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2019年12月02日(月)

米中対立構造を睨み動意待ち継続!?

PDFファイル(815KB)

ペットチャート (815KB)

予想レンジ
ドル円     109.00〜110.00
ユーロ円    120.30〜121.30
ユーロドル   1.0970〜1.1070
豪ドル円    73.50〜74.50

******************************

米中通商協議を巡り、市場には依然として、不安と期待が渦巻く中、相対的に為替相場は調整色を深めている。その中、米国市場は年末商戦の関係上、相対的に動意薄の展開を余儀なくされているが、米株式市場は連日の史上最高値の更新に対する警戒感を踏まえながら、NYダウ平均株価は前日比112ドル安と冴えない展開を見せている。ただ、節目の28,000ドル台を維持しており、そして、米債券利回りの下げ止まっており、改めて堅調な米経済が意識されると共に、引き続きドル買い優勢の展開と見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は米中通商協議を横目にドル円109円台半ば前後で膠着度を強めているが、短期筋としても米中の対立構造を見極めない限り、拙速的な売買は手控えざるを得ない状況に置かれている。未だに実需売りや利益確定売りがドル円110円前後で散見されており、110円トライには慎重になっており、引き続きレンジ幅ドル円109.00〜110.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはポンドの下げ止まりや割安感を踏まえて、ユーロドル1.10台を維持しており、拙速的な下値トライには慎重になっている。引き続き妙味に乏しい展開は否めないが、無理をせずに直近のレンジ幅ユーロドル1.0970〜1.1070を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

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2019年11月25日(月)

加熱する米中貿易!静観が正解?

PDFファイル(818KB)

ペットチャート (818KB)

予想レンジ
ドル円     108.00〜109.00
ユーロ円    119.30〜120.30
ユーロドル   1.0970〜1.1070
豪ドル円    73.30〜74.30

******************************

米中貿易交渉の行方を巡り、市場では楽観論と悲観論が交錯する中、トランプ米大統領は中国との貿易合意が非常に近いと述べているが、自分自身よりは中国側の方が合意を強く望んでいると負けず嫌いの性格を露にしている。反面、中国側からは王外相が米国は一国主義と保護主義を押し進め、多国間主義や多国間貿易システムを破壊しており、米国は既に世界で最大の不安定要因になっていると反撃している。市場としても、引き続き米中の通商協議の成り行きを見極めるしかないだろうが、香港情勢問題も絡んでおり、更に長期化する可能性も残されている以上、安易にどちらにも仕掛けづらい外部環境にあるだけに、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動が賢明であろう。

一方、ドル円は108円台半ば前後で一進一退を繰り返しているが、ドル円108円と109円前後では実需売買、そして、ポジション調整売買が満遍なく控えている以上、引き続きレンジ幅ドル円108.00~109.00円を重視し、同レベルからのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは軟調なポンド気配を背景に、引き続き戻り売りが優先されている。ただ、ユーロドル1.10割れでは利益確定買いが随所に散見されるなど、拙速的な下値トライは自重局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0970~1.1070を重視し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

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2019年11月18日(月)

米中協議一部合意では不十分!?

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ペットチャート (816KB)

予想レンジ
ドル円     108.30〜109.30
ユーロ円    119.70〜120.70
ユーロドル   1.1000〜1.1100
豪ドル円    73.70〜74.70

******************************

米国債利回りの低下が一服する中、NYダウ平均株価が史上最高値の28,000ドル台を突破するなど、米経済の堅調さが改めて意識されている。ただ、達成感による高値警戒感も台頭しており、市場は更なる株高及びドル高に神経質にならざるを得ない外部環境にある。その中、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が両国は合意に向けて、建設的な協議が行われていると述べたことがやや好感されてはいるが、ロス米商務長官は最後の詳細に取り組んでおり、すべてにおいて合意するまで、我々は何も合意しておらず、最後になって、方針が修正されるのは驚 きではないと述べており、当面、米中が一部合意した程度では楽観視するには早計と言わざるを得ない。引き続合意の具体的な内容を見極まるまでは臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は株価推移にはやや反応薄であるが、株高基調を背景に下値は限定的になっている。その中、米連邦準備制度理事会(FRB)は低金利長期化が米銀の収益を圧迫し、金融システムの安定を脅かしかねないとの認識を示している。現時点ではトランプ大統領の利下げ説を一掃した感が強く、引き続きレンジ幅108.30〜109.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは一時心理的節目の1.10を割り込む場面も見られたが、同レベルでは割安感による利益確定買いが散見される中、ドイツ第3四半期GDPが発表され、予想外のプラス成長を見せたことがユーロドルの買いを助長させている。引き続きレンジ幅1.1000〜1.1100を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

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2019年11月11日(月)

米中貿易問題に一喜一憂!レンジ相場継続?

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ペットチャート (815KB)

予想レンジ
ドル円     108.80〜109.80
ユーロ円    119.80〜120.80
ユーロドル   1.0980〜1.1080
豪ドル円    74.50〜75.50

******************************

米中通商協議の進展期待が高まる中、トランプ大統領は中国が部分的な関税撤廃を望んでいるが、米国は中国と関税撤回で合意していない旨を言及しており、引き続き交渉の行方は予断を許せない状況に置かれている。その中、市場では今後予定されている米中首脳会談を優位に進めるための一連のトランプ流の駆け引きと見なす声も少なく無いが、今後もトランプ大統領の大人気ない行動が相場のかく乱要因になる可能性があり、当面、市場は同大統領の発言に翻弄されるであろうが、過剰反応せずに相場の動意を待ってからの始動を心掛けるのが得策であろう。

一方、ドル円は堅調な株高志向や米金利の上昇を背景に底堅い展開が予想されるが、米中貿易問題の不透明さが加わり、拙速的に上値を追う難しさがある。引き続き直近のレンジ幅ドル円108.80〜109.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはポンドドルが1.28割れとポンド安の影響もあり、引き続き戻り売りが優先されている。米金利の優位性を考慮すれば、再び節目のユーロドル1.10割れも時間の問題であろうが、米中通商協議に対する不透明感がある以上、リバウンド相場になる可能性もあり、引き続きレンジ幅ユーロドル1.0980〜1.1080を重視し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

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2019年11月05日(火)

米中通商協議に進展期待!過剰期待も発生?

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ペットチャート (818KB)

予想レンジ
ドル円     108.00〜109.00
ユーロ円    120.30〜121.30
ユーロドル   1.1080〜1.1180
豪ドル円    74.30〜75.30

******************************

先週のFOMCは3会合連続で利下げを実施する中、市場は今後の追加利下げは一旦終止符が打たれたとの見方が支配的である。その中、先週末の米雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)は前回から落ち込んだものの、中国商務省は中国の劉鶴副首相とムニューシン米財務長官ライトハイザーが電話会談し、原則的には合意に向けてコンセンサスに達した旨が報じられたことが好感され、週明けのNYダウ平均株価は301ドル高と反発、そして、昨日は3業種揃って史上最高値を更新するなど米景況感の強さが改めて意識されている。相対的には次回12月FOMCの追加利下げ期待を後退させる内容ではある。ただ、10月ISM製造業景気指数は景気の分岐点である50を依然として、下回っており、未だに、FOMCの追加利下げ余地を残している。金利面では安易にどちらにも仕掛けづらい状況にあるがドルを買い戻す動きがやや優勢と見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は株高期待を背景に底堅い展開が予想される中、ドル円108円台半ば前後でもみ合い相場と化している。短期筋としても、更なる上昇局面ではドル高けん制の動きにも配慮し、ドル円109円トライには慎重になっているが、引き続きレンジ幅ドル円108.00〜109.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米中貿易協議の進展期待もあり、相対的にドルを買い戻す動きを踏まえて、ユーロドルの手仕舞が随所に散見されるなど、上値の重さが意識されている。引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1080〜1.1180を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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