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2017年07月03日(月)

タイトル無し

予想レンジ
ドル円     111.50〜113.00
ユーロ円    127.50〜129.00
ユーロドル   1.1350〜1.1480
豪ドル円    85.50〜87.00

***********************

米国の早期利上げ観測が燻る中、日銀は未だにマイナス金利からの脱却に苦慮しており、出口戦略が見いだせない状況にある。反面、英国を含み欧州諸国が金融緩和縮小を目指す動きが強まり、市場はドル安と同時に円安に追いやられた感が強い。この一週間でユーロ、ポンド、そして、資源国通貨などは対円で3.5%程度上昇、市場は大量のストップロスを巻き込みながら様変わりの様相を呈している。ただ、これ以上円安進行は、米国のみならず、他の主要国からも貿易不均衡問題が再燃する可能性も捨てきれず、日銀としても、過度な円安局面を手放しで喜べないジレンマ状態にあるのかもしれず、相場の難易度を更に深めている。

一方、ドル円は日米金利差拡大、そして、クロス円の強含みなどを踏まえて、引き続き底堅い展開が予想されるが、ドル円113円トライが実現すれば、次なる大きな節目ドル円115円が否応なしに意識されるだけに、基本的にはドル円が下落した際の買戻しに比重を置く方が無難であろう。

他方、ユーロドルは、今週は米雇用統計をはじめとし、複数の米経済指標の発表も控えており、引き続き波乱含みの展開が予想されるが、ECBは金融緩和縮小の方向性を示してはいるが、利上げを催促するまでには至っておらず、相対的に買われすぎの段階に差し掛かっている。レンジ幅を1.1350〜1.1500まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時10分 パーマリンク

急ピッチの円安に困惑気味!波乱含みの展開継続?

PDFファイル(674KB)

ペットチャート (674KB)

予想レンジ
ドル円     111.50〜113.00
ユーロ円    127.50〜129.00
ユーロドル   1.1350〜1.1480
豪ドル円    85.50〜87.00

***********************

米国の早期利上げ観測が燻る中、日銀は未だにマイナス金利からの脱却に苦慮しており、出口戦略が見いだせない状況にある。反面、英国を含み欧州諸国が金融緩和縮小を目指す動きが強まり、市場はドル安と同時に円安に追いやられた感が強い。この一週間でユーロ、ポンド、そして、資源国通貨などは対円で3.5%程度上昇、市場は大量のストップロスを巻き込みながら様変わりの様相を呈している。ただ、これ以上円安進行は、米国のみならず、他の主要国からも貿易不均衡問題が再燃する可能性も捨てきれず、日銀としても、過度な円安局面を手放しで喜べないジレンマ状態にあるのかもしれず、相場の難易度を更に深めている。

一方、ドル円は日米金利差拡大、そして、クロス円の強含みなどを踏まえて、引き続き底堅い展開が予想されるが、ドル円113円トライが実現すれば、次なる大きな節目ドル円115円が否応なしに意識されるだけに、基本的にはドル円が下落した際の買戻しに比重を置く方が無難であろう。

他方、ユーロドルは、今週は米雇用統計をはじめとし、複数の米経済指標の発表も控えており、引き続き波乱含みの展開が予想されるが、ECBは金融緩和縮小の方向性を示してはいるが、利上げを催促するまでには至っておらず、相対的に買われすぎの段階に差し掛かっている。レンジ幅を1.1350〜1.1500まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時10分 パーマリンク


2017年06月26日(月)

米債券利回り伸び悩むも下限レベル!ドル買い戻し優勢?

PDFファイル(677KB)

ペットチャート (677KB)

予想レンジ
ドル円     110.80〜112.00
ユーロ円    123.80〜125.30
ユーロドル   1.1100〜1.1250
豪ドル円    83.50〜85.00

***********************

ムニューシン米財務長官は年内に税制改革を行い、法人税引き下げなど大規模な税制改革を計画している旨を指摘、また、FRBがバランスシート縮小するのは正しい考え方であり、長期債についても真剣に検討しており、そして、強いドルは輸出などで不利な面もある反面、トランプ政権への信任に繋がると述べており、ドル高容認姿勢との声も少なくない。その中
カプラン・ダラス連銀総裁が米国はほぼ完全雇用ではあるが、インフレは均一性を欠き、活発ではないと早期利上げには慎重姿勢を示している。また、エバンス・シカゴ連銀総裁はインフレ率が上昇し、2%に達成することは重要課題と指摘しているが、指標を精査し、経済状況が改善したか見極める必要があると、相対的に利上げには慎重姿勢を見せるなど、更なるドルの上昇局面ではポジション解消売りが強まる可能性がある。

一方、ドル円は米債券利回りの伸び悩みや原油価格の弱含みなどを背景に上値の重い展開を強いられているが、依然として実需売買を軸にドル円111円台前半でもみ合い相場が続いている。基本的には日米金利差拡大を背景に下値は限定的ではあるが、引き続き相場が動意づくまでは直近のレンジ幅110.50〜112.00円で待機策に努めることが得策であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長される格好で一時1.12台を回復したが、米債券利回りが既に下限レベルに位置しているだけに、更なる上値トライには慎重にならざるを得ない。また、ユーロドル1.12台では一旦利益確定売りに圧される可能性が高く、当面、ドル円と同様に直近のレンジ幅1.1100〜1.1250で対応することが賢明であろう

Posted at 10時11分 パーマリンク


2017年06月19日(月)

米債券利回りの動向次第!単純志向で?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     110.30〜111.80
ユーロ円    123.50〜125.00
ユーロドル   1.1100〜1.1230
豪ドル円    83.80〜85.30

***********************

弱い米経済指標を背景に連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ見通しに対する懐疑的な見方があるが、FOMCの声明では、経済がおおむね予想通りに進展するとの想定で、バランスシート正常化プログラムの年内開始を見込んでいる。総じて、日米欧の金融政策は、マイナス金利やゼロ金利政策への脱却を目指してはいるが、日銀金融決定会合においても、黒田日銀総裁は金融緩和政策の出口戦略について、現時点で具体的なシミュレーションを示すことは混乱招き兼ねないと述べており、具体的な出口戦略には触れることはなく、如何に異例な緩和政策からの金利正常化の難しさを露呈している。FOMCとしても、数年以内に3%程度まで引き上げたい意向ではあるが、日本や欧州は米国との景況感の相違もあり、米国と同様な利上げシナリオを描きづらいだけに、中期的にはドルロングに比重を置いた方がリスクの軽減に繋がるだろう。

一方、ドル円は一時2週間ぶりに111円台を回復したものの、米債券利回りの伸び悩み、そして、日経平均株価が2万円台での定着感のなさなどもあり、当面、実需や利益確定売りに圧される格好で改めて上値の重さが意識されている。ただ、基本的な日米金利差を背景としたドル買いニーズは根強く、ドル円110円トライを目指すには新たなる材料が必要であり、当面、直近のレンジ幅110.00〜111.50円で売買を模索することが一考であろう。

他方、ユーロドルはポンド安が一服する中、1.12前後で試行錯誤を繰り返す中、相変わらずドル主導の展開を余儀なくされている。相対的には米債利回りの動向に左右される展開であるが、直近の傾向としては、米10年債利回りが2.1%に接近するとユーロ買い、そして、2.2%に迫る展開だとユーロ売りを誘発するなど、単純志向で臨んだ方が得策であろう。

Posted at 10時10分 パーマリンク


2017年06月12日(月)

イベント通過でポジション調整主体の展開!?

PDFファイル(677KB)

ペットチャート (677KB)

予想レンジ
ドル円     109.50〜111.00
ユーロ円    122.50〜124.30
ユーロドル   1.1130〜1.1250
豪ドル円    82.30〜83.80

***********************

先週のコミー前FBI長官の議会証言は一応事なき得た印象が強い反面、市場全般は益々トランプ大統領への不信感を強めている。その中、今後は同大統領が言及している大型減税や規制緩和といった政策方針に改めて注目せざるを得ないが、現状の進捗状況を踏まえる限りでは、かなりの難航が予想されるため、突発的な乱高下は想定せざるを得ない相場環境にある。とは言え、市場心理としては、日欧の金融政策に対する出口戦略が見出せない段階であり、相対的には米金利の優位性は無視できず、また、堅調な米株式市場を考慮しても、ドルを拙速的に売り下がる難しさがあるだろう。

一方、ドル円はイベントを無難に通過したことや、堅調な株高気配を受けて、一時111円台に迫る展開を見せたが、利益確定売りと共にポジション解消売りを伴い、110円台半ば割れへと下落基調を強めている。ただ、日米金利差を背景としたドル買いニーズは根強く、110円割れトライには慎重になっている。引き続きレンジ幅を109.50〜111.00円まで拡大し待機策に努めることが得策であろう。

他方、ユーロドルはポンド安が一服する中、節目であった1.12割れとなるなど、相対的にポジションの手仕舞いが優先されやすい相場環境にある。英総選挙の動向が嫌気されたポンド売りがサポートしていたが、先のECB理事会では量的緩和については12月まで継続し、必要に応じて延長するとの文言があり、また、ドラギ総裁も景気のリスクは概ね均衡とECBによる出口戦略の脆弱性がユーロドルを誘引している。

Posted at 10時10分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

活動状況

新外為の森
ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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