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2016年12月12日(月)

株高円安基調に陰り無しも反落時期迫る!?、

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予想レンジ
ドル円     114.50〜116.30
ユーロ円    120.50〜122.50
ユーロドル   1.0450〜1.0630
豪ドル円    85.00〜86.80

***********************

トランプ次期大統領による大型減税やインフラ投資への期待が高まる中、米株式市場は最高値を更新中、米債券利回りは軒並み上昇、そして、原油価格も上昇過程にあり、ドルの買い材料には事欠かない外部環境にある。また、先週発表されたミシガン大消費者信頼感指数が予想94.5を上回る98.0と2015年の1月以来の高水準となっており、ドル円は難なく115円台を突破、そして、ユーロドルも節目である1.05割れが視野に入るなど、ドル全面高の様相を強めている。明日から始まるFOMCでの利上げは織り込み済みではあるが、トランプ氏が大統領就任する来年の1月20日まではドル高傾向を更に強める可能性がある。反面、アメリカ第一主義の強いドルが米国内企業の圧迫材料が同居しており、短期筋としても、ドルの調整売りを踏まえながらのドル買い局面に半信半疑の状態にあり、総じて、相場の難易度を高めている。

一方、ドル円は115円台が足固めになるかが注目されているが、株式市場では、年内にもNYダウ20,000ドル、日経平均20,000円台との声が少なくなく、一部では年内にもドル円120円との声も聞かれ始めるなど、引き続きドルの買戻しに比重を置いた方が賢明であろう。ただ、市場には達成感や利益確定によるドル調整売りも散見されるなど、常に株価の急落やドル円の失速に配慮し、ストップロスの配置には十分な配
慮が求められる。

他方、ユーロドルは先のECB理事会でのQE期間延長が響く中、ドル買い戻しが加わり、一時1.05前後を窺うなど、下値圧力が強まっている。ユーロドル1.05割れとなれば、対ドルで1.0000まで意識されるだけに、引き続き戻り売りに重点をおかざるを得ないだろ。当面、レンジ幅を1.0450〜1.0650まで拡大しながら売買を模索することが一考であろう。



Posted at 10時22分


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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