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2016年04月11日(月)

円独歩高の終焉迫る!?

PDFファイル(560KB)

今週のペットでも判る簡単チャート (560KB)

予想レンジ 
ドル円     107.50〜109.00
ユーロ円    122.00〜124.00
ユーロドル   1.1300〜1.1450
豪ドル円    80.80〜82.50

**************************

米利上げ観測が後退したことを受けて、ドル売りの流れはやや一服しているが、日銀がマイナス金利を導入したにも関わらず、年初来10%以上も円高が進行、同時に株安も進行するなど日本経済全般に危機感が深まりつつある。世界的には株価は過剰流動性資金を背景に上昇基調を強めており、想定以上円高の影響により、日経平均株価は下げ幅を拡大している野が現状であろう。その中、菅義偉官房長官は外国為替市場で一時1ドル107円台の円高水準を付けたことに関し、偏った動きには日本として対策をやる用意があると述べ、また、2017年4月の消費税率10%への引き上げを前提に、増税を前に必要な環境整備を急ぐ考えを示している。反面、安倍首相は為替介入に慎重な姿勢を示していることから、市場は安易にどちらにも仕掛けづらい状況に直面している。

一方、ドル円は、政府日銀が打ち出す様々な打開策が腰折れ状態にあり、今後もアベノミクス効果は期待薄との見方が支配的になっている。一部ではドル円100円割れまであるとの少数意見も出始めている。ただ、米当局は常に強いドルを意識しているが、ダドリーNY連銀総裁が利上げは慎重で段階的なアプローチが必要とした上、ドル高問題は過去数週間で弱まっている旨を述べ、また、日本と欧州の景気刺激策を支持すべきと協調姿勢見せるなど、現時点では加速的に円高(ドル円105円)が進行すれば、日銀の市場介入の余地は残されていると見なした方が無難であり、これからの急ピッチな円高局面は想定しづらいだろう。

他方、ユーロドルは特段の材料も無い中、底堅さを取り戻しているが、先のECB議事要旨では、必要な場合には追加利下げも排除しない考えを示唆しており、積極的に上値を追う展開には至っておらず、安易にユーロドル1.1500台を試すほどの相場環境ではないだろう。引き続き直近のレンジは1.1300〜1.1450で売買を模索することが一考であろう。

Posted at 10時30分 パーマリンク


2016年04月04日(月)

ドル調整売り進行中!売られ過ぎ?

PDFファイル(557KB)

今週のペットでも判る簡単チャート (557KB)

予想レンジ 
ドル円     111.00〜112.50
ユーロ円    126.50〜128.00
ユーロドル   1.1300〜1.1450
豪ドル円    84.80〜86.30

**************************

先週末発表された米雇用統計は失業率が4.9%から5%%へと悪化を示したものの、非農業部門雇用者数(NFP)は20万人超、平均賃金も上昇、そして、ISM製造業は昨年7月以来の水準まで上昇し、景気判断の分岐点である50を半年ぶりに回復したことが好感され、NYダウ平均株価は107ドル高と堅調に推移するなど、米経済の堅調さを裏付ける内容になっている。ただ、市場の反応はドル売りに傾斜しているように、世界経済の不透明感を踏まえて、イエレンFRB議長が利上げには慎重姿勢を見せていたことがドルの買い戻しを鈍くさせている。

一方、ドル円は日経平均が600円近く下げ幅を拡大したことや米利上げペースが鈍化していること圧迫勢量となる中、要因になっており、一部ではドル円110円前後も意識する声もあるが、潜在的な米金利差との比較から、拙速的に下値を探る段階ではなく、ドル円
111円前後からのショートは自重局面にある。

他方、ユーロドルはドル売りに助長されたと言いながら、1.13台を堅持し、徐々に節目であるユーロドル1.15トライも視野に底堅い展開を見せている。ただ、ドル円と同様にマイナス金利拡大懸念が残っている以上、安易に上値トライには慎重にならざるを得ない相場環境にあり、当面、ユーロドル1.1300〜1.1450のレンジ幅で売買を模索することが賢明
であろう。

Posted at 10時25分 パーマリンク


2016年03月28日(月)

ドル買戻し志向健在!?

PDFファイル(557KB)

今週のペットでも判る簡単チャート (557KB)

予想レンジ 
ドル円     112.50〜113.80
ユーロ円    125.00〜126.80
ユーロドル   1.1080〜1.1250
豪ドル円    84.00〜85.80

**************************

先週末のグッドフライデーに続いて、週明けの月曜日もロンドン市場がイースターマンデーのため、市場参加者の激減を伴い、本日も動意薄の展開が見込まれている。その中、先週、米商務省が発表した第4・四半期の国内総生産(GDP)確報値は、年率換算で前期比1.4%増と改定値の1.0%増から上方修正され、総じて消費支出が堅調であり、各米銀総裁が発言しているように、今後も金利正常化に向けて、FOMCが早期の利上げタイミングに踏み切れるかどうかに関心が集まっている。基本的には米金利差との拡大を背景に、ドル買い志向は健在と見なした方が賢明であろう。

一方、ドル円は、113円前後でもみ合い相場が続く中、3月の決算時期も迫っており、段階的に株高期待は高まっており、当面の目安としては、日経平均株価17,000円台を維持ができるかであろう。その中、マイナス金利導入以降、金融機関で行われている短期取引(コール市場)の低迷が続いているが、3月決算を終えれば、金融機関並びに機関投資家の過剰流動性資金が株価にシフトされるとの期待感も浮上しており、外貨運用としてのドル買いニーズも高まる可能性もあり、当面、ドル円ショートは自重局面と見なした方が無難であろう。

他方、ユーロドルは引き続きECBのマイナス金利拡大懸念がある関係上、戻り売り優先の展開を強いられている。IMM通貨先物のユーロショートも下限レベルまで減少しており、ユーロショートの拡大余地を残しており、積極的なユーロ買戻しは自重局面を迎えている。

Posted at 10時23分 パーマリンク


2016年03月22日(火)

リスク回避の動き一服、ドル買戻し優勢!?

PDFファイル(555KB)

今週のペットでも判る簡単チャート (555KB)

予想レンジ 
ドル円     111.00〜112.80
ユーロ円    124.80〜126.50
ユーロドル   1.1150〜1.1330
豪ドル円    84.00〜85.80

**************************

FRBが年内の利上げ見通しを後退させたことを受けて、FRBの金利引き上げタイミングに不透明感は残るものの、米当局の金利正常化に向けての姿勢には大きな変化は見られておらず、更にドル売りを促すほどの相場環境には至っていない。市場は注目された日米欧の金融会合を終えたこともあり、再び調整色を強めてり。今後も日米欧の株式市場や原油相場の動向に関心が集まるだろうが、主要国の低金利政策の恒常化による過剰流動性資金が株式市場にシフトされ易い外部環境にあり、株高が進行すれば、リスク回避の動きも和らぐ可能性もあり、ドル買いニーズは健在と見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は110円台では流石にドル買戻しが随所に散見される中、本邦の3月決算時期を控えて、統計的には株高円安基調を高まる傾向があり、積極的に円を買い戻す雰囲気ではない。また、日米金利差拡大を背景に、短期筋並びに機関投資家などが外貨運用に走る可能性もあり、相対的には円売りを仕掛けやすい状況に近づいている。

他方、ユーロドルは、ユーロの巻き戻しが、ユーロドルが1.10前後ではユーロ買いを誘発していただけシカゴIMM通貨先物おけるユーロショートがマイナス金利の拡大以降、ユーロショートが再び拡大傾向にあり、潜在的な戻り売り志向がねづよく、改めて上値の重さが意識され始めている。現状レベルのユーロドル1.13前後からの買戻しには慎重にならざるを得ないだろう。

Posted at 10時08分 パーマリンク


2016年03月14日(月)

通貨安競争一服も! ドル売りの根拠は希薄?

PDFファイル(554KB)

今週のペットでも判る簡単チャート (554KB)

予想レンジ 
ドル円     113.00〜114.50
ユーロ円    126.00〜127.80
ユーロドル   1.1050〜1.1230
豪ドル円    85.00〜86.80

**************************

先のECB理事会以降、荒っぽい展開を強いられているが、中国が人民元の中心レートは大幅引き上げると共に、各主要通貨が通貨安競争から脱したとは言い難いが、国際エネルギー機関(IEA)は原油相場が底打ちした可能性を指摘するなど、相対的にリスク回避の動きは弱まりつつある。その中、NYダウ平均株価は前日比218ドル高と順調に推移し、再び17,000ドル台を回復するなど、相場全般が落ち着きを取り戻しつつある。ただ、中国経済の封透明感が払しょくされない限りは、未だに、投資家心理は揺れ動いており、目先の調整局面と見なし方が無難であり、積極的なポジショニングには慎重にならざるを得ないだろう。

一方、ドル円は明日の日銀金融決定会合に注目が集まる中、政策面では、ECBのようなマイナス金利拡大は見込めないが、政府日銀による景気刺激策(株高・円安)への期待が増幅中であり、相対的に円売りに弾みがつきやすい外部環境になっている。そして、日欧のマイナス金利導入を背景に、金利面では優位性のある米ドルの買戻しにも妙味が生じ始めており、ドル円114円台トライは時間の問題であろうが、反面、ドル円115円に対する抵抗感は強く、当面、113.00〜114.50円のレンジ幅で売買を模索することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはECBによる追加緩和策の見直しを踏まえて、足早に1.12台まで買い戻されたが、流石に同レベルでは利益確定売りが優先されるなど、既にECB理事会の追加緩和策は賞味期限切れとの声も少なくなく、マイナス金利拡大懸念を背景に、引き続きユーロの戻り売りが優先され易い状況には変わりがないだろう。


Posted at 10時30分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

活動状況

新外為の森
ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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