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2018年07月17日(火)

貿易摩擦沈静化で一服!ドル買い戻し優勢?

PDFファイル(773KB)

ペットチャート (773KB)

予想レンジ
ドル円     111.80〜113.00
ユーロ円    130.80〜132.30
ユーロドル   1.1650〜1.1780
豪ドル円    82.50〜84.00

******************************

貿易摩擦問題に関しては、米政府はWTOに対して、今年導入した鉄鋼やアルミの輸入に対する関税はルールに従った正当な措置であり、それに対して報復関税を導入している中国やEU、カナダ、メキシコ、トルコの5ヵ国ほうが国際ルールに従っていないと指摘するなど、打開策の糸口は依然として見えてこない状態であるが、水面下の交渉が続く中、市場の長期化懸念は短期化懸念に移行しており、市場のセンチメントは相対的にドルを買い戻す動きに傾斜している。その中、NYダウ平均株価も米企業決算の好結果を背景に3日続伸、また、10年債利回りも下げ止まりの様相を示していることもドル買いを後押ししている。ただ、米国が目指す貿易赤字削減が早期に実現する可能性は低く、ドルの更なる上昇局面ではドル高けん制の動きが浮上する可能性もあり、拙速的にドルを買い上がる雰囲気には至っていない。

一方、ドル円は米景況感を背景にドル円112円台で底堅い展開を見せているが、短期筋としては、米株式市場の過熱感や米債券利回りの伸び悩みもあり、ドル円113円前後が一旦清算局面と捉えており、過度な円安期待は自重局面に差し掛かっている。引き続きレンジ幅ドル円111.80〜113.00円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは割安感の買い戻しや不安視されていたドイツ銀行の改善などもあり、再びユーロドル1.17台を回復している。ただ、更なる買い材料が乏しいだけに、引き続き戻り売り優先の展開と見なした方が無難であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2018年07月09日(月)

第一弾制裁措置反応せず?!次回に持ち越し?

PDFファイル(771KB)

ペットチャート (771KB)

予想レンジ
ドル円     110.00〜111.30
ユーロ円    129.00〜130.50
ユーロドル   1.1680〜1.1800
豪ドル円    81.30〜82.50

******************************

先週末の6月米雇用統計では失業率が4%まで上昇する中、非農業部門雇用者数が予想を上回るなど、好悪相混じり市場の反応は限定的になっている。ただ、平均時給が予想を下回ったことが嫌気され、ややドル売りが優勢になっている。相対的には米中の制裁関税の応酬などもあり、市場自体は未だに緊張感が解れておらず、安易にどちらにもポジションを傾けづらい状況に置かれている。

一方、ドル円はNY株式市場が軒並み上昇してはいるが、米債券利回りの伸び悩みもあり、ドル円110円台半ば前後で試行錯誤が続いている。また、実需売買やポジション調整売買がドル円110円前後と111円前後に散見されており、引き続き同レベル前後からのナンピン売買に専念することが一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料はないが、ドイツやイタリアなどの政局不安が一服する中、1.17台で底堅い展開を見せているが、更に買い上がる機運とは言い難く、当面、ユーロドル1.18前後からの高値掴みには要注意であり、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1700〜1.1800重視で待機策が賢明であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2018年07月02日(月)

読み切れない展開! トランプ大統領の思考回路迷走中?

PDFファイル(769KB)

ペットチャート (769KB)

予想レンジ
ドル円     110.00〜111.30
ユーロ円    128.50〜130.00
ユーロドル   1.1600〜1.1730
豪ドル円    81.30〜82.50

******************************

貿易戦争問題が燻る中、トランプ大統領がWTOからの脱退を検討している旨が伝えられたがムニューシン米財務長官がその報道を否定したことから、一旦事無き得ているが、市場は、依然として、トランプ大統領の一言一句に翻弄されている。ただ、相場自体は7月6日の米中の関税発動に関心が集まっており、安易に身動きが取りづらい相場環境にある。その中、カナダが対米報復関税措置を発動しており、一部では米国に対する包囲網が更に広がる可能性も伝えられている。そして、関税導入の影響で米国での人員削減や物価上昇などのネガティブな動きも伝えられるなど、米国にとっても正念場を迎えつつあるのかもしれない。

一方、ドル円は、米債券利回りの上昇や堅調なNYダウを背景に、底堅い展開が予想されるが、貿易戦争が足かせとなり、ドル円111円を前に足踏み状態が続いている。引き続き直近のレンジ幅ドル円110.00~111.00円を重視し、同レベルからのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは先のEU首脳会議において、移民問題で合意したことからやや買い戻しの動きが優勢になっている。ただ、メルケル首相率いる連立政権が危ぶまれており、拙速的にユーロを買い戻す状況ではなく、引き続き戻り売り主導の展開と見なした方が無難であり、レンジ幅ユーロドル1.1600~1.1700重視で待機策が一考であろう。

Posted at 11時18分 パーマリンク


2018年06月25日(月)

トランプ大統領思惑通りの貿易戦争激化????

PDFファイル(931KB)

ペットチャート (931KB)

予想レンジ
ドル円     109.50〜110.50
ユーロ円    127.50〜128.80
ユーロドル   1.1600〜1.1730
豪ドル円    81.00〜82.50

******************************

市場には依然として、米国保護主義政策を背景とした世界的な貿易戦争への警戒感を踏まえて、ドルを拙速的に買い上がる雰囲気には至っていない。7月6日には米中の関税導入が同時に発動される見込みであるが、引き続き米中通商協議が行われており、当面、成り行きを見守るしか策がないのが現状である。成り行き次第では欧州並びに本邦にも大きな影響を及ぼす可能性があるだけに、当面、過剰反応することなく、相場が動意づいてからの始動に専念することが賢明であろう…

一方、ドル円は、貿易戦争が重石になり、上値の重い展開を強いられている。実需やポジション調整売買がドル円109円前後と110円台半ば前後に集中しており、引き続き無理をせずに、同レベルからのナンピン売買で待機策に努めることが得策であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、貿易摩擦激化が加わり、拙速的に売り下がる状況ではないが、市場全般が神経形質になっており、引き続き波乱含みの展開を強いられている。当面、レンジ幅ユーロドル1.1550〜1.1700を重視し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク

トランプ大統領思惑通りの貿易戦争激化????

PDFファイル(931KB)

ペットチャート (931KB)

予想レンジ
ドル円     109.50〜110.50
ユーロ円    127.50〜128.80
ユーロドル   1.1600〜1.1730
豪ドル円    81.00〜82.50

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市場には依然として、米国保護主義政策を背景とした世界的な貿易戦争への警戒感を踏まえて、ドルを拙速的に買い上がる雰囲気には至っていない。7月6日には米中の関税導入が同時に発動される見込みであるが、引き続き米中通商協議が行われており、当面、成り行きを見守るしか策がないのが現状である。成り行き次第では欧州並びに本邦にも大きな影響を及ぼす可能性があるだけに、当面、過剰反応することなく、相場が動意づいてからの始動に専念することが賢明であろう…

一方、ドル円は、貿易戦争が重石になり、上値の重い展開を強いられている。実需やポジション調整売買がドル円109円前後と110円台半ば前後に集中しており、引き続き無理をせずに、同レベルからのナンピン売買で待機策に努めることが得策であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、貿易摩擦激化が加わり、拙速的に売り下がる状況ではないが、市場全般が神経形質になっており、引き続き波乱含みの展開を強いられている。当面、レンジ幅ユーロドル1.1550〜1.1700を重視し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

活動状況

新外為の森
ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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