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2008年01月23日(水)

由比・東海道廣重美術館と真葛香山&桜えび [お出かけ]

先日の「美の巨人たち」では宮川香山作「渡蟹水盤」が紹介されていた。作品を見た瞬間に、先の瓢箪ランプの時に感じたような衝撃を覚え、テレビにかじり付き、その後ネットで検索しまくりであった。するとどうやらコレクターである田邊氏の地元静岡・由比町にて今月27日まで香山展が開かれている事を知り、直ぐに行動。

画像(460x260)

この先は写真を交えながら。

画像(180x120)・拡大画像(300x200)

静岡から東海道線に乗り換え、15分程度で由比に到着。由比は東海道16番目の宿場町であり、今では桜エビの産地として有名。歌川広重が描いた「東海道五拾三次」の中でも最も美しい景色とも称される「由井 さった嶺」は、よいハイキングコースとなっている。
駅を下り由比・桜えび通りをずっと歩き2Km程行くと目的の東海道廣重美術館に到着。

今回は田邊氏の持つ1000点ほどのコレクションの中から初代宮川香山(虎之助)作品中心に主要な20点ほどが展示されていた。ちなみに以下香山の簡単なプロフィール。

宮川 香山(みやがわ こうざん)
日本の陶芸家。明治時代の日本を代表する陶工。高浮彫、真葛焼きの創始者。
明治29年、初代眞葛香山は、帝室技芸員を拝命する。帝室技芸員とは、明治29年に明治帝の命により設けられた制度で藝術の信仰を目的とした現在も人間国宝という制度があるが、この制度と大きく違うところは、その分野で一名のみという、大変名誉ある指定であったことだいうなれば、皇室のお抱え技芸員ということで天皇から直接年額100円を下賜され、さらに皇室からの注文品は相当の額で購入されたという。

さて、作品についてだが、高浮彫のものについては、本当にそのリアルさに圧巻。多くの方が係りの人に聞いていたが、本体と装飾部分は別々に制作しているのではなく、全て同時に制作しているとのこと。その技術的な難しさについて言えば、陶土は乾燥したり焼くと収縮するわけで、そういった部分を計算しながら陶芸でこういった彫刻的な形を制作している訳である。いやいや、もう想像も及ばない世界だけれど、作品から伝わるインパクトが物凄いの一言。同氏の作品の小さなものでもよいので、何れもって見たいという気持ちも生まれたり。

画像(180x120)

美術館を後にし、近所にある「ゆい桜えび館」に立ち寄り桜えびや鰯チップを購入、その後名産の桜えびを食したり、地元のおばさま方と色々お話したり、由比町役場に寄ったりしながらマッタリ探索。桜エビのかき揚げは非常に美味でございました(^^)

今度はさった峠や浜石岳、また清水の方など交えながらゆっくりまわってみたい。


Posted at 09時42分


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