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2017年11月06日(月)

トランプ大統領アジア歴訪中も自然体で待機策!?

PDFファイル(675KB)

ペットチャート (675KB)

予想レンジ
ドル円     113.30〜114.80
ユーロ円    131.80〜133.30
ユーロドル   1.1550〜1.1680
豪ドル円    86.50〜88.00

**********************

先週末発表された10月米雇用統計では失業率が4.2%から4.1%へ低下したものの、非農業部門雇用者数(NFP)は予想をやや下回り、また、注目された平均時給は伸び悩みの傾向は否めないが、いずれも想定範囲の数値であり、市場の反応は限定的になっている。その中、12月のFRBの利上げはほぼ確実視されてはいるが、米債券利回りの低下を背景にドルを買い戻す動きは鈍くなっており、次なる材料探しの場と化しているが、引き続き直近のレンジ幅の中での攻防と見なした方が一考であろう。

一方、ドル円はインフレ率の低下を背景に低金利政策が顕在化しており、依然として、株高志向は根強いが、株価との相関性の無さもあり、改めてドル円115円台の上値の重さが意識されている。短期筋としては、一部では一旦ドルロングを解消する動きが散見されるなど、当面、ドル円114円台半ば前後が清算局面になりつつある。

他方、ユーロドルは米雇用統計発表後には1.7台に迫る展開を見せたが、更に買い上げる材料が乏しい中、上げ幅を解消すると共に、一時1.16割れになるなど、混迷度を強めている。引き続き戻り売り優先の展開を強いられているが、次なる心理的節目1.15トライには時期尚早であり、ドル円と同様に直近のレンジ幅1.1550〜1.1700重視で対応することが賢明であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク


2017年10月30日(月)

売買材料多様化!直近のレンジ幅で待機?

PDFファイル(675KB)

ペットチャート (675KB)

予想レンジ
ドル円     113.00〜114.30
ユーロ円    131.30〜132.80
ユーロドル   1.1550〜1.1700
豪ドル円    86.50〜88.00

**********************

市場に世界的なインフレ低下傾向並びに株高傾向が顕在化する中、北朝鮮情勢、米金利動向、そして、スペインの独立問題が浮上するなど売買材料が多様化しており、安易に身動きが取りづらい状況に置かれている。その中、トランプ米大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長には、ハト派的と言われているイエレンFRB現議長と同様な見解であるパウエルFRB理事に白羽の矢を立てているとの報道があり、一時ほどの金利先高観測は萎えている。年内12月の利上げは確実視されているが、インフレ低下懸念がある以上、来年以降もかなり緩やかなペースでの金利正常化にすぎず、ドル円の伸び悩みにも繋がっている。

一方、ドル円は、114円台の上値の重さが意識される中、市場関係筋としては、米債券利回りや利上げ動向次第の感が強いが、同時に、チャート分析上での上値の重さが意識されており、ドル円115円トライには更なる買い材料が不可欠との見方が先行している。引き続き直近のレンジ幅ドル円113.00〜114.50円重視で待機策に努めることが賢明であろう。

他方、ユーロドルは、先のECB理事会での資産購入を300億ユーロに減額し、期間も9月までとしたことが嫌気される中、スペインが独立宣言したカタルーニャ州政府の全閣僚を解任し、議会を解散した旨が報じられたことも手伝い、ユーロロングを解消する動きが強まり、当面の節目である1.15前後が意識されつつあり、引き続き戻り売り優先の展開と見なした方が一考であろう。


Posted at 10時01分 パーマリンク


2017年10月10日(火)

繰り返される地政学的リスク!無難であればドル買い加速?

PDFファイル(676KB)

ペットチャート (676KB)

予想レンジ
ドル円     112.00〜113.80
ユーロ円    131.50〜133.00
ユーロドル   1.1650〜1.1800
豪ドル円    86.50〜88.30

**********************

先週末発表された9月米雇用統計では失業率が4.2%まで低下するものの、非農業部門雇用者数(NFP)は予想を大幅に下回る内容ではあり、相対的には大型ハリケーンによる一時的な現象とも見方が支配的になっている。その中、注目された平均時給が大幅に上昇したことを受けて、一時ドルを買い戻す動きが広がり、ドル円は113円台半ば近辺まで上昇したものの、本日の北朝鮮創建記念日におけるミサイル発射懸念を踏まえて、ポジション解消売りや利益確定売りに圧される格好で上げ幅を解消するなど、依然として、神経質な展開を余儀なくされている。

一方、ドル円は地政学的リスクに配慮する格好で上値の重い展開を強いられているが、CMEのFF金利先物では年内利上げ確率が90%超まで見込まれており、米債券利回りの上昇を背景に、拙速的に下値を探る状況ではない。また、本日公示される衆院選挙での影響は限定的あろうが、各政党による政策実効性の面からは自公民優勢の図式には変わりがなく、北朝鮮情勢が無難に終えれば、もう一段のドル高円安と捉えたほうが賢明であろう。

他方、ユードルは、日米3連休の中、相対的にドルと円の動き左右される展開は否めず、ユーロドル1.17台半ば前後で膠着度を強めている。ただ、年内の米上げ観測がほぼ決定的なだけに、徐々にユーロドル1.18台が重石になっている。引き続き、北朝鮮情勢を睨みながら、直近のレンジ幅1.1650〜1.1800で対応することが一考であろう。


Posted at 10時00分 パーマリンク


2017年10月02日(月)

地政学リスク&衆議院選挙共に視界不良!?

PDFファイル(676KB)

ペットチャート (676KB)

予想レンジ
ドル円     111.80〜113.30
ユーロ円    132.00〜133.50
ユーロドル   1.1730〜1.1880
豪ドル円    87.50〜89.00

**********************

北朝鮮情勢が渦巻く中、市場には衆議院解散後における新党結成や民進党の解党を含めて、政権交代に関心が集まっているが、与党勝利の可能性が強く、相場を動意づける材料としては軽視されている。その中、先週末発表された9月のシカゴ購買担当者景気指数(PMI)が65.2と市場予想に反して大幅に改善する中、米連邦準備理事会(FRB)による金融政策の正常化期待を込めて、米長期金利が上昇基調にあり、相対的にドル買いが優勢になっている。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)議長後任人事を巡る報道があり、また、米金融政策当局がインフレ指標として重視している個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想に届かなかったことから、相対的には小幅な値動きで調整色を強めざるを得ない相場環境にある。

一方、ドル円は市場が9月決算を終え様子見モードを強めているが、日米金利差拡大を背景に底堅い展開が予想されるが、依然として、潜在的な北朝鮮絡みのリスク回避志向があり、上値トライには慎重になっている。また、実需売買が111.00円と円113円前後に控えており、同レベル前後でじっくり待機策が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.18前後で試行錯誤が続いているが独自の、売買材料は皆無に等しく、米金利と地政学的リスクの動向に委ねられている。引き続き直近のレンジ幅1.1750〜1.1900重視で対応することが賢明であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク


2017年09月25日(月)

米朝の応酬合戦続く!相場の動意待ち?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     111.30〜112.80
ユーロ円    133.00〜134.30
ユーロドル   1.1830〜1.2000
豪ドル円    88.50〜89.80

**********************

トランプ大統領は国連を通じて、北朝鮮への制裁強化を打ち出すと共に、関連諸国にも経済制裁を要請する旨を述べている。一方、北朝鮮は太平洋上で過去最大級の水爆実験の可能性に言及するなど、依然として、米朝の応酬合戦が続いており、当面、収束感さえ見当たらない相場環境にあり、積極的にどちらにもポジションを傾けづらい状況にある。市場は先週のFOMCを終えて、年内の利上げ確率が高まる中、相対的にはドルを買い戻す動きが優勢になっているとは言え、

一方、ドル円は112円前後でもみ合い相場が続いている。日銀が先の金融政策決定会合で金融政策の据え置きを決定後も黒田東彦総裁は2%物価目標の変更や放棄は適切ではないと今後も金融緩和を粘り強く続ける事を述べており、日米の金融政策の相違が歴然としている。北朝鮮情勢に対する一抹の不安が残るが、更なる円安局面が描けるだけに、下値は限定的と見なした方が無難であろう。

他方、ユーロドルはユーロ圏やドイツPMIが予想を上回ったことから再び1.20ドル台に上昇する場面もあったが地政学的リスクに支えられた側面がある。そして、ドイツの総選挙ではメルケル首相率いる与党会派が勝利したが、反移民を掲げる野党が躍進しており、二極化が広がると共に、ユーロの重石になり、改めて、1.200台の上値の重さが意識されるなど、引き続き戻り売り優先で対応することが得策であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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