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2017年04月24日(月)

ドル円110円台回復も波乱要因多様化!?

PDFファイル(679KB)

ペットチャート (679KB)

予想レンジ
ドル円     109.30〜110.80
ユーロ円    118.80〜120.50
ユーロドル   1.0750〜1.0950
豪ドル円    82.00〜83.80

***********************

北朝鮮をめぐるリスク回避の動きを背景に、市場全般は緊張感を高めているが、現時点では根拠らしきものはなく、米国の軍事介入までは至らないとの見解が少なくなく、一旦小休止の段階を迎えている。その中、トランプ大統領が今週26日に税制改革案を公表することを明らかにし、大型減税への期待も含めて、米国債利回りが盛り返すなど、ドルを買い戻す動きが広がりつつある。ただ、減税の数値を見ない限り、相対的にはポジション調整的な動きに過ぎず、拙速的なドル買いやドル売りにも傾斜しにくい状況にある。また、フィッシャーFRB副議長は今年の利上げ回数の見方変わらないとしてはいるが、過剰流動性資金がドル債に集中しやすい外部環境にあるだけに、米債券利回りの上昇によるドル買いは期待薄との見方が支配的である。

一方、ドル円は日米金利差拡大による円売り、そして、リスク回避の円買いに挟まれる中、ドル円109円前後で試行錯誤が続いていたが、期待されるほど日米金利差が広がっておらず、また、地政学的リスクが円買いに結び付くかは懐疑的でもある。その中、仏大統領選の1回目投票では決定は見られず、ルペン氏とマクロン氏が次回5月7日の決選投票で争う旨が伝えられる中、ユーロ高につられる格好で110円台を一気に回復している。ただ、世論調査では依然として、EU残留派のマクロン氏優勢ではあるが、り、ドル円110円台ではドル高けん制の動きにも配慮しなければならず、加速的な円円安局面は描きづらい状況にある。

他方、ユーロドルはEU残留派のマクロン氏優勢が伝えられる中、1.09台に迫る展開を見せている。ただ、世論調査では依然として、3割ほどの浮動票がカギを握っており、ユーロを積極的に買い上げる難しさもある。引き続き戻り売り優先で対応することが一考であろう。

Posted at 09時45分 パーマリンク


2017年04月17日(月)

地政学的リスクの着地点探し!視界不良継続?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     108.00〜109.50
ユーロ円    114.50〜116.00
ユーロドル   1.0550〜1.0700
豪ドル円    81.50〜83.00

***********************

北朝鮮をめぐる地政学的リスクが強まる中、弱い米経済指標も重なり、市場はドル売り及び円買いに波及している。米トランプ大統領がシリア対して、再度空爆を実施したことから、市場は否応無しに北朝鮮情勢に向けられている。ここしばらくは、一触即発の状況にあるだけに、相対的にポジション解消が急がれており、ドル円の下値の目途が立ちにくい相場環境にある。いずれにしても、未だにトランプ大統領の思考回路が判断しかねない段階である以上、安易なポジショニングは禁物と言わざるを得ないだろうが、質への逃避を背景とした米債券利回りの低下が続く限り、ドルを買い戻す動きは限定的になっている。

一方、ドル円は、今回の地政学的リスクが中国並びにロシアが間接的に関与しているだけに、如何に着地点を見出せるかに掛かっている。早期に沈静化する可能性は高い反面、米国の軍事介入が本格化する可能性も否定できない以上、相場の難易度は最高レベルに達していると見なした方が無難であり、基本的には相場が大きく動意づいてからの始動に専念することが得策であろう。米債券利回りの低下が恒常化すれば、FRBの利上げ観測が後退すると共に、次なる節目ドル円105円前後も意識せざるを得ない。ただ、早期に沈静化すれば、ドル円110円前後までの急反発も考慮しなければならず、当面、一過性の乱高下を想定した上で臨機応変な売買が求められる。

一方、ユーロドルはイースタ―休暇明けの週末には、仏大統領選が控えているが、最新の世論調査ではユーロ離脱派のルペン氏劣勢との見方が支配的ではあるが、先の英EU離脱投票や米大統領選挙などでは世論調査の結果が反映されなかっただけに、依然として、市場には不透明感を踏まえた戻り売り優勢の状況には変わりがない。

Posted at 10時11分 パーマリンク


2017年04月10日(月)

トランプ劇場再燃!視界不良が続く?

PDFファイル(682KB)

ペットチャート (682KB)

予想レンジ
ドル円     110.00〜111.80
ユーロ円    117.00〜118.50
ユーロドル   1.0530〜1.0700
豪ドル円    82.50〜84.00

***********************

先週末発表された3月米雇用統計は失業率が4.5%と完全雇用の状態を示してはいるが、非農業部門雇用者数(NFP)が8.9万人増と予想(17万人増)を大きく下回る内容ではあり、雇用の進捗状況が懸念される。ただ、平均時給は前年比プラス2.7%と堅調に推移しており、拙速的なドル売りには繋がっていない。その中、ダドリーNY連銀総裁がFOMCはまだバランスシート計画を策定中ではあるが、バランスシート縮小は今年終盤か来年始めに開始する旨を述べたこともドル買いを誘発している。市場は注目の米中首脳会談を終えて、ムニューシン米財務長官は貿易均衡にはさらなる努力必要との認識で米中は一致しているとしたほか、非常に近い将来に中国の為替報告を発表すると述べている。円相場に対する直接的なけん制発言ではないものの、ドル円の重石になることは間違いなく、当面、上昇局面での戻り売りが優先されやすい相場環境にある。

一方、ドル円は北朝鮮機のミサイルやシリアへの空爆などの地政学的リスクを背景に、リスク回避的な円高懸念も浮上している反面、日米双方が関与する問題なだけに、一方的に円買いに走るには時期尚早との見方も少なくなく、引き続きトランプ大統領の一言一句に注視せざるを得ない状況に置かれている。

他方、ユーロドルは、ここ最近の節目であった1.06割れとなったことを受けて、次なる節目1.05前後が視野に入りつつある。仏大統領選に対する不透明感も起因しているが、市場全般に様々な材料が山積する中、当面、ドルやポンド、そして、円の動向次第でどちらにも振れやすい相場環境にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0500〜1.0700まで拡大し、少なめの売買で対応することが賢明であろう。

Posted at 10時09分 パーマリンク


2017年04月03日(月)

トランプラリー終焉近し!混迷を極める相場展開?

PDFファイル(679KB)

ペットチャート (679KB)

予想レンジ
ドル円     110.50〜112.00
ユーロ円    118.00〜119.50
ユーロドル   1.0600〜1.0750
豪ドル円    84.30〜86.80

***********************

トランプ政権の今後の政策や運営能力が問われる中、ダドリーNY連銀総裁は2017年の利上げ回数はデータ次第であるが、米経済は予想通りの推移が続いているとした上、年内あと2回の利上げが妥当と述べている。一方、ブラード・セントルイス連銀総裁は米経済が活発化しているように思えず、低成長モードにあり、予防的な利上げは必要ないと述べるなど、トランプ政権の不透明感を踏まえながら、今後の米利上げ観測まで揺らぎ始めている。いずれにしても、トランプ大統領の公約の一つであるオバマケアの廃止が頓挫する中、メキシコの壁構築も財政難を背景に来年以降に延期、また、大型減税も実現不可能との声も少なくなく、本来ならばトランプラリーの終焉を迎えたと言っても過言ではないだろうが、支持率確保のためには何が飛び出すかはわからないだけに、引き続き相場が動意づいてからの始動を心掛けるべきであろう。

一方、ドル円は新年度相場入りの関係上、もみ合い相場が予想される中、トランプ大統領は公正な貿易に関する大統領令に署名し、貿易赤字の国に対して各国ごとの原因調査を命じる旨を強調している。再び、市場はドル高けん制の動きに振り回される可能性から円買いに波及している。ただ、基本的には米債券利回りの伸び悩みがドル売りの主因であり、一過性のドル売り局面と見なした方が無難であろう。

他方、ユーロドルはポンドの調整買いの影響もあり、上値の重い展開が予想されるが、ポンド自体はEU離脱を背景に戻りは限定的になっており、下値は限定的と言えるだろう。引き続き直近のレンジ幅1.0600〜1.0750を重視し売買を模索することが賢明であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2017年03月27日(月)

トランプ劇場とん挫!視界不良の相場展開?

PDFファイル(683KB)

ペットチャート (683KB)

予想レンジ
ドル円     110.00〜111.50
ユーロ円    119.00〜120.80
ユーロドル   1.0750〜1.0900
豪ドル円    83.50〜85.00

***********************

米共和党内でヘルスケア法案の支持が集まらない中、トランプ米大統領が医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の採決を撤回した事を受けて、今後の税制改革やインフラ投資計画に支障をもたらすとの見方が支配的である。一部報道ではトランプ大統領は今後も税制改革に注力していく方針が伝わっているが、市場はとりあえずドルの調整売りに追われている。ただ、米議会予算局の試算によれば、今回のオバマケアが完全撤廃されればは米財政赤字の側面では10年間で従来の3,360億ドルから1,500億ドルまで減少との試算もあるが、引き続きトランプ政権の運営並びに実行能力にかかっている以上、市場は混迷を極めていると言わざるを得ないだろう。

一方、ドル円は3月の期末決算に向けて本邦企業によるレパトリ(ドル売り円買い)取引が活発化する事を前提に上値の重さが意識されているが、トランプ政権が打ち出している一連の改革案に対する不透明感が加わり、市場原理としては、次なる大きな節目であるドル円110円割れも意識せざるを得ない相場環境にある。ただ、決算後の反動買いや利益確定買いに伴う実需買いも散見されており、下値トライには慎重にならざるを得ないだろう。

他方、ユーロドルは、依然として、ギリシャへの追加支援やフランスの大統領選挙への警戒感なども踏まえて、引き続き戻り売り志向は根強いが、反面、ドルの調整売りが一巡するまでは下値は限定的と見なした方が賢明であり、レンジ幅を1.0750〜1.0900まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時10分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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新外為の森
ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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