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2018年02月19日(月)

日米欧の通貨安競争終焉!?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     105.50〜107.00
ユーロ円    131.00〜132.80
ユーロドル   1.2350〜1.2480
豪ドル円    83.50〜84.80

**********************

世界的同時株安が一巡すると同時に、ドル全面安にも収束感が生じている。相対的には今回のドル安局面が大幅な減税案やインフラ投資拡大を背景に米財政赤字拡大懸念が起因したと言えるが、パウエル新FRB議長を迎えて、米国の金利正常化の道筋には大きな変化はなく、米金利の優位性は損なわれてはおらず、過度なドル安局面は描きづらい状況になりつつある。ただ、トランプ政権の運営能力が問われているだけに、未だに疑心暗鬼のドル買い戻し局面と捉えた方が一考であろう。

一方、ドル円は105円を目指す動きは一旦息切れした情勢ではあるが、依然として、米雇用の完全化や財政確保などを前にして、米国のドル高けん制の動きには配慮しなければならず、引き続き神経質な展開を余儀なくされている。安全を期す意味でも、当面、相場が落ち着くまでは、引き続きレンジ幅をドル円105.50〜107.50円まで拡大し、待機策に努めることが賢明であろう。

他方、ユーロドルはユーロロングの解消売りやポンド安も手伝い、一時2400割れを見せるなど、調整色を強めている。相対的には日米欧の通貨高けん制の動きに沿った相場展開とも解釈できるだけに、過度なユーロ高およびユーロ安も望みにくい状況に置かれている。引き続き直近のレンジ幅1.2350〜1.2500重視で対応することが得策であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク

日米欧の通貨安競争終焉!?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     105.50〜107.00
ユーロ円    131.00〜132.80
ユーロドル   1.2350〜1.2480
豪ドル円    83.50〜84.80

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世界的同時株安が一巡すると同時に、ドル全面安にも収束感が生じている。相対的には今回のドル安局面が大幅な減税案やインフラ投資拡大を背景に米財政赤字拡大懸念が起因したと言えるが、パウエル新FRB議長を迎えて、米国の金利正常化の道筋には大きな変化はなく、米金利の優位性は損なわれてはおらず、過度なドル安局面は描きづらい状況になりつつある。ただ、トランプ政権の運営能力が問われているだけに、未だに疑心暗鬼のドル買い戻し局面と捉えた方が一考であろう。

一方、ドル円は105円を目指す動きは一旦息切れした情勢ではあるが、依然として、米雇用の完全化や財政確保などを前にして、米国のドル高けん制の動きには配慮しなければならず、引き続き神経質な展開を余儀なくされている。安全を期す意味でも、当面、相場が落ち着くまでは、引き続きレンジ幅をドル円105.50〜107.50円まで拡大し、待機策に努めることが賢明であろう。

他方、ユーロドルはユーロロングの解消売りやポンド安も手伝い、一時2400割れを見せるなど、調整色を強めている。相対的には日米欧の通貨高けん制の動きに沿った相場展開とも解釈できるだけに、過度なユーロ高およびユーロ安も望みにくい状況に置かれている。引き続き直近のレンジ幅1.2350〜1.2500重視で対応することが得策であろう。

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2018年02月13日(火)

トランプ財政難確保に暗雲!波乱含みの展開継続?

PDFファイル(679KB)

ペットチャート (679KB)

予想レンジ
ドル円     108.00〜109.50
ユーロ円    132.80〜134.30
ユーロドル   1.2230〜1.2350
豪ドル円    84.80〜86.00

**********************

NYダウ平均株価は前日比410ドル高と反発に転じている。ここ数日間における2,000ドルの暴落から700ドル程度盛り返しており、今週は3連休明けの日経平均株価の上昇期待が増幅しているが、為替相場への影響は限定的との見方が少なくない。その中、米債券利回りが安定的に推移しており、また、ドルショートの積み上がりもあり、ドル売りを促す外部環境とは言い難い段階にある。ただ、トランプ大統領が2019会計年度の予算教書を公表。防衛予算の拡大とインフラ計画で2000億ドルの支出を提案しているが、財政確保の裏付けはなく、再び米議会が難航する可能性が高く、ドルの買戻しは限定的にならざるを得ないだろう。

一方、ドル円は108円台で試行錯誤が続いているが、株価の持ち直しを踏まえて底堅い展開が予想されるが、世界的な株安を背景に米金利先高観測が萎えており、短期筋としても、拙速的な上値トライには慎重になっている。引き続き直近のレンジ幅ドル円108.00〜109.50円重視で対応することが賢明であろ
う。

他方、ユーロドルはユーロロングの解消売りが一巡下かは定かではないが、相対的なリスク回避手段もあり、底堅い展開にある。ただ、ドル円と同様に模索段階にあり、米金利動向並びにトランプ政策の動向に振り回される可能性が高く、引き続き直近のレンジ幅1.2200〜1.2350重視で対応することが一考であ
ろう。

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2018年02月05日(月)

米債券利回り上昇度合い!吉と出るか凶と出るか?

PDFファイル(673KB)

ペットチャート (673KB)

予想レンジ
ドル円     109.50〜110.80
ユーロ円    136.50〜137.80
ユーロドル   1.2350〜1.2500
豪ドル円    86.50〜88.00

**********************

先週末発表された米雇用統計が事前予想通りに非農業部門雇用者数(NFP)が20万人増と予想を上回ると共に、注目の平均時給も前年比2.9%増と2009年6月以来の高い伸びを示す中、米国債利回りも上昇も手伝い、相対的にドルの買戻し志向が強まっている。ただ、NYダウ平均株価では米債券利回りの上昇が嫌気され、前日比665ドル安と急落しており、市場は懸念されていた通貨安競争以上に金融緩和縮小に対する警戒感を強めている。各中銀は世界的な株高傾向をふまえて、金利正常化を促進する方向にあるが、今回の株価の急落を受けて、FOMCを筆頭にして、日欧の金融政策にも影響を及ぼす可能性が残されており、市場は為替相場の難易度を深めていると言わざるを得ないだろう。

一方、ドル円は110円台を回復した安堵感もあり、引き続き底堅い展開が予想されるが、NY株の急落をうけて、東京株式市場が如何に反応するかに注目が集まっている。ただ、株価との連動性が低いとは言え、金利面での優位性が維持されている関係上、過度なドル安局面は描きづらい状況にある。引き続きレンジ幅109.50〜110.50円を重視し、同レベルからのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは米雇用統計の改善や米債券利回りの上昇が伴い、相対的にユーロロングを手仕舞う動きが優先されている。ただ、米債券利回りの更なる上昇は米財政難にも繋がると同時に、中国並びに日本などの米債券保有国にとっては含み損を抱え込むことにもなり、米債券頼みのドル買いは限定的と見なした方が賢明であり、引きつづきレンジ幅1.2350〜1.2500重視で対応することが一考であろう。

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2018年01月29日(月)

通貨安競争&金融緩和縮小が同時並行!視界不良の相場展開?

PDFファイル(676KB)

ペットチャート (676KB)

予想レンジ
ドル円     108.00〜109.50
ユーロ円    134.30〜135.80
ユーロドル   1.2350〜1.2500
豪ドル円    87.50〜88.80

**********************

スイスで開かれていた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)において、黒田日銀総裁はインフレ率が日銀の目標としている2%に達するのを阻む複数の要因が存在しているが、賃金と物価は緩やかに上昇しており、目標に近づきつつあるとの認識を示してはいるが、同総裁は、依然として、国内では根強いデフレマインドがあり、インフレが抑制されているとの認識を示しており、政府日銀は引き続き強力な金融緩和を追求することにも言及しており、拙速的な円高懸念は弱含みの兆しがある。ただ、トランプ米大統領は同講演で米国第一主義を元に、不公正な貿易慣行に対し警告を発すると共に、市場ではドル高けん制の動きを無視できず、相対的にドルの調整売りが優勢になっている。反面、好調な米経済や米株式市場の推移から判断しても、拙速的にドルを売り下がる外部環境ではなく、今週も波乱含みの展開が予想される。

一方、ドル円は節目のドル円110円割れ以降も実需売りやストップロス優先の展開を強いられる中、上値の重さが徐々に意識されている。日米欧当局の金融政策に対する不透明感もあるが、通貨安競争と同様に、金融引き締め策を打ち出す難しさも共有しており、今後も要人発言次第でどちらにも振れても何ら不思議ではない状況に置かれている。引き続き、相場が動意づくまでは108.00〜110.00円のレンジ幅重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.25台ではユーロ高けん制の動きもあるが、同時にユーロロングが常に意識されており、相対的には同レベルでは一旦清算局面入りと見なした方が無難であり、引き続きレンジ幅1.2350〜1.2500で待機策に努めることが得策であろう。

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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

活動状況

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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