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2020年09月14日(月)

日米欧が自国通貨高敬遠!横一線?

PDFファイル(751KB)

ペットチャート (751KB)

予想レンジ
ドル円     105.50〜106.80
ユーロ円    125.00〜126.30
ユーロドル   1.1780〜1.1900
豪ドル円    76.80〜78.00

****************************

市場には新型コロナウィルスのワクチン開発が一時中断との悲観的な見方が浮上する中、英製薬大手アストラゼネカは早くもワクチンの臨床試験(治験)を再開した旨を発表している。市場ではワクチン問題以外にも、多種多様な懸念材料が回遊しており、市場参加者としても、拙速的にポジションを取り切れない状態にある。その中、経済活性化を踏まえた各国の超低金利政策の長期化がマーケットを一層複雑化しているが、2か月を切った米大統領選を前にして、トランプ大統領が形勢逆転のためにはいかなる手段を講じるかに関心が寄せられている。ただ、株式市場は波乱含みの展開を強いられているものの、直近のドル円自体は106円前後、そして、ユーロドルは1.18台半ば前後で推移しており、引き続き相場の動意を待ってから始動が得策であろう。

一方、ドル円は株価や債券利回りの動向にも大きく反応しておらず、ドル円106円前後で試行錯誤が続いている。今週はFOMCが開かれるが政策金利は現状維持が見込まれているだけに、引き続き米中対立構造を背景とした、リスク回避主導の展開が予想される。引き続きレンジ幅ドル円105.50〜106.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開ではあるが、英EU離脱問題の難航によりポンド安が急を告げているが、元々買われ過ぎの傾向が強かっただけに、ある意味では正常化したとも解釈できるだけに、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1780〜1.1900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時39分 パーマリンク


2020年09月07日(月)

米雇用統計回復基調も程遠い状態!?

PDFファイル(782KB)

ペットチャート (782KB)

予想レンジ
ドル円     105.50〜106.80
ユーロ円    125.20〜126.50
ユーロドル   1.1770〜1.1900
豪ドル円    76.70〜78.00

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先週末に8月米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数(NFP)は137万人増と予想を上回ったものの、失業率は8.4%まで急低下するなど、米労働市場の回復基調を裏付ける内容ではある。ただ、コロナショック以前の数値には程遠い状況にあり、未だに楽観視できない情勢に変わりがない。その中、パウエルFRB議長は経済活性化には低金利が何年も必要となるだろうとも指摘している様に、株式市場も段階的に調整色が強まる可能性が高く、相対的に高値掴みには要注意であろう。

一方、ドル円は米国株式市場が終始軟調に推移する中、今まで株価のけん引役であったIT・ハイテク株を中心に調整色を強めているが、想定範囲の下落局面である。NYダウ平均は一時500ドル超下落したものの、引けにかけて下げ渋るなどリスク回避の円高は限定的になっている。引き続き、レンジ幅ドル円105.50~106.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米雇用統計の改善を受けて、一時ユーロドル1.18割れになるなど、改めて上値の重さが意識されている。ただ、同レベルでは利益確定買いや割安感の買戻しも随所に散見されており、下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1770~1.1900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時40分 パーマリンク


2020年08月31日(月)

ドル安現象継続!反転時期近し?

PDFファイル(780KB)

ペットチャート (780KB)

予想レンジ
ドル円     104.80〜106.30
ユーロ円    124.80〜126.30
ユーロドル   1.1830〜1.1980
豪ドル円    76.80〜78.30

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市場では安倍首相の辞任を受けて、本邦ではポスト安倍に注目が寄せられてはいるが、米国株式市場では先にパウエルFRB議長が金融当局はより長い期間にわたって緩和政策を維持する姿勢を見せたことを受けて、NYダウが前日比161ドル高と反発する中、S&P500種は6営業日連続で過去最高値を更新、ナスダック総合指数もこの日高値を更新している。市場予測としてはコロナショックの影響を背景に、世界的なパンドミックを踏まえて、常に株式市場の暴落が意識されているが、幾度となく予想を覆している市場であり、安易にポジションを取りづらい相場環境にある。相対的にはコロナ下における手元流動性資金が過剰になっていることが改めて認識されているが、もう一段の株高局面も想定せざるを得ないが、米債券利回りが上昇しており、過剰流動性資金が株式市場から債券市場に流れる日も近いのかもしれない。その中、為替市場ではドルの調整売りが優勢になっているが、相対的には違和感が残るドル安局面であり、現状レベルからのドルショートは自著局面と見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は再びドル円105円割れトライを目指す展開ではあるが、日米金利差及び米株高傾向を背景に、過度な円高は望みにくい外部環境にある。ただ、株高が円安に波及していない関係上、引き続きレンジ幅ドル円104.80〜106.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長される中、1.19台を回復しているが、依然として、ユーロドル1.20前後が抵抗レベルになっており、過度なユーロ高期待は自重局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1830〜1.1980を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時44分 パーマリンク


2020年08月24日(月)

先行き不透明感が顕著!相場の動意待ち継続?

PDFファイル(781KB)

ペットチャート (781KB)

予想レンジ
ドル円     105.30〜106.50
ユーロ円    124.30〜125.50
ユーロドル   1.1750〜1.1880
豪ドル円    75.20〜76.50

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米国株式相場はハイテク株を中心に軒並み続伸する中、米経済指標が堅調だった事も好感され、ドルを買い戻す動きが優勢になっている。ただ、米債券利回りが再び低下傾向にあり、そして、依然として、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなど、相対的にドルロングを更に積み上げる難しさも同居している。とは言え、世界的にパンデミック(世界的大流行)に収束感が見られていない中、ワクチン開発期待も日々増幅するなど、市場には悲観論と楽観論が渦巻いているだけに、当面、直近のレンジ幅で売買を模索する事が賢明であろう。

一方、ドル円はリスク回避通貨としての優先順位は、米中対立構造が激化している以上、米ドルに次ぐ安全資産として捉えられているが、反面、トランプ政権の存続が疑問視されるなど、米ドルの推移が流動的であるため、安易にどちらにも仕掛けづらい相場環境にある。引き続きレンジ幅ドル円105.30〜106.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは弱い経済指標も手伝い、ユーロドルの戻りの鈍さにも繋がっている。また、ユーロドルロングが警戒レベルまで積み上がっている関係上、改めて上値の重さが意識されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1750〜1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時50分 パーマリンク


2020年08月17日(月)

売買材料多様化!見極めの時期?

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ペットチャート (780KB)

予想レンジ
ドル円     106.00〜107.30
ユーロ円    125.50〜126.80
ユーロドル   1.1770〜1.1900
豪ドル円    75.70〜77.00

*****************************

世界各国が夏休暇入りしている関係上、市場は全般的に調整主導の展開に追いやられている。その中、先に予定されていた米中の貿易合意がほぼ無期延期と報道されるなど、米中覇権争いの深刻度をうかがわせる。延期の理由としては、双方のスケジュールの問題と伝わっているが、相対的には着地点が見出せないのが現状であり、次回の協議待ちの段階かも知れない。そして、米国の追加経済対策では、与野党の対立が続く中、協議自体が難航している模様であり、ドルロングを手仕舞う動きが優勢になっている。ただ、米10年債利回りは0.7%台を維持しており、拙速的に売り下がる相場環境には至っておらず、引き続き相場の動意待ちに大きな変化は見られておらず、直近のレンジ幅でじっくり待機策が賢明であろう。

一方、ドル円は株価及び米金利動向に反応薄であり、ドル円106円台半ば前後で再び膠着度を強めている。トランプ大統領は再び単独で景気支援に向けた行動を取る用意があると表明してはいるが、市場は選挙目当ての言動に過ぎないとの見方が先行しており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続きレンジ幅ドル円106.00〜107.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長され、1.18台半ば前後まで回復している。ただ、更なる買い材料が乏しいだけに、高値掴みには要注意だろう。引き続きレンジ幅ユーロドル11770〜1.1900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時50分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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