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2018年05月07日(月)

憶測先行でもみ合い相場継続!?

PDFファイル(678KB)

ペットチャート (678KB)

予想レンジ
ドル円     108.50〜109.70
ユーロ円    129.80〜131.00
ユーロドル   1.1900〜1.2030
豪ドル円    81.50〜82.70

*********************

先週末発表された3月米雇用統計の失業率は3.9%と2000年12月以来の4%を下回り、ほぼ完全雇用を意味しているが、非農業部門雇用者数(NFP)は16.4万人増と予想を下回り、また、注目されていた平均時給は前年比2.6%と予想を下回る内容であり、一時ドル売りが加速する格好であったが、反面、米国債利回りの高止まりや米株式場の上昇もあり、拙速的なドル売りには繋がっておらず、市場は再びもみ合い相場の様相を呈している。

一方、ドル円は一時108円台に突入し、改めてドル円110円前後の上値の重さが意識されている。そして、北京で行われた米中通商協議において、米国が中国に対米貿易黒字の2000億ドル圧縮を要求するなど貿易摩擦の沈静化には程遠い状況にあり、当面、米中間選挙までは手綱を緩めることがないとの憶測もあり、いずれは日米貿易問題に絡む可能性も否定できず、相対的にはドル高けん制の動きに配慮した格好でドルの戻り売りが優先されやすい相場環境にある。

他方、ユーロドルは節目とみられていた1.2000割れが実現、ユーロロングの手仕舞いやポジション調整売りが一巡したこともあり、過度なユーロ安は見込みづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1900〜1.2000重視で対応することが一考であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク


2018年05月01日(火)

イベント消化でポジション調整主導の展開!?

PDFファイル(680KB)

ペットチャート (680KB)

予想レンジ
ドル円     108.80〜109.80
ユーロ円    131.50〜132.80
ユーロドル   1.2030〜1.2150
豪ドル円    81.50〜82.80

*********************

南北会談が無難に消化されたことを受けて、市場の関心は米朝会談への期待を踏まえながら、相場自体は本邦の大型連休を挟み、今週のFOMCや米雇用統計といった重要イベントに関心が高まりつつあり、相場自体は引き続き動意薄の展開を強いられている。その中、FRBは年内2回から3回程度の利上げを
目指しているが、今回は金融政策の現状維持が見込まれており、相場への影響は限定的との見方が優勢である。ただ、ここ最近の米債券利回りの上昇度合いが強い傾向にあるだけに、ドルを買い戻しが優勢と見なした方が賢明であろ
う。

一方、ドル円は日米金利差拡大や地政学的リスクの後退などを背景に底堅い展開には変わりがないが、反面、ドル円110円には実需を軸に利益確定売りなどが満遍なく控えており、短期筋としては、拙速的なドル円110円トライには慎重になっている。大型連休を挟みもみ合い相場が予想されるだけに、引き続き直近のレンジ幅ドル円109.80〜109.80円重視しで待機策に努めることが得策であろう。

他方、ユーロドルはドイツの小売売上が軟調に推移する中、ポンド安の影響やユーロロング解消の動きを踏まえて、引き続き戻り売り優勢の展開が予想される。ただ、ドル円110円やユーロドル1.2000には時期尚早との見方が支配的であり、現状レベルからのショートは自重局面に差し掛かっている。

Posted at 10時00分 パーマリンク


2018年04月23日(月)

米中貿易摩擦で憶測先行!相場の動意待ち変わらず?

PDFファイル(681KB)

ペットチャート (681KB)

予想レンジ
ドル円     107.00〜108.00
ユーロ円    131.50〜132.80
ユーロドル   1.2230〜1.2350
豪ドル円    82.00〜83.30

*********************

米中貿易摩擦が懸念される中、停滞気味であった米10年国債利回りが2.2958%と3%に迫る展開を見せており、相対的にはドルを買い戻す動きが優勢になっている。ただ、現時点では貿易戦争はG20においても勝者なき戦いと報じられる中、一部では中国当局が米債売却に回っているとの憶測も浮上するなど、今後も日本を含めて世界的な貿易戦争の成り行きに注目せざるを得ない相場環境は否めない。その中、米株式市場が金利上昇に伴い前日比201ドル安と下落基調を強めるなど米金利上昇にやや敏感に反応するなど、市場は全般的に混迷度を深めざるを得ない状況に置かれており、相場の動意待ちの状況には大きな変化はみられていない。

一方、ドル円は米金利上昇によるドル買いや貿易摩擦懸念によるドル売りに挟まれる格好で107円台半ば前後で試行錯誤が続いているが、相も変わらず、実需売買やポジション調整売買がドル円107円と108円前後で控えるなど、ボックス圏相場の様相を強めている。

他方、ユーロドルは今週にECB理事会が予定される中、ドラギECB総裁がIMF国際通貨金融委員会において、基調インフレは緩やかに上昇する見通しであるが、ユーロ圏の成長サイクルはピークを過ぎた可能性を指摘、十分な金融緩和は引き続き必要と言及したことを受けて、戻り売り圧力が強まっており、当面、直近のレンジ幅ユーロドル1.2250〜1.2350重視で対応することが賢明であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク


2018年04月16日(月)

シリア情勢重なり、視界不良の相場展開!?

PDFファイル(681KB)

ペットチャート (681KB)

予想レンジ
ドル円     106.80〜108.00
ユーロ円    131.80〜133.00
ユーロドル   1.2280〜1.2380
豪ドル円    82.80〜84.00

*********************

トランプ米大統領はシリアのアサド政権の化学兵器関連施設を標的とし、米英仏軍はシリアを攻撃した事を受けて、市場はリスク回避的なムードが高まっている。市場では株式や債券市場に対する懸念もあるが、為替市場では一旦ドル売り優勢の見解が優勢ではあるが、米英仏の共同軍事介入であり、また、今回の攻撃が一回限りとの報道が伝わっており、今後はロシアの出方や原油価格の上昇懸念なども交えて、売買材料が複雑化しており、市場参加者はポジション縮小度合いを強めざるを得ない相場環境にある。

一方、ドル円は先週米財務省が半期に一度の為替報告書を発表し、為替操作国に認定された主要貿易相手国はなかったことを明らかにした事もあり、週明けの為替相場への影響は限定的になっている。その中、明日から始まる日米首脳会談を見極めたいとの思惑もある。既にトランプ大統領が環太平洋連携協定(TPP)復帰問題に触れており、貿易摩擦に対しても楽観的な見解が目立ち始めるなど、拙速的にドル売りを促す状況ではなく、引き続きレンジ幅ドル円107.00〜108.00円重視で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開の中、様々な売買材料が回遊しているにも関わらず、狭いレンジ幅でもみ合い相場と化しており、妙味に乏しい状況である。引き続き相場が動意づくまでは直近のレンジ幅ユーロドル1.2250〜1.2400重視で待機策に努めることが賢明であろう。


Posted at 09時56分 パーマリンク


2018年04月09日(月)

売買材料多様化!リスク回避のドルの戻り売り優先?

PDFファイル(683KB)

ペットチャート (683KB)

予想レンジ
ドル円     106.30〜107.50
ユーロ円    130.50〜132.00
ユーロドル   1.2220〜1.2350
豪ドル円    81.50〜82.80

*********************

先週末発表された3月米雇用統計では平均時給は前年比で2.7%と予想通りの結果であったが、非農業部門雇用者数(NFP)は前回の反動もあったものの、予想を大幅に下回る10.3万人増にとどまり、NYダウ平均株価は前日比527ドル安と再び24,000ドル割れへと市場は危機感を強めている。その中、米債券利回りも軒並み低下しており、相対的にはリスク回避志向と共にドルの戻り売りが優先されやすい地合いと言えるだろう。そして、パウエルFRB議長は更なる漸進的な利上げが目標達成には最善であり、今春には前年比のインフレ率は顕著に上昇するはずであるとやや楽観的ではあるが、利上げは早過ぎても遅すぎても良くないと市場バランスを重視していると述べている。相対的には米中貿易摩擦の不透明さを意識しているとも解釈できるが、概ね拙速的な利上げ期待は後退していると見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は米雇用統計並びに株価の急落もあり、ドルの調整売りが優勢ではるが、ドル円107円前後で踏みとどまっている。実需売買や利益確定売買がドル円106円台半ば前後と107円台半ば前後で散見されており、短期筋としても安易にどちらにも仕掛けづらい状況には変わりがなく、当面、上記レベル前後からの少なめのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはポンドが反発する中、米債券利回りの低下や消去法的な買い需要が見込まれる中、底堅い展開が予想されるが、ユーロドル1.23前後でのもみ合い相場と判断し、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.2250〜1.2350重視で待機策が賢明であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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新外為の森
ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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