誤解」「偏見」が一部であるようですが、現実の相場と会い向かっていく時に、頼りになるのは、やはり、「チャート」以外に存在しないと私は考えます。すなわち、「相場のことは相場に聞かないと分からない」ということです。

そもそも、相場は突然豹変するものです。いきなり急落したり、急騰したりします。もちろん、何らかの要因、材料があるとは言えますが、基本的な政治・経済情勢に変化なくても、大きく変化することもあるのが相場の世界です。

この豹変、急変にいち早く対処する為には、「チャート」そして「トレード技術」に基づいた「トレードルール」が必須です。しかも、それぞれが、自分が納得した上でのものであるべきだということです。さもないと、咄嗟の判断を下せなくなり、行動が遅れてしまうからです。

相場は相場観では勝てません。相場観以上に、「トレード技術」に基づいた、自分なりの「トレードルール」確立が最重要であり、この「トレードルール」を厳守する強い精神力が必要条件となります。

いずれにしても、自分が望んでいる方向に自分を正しく向かわせてあげることが大切です。自分と向き合い、自分がいったい何を望んでいるのか、それを知ることが出来れること、その上で、それに対してアクションを起こすことが出来れば、自分が望む結果を手に入れることは思いのほか簡単かもしれません。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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