マーフィーの「日々是好日」
 

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2018年07月01日(日)

「みんな何々と言っている〜」 [雑感]

よく行う、トレーダー同士の会話の中で、頻繁に聞くのが、「みんな〜と言っている」という言葉です。例えば、「みんなドルが上がると言っている」とか「みんなユーロが下がると言っている」という言葉です。

「みんな〜」と言う限りは、さぞかし多くの人の意見を集約したのかと言うと、実はそうでもないことが多いようです。せいぜい数人と話しただけで、もしくは読んだだけで、「みんな〜」という判断に変化していく傾向があります。

そもそも、私達人間は、自分と同じ意見は受け入れやすい一方で、そうでない意見は受け入れがたいようです。そして、自分と同じ意見の人の数や割合を過大に評価してしまう癖があります。

また、相場をやっている時の心境としては、「みんなの意見」が揃うと、それを大衆の意見だと思い込んでしまう傾向があります。その「みんな」が、たかが数人の意見であるにもかかわらずです。そして、自分が「大衆」に交わりたくないことから、途端に、へそ曲がりになって、「みんなの意見」の逆向きに走ろうとしてしまいます。

そんなことをやっていると、結局、自分自身の尺度などあってないようなもので、結局は、「世間」に振り回される結果となってしまいます。自分は「世間」や「大衆」と違うぞと意気込むものの、自分自身の判断基準がぐらついているだけのことが多いようです。

「みんな」の影響を受けず、「世間」や「大衆」に惑わされず、自分の尺度をしっかりと守っていけば、経験と共に、学習効果も重なって、自ら成長していくと思います。やはり、相場をやるには、三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)の境地が良さそうです。

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2018年06月24日(日)

いつまでも続く煩悩との闘い!? [雑感]

私はよく「相場と戦ってはいけません、相場と友達になりましょう」と申し上げますが、自分に対しても常に言い聞かせるようにしています。何故なら、自分は弱い人間だからです。

確かに、相場をやっていると、「戦う」と言うイメージがしっくりくるのは否めません。確かに、生半可な気持ちで自己ポジションを張ることは出来ないからです。「軍資金」という表現がありますが、やはり、「戦闘」という連想をさせるものではあります。

ところが、実は、本当に戦っている相手は相場ではなく、自分の煩悩だということです。つまり、相場をやるとは、自分の煩悩との戦いだということです。

だからこそ、あれこれ「ファンダメンタルズ(不安だメンタルズ)」のみならず、「テクニカル分析」を駆使しても相場では良い結果を残せないわけです。人間の煩悩がうごめいて出来あがっている世界が相場である以上、メンタル面の課題も克服しないと、結果は向上しないという点を認識しておく必要があるということです。

このように考えると、人間の煩悩を極力打ち消すことが出来れば、相場で優位に立てるということになります。まさに、「無の境地」というべきか、「欲、怒り、迷い」の気持ちを抑えることが出来る分、理想的なトレードが出来るのでしょう。

要するに、人間の持つ弱さが現れれば現れるほど、相場では「勝てない」ということです。まさに、相場は心理戦と言われる所以でもあります。相場の世界で長くやっていると、「不安だメンタルズ」では生き残れないと、事あるごとに、つくづく痛感する次第です。

ただ、そうは言って、機械に頼る「システムトレード」にはどうも興味がわきません。相場をやっているのは人間である以上、やはり、人間主体の判断が勝ると信じているからです。それに、これほど楽しい相場という世界にいて、機械任せにするなんて、あまりにも、勿体ないと思うのです。相場では、収益を上げるのが一番大きな目的ではありますが、その過程を大いにエンジョイしたいと思います。

いずれにしても、私自身、まだまだ、人間の煩悩との戦いがいつまでも続きそうです。

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2018年06月04日(月)

禁煙に成功する方法?! [ [雑感]

数十年前、私は、母の喫煙を止めさせようとして、ある本を買った記憶があります。それは、「○週間で煙草がやめられる」という類のタイトルの本であったと思います。

内容は良く覚えていないのですが、煙草を吸い続けるとどれだけ健康に害があるのかということに多くのページを割いていたようです。また、煙草という嗜好物に対する先入観を消してしまうように、分かりやすく説明していたように記憶しています。

私は元々煙草を吸いませんが、喫煙者にとって、なかなか止められないものだそうです。食後の一服が如何に美味であるかとか、ストレス解消に役立つとか、言われてみてもピントこないのですが、どうも、聞いてみると、何気に吸い続けている人が大半であるようです。

しかも、大半の人が健康に良くないことを「頭では理解している」ようです。健康に良くないことは「頭では分かっている」けれども、実際には止められないのが実情のようです。

意志が弱いと言ってしまうと、それまでのことですが、問題は、健康にとって良くないから止めた方が良いと、自分の「頭では分かっている」けれども、実際にはなかなか止められないという事実です。

それこど、健康を害してしまって、自分自身が辛い目に遭わないと、自分を変えることが出来ないのかもしれません。いくら、周りの人たちから、「喫煙は健康に良くないから止めた方が良いよ」と言われても、本人は一向に耳を傾けないわけです。

この辺りの思考プロセスは、そっくりそのままトレードにも当てはまりそうです。例えば、相場展開が当初のシナリオから変化した場合は、即座にロスカットする必要があると「頭では分かっている」けれども、実際にはなかなか出来ないのと同様です。いつまでも、しこったポジションを抱えていることは悪いことだと「頭では分かっている」けれども、実際にはいつまでもポジションを抱え続けているわけです。

問題の重要性としては、同じ次元のことだと思います。「言うはやすし、行うは難し」と言う風に言い換えることも出来るかもしれません。世の中にはこの手のことは枚挙に暇ないようです。それにしても、相場は人間の行動パターンそのものを見直す上で実に多くの機会を与えてくれるものだと痛感します。

やはり、人間は、自分自身が大きな失敗をしないと、「学ばない」ようになっているようです。時には大きな痛い目に遭うのは必要なのかもしれませんね。ああ、哀しきかな人間という感じです。。。。

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プロフィール

マーフィ

インテリジェンス・テクノロジーズ代表

柾木利彦

1980年、大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、1992年米銀大手の『シティバンク』や欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。卓越した市場関連知識でもって、テレビ、ラジオ、新聞などで数多くの情報発信を行い、東京外国為替市場の発展に貢献。自身、過去24年に及ぶトレード経験に基づき、独自のチャート分析 (「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」等)を確立。
個人投資家に向けて最強の投資法を伝授することをライフワークとして、現在も精力的に取り組んでいる。

活動状況・著書

Murphy's Blog
マーフィーの最強FX投資法を伝授
マーフィー最強スパンモデル
短期〜長期 初心者〜プロまで使える究極の実践的トレード手法
直伝!FX投資法
有料メルマガ&掲示板。実践トレード・コーチング。

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