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2016年07月25日(月)

世界経済の視界不良継続!波乱含みの展開継続?

PDFファイル(546KB)

ペットチャート (546KB)

予想レンジ 
ドル円     105.50〜107.00
ユーロ円    115.50〜117.30
ユーロドル   1.0900〜1.1050
豪ドル円    78.50〜80.00

***********************

中国で行われた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、主に経済成長を高めるためにすべての政策手段を活用することを共同声明で採択して閉幕したにとどまり、市場の影響は限定的になっている。また、共同声明は世界経済の回復は続いているが、引き続き英国のEU離脱決定が世界経済の不確実性を増幅させていると指摘した他、通貨の競争的な切り下げを回避する方向で合意している。そして、G20は英国民投票での欧州連合(EU)離脱選択後の影響について、対応可能との楽観的な見方を示しているが、概ね玉虫色の会合と言わざるを得ず、市場は引き続き神経質な展開を余儀なくされている。

一方、ドル円は政府日銀の大規模な経済対策への期待は根強い中、NYダウ平均株価は小幅ながらも前日比53ドル高と反発、引き続き史上最高値水準で推移しており、株高基調や日米金利差拡大を背景に底堅い展開が予想される。ただ、市場は常にリスク回避懸念を踏まえて、更なる上昇局面では実需や利益確定売りが待ち構えるなど、上値トライには慎重になっている。当面、ドル円105.50〜107.00円のレンジ幅を重視し、相場の動意づいてから始動が賢明であろう。

他方、ユーロドルは英EU離脱交渉に向けて、メイ英首相が独仏に対して、説得行動を余儀なくされているが、ポンドの利下げ観測も浮上しているように、常にEU離脱問題と欧州金融機関の不良債権懸念が先行しており、積極的に買い戻す雰囲気は削がれている。ただ、1.1000割れの段階では割安感や利益確定買いが随所に散見されており、当面、レンジ幅を1.0900〜1.1050まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時30分 パーマリンク


2016年07月19日(火)

ヘリコプタマネー旋回中!株高円安期待増幅?

PDFファイル(552KB)

ペットチャート (552KB)

予想レンジ 
ドル円     105.50〜107.00
ユーロ円    116.80〜118.30
ユーロドル   1.1000〜1.1150
豪ドル円    79.80〜81.30

***********************

先週のトルコで軍の反乱が未遂に終わり、相対的に相場自体は落ち着きを取り戻している。先週末に発表された6月の米小売売上高や鉱工業生産、そして、米消費者物価は予想を上回る内容であり、市場にはインフレ期待を促す傾向にあり、米利上げ期待が再燃しつつある。ただ、英国のEU離脱交渉を背景に9月の利上げは先送りさせられる可能性があり、拙速的なドル買いにはやや懐疑的になっている。

一方、ドル円は英EU離脱への警戒感が一服する中、安倍首相の大胆な経済対策や日銀の追加緩和期待を背景に、株高基調を踏まえながら円売りに安堵感が生じている。ただ、市場には先行き不透明感が顕在化しており、更なる上昇局面では、一旦利益確定売りに圧される公算が高く、当面、105〜107円までレンジ幅を拡大し、売買を模索することが賢明であろう。一部ではヘリコプターマネーや日米金利差拡大などを背景に、ドル円110円台回復との楽観的な見方も少なくないが、利上げ観測が確実視されるまでは緩やかな上昇局面と捉えた方が一考であろう。

他方、ユーロドルは英首相が誕生後、初めてフランスとの会合が予定されており、離脱交渉の動向に注目される中、相変わらず、1.10台半ば前後で一進一退を繰り返しており、拙速的な売買は手控えざるを得ないが、引き続き1.1000〜1.1150のレンジ幅で注視せざるを得ないだろう。

Posted at 10時10分 パーマリンク


2016年07月11日(月)

与党圧勝で円売りに安堵感!ドル円100円堅持?

PDFファイル(551KB)

ペットチャート (551KB)

予想レンジ 
ドル円     100.00〜101.50
ユーロ円    110.30〜112.00
ユーロドル   1.0980〜1.1150
豪ドル円    75.30〜76.80

***********************

先週末発表された6月米雇用統計における非農業部門雇用者数(NFP)は28.7万人増と8カ月ぶりの伸びを示す中、NYダウは前日比250ドル高と堅調に推移し、18,000ドル台を回復してはいるが、前回の雇用統計の反動による部分が大きく、未だに、FOMCでの年内利上げの可能性も残されているとは言え、英EU離脱問題が世界経済のみならず、米経済にも足かせになっており、市場は今回の米雇用統計の結果のみでは方向感を見いだせない状況にあり、神経質な展開が余儀なくされている。

一方、ドル円は米雇用統計直後には101円台まで上昇したものの、依然として、英EU離脱問題や利益確定売りに圧される格好で100円割れ目前まで下落するなど、安易にどちらにも仕掛けづらい状況が続いている。ただ、昨日の参議院選挙で自民党が27年ぶりの単独過半数を確保する中、改憲勢力が3分の2を獲得しており、与党はアベノミクスが受け入れた豪語しており、短期的には日経平均株価が順調に推移する可能性があり、ドル円100円割れへ危機感は希薄になっている。

他方、ユーロドルはポンド売りが一服する中、一時1.11台を回復してはいるが、英国の不動産ファンドの解消などもあり、ポンドの底打ち感は未だに見えてこない以上、引き続き戻り売りが優勢の段階には変わりがなく、当面、ユーロドル1.0950〜1.1150のレンジ幅で売買を模索することが一考であろう。

Posted at 10時22分 パーマリンク


2016年07月04日(月)

英国船団荒波へ!後戻りできない航海(後悔)?

PDFファイル(551KB)

ペットチャート (551KB)

予想レンジ 
ドル円     101.50〜103.30
ユーロ円    113.00〜115.00
ユーロドル   1.1050〜1.1200
豪ドル円    75.50〜77.30

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先週末発表された米ISM製造業景気指数は予想を上回る強い内容ではあるが、市場は英EU離脱情勢が混迷を極める中、ドル買い戻しは限定的になっている。その中、フィッシャーFRB副議長は、米経済は好調ではあるが、英離脱による米国への影響はこれから見極める必要があり、また、5月の雇用統計は懸念材料になっていると改めて述べている。また、メスター・クリーブランド連銀総裁は英離脱による米国への影響を判断するには時期尚早とした上、利上げ先送りの長期化は金融安定を脅かす可能性を指摘しているが、英国民投票後に米経済見通しの不透明感とリスク回避の動きが共存しており、将来的にはドルに波及する可能性を述べるなど、米利上げタイミングは尚一層不透明感を深めている。

一方、ドル円は債券市場では米30年債利回りが歴史的レベルである2.189%まで低下、米10年債利回りも過去最低水準まで迫るなど、一部では年内の米利上げはないとの見方が少なくなく、米金利差拡大によるドル買戻し機運を削がれると同時に、ドル円の圧迫材料になっている。いずれにしても、世界的にも不安材料が山積する中、消去法的に円買いに集中し易い外部環境にあると言わざるを得ない。

他方、ユーロドルは、EU加盟国は英国に対して、早期の離脱通告を求めているが、英キャメロン首相は次の首相に英国のEU離脱通告を委ねる旨を述べている。次期首相候補とみられている離脱派は年内のEU離脱通告には否定的であることが明らかになるなど、英国は自らの国民投票に翻弄される格好で英国の分裂危機さえも現実味を帯びているのかもしれない。いずれにしても、EU離脱交渉が長引けば、英国離れが加速し、世界の金融センターの立場も失う恐れもある。穿った見方をすれば、EU離脱と言う荒波の航海(後悔)脅かされている英国としては、再び国民投票が実施される可能性も残されているのかもしれない。

Posted at 10時31分 パーマリンク


2016年06月27日(月)

ポンド主導で視界不良!梅雨明けまで静観?

PDFファイル(547KB)

ペットチャート (547KB)

予想レンジ 
ドル円     100.50〜103.50
ユーロ円    111.50〜114.50
ユーロドル   1.0950〜1.1250
豪ドル円    74.50〜77.50

***********************

英国のEU離脱の決定を受けて、日米欧の主要国は緊急対策を迫られている。英国がEUに離脱を宣言後には2年間という猶予期間があるが、英国はEUおよび域外の国と関税や規制など多くの問題に対し、新たな枠組を決めることになるが、オランダやスペイン、そして、独仏内部からもEUの構造的改革も求められるなど、EU本体を揺るがす恐れもあり、実際のEU離脱は長期化する見通しである。欧州経済のみならず、世界経済への影響も計り知れない中、NYダウ株価は611ドル安と急落しており、世界同時株安を背景にFOMCの7月米利上げ観測は急速に冷え込んでいる。

一方、ドル円は英国EU離脱を受けて、投機筋のポジション解消売りに拍車が掛かると同時に、一時100円割れになったことを受けて、一部では政府日銀の円売り介入への警戒感、そして、ヘッジファンドなどの買い戻しもあり、一旦はドル円102円台まで切り返してはいるが、依然として、損失確定売りがマーケットを席巻しており、戻りは限定的になっている。いずれにしても、ポンドの浮き沈みが相場のかく乱要因になっている以上、同相場が落ち着きを取り戻すまでは控えめなポジションで対応することが一考であるが、当面、レンジ幅を100.00〜104.00円前後まで拡大し、相場の動意を待ってからの始動が賢明であろう。

他方、ユーロドルは予想外の英EU離脱を受けて、上値の重い展開を強いられている。ただ、ポンドの大幅な急落にもかかわらず、ポンド売りユーロ買いも随所に散見されるなど、過度なユーロ安期待は自重局面にある。ただ、EU内部では緊急対策が水面下で行われている模様であるが、EUの温度差が更に拡大しており、当面、戻り売りを優先しながら、ユーロドル1.1000前後では一旦清算局面と見なした方が賢明であろう。

Posted at 10時30分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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新外為の森
ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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