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2020年04月06日(月)

寝ても覚めてもウィルス旋風!過信は禁物?

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予想レンジ
ドル円     107.50〜109.30
ユーロ円    116.50〜118.00
ユーロドル   1.0730〜1.0900
豪ドル円    64.30〜65.80

*****************************

新型ウィルス感染拡大懸念がマーケットを震撼させているが、先週の新規失業保険申請件数が過去最多に急増する中、先週末発表された米3月雇用統計は非農業部門雇用者数が激減、失業率も4.4%まで急上昇するなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響が改めて意識されている。今後も更なる悪化も予想されるだけに、市場は相対的にリスク選考型のポジション作りに追われている。その中、米ドルは通常のような有事のドル買い需要とは言い難い側面があるが、対主要通貨に対しても、流動性資金の優位性があり、ドルを買い戻す動きが優勢になっている。ただ、新型コロナの感染例が世界で120万件を突破する中、米国の感染例は世界で最多数を占めている関係上、避難通貨としてのドル買いにも黄信号が灯っており、拙速的にドルを買い戻す動きは慎重にならざるを得ない。引き続きポジション調整主導の展開が予想されるが、当面、一喜一憂せずに、相場が大きく動意づいてから冷静に対処することが得策であろう。

一方、ドル円はウィルス感染拡大が日米欧市場の重石になる中、新興国にも急速に広がっており、相対的に被害の少ない円に集中しやすい相場環境にある。ただ、米国経済指標の悪化懸念や株式市場の軟調気配も踏まえて、株価の下値目途が立ちにくい相場環境があるだけに、引き続きレンジ幅ドル円107.50〜109.30円を重視し、同レベル前後から少なめのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開には変わりがないが、米経済もウィルス感染拡大に翻弄されており、引き続き波乱含みの展開が予想される。レンジ幅をユーロドル1.0730〜1.0900まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。



Posted at 09時54分


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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