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2017年05月22日(月)

北朝鮮の弾道VSトランプ大統領弾劾!視界不良の展開?

PDFファイル(682KB)

ペットチャート (682KB)

予想レンジ
ドル円     110.50〜112.00
ユーロ円    123.50〜125.30
ユーロドル   1.1100〜1.1280
豪ドル円    82.30〜83.80

***********************

昨日も北朝鮮が弾道ミサイルを発射しているが、市場は再三再四繰り返される挑発行為には辟易しており、市場の反応も限定的になりつつある。その中、トランプ大統領の弾劾報道により、ドル売り志向が強まってはいるが、原油価格の持ち直しなどを背景に、NYダウ平均株は前日比141ドル高と続伸、また、米10年債利回りも2.2%レベルでは下げ止まりの様相を呈しており、ドルの調整売りも一巡しつつある。現時点は北朝鮮情勢やトランプ大統領の漏洩疑惑問題などは一時的な波乱材料にはなるであろうが、当面、過剰反応せずに相場が動意づいてからの逆張りに専念することが得策であろう。

一方、ドル円は潜在的な日米金利差拡大や堅調な株式相場を背景に、引き続き底堅い展開が予想されるが、ブラード・セントルイス連銀総裁はFOMCの想定金利軌道は積極的過ぎる可能性を指摘、反面、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀が米経済は良好であり、今後も雇用は拡大が続くと予想するなど、悲観論と楽観論が交錯しており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。

他方、ユーロドルは仏大統領以降、独仏の協調体制への期待もあり、相対的に欧州圏をめぐる政治リスクは後退しており、買い戻しの動きが優先されている。IMMシカゴ通貨先物市場でもユーロロングが節目とみられる5万枚に迫る展開が考えられるだけに、当面、レンジ幅を1.1100〜1.1250まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で臨むことが一考であろう

Posted at 10時01分 パーマリンク


2017年05月15日(月)

米利上げ観測トーンダウン!?

PDFファイル(674KB)

ペットチャート (674KB)

予想レンジ
ドル円     112.50〜114.00
ユーロ円    123.00〜124.50
ユーロドル   1.0850〜1.1000
豪ドル円    83.00〜84.50

***********************

イタリア開かれたG7中央銀行総裁会議はサイバー犯罪に対する連携強化や通貨安競争の回避などを盛り込んだ共同声明を採択したが、問題視された貿易不均衡には触れておらず、競争力のために為替レートを目標にしないことを改めて確認する旨にとどまっている。相対的には前回3月のG7を踏襲した格好であり、相場への影響は限定的との見方が支配的になっている。その中、昨日北朝鮮が再び新型弾道ミサイルを発射したことを受けて、市場には再び地政学的リスクが問われている。北朝鮮に対して融和的な韓国新大統領誕生した事から何らかの打開策に繋がるとの期待感もあったが、今後の関心は米国や中国の対応に絞られた感が強く、市場自体は増々混迷を極めている。

一方、ドル円は米債券利回りの低下を嫌気する格好で上値の重さが意識される中、エバンス・シカゴ連銀総裁がインフレ圧力は依然としてFOMC目標を下回っており、年内の利上げはあと1回か2回が適切とややトーンダウンしていることもドル売りを誘引しているが、地政学的リスクへの警戒感から米債券利回りの更なる低下、そして、リスク回避の円買い志向を背景に上値の重い展開になりつつあり、戻り売り優先で臨むことが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.09ドル台を回復してはいるが、米債券利回りの低下に助長された側面があり、再び節目である1.100台に向けた展開になるかは疑問視されている。一部報道ではECBは出口戦略を検討しており、早ければ秋にはその計画を提示し、2018年末からは必要に応じて政策金利を引き上げるとも報じられているが、米金利差とのギャップを埋めるには至らず、過剰期待は禁物であろう。

Posted at 10時12分 パーマリンク


2017年05月08日(月)

見極めの時期!過剰期待禁物?

PDFファイル(677KB)

ペットチャート (677KB)

予想レンジ
ドル円     112.00〜113.50
ユーロ円    123.00〜124.80
ユーロドル   1.0900〜1.1050
豪ドル円    82.80〜84.30

***********************

先週末に発表された米雇用統計は前回の反動もあり、非農業部門雇用者数(NFP)が21.2万人と市場予想を上回り、また、失業率も4.4%まで低下するなど、ほぼ完全雇用に近い数値を示しており、ドル買いにやや弾みがついた格好でドル円はストップロスを巻き込み一時113円台に乗せる展開を見せている。その中、相も変わらず、市場は北朝鮮情勢に振り回された感が強いが、米国側から中国やロシアなどを介して、打開策に向けて前向き姿勢を示しており、相対的な地政学的リスクは一服状態にある。一方、トランプ大統領の保護主義政策を発端として、英EU離脱を含めて、世界的なポピュリズム志向が政治やマーケットの攪乱要因になっているが、政治の分断化が進行するなど、拙速的な売買は手控えられている。

一方、ドル円は有事のドル買いが地政学的リスクの円買いを上回っており、引き続き底堅い展開が予想されるが、米当局からは貿易不均衡の標的が円相場に向けられつつある。概ね中国に対してのけん制の動きであろうが、過度な円安局面ともなれば、再度ドル高けん制の動きが円相場にも講じられる可能性もあり、当面、更なる上昇局面での高値掴みには要注意だろう。

他方、ユーロドルは反EU離脱派であるマクロン候補の勝利が決定したことを受けて、買戻し志向が強まっている。節目であるユーロドル1.1000台をクリアーしてはいるが、材料出尽くし感を踏まえた戻り売りにも中止せざるを得ず、当面、レンジ幅1.0900〜1.1050重視で対応することが一考であろう。

Posted at 10時12分 パーマリンク


2017年05月01日(月)

地政学的リスクが迷走中!調整主導の展開へ?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     110.50〜112.00
ユーロ円    120.50〜122.00
ユーロドル   1.0830〜1.0980
豪ドル円    82.50〜84.00

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北朝鮮問題は米中韓のみならず、中国とロシア両国も絡みながら、迷路に突入した感が強い。米国は北朝鮮とは対話を通じた解決を望むとした上、核攻撃は現実の脅威であり、北朝鮮が核やミサイルの開発を続けるなら、すべての選択肢を排除しないとの米政権の立場を改めて主張している。仲介役でもある中国は北朝鮮に対し、説得工作に励んでいる模様であるが、未だに進展したとは言い難い状況にあり、市場の不透明感を更に深めている。その中、トランプ米大統領は就任100日目の演説を行い、もうこの国を他国の好きなようにはさせないと述べたほか、株価の上昇や雇用の増加などの成果を強調しており、米国第一だとアピールするなど、昨年の大統領選における強気姿勢はいっこうに崩しておらず、引き続き北朝鮮問題が早期に収束する可能性は低くなっている。

一方、ドル円は地政学的リスクが後退した訳ではないが、相対的には有事のドル買いに後押しされる格好で底堅い展開も見せている。今週は連邦公開市場委員会(FOMC)、米雇用統計の発表、そして、7日にはフランス大統領選挙の決選投票が予定されており、総じて、積極的な売買は手控えざるを得ない状況に置かれている。また、本邦の大型連休を控える中、本日は中国や英国をはじめ欧州の大半の市場でメーデーのため休場となる関係上、基本的には相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

他方、ユーロドルはポンドの急騰も手伝い、やや連れ高現象で底堅い展開ではあるが、反面、米ドルを買い戻す動きも散見されるなど、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続き直近のレンジ幅1.0800〜1.1000重視で待機策に努めることが賢明であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2017年04月24日(月)

ドル円110円台回復も波乱要因多様化!?

PDFファイル(679KB)

ペットチャート (679KB)

予想レンジ
ドル円     109.30〜110.80
ユーロ円    118.80〜120.50
ユーロドル   1.0750〜1.0950
豪ドル円    82.00〜83.80

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北朝鮮をめぐるリスク回避の動きを背景に、市場全般は緊張感を高めているが、現時点では根拠らしきものはなく、米国の軍事介入までは至らないとの見解が少なくなく、一旦小休止の段階を迎えている。その中、トランプ大統領が今週26日に税制改革案を公表することを明らかにし、大型減税への期待も含めて、米国債利回りが盛り返すなど、ドルを買い戻す動きが広がりつつある。ただ、減税の数値を見ない限り、相対的にはポジション調整的な動きに過ぎず、拙速的なドル買いやドル売りにも傾斜しにくい状況にある。また、フィッシャーFRB副議長は今年の利上げ回数の見方変わらないとしてはいるが、過剰流動性資金がドル債に集中しやすい外部環境にあるだけに、米債券利回りの上昇によるドル買いは期待薄との見方が支配的である。

一方、ドル円は日米金利差拡大による円売り、そして、リスク回避の円買いに挟まれる中、ドル円109円前後で試行錯誤が続いていたが、期待されるほど日米金利差が広がっておらず、また、地政学的リスクが円買いに結び付くかは懐疑的でもある。その中、仏大統領選の1回目投票では決定は見られず、ルペン氏とマクロン氏が次回5月7日の決選投票で争う旨が伝えられる中、ユーロ高につられる格好で110円台を一気に回復している。ただ、世論調査では依然として、EU残留派のマクロン氏優勢ではあるが、り、ドル円110円台ではドル高けん制の動きにも配慮しなければならず、加速的な円円安局面は描きづらい状況にある。

他方、ユーロドルはEU残留派のマクロン氏優勢が伝えられる中、1.09台に迫る展開を見せている。ただ、世論調査では依然として、3割ほどの浮動票がカギを握っており、ユーロを積極的に買い上げる難しさもある。引き続き戻り売り優先で対応することが一考であろう。

Posted at 09時45分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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新外為の森
ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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