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2019年01月07日(月)

未だにストップロス優先の展開!一巡するまで待機策?

PDFファイル(783KB)

ペットチャート (783KB)

予想レンジ
ドル円     107.50〜109.30
ユーロ円    122.80〜124.30
ユーロドル   1.1330〜1.1480
豪ドル円    76.50〜78.00

******************************

米政府機関の閉鎖が続く中、先週末に発表された発表された12月米雇用統計の非農業部門雇用者数が予想18万人増に対して、31.2万人増と昨年2月以来の大幅増となった事を好感し、市場は素直にドル買い及び円売りに反応してはいる。ただ、ドル円相場が想定外のドル円105円前後まで急落した反動買いが含まれており、市場は依然として、リスク回避の動きに右往左往している現状と言えるだろう。当面、ストップロス売買が一巡するまでは、拙速的にドルを買い戻す雰囲気には至っていないと判断するのが順当であり、ドルの戻り売りに焦点を当てた戦略性が求められる。

一方、ドル円は瞬間的にもドル円105円割れが生じたことから、当面の下値として意識されている反面、悪材料の出尽くし感を踏まえた買戻しの動きとしてドル円110円台も視野に入れる必要性がある。現段階では日米欧のみならず、中国も株価の低迷に対する対応が急を告げており、相対的には株価の持ち直しが期待されており、当面、レンジ幅ドル円107.50~109.50円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.14前後で一進一退の展開が続いているが、ユーロ圏を巡る不安材料が山積しており、引き続き戻り売り優先の展開を強いられている。ただ、米ドル主導の展開の中、米国自体に米中貿易摩擦や政府機関の閉鎖などの難題を抱えており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にあるだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1330~1.1480重視で待機することが得策であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク


2019年01月04日(金)

負の連鎖進行!株安・円高は視界不良?

PDFファイル(783KB)

ペットチャート (783KB)

予想レンジ
ドル円     106.50〜108.50
ユーロ円    122.00〜124.00
ユーロドル   1.1330〜1.1450
豪ドル円    74.30〜76.30

******************************

新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します。

昨年はトランプ政権によるアメリカファーストに振り回された感は否めないが、市場は年初から中国経済の減速懸念やトランプ政権に対する挫折感などを踏まえて、米債券利回りの低下と共に、また、米国株式市場が大幅続落するなど、リスク回避の波に追いやられている。その中、ドル円は瞬間的にドル円105円割れになるなど、投資家心理の冷え込みが一段と強めるなどストップロス主導の展開は否めず、戻りの鈍さを意識した戦略シナリオが求められる。引き続き、投機筋の仕掛けに注視すると共に、相場が大きく動意づいてからの始
動を心掛けるべきであろう。

一方、ドル円は売られすぎの感もあるが、一旦107円台まで盛り返しており、相対的に株価動向並びに米債券動向を睨みながらもみ合い相場の様相を呈している。ただ、ストップロスを巻き込んだ状況なだけに、上値は限定的と見なす方が無難であり、当面、相場が落ち着きを取り戻すまではレンジ幅をドル円106.50~108.50円まで拡大し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは多少の乱高下はあったものの、円高の余波もあり、小幅なレンジ幅で推移しているが、更なる買い材料が乏しいだけに、改めてユーロドル1.14台の上値の重さが意識されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1300~1.1450重視で対応することが一考であろう。

Posted at 09時45分 パーマリンク


2018年12月25日(火)

支離滅裂なトランプ政権!ドルの手仕舞い進行中?

PDFファイル(783KB)

ペットチャート (783KB)

予想レンジ
ドル円     109.80〜111.30
ユーロ円    125.00〜126.50
ユーロドル   1.1330〜1.1450
豪ドル円    77.00〜78.50

******************************

クリスマス休暇の最中、トランプ大統領と米議会が暫定予算案でまとまらず、一部米政府機関が閉鎖に追い込まれている。トランプ大統領は下院ではメキシコとの国境の壁建設費用50億ドルのつなぎ予算法案を可決したが、上院で承認される見通しは立っておらず、政府機関が一部閉鎖されるなど危機感を強めている。その中、NYダウ平均株価は前日比653ドル安と続落とこの2日間で1,000ドル超安、そして、米国債利回りの低下も招くなど市場の流動性資金がリスク回避の動きに同調している。米大統領はムニューシン米財務長官が大手6銀行に流動性状況などを確認し、流動性自体は潤沢であり、金融機関の機能は問題ないと述べているが、トランプ大統領は、FRBは貿易戦争、ドル高、国境問題における政府閉鎖の必要性を理解してないと責任転嫁するなど同大統領の発言自体の信頼性は欠如しており、もはや焼け石に水の感が強く、市場はドルの調整売りに追いやられている。

一方、ドル円はNYダウの大幅下落を背景に、日経平均株価は2万円割れになるなど、投資心理の冷え込みに歯止めが掛からず、リスク回避に伴い円高が進行しており、ドル円110円割れは時間の問題と言わざるを得ない。ただ、米当局としては、ドル安は歓迎してはいるが、反面、予想以上の株価の急落や原油価格の急落があり、米政府機関の閉鎖は自虐的行為と見なす声が日々高まっており、米当局としても、何らかの対策を迫られており、過度なドル安局面での買戻しに妙味が生じつつある。当面、ドル円110円前後からのショートは自重局面と捉え、レンジ幅ドル円109.80〜111.30円重視で対応することが無難であろう。

他方、ユーロドルは1.14台を再び回復してはいるが、ドルの調整売りに助長されており、ユーロ圏経済の脆弱性もあり、更なる上昇局面では戻り売り優勢との見方は根強いものがある。引き続きレンジ幅をユードル1.1330〜1.1450を重視し、同レベルからのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2018年12月17日(月)

材料多くして、視界不良!?

PDFファイル(783KB)

ペットチャート (783KB)

予想レンジ
ドル円     113.00〜114.00
ユーロ円    127.50〜128.80
ユーロドル   1.1250〜1.1380
豪ドル円    80.80〜82.00

******************************

特段の材料は見当たらない中、米株式市場が大幅安と歯止めが掛からず、市場は日々緊張感を深めている。株価の下落要因は数々点在してはいるが、米中対立構造の深刻化をはじめに、各主要国が保護主義政策に走る可能性もあり、市場全般が視界不良の段階に差し掛かっているとも言える。その中、中国とユーロ圏の経済指標が予想を下回り、世界経済の先行き懸念が更に強まると共に、米債券利回りが軒並み低下するなど、市場心理の悪化と共に、リスク回避志向が一段と強まっている。本来ならば米債利回りの低下はドル売り促す材料になるが、英EU離脱問題やカナダ情勢が加わり、相対的にはドル買い戻しに重点を置いた戦略性が無難とも言える。

一方、ドル円は軟調な株価気配が予想されるが、相場自体は大きく反応しておらず、依然として、ドル円113円台半ば前後で試行錯誤が続いている。相対的には突発的な事態に備える格好で、直近のレンジ幅ドル円113.00〜114.00円を重視し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは先にドラギECB総裁は以前よりも成長が鈍化しており警戒感が増していると述べ、ECBは今年、成長見通しを3回下方修正したと言及、その中、欧州連合(EU)は、メイ英首相の要請を退け、合意なき離脱への準備を加速する方針を明示しており、引き続きポンド安を背景に戻り売りが優先されている。当面、レンジ幅をユーロドル1.1250〜1.1380まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

Posted at 09時44分 パーマリンク


2018年12月10日(月)

負の連鎖進行中!リスク回避志向強まる?

PDFファイル(782KB)

ペットチャート (782KB)

予想レンジ
ドル円     112.00〜113.30
ユーロ円    127.80〜129.00
ユーロドル   1.1300〜1.1450
豪ドル円    80.50〜81.80

******************************

先週末発表された米雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が予想を若干下回ったものの、失業率は3.7%に据え置かれ、平均時給は前回並みの数値であり、市場の反応も限定的になっている。ただ、NYダウ平均株価は558ドル安と大幅に下落、また、米債券利回りも軒並み低下するなど、相対的にリスク回避の動きに歯止めが掛かりづらい状況にある。一部では先の2年債と5年債の逆イールドに続き、対10年債利回りとの逆転現象が起こる可能性も指摘されるなど、FRBの今後の金利正常化にも支障をきたす可能性もある。現時点では12月の利上げはほぼ確実視されてはいるが、米債券利回りの低下が更に続くようであれば利上げが見送りされる可能性も捨てきれないだけに、当面、ドルの戻り売りに重点を置いた方が無難であろう。

一方、ドル円は米中の貿易戦争が激化する中、株価急落や米債券利回りの低下にもかかわらず、ドル円112円台後半で踏みとどまるなど、底堅い展開を見せている。相対的にリスク回避の動きが円買いよりもドル買いに傾斜していると言わざるを得ないが、引き続き直近のレンジ幅ドル円112.00〜113.30円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは相変わらず米ドル主導の展開を強いられているが、その中、第3四半期のGDP確報値ではユーロ圏の景気減速、そして、フランスではマクロン政権に反対する大規模デモが拡大するなど、ほぼ買い材料は皆無に等しいが、反面、リスク回避の受け皿にもなっており、意外と底堅い展開を見せている。引き続きレンジ幅1.1300〜1.1450重視で待機策が一考であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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