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2019年07月16日(火)

イベント通過でポジション調整主導の展開否めず!?

PDFファイル(776KB)

乖離幅チャート (776KB)

予想レンジ
ドル円     107.50〜108.50
ユーロ円    121.00〜122.00
ユーロドル   1.1200〜1.1300
豪ドル円    75.50〜76.50

******************************

先週はパウエルFRB議長の議会証言を受けて、一時ドル売りが強まる中、米国株式市場では3業種揃って史上最高値を更新しており、相対的にドルを買い戻す動きが優勢になっている。その中、市場は今週から始まる米企業の決算発表が本格化することもあり、決算内容を見極めたいとの思惑があり、身動きが取りづらい相場環境にある。一方、中国の4〜6月期GDP成長率が27年ぶりの低成長となり、貿易摩擦の影響が表面化すると共に、長期化懸念が市場の圧迫材料になっており、相対的にポジション調整主導の展開を強いられている。引き続き相場が動意づくまでは直近のレンジ幅で売買を模索することが賢明であろう。

一方、ドル円は今月のFOMCでの利下げ期待はある程度織り込見済みであるが、好調な米株式市場を背景や日米金利差拡大など、相対的にはドルを買い戻す材料は整っており、底堅い展開と見なした方が無難である。ただ、潜在的なドル高けん制の動きもあり、上値も限定的になっている。引き続きレンジ幅ドル円107.50〜108.50円を重視し、同レベル前後からのナンピン売買が得策で
あろう。

他方、ユーロドルは1.12台半ば前後で膠着度を強めている。来週のECB理事会での追加緩和策や軟調なポンド動向が嫌気され、上値の重い展開を強いられている。ただ、依然として、割安感や悪材料出尽くし感による買戻し志向は名強く、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1200〜1.1300を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろ
う。

Posted at 10時00分 パーマリンク


2019年07月08日(月)

米雇用統計改善!一過性のドル買い戻し?

PDFファイル(776KB)

ペットチャート (776KB)

予想レンジ
ドル円     108.00〜109.00
ユーロ円    121.30〜122.30
ユーロドル   1.1180〜1.1280
豪ドル円    75.30〜76.30

******************************

注目された6月の米雇用統計で失業率は3.7%と若干悪化したものの、非農業部門雇用者数(NFP)が、事前予想(16万人)を大きく上回り、前月比22.4万人となったことを好感し、米債券利回りも軒並み持ち直しており、総じて、米ドルを買い戻す動きが強まっている。その中、雇用統計の数値次第では7月のFOMCで0.5%の引き下げの可能性もあっただけに、7月の利下げ幅は大方の予想通りに0.25%程度にとどまるであろうが、米株市場が史上最高値圏で推移している限り、相対的には年内の利下げを急ぐ必要性がないのが現状である。いずれにしても、米利下げ観測が一旦後退したことを受けて、相対的にはドルを買い戻す動きは自然体ではあるが、更なる上昇局面ではドル高けん制の動きに阻まれる可能性もあり、過度なドル高期待は自重局面にあるだろう。

一方、ドル円は米雇用統計発表後に、米10年債利回りが2%台を回復したことが好感され、ドル円107円台後半から108円台半ば前後まで上昇するなど底堅い展開を見せている。現状では株式には反応薄であるが、依然として、米債券利回りに左右される展開は否めず、引き続きレンジ幅ドル円108.00〜109.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは5月の独鉱工業受注指数は前月比2.2%低下と市場予想を大幅に下回る中、ドルの買戻しも手伝い終始軟調に推移している。ただ、ユーロドル1.12割れでは利益確定買いと割安感の買い戻しも散見されており、レンジ幅ユーロドル1.1180〜1.1280を重視し、ドル円と同様に、同レベル前後からナンピン売買が得策であろう。

Posted at 10時36分 パーマリンク


2019年07月01日(月)

トランプ大統領 暴走列車→普通列車?

PDFファイル(773KB)

ペットチャート (773KB)

予想レンジ
ドル円     107.80〜108.80
ユーロ円    122.50〜123.50
ユーロドル   1.1330〜1.1430
豪ドル円    75.50〜76.50

******************************

注目されたG20首脳会議(サミット)は自由で無差別な貿易環境の実現に向けた首脳宣言を採択し、相対的には無難に消化した感が強い。その中、市場が最も注視していた米中首脳会談では報復関税が一旦見送られると共に、ファーウェイの禁輸措置を解除するなど、協議再開に向けて、米中が歩み寄りを強めている。また、トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩委員長と板門店で3回目となる電撃会談を行うなど、トランプ大統領の変貌ぶりに市場は戸惑い気味になっている。米大統領選挙に向けた単なるトランプ劇場の一貫との見方も少なく無いが、当面、株価の上昇期待や楽観論が先行するだけに、ドルの買い戻しに比重を置いた方が賢明であろう。

一方、ドル円は、懸念されたリスク回避志向が後退する中、株高基調や米金利の下げ止まり期待なども手伝い、足早にドル円108円台を回復するなど底堅い展開が予想される。ただ、過度なドル高局面では米貿易赤字問題が再浮上する可能性もあり、加速的なドル高及び円安は描きづらい状況にある。ただ、今後の成り行きと情勢を見極める意味でもレンジ幅をドル円107.80〜108.80円まで拡大し、臨機応変な売買が求められる。

他方、ユーロドルは米中貿易摩擦の休戦状態を踏まえて、相対的にはドル買い戻す動きが優勢ではあり、拙速的なユーロ買い戻しは自重局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1300〜1.1400を重視し、同レベルからのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2019年06月24日(月)

売買材料多様化!動意を待ってからの始動?

PDFファイル(774KB)

ペットチャート (774KB)

予想レンジ
ドル円     107.00〜108.00
ユーロ円    121.70〜122.70
ユーロドル   1.1320〜1.1420
豪ドル円    74.00〜75.00

******************************

米国の早期利下げ観測が高まる中、各国中央銀行も金融緩和策に向かい始めるなど、相対的には世界的な低金利政策が堅調な株価推移を演出しているが、既に低金利政策はマーケットに浸透しており、更なる株価の下支えになるかは懐疑的になっている。その中、市場は様々な要素が絡み合い相場の難易度を深めているが、今週G20で予定されている米中首脳会談の成り行きに関心が寄せられおり、市場は徐々に緊張度が強まっている。また、米国とイラン情勢の緊迫化が加わり、リスク回避的な動きを踏まえて、米ドルの調整売りが優先されている。

一方、ドル円は米利下げ観測と安全資産の円買いを伴い、ドル円107円割れ目前まで下落、次なる節目でもあるドル円105円割れが意識されるなど上値の重い展開を強いられている。ただ、米10年債利回りが2%台を維持している以上、短期筋としても、拙速的な下値トライも慎重になっている。引き続きレンジ幅をドル円107.00〜108.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルはECBの追加緩和策期待を背景に、戻りの鈍さが指摘されていたが、6月ユーロ圏PMIが7ヵ月ぶりの高水準まで回復、悪材料出尽くし感によるポンド買いや米ドル売りに助長された格好でユーロドル1.13台後半まで買い戻されている。ただ、ユーロドル1.14前後で利益確定売りが随所に散見されているだけに、同レベル以上からの高値掴みには要注意だろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2019年06月17日(月)

先行き不透明感解消せず、債券利回り同時進行!

PDFファイル(775KB)

ペットチャート (775KB)

予想レンジ
ドル円     108.00〜109.00
ユーロ円    121.30〜122.30
ユーロドル   1.1170〜1.1270
豪ドル円    74.00〜75.00

******************************

市場では米中対立構造が解消されない中、市場の関心は今週の連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ動向に寄せられているが、概ね今回は据え置きとの見方が支配的であり、相場を大きく動意づかせるは懐疑的である。ただ、市場には中貿易懸念を筆頭に、イラン情勢の悪化で不安定な原油価格、英EU離脱問題、香港での大規模デモ、そして、相変わらずトランプ大統領の不可解な発言など、売買材料としては事欠かない相場環境にあり、当面、憶測先行のポジションニングは自重局面にある。引き続き相場が動意づいてから始動することが得策であろう。

一方、ドル円はリスク回避の円買いと日米金利差によるドル買いに挟まれ、ドル円108円台半ば前後で一進一退を繰り返している。相対的にはリスク回志向は一過性に終わる可能性が高いが、反面、金利動向に関してはファンダメンタルズ的な要素を多分に含んでおり、中期的にはドル買い優勢の相場環境にあるとも言える。引き続き直近のレンジ幅ドル円108.00~109.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは米債券利回りの低下により、一時1.13台まで上昇基調を強めていたが、相対的にはリスク回避の動きは否めず、マイナス金利で推移しているドイツ債利回りも波及している。ほぼ米債券利回りと同時進行しており、拙速的にユーロドル買い戻す動きは封じられている。ただ、ユーロドル1.12割れで割安感と利益確定買いも随所に散見されるなど、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1150〜1.1250を重視し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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