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2019年04月01日(月)

ケンティッシュ・ブレーク 戦略編

PDFファイル(779KB)

乖離幅チャート (779KB)

予想レンジ
ドル円     110.30〜111.30
ユーロ円    123.80〜125.00
ユーロドル   1.1150〜1.1280
豪ドル円    78.00〜79.00

******************************

米長期債利回りの低下が一服する中、相対的にはドル買い戻しが優勢になっている。ただ、心理的節目でもある米10年債2.5%までは回復しておらず、未だに長短金利の逆イールド現象が重石になっており、積極的にドルを買い上がる相場環境とは言い難い。遅かれ早かれ逆イールド現象は解消されるだろうが、米中貿易戦争の進捗状況や英EU離脱問題に対する不透明感が払拭されない限り、相当の時間を要する可能性が高いだけに、株式並びに為替相場も米金利動向を睨みながら神経質な展開が予想される。

一方、ドル円は111円台には届いていないが、依然として、リスク回避体質によるドル買い依存は根強く、下値限定的と言わざるを得ないだろう。ただ、実需売買を軸に一進一退の展開が続いており、引き続きドル円110.30〜111.30円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、1.12台を維持しているが、世界経済の減速や米連邦準備理事会(FRB)が利上げサイクルの中断などを背景に、ECBも含めて、各中央銀行が追加緩和策に踏み切るとの憶測もあり、引き続き戻り売り志向が強く、レンジ幅をユーロドル1.1150〜1.1280まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。



Posted at 10時02分


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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