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2020年02月10日(月)

ウィルス迷走中!、翻弄せずに静観?

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予想レンジ
ドル円     109.30〜110.30
ユーロ円    119.70〜120.70
ユーロドル   1.0900〜1.1000
豪ドル円    72.80〜73.80

******************************

先週末発表された1月米雇用統計では非農業部門雇用者数は事前予想16.5万人増から22.5万人増と大方の予想を上回る強い内容ではあったが、米国株式市場では史上最高値を更新していた関係上、NYダウ平均株価が5日ぶりに277ドル安と調整色を強めている。その中、FRBは半期に一度の金融政策報告を提出しているが、相対的な下振れリスクは後退したものの、コロナウイルス感染が新たな脅威であり、世界経済に混乱をもたらす可能性を指摘しており、相対的に市場はリスク回避志向を強めながら安全資産であるドル買いや債券購入に走りやすい展開は否めない。当面、売買材料がウィルスの進捗状況に委ねられている感が強いが、足もとではワクチンが開発中との憶測などを踏まえて、市場全般には悲観論と楽観論が錯綜しやすい相場環境にあるだけに、当面、一喜一憂せずに相場が大きく動意づいてからの始動が無難であろう。

一方、ドル円は依然として、ドル円110円台が意識されてはいるが、未だにウィルス感染拡大に収束感が見えてないだけに、相対的にはリスク回避のドル買い及び円買いに集中しやすい状況にあるが、米金利の優位性により、ドルを買い戻す動きが重視されている。引き続きレンジ幅ドル円109.30〜110.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは英EU離脱が現実味を帯びる中、不安材料が先行すると共に、ポンドの解消売りが優先されるなど、再び戻り売りが優先されている。ただ、下限レベルで推移しており、更なる下値トライは自重局面に差し掛かっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0900〜1.1000を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。



Posted at 09時54分


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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