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2020年01月14日(火)

中東情勢で一喜一憂!波乱含みの展開継続中?

PDFファイル(816KB)

ペットチャート (816KB)

予想レンジ
ドル円     109.30〜110.30
ユーロ円    121.70〜122.70
ユーロドル   1.1080〜1.1180
豪ドル円    75.30〜76.30

******************************

中東情勢に対する緊張感が高まる中、 先週末に発表された12月米雇用統計では失業率は3.5%を維持したものの、非農業部門雇用者数は14.5万人増と事前予想16万人に届かず、また、平均時給も前月比+0.1%といずれも事前予想を下回り、一時的にドルを手仕舞う動きが優先されたが、注目されていたイラン側の報復措置ではイランが否定していたウクライナ国際航空の旅客機撃墜を一転して認めており、中東情勢が沈静化に向うとの期待を踏まえドルを買い戻す動きと共に、米国株式市場は3業種揃って史上最高値を更新するなど、市場自体は期待先行相場と化している。そして、今週は米中の貿易合意署名を控える中、人民元も昨年7月以来の高値圏で推移しており、米中貿易問題も一旦小休止するとの見方もあり、相対的にリスク回避志向が後退する中、ドルロングに傾斜し易い相場展開になっている。

一方、ドル円は中東情勢の緊迫化や米中貿易問題が小康状態にあり、次なる節目ドル円110円トライが時間の問題になっている。ただ、依然として、実需売りやポジション調整売りが散見されており、拙速的な上値トライには慎重になっており、引き続きレンジ幅ドル円109.30〜110.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは英EU離脱を巡る不透明感が燻る中、ポンド安が一服すると共に、中東情勢の沈静化期待も手伝い、下値は限定的になっているが、引き続き流動的な相場展開には変わりがなく、レンジ幅ユーロドル1.1070〜1.1170を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。


Posted at 10時00分 パーマリンク


2020年01月06日(月)

米中覇権争い・米イラン報復合戦で視界不良のマーケット!?

PDFファイル(817KB)

ペットチャート (817KB)

予想レンジ
ドル円     107.50〜108.80
ユーロ円    120.00〜121.00
ユーロドル   1.1100〜1.1200
豪ドル円    74.50〜75.70

******************************

トランプ米大統領の指示により、イラン革命軍の司令官が空爆で殺害されたことが報じられる中、イラン最高指導者や革命防衛隊は米国に報復すると表明しており、年明けの市場は俄かに緊張感が高まっている。その中、株式市場も全般的に調整売りが優先され、また、原油相場も上昇度を強めている。そして、為替市場ではドル売りと安全資産の円買いに集中しやすい相場環境を作り出している。また、米債券利回りも1.18%割れになるなど、ポジションの手仕舞が急がれるなど、先行き不透明感が増幅中している。当面、米中の貿易問題から離れて、米イランの報復合戦の動向に配慮し、ポジション調整主導の展開にならざるを得ない。ファンダメンタル分析上から判断すれば、一過性のドル売り及び円買いに留まる公算も高いだろうが、基本的には相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが得策であろう。

一方、ドル円はリスク回避の動きが優先される中、12月ISM製造業景気指数が予想外の弱さだったことがドル売り志向を強めている。ドル円は一時108円台割れとなるなど戻りの鈍さが目立っており、もう一段の円高局面を想定せざるを得ない。ただ、同レベルでは実需及び利益確定買いが随所に散見されており、拙速的に下値トライの雰囲気はない。引き続きレンジ幅ドル円107.50〜108.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは中東情勢の悪化懸念もあり、引き続き戻り売りが優先されている。いずれにしても、米ドル主導の展開は否めない状況には変わりがないだけに、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1100〜1.1200を重視し、同レベルからナンピン売買が賢明であろう。

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2019年12月30日(月)

年明けに注意も一旦小休止!?

PDFファイル(813KB)

ペットチャート (813KB)

予想レンジ
ドル円     109.00〜110.00
ユーロ円    122.00〜123.00
ユーロドル   1.1130〜1.1230
豪ドル円    76.00〜77.00

******************************

先の米中通商協議の合意を好感する中、年末の米商戦の順調な結果が伝わると共に先行き景況感を強めており、株式市場も底堅い展開が予想されている。引き続きドルショートに転じる難しさがあるが、本日は東京市場が実質的に年内の仕事納めの関係上、動き自体は限定的にならざるを得ないだろうが、相対的に市場を取り巻く環境が米中の覇権争いを筆頭に、英EU離脱交渉、そして、連日史上最高値を更新している米国株式市場に対する高値警戒感などの不安材料が回遊しており、年度末を控えて、ポジションの手仕舞いが優先されやすい展開であり、相場が大きく動意づいてからの逆張り志向が一考であろう。

一方、ドル円は年末を控えて市場参加者が激減しており、多少の上下動はあるもののドル円台半ば前後で方向感の乏しい展開を強いられている。引き続きドル円110円台の上値の重さが意識されるが、レンジ幅ドル円109.00~110.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは米中の合意が中国経済に依存している欧州経済にも好影響を与えるとの見方も浮上しており、ユーロドルの押し上げ材料になっている。反面、ユーロショートの積み上がりによる一過性の買戻しとの見方もあり、更なる上昇局面では一旦清算入りと見なした方が無難であり、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1130~1.1230を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

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2019年12月23日(月)

米中貿易一段落!先行き不透明感残す?

PDFファイル(815KB)

ペットチャート (815KB)

予想レンジ
ドル円     109.00〜110.00
ユーロ円    120.70〜121.70
ユーロドル   1.1030〜1.1130
豪ドル円    75.00〜76.00

******************************

米国株式市場が連日のように最高値更新している関係上、全般的に米ドルを買い戻す動きが強まっているが、反面、高値警戒感も同時発生しており、拙速的にドルを買い戻す相場環境には至っていない。その中、市場はドル円110円前後、そして、ユーロドル1.10前後が抵抗線との見方が少なくなく、為替相場自体は株価や債券利回りの動向には反応薄になっている。その中、トランプ大統領は習主席と貿易合意については順調に進んでおり、正式な署名が準備されていると述べている。そして、習主席からも米中の第1段階の合意は相互尊重において進展した旨を述べており、引き続きトランプ大統領とコミュニケーションを続けることを強調しており、当面、米中貿易問題は小休止の段階にある。相対的にはリスク回避的な動きは後退していると同時に、クリスマス休暇や年度末相場が意識されており、引き続き直近のレンジ幅でじっくり待機策に努めること賢明であろう。

一方、ドル円は引き続き110円前後では実需や利益確定売りが控えており、ドル円トライには慎重になっている。ただ、相対的には調整主導の展開であり、引き続きレンジ幅ドル円109.00〜110.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買に特化することも一考であろう。

他方、ユーロドルはドル買い戻しとポンド安が影響する中、引き続き戻り売りが優先されてはいるが、あくまでも調整的な推移であり、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1030〜1.1130を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

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2019年12月16日(月)

一連のイベント無難に消化!一難去ってまた一難?

PDFファイル(815KB)

ペットチャート (815KB)

予想レンジ
ドル円     108.80〜109.80
ユーロ円    121.00〜122.00
ユーロドル   1.1070〜1.1170
豪ドル円    74.50〜75.50

******************************

市場は再びトランプ大統領の発言に一喜一憂している。市場は一部報道で米国側の関税引き下げ案は3600億ドルの中国輸入品に対して、最大50%関税を引き下げる案を提示していると伝えられていたが、トランプ大統領がツイッターで中国との合意を巡る報道は完全に間違いだと指摘、その後に中国政府が会見し、第1段階の貿易交渉は大きな進展があり、米国とは文書を巡って合意が成立しており、米中は15日の関税発動しないことで一致したと述べ、その後にトランプ大統領が追加関税発動は取り止めるが、25%の関税は維持と述べるなど不安材料を残す結果になっている。ただ、総合的にUSTRのライトハイザー代表が述べたように、来年1月第1週のワシントンでの署名を交わし、米農産物購入に関して中国から2年間のコミットメントを確保したとの見解が順当であろう。いずれにしても、対中追加関税が見送られたものの、変貌自在のトランプ大統領に翻弄されることなく、相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は一連のイベントが無難に消化され底堅い展開が続いているが、NYダウ平均株価の伸び悩みもあり、本日の東京株式市場が大幅に反発した直後でもあり、相対的に利益確定売りに圧される公算が高く、ドル円110円前後の上値の重さが改めて意識されている。引き続きレンジ幅ドル円108.80〜109.80円を重視し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは英選挙で与党保守党の圧勝劇に終わり、ポンドの急騰も手伝い、ユーロドルは一時1.12台を目指す展開ではあったが、英EU離脱後にも難題が山積しており、手放して歓迎するには時期尚早であろう。更なる上昇局面ではポジションの手仕舞いが急がれる公算が強いだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1070〜1.1170を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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