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2020年03月23日(月)

新型コロナウィルス感染拡大シナリオ総崩れ状態!?

PDFファイル(813KB)

ペットチャート (813KB)

予想レンジ
ドル円     109.80〜112.00
ユーロ円    117.50〜119.80
ユーロドル   1.0580〜1.0800
豪ドル円    63.00〜65.30

*****************************

新型コロナウィルスのパンデミック化が米国にも波及しつつある中、NY州では外出禁止を発令しており、もはや世界的な懸念材料としてマーケット全般を席捲している。その中、FRBが日銀や英中銀、ECBなど主要中銀と結んだドルスワップ協定を強化する方針を発表されており、各国がリスク回避を背景に有事のドル買い需要の更に強まりつつある。ただ、一部大手金融機関から米成長見通しが公表されており、第2四半期の成長率はマイナス24%と異常なほどの落ち込みを見込んでおり、安易にドル買いを継続する難しさもある。今後は世界経済の後退を踏まえて、各国の経済指標の大幅な落ち込みが予想されるが、数値自体に過剰反応することなく、相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。いずれにしても、株式相場や為替相場も日々乱高下を繰り返す中、専門家でさえも右往左往している状況である。当面、ある程度余裕を持ったポジショニングが求められる相場環境にあるだけに、通常よりもレンジ幅を拡大し、少なめの売買で対応することが賢明であろう。

一方、ドル円は一時ストップロスを巻き込みドル円111円台半ば近辺まで上昇するなど、引き続きドル買い需要を背景に底堅い展開が予想される。ただ、年初来高値がドル円112円台前半であり、高値警戒感による利益確定売りも予想されるだけに、引き続きレンジ幅ドル円109.80〜112.00円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはウィルス感染拡大がイタリアを筆頭に、欧州各国でも拡大する中、ポンドが失速状態にあり、ユーロドルも一気に1.06台半ば前後まで急落している。ここ最近の安値圏がユーロドル1.0500にあるだけに、もう一段の下落局面も視野に入れる必要があるが、いずれにしても、疑心暗鬼の相場展開に陥っている以上、引き続きレンジ幅ユーロドル1.0580〜1,0800まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時54分 パーマリンク


2020年03月16日(月)

コロナウィルス旋風吹きまくる!視界不良の展開?

PDFファイル(809KB)

ペットチャート (809KB)


予想レンジ
ドル円     105.50〜107.50
ユーロ円    117.50〜119.50
ユーロドル   1.1050〜1.1250
豪ドル円    64.50〜66.50

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新型ウィルス感染拡大がパンデミックス状態となる中、米連邦準備制度理事会(FRB)は緊急の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、FF金利の誘導目標を1ポイント引き下げ、また、債券保有を7000億ドル増やす方針を表明していたが、本早朝にFRBが緊急利下げ1%を実施し、一気にドル売りが加速している。市場では日々乱高下する米国株式市場や為替相場に右往左往し、相場観自体は完全に損なわれているが、各中央銀行があらゆる手段を打ち出しており、ウィルス問題が沈静化するまで手詰まり感も懸念されている。その中、トランプ大統領は国家非常事態を宣言し、大型の景気対策に取り組み始めるなど、ウィルス感染拡大阻止に向けて本腰を入れている。先週末の米国株式市場も期待感を踏まえながらNYダウ平均株価は前日比1985ドルと大幅に反発するなど、株価維持には躍起になっているのが現状であろう。とは言え、ウィルス感染がアジア圏から欧州圏、そして、米国本土にも急拡大しており、相対的には期待先行相場と言わざるを得ないだけに、ドル売りが一過性に終わる可能性もある。

一方、ドル円はFRBの緊急利下げを背景に下値を模索してはいるが、日米欧が金利面ではゼロ政策と横並びの状態にあり、安易に動きづらい相場環境に落ちっている。その中、オリンピックが中止と言う選択肢にないだろうが、世界的規模で広がるウィルス感染が道半ばである以上、オリンピックの延期は濃厚と言わざるを得ず、日本経済にとっても大打撃になる事は間違いなく、株安と円売りに拍車が掛かりやすい外部環境にある。当面、レンジ幅をドル円105.50〜107.50円まで拡大し、過剰期待することなく、同レベル前後から少なめのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルもウィルス感染がイタリアを筆頭に欧州圏全般に広がっており、円と同様に買い上がる雰囲気は皆無に等しいが、FRBの利下げを受けて、買い戻しの動きが優先されており、拙速的な下値トライは自重局面にあり、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1050〜1.1250まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時54分 パーマリンク


2020年03月09日(月)

リーマンショック以上のコロナショック!世界経済に暗雲?

PDFファイル(818KB)

ペットチャート (818KB)

予想レンジ
ドル円     103.50〜105.30
ユーロ円    117.50〜119.00
ユーロドル   1.1250〜1.1400
豪ドル円    68.00〜69.70

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先週末に発表された米雇用統計は力強い内容ではあるが、市場の関心は新型ウィルスの感染拡大懸念に固執しており、市場はリスク回避主導の展開を余儀なくされている。米議会では78億ドルのウィルス対策を承認、トランプ大統領も即座に署名したものの、現時点では焼け石に水の状態と化している。その中、米国株式市場は終始軟調に推移し前日比256ドル安に留まってはいるが、過剰流動性資金は安全資産である米国債に急速に流れ込んでおり、米10年債利回りは一時0.7%割れまで急低下するなど、相対的にドルの調整売りが急がれている。

一方、ドル円は米国債利回りの急低下が嫌気される中、ストップロスを巻き込みながら瞬間的にドル円105円を割り込むなど危機感を強めている。トランプ大統領としては再選に向けて、株価維持のためには更に米利下げを主張しており、一部では今月18日のFOMCで追加利下げ可能性もあり得るとの声も聞かれている。ただ、マイナス金利への副作用の抵抗もあり、米金利は現状レベルで下げ止まる公算もあり、現状レベルからドルショートに転じる難しさがある。引き続きレンジ幅ドル円103.50〜105.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売り助長され底堅い展開ではあるが、新型ウィルス感染が世界工場である中国のサプライチェーンに影響を及ぼしており、日米欧共に追加緩和策への期待が強まっている。ただ、ECBによるマイナス金利の深堀が経済の活性化に繋がるかは疑問視されており、引き続き戻り売り優勢と見なし、レンジ幅ユーロドル1.1250〜1.1400を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。


Posted at 09時54分 パーマリンク


2020年03月02日(月)

ウィルス感染に揺さぶられるマーケット⁉

PDFファイル(810KB)

ペットチャート (810KB)

予想レンジ
ドル円     107.00〜108.30
ユーロ円    118.30〜119.80
ユーロドル   1.0970〜1.1100
豪ドル円    69.50〜71.00

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ウィルス感染拡大懸念が顕在化する中、世界経済への影響は免れない情勢に直面している。目先の経済対策として、各国は追加緩和政策に依存せざるを得ないが、米国経済は追加緩和の余地を僅かに残しているとは言え、他の主要国はマイナス金利導入や超低金利政策を実施しており、次なる手段は限られているのが現状であり、当面、ウィルス感染の収束を願うしかないのが実状かもしれない。その中、NYダウ平均株価は前日比357ドル安と続落するなど、大きな節目である25,000ドル割れも意識せざるを得ない。今後ウィルス感染拡大が米国経済を直撃する可能性もあり、相対的に、これまでのドルロングを手仕舞う動きが優先されており、ドルを買い戻す動きは萎えている。ただ、悲観的ムードが一掃されれば、最終的にはドル依存体質に回帰せざるを得ず、更なるドルの下値トライには慎重にならざるを得ない。

一方、ドル円は米債券利回りが軒並み低下する中、2年債利回りが1%割れになるなど、FRBの利下げ観測が足かせとなり、ドル円は一気に107円台に突入している。更なる株安懸念を背景に、戻りの鈍い展開を強いられている。引き続きレンジ幅ドル円107.00〜108.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、ドル売りに助長される格好で1.10台を維持している。引き続き戻り売り優勢の展開には変わりがなく、引き続きレンジ幅ユーロドル1.0970〜1.1100を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

Posted at 09時54分 パーマリンク


2020年02月25日(火)

コロナウィルスショックで視界不良!?

PDFファイル(809KB)

ペットチャート (809KB)

予想レンジ
ドル円     110.00〜111.00
ユーロ円    119.70〜120.70
ユーロドル   1.0800〜1.0900
豪ドル円    72.70〜73.70

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中国のコロナウィルスが世界的な規模で広がる中、来週5日に予定されていた中国の全人代は延期に追いこまれるなど、中国経済の深刻さを物語っている。その中、先のG20財務相・中央銀行総裁会議では新型コロナウィルス問題に多くの時間を費やしたが、声明には不確実性が一層強まり、世界経済への下振れリスクが根強い旨が盛り込まれている。そして、米30年債利回りが過去最低水準まで低下するなど、リスク回避の動きが一段と強まる中、昨日の株式市場では欧州株が軒並み下落、NYダウ平均株価も1,000ドル超安と急落するなど、市場はコロナショックに振り回されており、為替市場も安易にポジションを取り切れない状態に直面している。

一方、ドル円は日経平均株価の大幅な下落が予想される中、先の米PMIが景気判断の分岐点である50を下回り、2013年以来の低水準に低下したことが嫌気される中、米債券利回りの低下が嫌気されると共に、ドルロングを一旦手仕舞う動きが優先されている、引き続きレンジ幅ドル円110.00〜111.00円を重視し、同レベル前後から少なめの売買で対応する事が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開には変わりがないが、ドルの調整売りも手伝いやや反発に転じている。ただ、依然として、独自の買い材料が乏しいだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.0800〜1.0900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。


Posted at 10時00分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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