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2017年09月25日(月)

米朝の応酬合戦続く!相場の動意待ち?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     111.30〜112.80
ユーロ円    133.00〜134.30
ユーロドル   1.1830〜1.2000
豪ドル円    88.50〜89.80

**********************

トランプ大統領は国連を通じて、北朝鮮への制裁強化を打ち出すと共に、関連諸国にも経済制裁を要請する旨を述べている。一方、北朝鮮は太平洋上で過去最大級の水爆実験の可能性に言及するなど、依然として、米朝の応酬合戦が続いており、当面、収束感さえ見当たらない相場環境にあり、積極的にどちらにもポジションを傾けづらい状況にある。市場は先週のFOMCを終えて、年内の利上げ確率が高まる中、相対的にはドルを買い戻す動きが優勢になっているとは言え、

一方、ドル円は112円前後でもみ合い相場が続いている。日銀が先の金融政策決定会合で金融政策の据え置きを決定後も黒田東彦総裁は2%物価目標の変更や放棄は適切ではないと今後も金融緩和を粘り強く続ける事を述べており、日米の金融政策の相違が歴然としている。北朝鮮情勢に対する一抹の不安が残るが、更なる円安局面が描けるだけに、下値は限定的と見なした方が無難であろう。

他方、ユーロドルはユーロ圏やドイツPMIが予想を上回ったことから再び1.20ドル台に上昇する場面もあったが地政学的リスクに支えられた側面がある。そして、ドイツの総選挙ではメルケル首相率いる与党会派が勝利したが、反移民を掲げる野党が躍進しており、二極化が広がると共に、ユーロの重石になり、改めて、1.200台の上値の重さが意識されるなど、引き続き戻り売り優先で対応することが得策であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2017年09月19日(火)

株高円安の相関性は疑問視!?

PDFファイル(675KB)

ペットチャート (675KB)

予想レンジ
ドル円     110.80〜112.00
ユーロ円    132.50〜134.00
ユーロドル   1.1880〜1.2000
豪ドル円    88.00〜89.50

**********************

NYダウ平均株価は7日続騰する中、米債券利回りも上昇基調を強めており、今週のFOMCの動向に注目が集まっており、バランスシート縮小開始や年内の利上げ期待が強まるなど、相対的にドルを買い戻す動きが広がっている。ただ、北朝鮮情勢が一服したとは言え、常に地政学的リスクに配慮した展開であることには変わらず、加速的なドル買いには繋がらない側面がある。

一方、ドル円は111円台半ば前後まで回復しており、株高期待を踏まえて、底堅い展開が予想されるが、未だにFOMCにおいて、年内の利上げを示唆できるかは懐疑的であり、更なる上昇局面では一旦清算局面と捉えたほうが一考であろう。当面、レンジ幅ドル円110.50〜112.00円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.200台の上値の重さが意識される中、1.19台半ば前後で膠着度を強めている。リスク回避の受け皿としての買戻し志向は根強いが、ポンドの急騰にもかかわらず、値幅が限定的であるように、市場参加者も混迷度
を強めている。相場が動意づくまでは直近レンジ幅1.1900〜1.1200を重視せざるを得ないだろう。

Posted at 10時10分 パーマリンク


2017年09月11日(月)

どこまで続く視界不良!?

PDFファイル(677KB)

ペットチャート (677KB)

予想レンジ
ドル円     107.00〜108.80
ユーロ円    129.00〜130.80
ユーロドル   1.1950〜1.2100
豪ドル円    86.00〜87.80

**********************

足元では北朝鮮が建国記念日に挑発行為に向かうとの思惑が先行する中、リスク回避を背景にドル全面安の展開を強いられているが、今週は北朝鮮からの挑発行為が無かったことを受けて、再びドルを買い戻す動きに転じるかに注目が寄せられている。ただ、相次ぐ大型ハリケーンの襲来により、米国経済の足かせが危惧される中、米利上げ観測が更に引き延ばされるとの見方も台頭しており、拙速的にドルを買い上がる雰囲気には至っていない。

一方、ドル円は地政学的リスクを背景にポジション解消売りが際立つ中、一時、ストップロスを巻き込みドル円108円割れと年初来安値圏レベルまで下落基調を強めている。ただ、一旦利益確定買いの動きもあり、拙速的に売り下がる相場環境ではない。ただ、今後米10年債利回りが2%割れともなれば、完全に年内の利上げが確率は急速に萎えるだけに、引き続き戻り売りに専念することが一考であろう。

他方、ユーロドルは戻り売りに押され1.20台前半まで値を戻しているが、対ドルに対して堅調ではあるが、他の主要通貨に対しては弱含んでいる。先のECB理事会でドラギECB総裁が最近のユーロのボラティリティの高まりは不確実性の源泉であり、将来の政策決定には為替も考慮する必要があると述べており、暗にユーロ高をけん制しているとも解釈できるだけに、引き続き高値掴みには要注意だろう。

Posted at 10時07分 パーマリンク


2017年09月04日(月)

地政学的リスクをめぐり一進一退の展開!?

PDFファイル(675KB)

ペットチャート (675KB)

予想レンジ
ドル円     109.50〜111.00
ユーロ円    130.00〜131.80
ユーロドル   1.1800〜1.1950
豪ドル円    87.00〜88.50

**********************

先週末発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数が15.6万人増と市場予想の18万人を下回り、また、平均時給も前年比で2.5%と予想を下回ったことから、序盤ではドル売りが先行したが、相対的には完全雇用を覆すほどの内容ではなく、NYダウ平均株価は小幅ながらも前日比39ドル高と続伸、再度2万ドル台を窺う展開になっている。また、米債券利回りも軒並み上昇する中、ECBが資産購入ペース縮小計画を12月の理事会まで決定しないとの報道が伝わり、ユーロ売りが加速し、ドルは下げ幅を解消するなど、依然として、もみ合い相場の様相を呈している。

一方、ドル円は米雇用統計後発表後には109円台半ば近辺まで下げ足を速めたが、米債券利回りが軒並み上昇する中、一気に110円台半ば前後まで切り返すなど、相場の難易度を深めている。ただ、昨日、北朝鮮国営の朝鮮中央テレビ がICBM搭載の水爆実験に成功と報道しており、更に地政学的リスクの高まりと共に、今週の相場のかく乱要因になる可能性が高いだけに、当面、レンジ幅を通常より拡大し、極力少なめの売買で対処せざるを得ないだろう。

他方、ユーロドルは米雇用統計発表直後にドル円と同様にドル売りにサポートされ一時1.12台が視野に入ったが、ECBの関連報道で急落し、戻り売りが優勢になっている。市場では、来週の理事会での資産購入ペース縮小に関する文言を打ち出す可能性もあっただけに、今回の報道でECBに対する不透明感と共に、当面、ユーロロングを解消する動きが優先されやすい状況にある。

Posted at 10時10分 パーマリンク


2017年08月28日(月)

売買材料多様化!ドル売られすぎの傾向?

PDFファイル(675KB)

ペットチャート (675KB)

予想レンジ
ドル円     108.50〜110.00
ユーロ円    129.50〜131.00
ユーロドル   1.1830〜1.1980
豪ドル円    86.00〜87.50

**********************

注目されたジャクソンホールでの講演において、イエレンFRB議長の講演は金融危機後に実施した改革を巻き戻す場合は控えめ」なものにとどめるべきだと指摘したが、金融政策については特に言及していない。そして、ドラギECB総裁は貿易や規制に関する内容が中心であり、また、講演後の質疑応答においても、ECBは警戒を緩めてはならないとしたほか、著しい程度の金融緩和はなお正当化されると言及、ユーロ高に懸念を示さなかったことを受け、ユーロが対ドルで急反発するなど、様変わりの様相を呈している。ただ、市場にユーロロングが積み上がっている関係上、ユーロドル1.12台は時期尚早との声が少なくなく、今週も神経質な展開が余儀なくされる。

一方、ドル円は北朝鮮情勢や米10年債利回りの低下、そして、トランプ政権能力への不信感が重なり、上値の重い展開を強いられているが、ドル円109円割れでは実需や利益確定買いが散見され、改めて底堅い展開が意識されている。引き続き直近のレンジ幅108.50〜110.00円重視で対応することが無難であろう。

他方、ユーロドルは戻り売りが優先されているにもかかわらず、ストップロスを巻き込む格好で1.19台まで上昇するなど、相対的に違和感が生じ始めている。ただ、次なる節目であり1.12台が完全に視野にあるだけに、下値は限定的と見なした方一考であり、ユーロドル1.1850〜1.1200までレンジ幅を拡大し、待機策に努めることが賢明であろう。

Posted at 10時01分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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