マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年11月10日(金)

「相場学」について一考 [相場学]

現代経済学の基本的考えとなっているものに「効率的市場仮説」というものがあります。

いきなり、ちょっと堅苦しい言葉をご紹介しましたが、内容はごくシンプルなものです。つまり、「市場は効率的だ」と言う意味は、市場は常にありとあらゆる情報を瞬時に織り込み、本来、予測不可能とするものです。市場価格は、売り手と買い手が互いに完璧な情報を元に売買を行う為に、常に均衡しているという考え方です。

そして、「効率的な市場」における参加者は相場変動要因全てに対して瞬時に反応する為に、いつも「適正価格」に落ち着くと仮定します。従って、そこには、「フリーランチ」なる誰しも簡単に収益を上げるチャンスなど存在しないと主張されるわけです。

また、「適正価格」は1つである為に、グレーな部分は認められません。また、相場が向かう方向は、上方、下方、いずれの方向に対しても、同率の確率があることを前提とします。

すなわち、「ランダムウォーク仮説」と言われているものです。例えると、酔っ払いのおじさんが右方向に歩くか、左方向に歩くか、確率は五分五分だという考え方に依っています。

この「効率的市場仮説」なり、「ランダムウォーク仮説」は、現代の錬金術の1つである通貨オプション理論の基礎でもあると言う点は重大です。まさに、ノーベル賞学者がこれらの理論を確立させてきたわけです。

ところが、現実の市場はどうかと言うと、決して、「効率的」ではありません。また、「ランダムウォーク」でもありません。そもそも、世の中には、完全なるものは存在しないと言ってしまうのは簡単ですが、もっと複雑怪奇であるとも言えましょう。

しかしながら、頭の堅い経済学者などは、このような市場の動きに対して、自分達の理屈が通らないと判断すると、「投機的」と表現しようとします。極論すると、相場でお金を稼ぐのは、運が良いか悪いかに過ぎないということになるわけです。

「相場」という世界や「トレーダー」という職業に対して、一種、偏見のようなもので見ようとするのは、何でも「理屈」で説明したがる人々の傾向と言えましょう。逆に言うと、「相場学」として学問の分野の1つとして認められない背景かもしれません。

実は、私は、この「相場学」を確立することが夢でもあり、ロマンでもあります。不確実であり、複雑なものに対して、何かしらの規則性、法則性を発見することが目標です。なかなか辿りつかないかもしれませんが、その過程を楽しみたいとも思っています。

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2017年11月07日(火)

「今回は違う!」という思い込み [雑感]

相場をやっていて経験することですが、過去に同じ過ちを繰り返したことがある、それと同じ局面が訪れた時に、「ひょっとしたら今回は違うかも」と思いこんでしまうことがあります。

現実問題、私自身の過去のトレードを振り返って、何度も、この感覚を覚えてことがあるだけに、実感があります。そして、その結果、同じ過ちを繰り返す羽目になってしまうのです。

一例として、レジスタンスゾーンと判断出来るレベルにまで上昇してきた相場を目の当たりにして、「今回はブレイクするかもしれない」と判断し、ロングポジションを抱えたまま、期待感を持って相場を眺めてしまい、結局、「今回も同様に」レジスタンスゾーンをブレイクせずに反落するのを横目に見てしまう失敗を犯すというものです。

自分の判断基準では、レジスタンスゾーンであると見なすことが出来る、それなりの根拠があるにもかかわらず、いざ、その場面に出くわすと、もっと上がるはずと欲に目が眩んでしまうわけです。

せっかく、自分なりの判断基準、判断ルールを構築してきたにもかかわらず、それを無視して、自分のポジションの利がもっと乗ることを期待してしまうことで、絶好の利食いのタイミングを失ってしまうというものです。まさに、「今回は違う」という思い込みが背景にあると言って良いでしょう。

自分の判断ルールを信じることが出来ないという問題があるのも事実です。自分の判断基準に自信が持てないわけです。それでは、過去の経験や学びが活かされてこないことになります。

過去のことに対して色々と反省し、賢明になれたにもかかわらず、現在や未来に対しては、同レベルの賢明さを持てないと言い換えることも出来そうです。

これらの失敗は、結局は、欲望に目が眩んで「今回は違うはず、違うかもしれない、違って欲しい」と言った風な期待感が心の中に芽生えてしまうことが背景要因です。

上記の例に関して言うと、レジスタンスについて、自分が打ち立てた「ルール」を無視してしまっていては、せっかくの相場研究が台無しになってしまいます。

つまり、一旦はレジスタンスゾーンと判断出来るレベルでロングポジションを手仕舞った後も、相場が続伸し、そのレベルをブレイクしていく場合は、その時点で再度見極め、上昇継続すると判断出来るのであれば、改めてロングポジションを構築すれば良いだけのことなのですが、実際にはそう簡単にいかないのが現実のようです。

「今回は違う」という思い込みはくれぐれも気を付けた方が良さそうです。先ほども申し上げた通り、これは、私の長い間の実体験からの教訓でもあります。

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2017年11月01日(水)

衝動的な売買はやめましょう! [トレードの心得]

人は時として衝動的に売買したくなるものです。特に、相場が全く予想外の動きをしている時、思考があまり働かなくなってしまい、狼狽的にトレードしてしまうことが起こります。

これは実に危険な行為です。いわば「博打」に近いと言えましょう。ある人は、まるでスリルとサスペンスを楽しんでいるかのようです。

収益を上げることが目的のはずのトレードにおいて、別の目的、つまり、ただスリル感を楽しむことに向かっているかのようです。

もっとも、本人はそんなつもりはなく、収益を上げることを当然の目的としてマーケットに入っていると思っています。ただ、そこには思い上がりがあり、まるで相場の先を読めるかのような錯覚に陥っています。

マーケットに入り、トレードを行うに当たっての正しいアプローチは「シナリオ」を持つことです。どうなればどうする、こうなればこうする、と言った風に、事前に「トレードプラン」を考えておくことが大事です。

もちろん、自分のトレード手法が確立している人は、瞬間ごとに、その手法に従うだけですから、それほど事前のトレードプラン作りは必要ないかもしれません。

それでも、ポジション造成に当り、今この時点でのこの判断に従って、こういうポジションを持つけれども、今後、こうなればこうすると言ったような簡単なシナリオがあった方が、より無難なトレードが出来るようになります。つまり、「こうなればこうする」とか「ああなればああする」という具合です。

そうすることで、衝動的なトレードを行わないように自己防衛することが出来るわけです。人間というのは実に弱いもので、普段はそうはならないと思っていても、いざ、その場面に出くわすと、事前に描いていた行動が取れないものです。

そう言う意味でも、日頃からシナリオ作り、トレードプラン作りを心がけておくと、ポジションを持ってマーケットに入っている時の精神状態も安定し、いざという時の行動も正しく、そして、機敏に起こせるようになると思います。

とにかく、人間というのは弱いものだという認識をして、事前に先手を打っていくスタンス、心構えが大切だと思います。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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