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2019年02月04日(月)

米利上げ観測後退も金利の優位性不変!

PDFファイル(773KB)

ペットチャート (773KB)

予想レンジ
ドル円     109.00〜110.00
ユーロ円    124.80〜126.00
ユーロドル   1.1400〜1.1500
豪ドル円    78.80〜80.00

******************************

先週末発表された1月米雇用統計は失業率が3.9%から4%へと若干悪化したが、非農業部門雇用者数(NFP)が30.4万人増と予想を上回る内容となり、また、ISM指数も前回分を上回り、米景況の良さが意識される中、ドルを買い戻す動きが優勢になっている。ただ、米政府機関閉鎖の影響がすべて含まれていたかは定かでは無く、過度なドル高期待には繋がらないと見なした方が無難であろう。引き続き米中通商協議の結果待ちであることには大きな変化はなく、直近のレンジ幅重視で待機策が賢明であろう。その中、米政府機関の閉鎖が一時的に解除されたとは言え、トランプ大統領はメキシコの壁建設に非常事態宣言を検討と述べるなど波紋を投げかけているが、明日にも施政方針を示す一般教書演説において、無理難題を押し付ける可能性があり、ドルの更なる上昇には疑問符がついている。

一方、ドル円は再び節目のドル円110円台が意識されているが、同レベル前後では実需や利益確定売りが満遍なく控えており、一旦清算レベルにあると見なした方が一考であり、引き続き相場が動意づくまではレンジ幅ドル円109.00〜110.00円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは米利上げ期待が大きく後退する中、米ドル主導で底堅い状況にはあるが、ただ、ユーロ自体もECBが慎重姿勢を強めており、自律反発には程遠い状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1400〜1.1500重視で待機策が無難であろう。


Posted at 10時02分 パーマリンク


2019年01月28日(月)

トランプ大統領一歩前進も未だに不十分?

PDFファイル(776KB)

ペットチャート (776KB)

予想レンジ
ドル円     109.00〜110.00
ユーロ円    124.30〜125.50
ユーロドル   1.1330〜1.1450
豪ドル円    78.00〜79.30

******************************

今週の米中貿易協議を控えて、相対的にポジション調整の動きが優勢になる中、トランプ米大統領は35日間続いた政府機関の一部閉鎖を解除する法案に署名、来月15日までの期限付きで、政府機関の運営を再開することを決定したが、メキシコ国境の壁建設費用は合意に含まれておらず、トランプ大統領は、国家非常事態の宣言によって壁建設費用の要求は続けると表明している。今後、議会と公平な取引ができない場合、政府は2月15日に再び閉鎖する可能性を主張している。ただ、既にトランプ大統領の支持率低下が余儀なくされており、再度米政府機関が閉鎖に追い込まれる可能性はほとんどないとの見方が支配的になっている。

一方、ドル円は米政府機関閉鎖解除を踏まえて、NYダウは前日比183ドル高と反発しており、相対的にはドル買い戻しが優勢になっているが、ドル円110円台には届かず、改めて上値の重さが意識されている。ただ、米債券利回りも軒並み上昇しており、拙速的な下値トライには慎重になっている。引き続き、レンジ幅ドル円109.00〜110.00円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは拙速的に買い上がる雰囲気に至っていないが、3月のEU離脱期限の延長の可能性が有力視される中、ポンドの買い戻しが急を告げており、ユーロドルは1.14台へと連れ高現象を起こしている。ただ更なる上値トライには慎重になっており、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1330~1.1450重視で待機策が一考であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2019年01月21日(月)

米中貿易摩擦緩和期待は懐疑的!?

PDFファイル(775KB)

ペットチャート (775KB)

予想レンジ
ドル円     109.00〜110.30
ユーロ円    124.00〜125.30
ユーロドル   1.1300〜1.1430
豪ドル円    78.00〜79.30

******************************

米中通商協議の進展期待を受けて、米国株式市場は3業種揃って続伸、そして、米債券利回りも上昇基調を強めるなど、相対的にドルを買い戻す動きが優勢になっている。現時点ではムニューシン米財務長官が中国への関税引き下げを提案したとの憶測が先行しており、未だに米中貿易戦争の行方には懐疑的な見方も広がっているが、米政府機関の閉鎖が長期化に関しては、トランプ大統領としても、これ以上放置出来ない段階まで悪化しているとの見方も少なく無い。また、米中貿易摩擦が更に深刻化すれば、世界経済のみならず、米経済にも跳ね返ってくることは必至であり、トランプ大統領も苦渋の選択を強いられる可能性があり、ある程度の波乱含みの展開にならざるを得ないだろう。

一方、ドル円は株高や米債券利回りの上昇を背景に、節目のドル円110円目前まで買い戻されている。ただ、相も変わらず、同レベルでは実需や利益確定売りが散見されており、拙速的な上値トライには違和感が生じている。同レベルでは一旦清算局面入りと見なした方が無難であろう。

他方、ユーロドルは特に目新しい材料はない中、ドルの買い戻しを踏まえて、ユーロドル1.13台半ば前後まで下げ足を速めているが、ドル自体も不安材料を抱えており、過度なユーロ安期待は自重し、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1300〜1.1450重視で待機策に努めることが賢明であろう。

Posted at 10時02分 パーマリンク


2019年01月15日(火)

中国経済の減速懸念!リスク選考マーケット?

PDFファイル(776KB)

ペットチャート (776KB)

予想レンジ
ドル円     107.50〜108.80
ユーロ円    123.50〜124.80
ユーロドル   1.1400〜1.1530
豪ドル円    77.30〜78.50

******************************

米中貿易問題に対する楽観的な見方と悲観的な見方が分かれる中、中国が発表した貿易統計では輸入及び輸出額が伸び悩むなど、関税引き上げの影響を背景に中国経済の減速懸念が明らかになり始めている。今月内にも米中の通商協議が行われる見通しではあるが、米中の意地の張り合いと共に、長期化が見込まれるだけに、市場の波乱材料になる可能性が高まっている。市場全般はNYダウが軟調に推移するなど、リスク回避ムードが強まり、また、米政府機関閉鎖によるデータの遅れやトランプ大統領のロシア疑惑が再燃するなど、相対的に安全資産でもある円買いに集中しやすい相場環境になっている。

一方、ドル円はFRBが利上げに慎重姿勢を見せ始めており、米金利先高観は後退している関係上、上値の主さが意識されている。ただ、既に円高が進行しているとの見方が支配的であり、日米金利差によるドル買い及び円売り需要も増幅傾向にあり、加速的な円高局面は描きづらい状況にある。当面、レンジ幅ドル円107.50〜108.80円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはドイツ経済のマイナス成長の可能性や英EU離脱懸念もあり、また、ユーロドル1.15台も賞味期限切れの感が強く、引き続き戻り売り優先の展開を強いられている。レンジ幅1.1400〜1.1500を重視し、同レベルからのナンピン売買が一考であろう。


Posted at 10時02分 パーマリンク


2019年01月07日(月)

未だにストップロス優先の展開!一巡するまで待機策?

PDFファイル(783KB)

ペットチャート (783KB)

予想レンジ
ドル円     107.50〜109.30
ユーロ円    122.80〜124.30
ユーロドル   1.1330〜1.1480
豪ドル円    76.50〜78.00

******************************

米政府機関の閉鎖が続く中、先週末に発表された発表された12月米雇用統計の非農業部門雇用者数が予想18万人増に対して、31.2万人増と昨年2月以来の大幅増となった事を好感し、市場は素直にドル買い及び円売りに反応してはいる。ただ、ドル円相場が想定外のドル円105円前後まで急落した反動買いが含まれており、市場は依然として、リスク回避の動きに右往左往している現状と言えるだろう。当面、ストップロス売買が一巡するまでは、拙速的にドルを買い戻す雰囲気には至っていないと判断するのが順当であり、ドルの戻り売りに焦点を当てた戦略性が求められる。

一方、ドル円は瞬間的にもドル円105円割れが生じたことから、当面の下値として意識されている反面、悪材料の出尽くし感を踏まえた買戻しの動きとしてドル円110円台も視野に入れる必要性がある。現段階では日米欧のみならず、中国も株価の低迷に対する対応が急を告げており、相対的には株価の持ち直しが期待されており、当面、レンジ幅ドル円107.50~109.50円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.14前後で一進一退の展開が続いているが、ユーロ圏を巡る不安材料が山積しており、引き続き戻り売り優先の展開を強いられている。ただ、米ドル主導の展開の中、米国自体に米中貿易摩擦や政府機関の閉鎖などの難題を抱えており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にあるだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1330~1.1480重視で待機することが得策であろう。

Posted at 10時00分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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