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2020年06月08日(月)

期待先行相場も賞味期限切れ近し!?

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予想レンジ
ドル円     109.00〜110.30
ユーロ円    123.00〜124.30
ユーロドル   1.1230〜1.1350
豪ドル円    75.70〜77.00

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市場には相変わらず、米中対立懸念や新型コロナウィルスの猛威に振り回されているが、先週末発表された5月米雇用統計では 非農業部門雇用者数は予想されたマイナス圏から250万人増、失業率も13.3%と大幅に低下するなど、もはやコロナショックを克服したかのような内容になっている。そして、米国株式市場ではNYダウは前日比829ドル高と大幅に反発するなど、経済再活動に対する期待値の表れとも言える。いずれにしても、市場は予想外に強い米雇用統計を受けて、ダウ平均は一時1,000ドル超上昇、そして、米10年債利回りも0.886%まで一気に上昇してはいるが、意外にドル買いには波及しておらず、拙速的にドルを買い戻す動きは慎重にならざるを得ない。

一方、ドル円は株高と米金利の上昇を背景に、ドル円110円台は時間の問題と思われたが、ドル円110円目前で失速気味になっており、改めて節目の重さが意識されている。ただ、株式市場には過熱感、そして、債券市場にもリスク回避の動き押し寄せる可能性が高く、ドルのもう一段の上昇局面では一旦清算入りと捉えた方が賢明であり、引き続きレンジ幅ドル円109.00〜110.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りが一巡する中、利益確定売りに圧される格好で調整売り主導の展開を強いられている。ただ、米ドル主導の展開には変わりがないだけに、直近のレンジ幅で臨機応変な売買が一考であり、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1230〜1.1350を重視し同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。



Posted at 09時54分


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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