マーフィーの「日々是好日」
 

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2017年11月26日(日)

相場でもツキを呼ぶ魔法の言葉とは [雑感]

「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という言葉は、「ありがとう」と「感謝します」という2つの言葉です。誰もが知っている簡単な言葉ですが、実は、ものすごく大きな力を持っているようです。

このことを知ったのは、五日市剛さんという、企業経営の傍ら数社の研究顧問をされている方が書かれた小冊子を通じてです。実は、「ありがとう」「感謝します」という言葉の持つ威力については、以前より、著名な斎藤一人さんや清水英雄さんなどが著された何冊かの書物から学びを得ていたのですが、五日市さんの小冊子からは、新たなる再発見をさせて頂いたのを覚えています。

これら2つの言葉の使い方について、五日市さんによると、「ありがとう」は何か嫌なことが起こった時に使う、そして、「感謝します」は何か良いことがあった時に使うということです。

何か嫌なこと、辛いことがあった時に、「ありがとう」という言葉を使うことは普通は考えにくいのですが、それを敢えて使うわけです。実際、嫌なことが起こると嫌なことを連想していまいがちですが、「ありがとう」と言うと、逆に良いことが起こるようになるというのです。「災い転じて福となす」といったところでしょうか。

つまりは、どんな不幸と思われる現象も幸せと感じられる状況に変えてくれる、魔法の言葉だということです。確かに、難がある時に「有り難う」ですから、当然かもしれません。

そして、「感謝します」という言葉については、何か良いことがあった時に言うと素晴らしいのですが、それに加えて、まだ起こっていない未来のことについても、「〜〜させて頂き感謝します」と言えば良いそうです。力まず思いこまず、自然な気持ちでそう言うことが出来れば、そうあって欲しいことが実現するということです。

何だか狐につままれたように思われるか知りませんが、実は、「ありがとう」も「感謝します」も不思議なほど大きな力を持っている言葉のようです。そして、相場でもこの2つの言葉は威力を発揮してくれます。

すなわち、具体的に、例えば、利食いの時は「感謝します」を発し、損切りの時は「ありがとう」を発するようにするわけです。「損切り」しても「ありがとう」と言えることで、単なる損失の確定にとどまらず、次なるトレードチャンスにつながっていくわけです。

こんな風に言われることがあります。損切りした場合、その損したお金は、一時的にマーケットにプールしておくようなものだと。つまり、損切りはあくまで、次なる利益のチャンスを得るためにマーケットに預けておくのだと考えて良いということです。その際に、「ありがとう」と言うことが出来れば、次に生きてくるトレードになるということです。

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2017年11月19日(日)

「頭と尻尾はくれてやれ」の実践的意味合いとは [トレードの心得]

「頭(あたま)と尻尾(しっぽ)はくれてやれ」というのは、天井(最高値)で売ろうとすると売りそびれ、底値(最安値)で買おうとすると買いそびれてしまうので、あまり欲張らず、ほどほどのところで満足するのが望ましいと言う意味の相場格言です。

この場合は、利食い、手仕舞いを対象にした解釈となりますが、一方で、ポジションメイク(ポジション造成)のタイミングについての格言として応用することも出来ます。

すなわち、そろそろ天井だと思えば少しずつ売り上がり、そろそろ底値だと思えば少しずつ買い下がるという意味に捉えることです。しかしながら、ここで難しい問題が発生します。それは、下手な「値頃感」から、あまりにも手前で売ったり、買ったりしてしまうリスクが高まるということです。

そこで、この相場格言を、よりリスク管理に重きを置いて解釈し直したトレード方法として、例えば、天井を付けたことを確認した後に、下落に転じたと判断した時点で売り、底値を付けたことを確認した後に、上昇に転じたと判断した時点で買うということです。

同じ売るにしても、天井を確認する前に売るのはリスクが高い分、上手くいけばより有利なコストのショートポジションが出来る、もしくは、底値を確認する前に買うのはリスクが高い分、上手くいけばより有利なコストのロングポジションが出来るなど、メリットは大きいのですが、当然のことながら、その分リスクを大きく取ることになります。

しかしながら、このリスクについては、時に大き過ぎることになり、ポジション管理、資金管理が充分に出来ていないと、予期せぬ損失を被るリスクも高まります。その為、初心者の方や精神力の弱い方にはあまりお勧めできません。

一方で、天井を確認した後に相場が下落し始めたことを確認してから売る、もしくは、底値を確認した後に相場が上昇し始めたことを確認してから買うようにすれば、リスクを抑えることが出来る分、より無難なトレードが出来るようになります。

もちろん、出来上がりのコストは、売り上がり、買い下がりよりも悪くはなりますが、下手な「値頃感」からのトレードの確率が下がるというメリットが大きくなります。

結局、売り買いは、腹八分目、腹七分目程度に抑える考えこそが、相場で長く生き延びて、コンスタントに収益を積み上げる為に有効だということを重々理解しておくことが肝要だということです。

ところで、この天井を確認した後に相場が下落し始めたことを確認する、もしくは、底値を確認した後に相場が上昇し始めたことを確認する方法としてお勧めするのが、例えば、(1)スーパーボリンジャーのプラス・マイナス1シグマラインを抜けて引けること、(2)遅行スパンの転換です。

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、スーパーボリンジャーでは、プラス2シグマラインに達した相場がプラス1シグマラインを下回って引けると反落、調整局面入りの可能性が高まること、マイナス2シグマラインに達した後にマイナス1シグマラインを上回って引ける反騰、調整局面入りの可能性が高まるという「法則性」「判断ルール」があります。

また、遅行スパンの転換は、相場の基調の変化を示します。つまり、反転下落に転じた相場において、遅行スパンが陰転してくれば、本格下落トレンドに入る可能性が高まること、反転上昇に転じた相場において、遅行スパンが陽転してくれば、本格上昇トレンドに入る可能性が高まるという「ルール」があります。

このように具体的な判断基準を持っているかどうかが、結果に対して、大きな違いをもたらすことになります。尚、これらは全て、スパンモデルやスーパーボリンジャーを用いたトレード方法に含まれるものであり、トレード技術の1つです。

皆様は、これらトレード技術を1つ1つ着実に学び、身に付けることで、「頭(あたま)と尻尾(しっぽ)はくれてやれ」という相場格言を知らず知らずのうちに実践していることになるわけです。

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2017年11月10日(金)

「相場学」について一考 [相場学]

現代経済学の基本的考えとなっているものに「効率的市場仮説」というものがあります。

いきなり、ちょっと堅苦しい言葉をご紹介しましたが、内容はごくシンプルなものです。つまり、「市場は効率的だ」と言う意味は、市場は常にありとあらゆる情報を瞬時に織り込み、本来、予測不可能とするものです。市場価格は、売り手と買い手が互いに完璧な情報を元に売買を行う為に、常に均衡しているという考え方です。

そして、「効率的な市場」における参加者は相場変動要因全てに対して瞬時に反応する為に、いつも「適正価格」に落ち着くと仮定します。従って、そこには、「フリーランチ」なる誰しも簡単に収益を上げるチャンスなど存在しないと主張されるわけです。

また、「適正価格」は1つである為に、グレーな部分は認められません。また、相場が向かう方向は、上方、下方、いずれの方向に対しても、同率の確率があることを前提とします。

すなわち、「ランダムウォーク仮説」と言われているものです。例えると、酔っ払いのおじさんが右方向に歩くか、左方向に歩くか、確率は五分五分だという考え方に依っています。

この「効率的市場仮説」なり、「ランダムウォーク仮説」は、現代の錬金術の1つである通貨オプション理論の基礎でもあると言う点は重大です。まさに、ノーベル賞学者がこれらの理論を確立させてきたわけです。

ところが、現実の市場はどうかと言うと、決して、「効率的」ではありません。また、「ランダムウォーク」でもありません。そもそも、世の中には、完全なるものは存在しないと言ってしまうのは簡単ですが、もっと複雑怪奇であるとも言えましょう。

しかしながら、頭の堅い経済学者などは、このような市場の動きに対して、自分達の理屈が通らないと判断すると、「投機的」と表現しようとします。極論すると、相場でお金を稼ぐのは、運が良いか悪いかに過ぎないということになるわけです。

「相場」という世界や「トレーダー」という職業に対して、一種、偏見のようなもので見ようとするのは、何でも「理屈」で説明したがる人々の傾向と言えましょう。逆に言うと、「相場学」として学問の分野の1つとして認められない背景かもしれません。

実は、私は、この「相場学」を確立することが夢でもあり、ロマンでもあります。不確実であり、複雑なものに対して、何かしらの規則性、法則性を発見することが目標です。なかなか辿りつかないかもしれませんが、その過程を楽しみたいとも思っています。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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