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2020年10月12日(月)

トランプ小劇場再開!?

PDFファイル(755KB)

乖離幅チャート (755KB)

予想レンジ
ドル円     105.00〜106.30
ユーロ円    124.30〜125.50
ユーロドル   1.1750〜1.1880
豪ドル円    75.80〜77.00

****************************

市場の世論調査ではバイデン候補の勝利を予感させられる内容であるが、トランプ政権が追加対策案の規模を当初の1兆ドル規模から1.8兆ドルまで拡大する旨が伝わっている。民主党案は2.2兆ドルであることから、市場は合意を織り込み始めているとの見方が支配的になっている。その中、米国株式市場ではNYダウは前日比161ドル高と続伸しており、堅調な株高気配を背景に、改めてトランプ大統領の推進力に期待する向きも少なく無い。ただ、現時点では形勢逆転と判断するには時期尚早であり、当面、一喜一憂させられる展開が予想されるだけに、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるべきであろう。

一方、ドル円は105円台半ば前後でもみ合い相場が続いているが、株高基調と米債券利回りの高止まりを背景に、短期筋としても下値トライには慎重になっている。ただ、潜在的なリスク回避による円買い志向も根強く、上値も限定的になっている。引き続きレンジ幅ドル円105.00〜106.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料はない中、今週15日には英国とEUとの交渉期限が迫っているが、期待先行の格好でポンドが再び上昇に転じており、ポンドとの連れ高現象を起こし、節目のユーロドル1.18台を回復している。相対的には底堅い展開であるが、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1750〜1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時50分 パーマリンク


2020年10月05日(月)

売買材料更に多様化!冷静沈着な待機策?

PDFファイル(755KB)

ペットチャート (755KB)

予想レンジ
ドル円     104.80〜106.00
ユーロ円    122.80〜124.00
ユーロドル   1.1650〜1.1780
豪ドル円    74.80〜76.00

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大統領選まで1カ月を切る中、トランプ大統領とメラニア夫人が新型ウイルス検査で陽性だったこと判明し、市場は俄かに緊張感と不透明感を強めている。市場の反応としては、ドルの調整売りに追われた感が強いが、仮にトランプ大統領が敗北を喫したとしても、むしろ、米経済のみならず、世界経済が正常化されるとの観測も浮上するなど、一過性のドル売り現象に留まっている。いずれにしても、増々相場の混迷度を深めていると言わざるを得ないが、米国株式市場ではNYダウが前日比155ドル安と警戒感を強めてはいるものの、辛うじて23,000台を維持しており、当面、市場は米大統領の健康状態を睨みながら調整色の強い展開が予想される。引き続き相場が大きく動意づいてからのナンピン売買が賢明であろう。

一方、ドル円は一時105円割れになるなど、リスク選考型の円買いが優勢であったが、市場はトランプ大統領の症状が重篤化しない限り、拙速的な円買いには慎重になっているが、少なくとも今週一杯は調整的な売買で対応することが望ましく、引き続きレンジ幅ドル円104.80〜106.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはバルニエEU首席交渉官が英国との交渉に進展はなく、深刻な相違が依然残っていると述べており、拙速的に買い上がる雰囲気は失せているが、米大統領の感染により、下値トライは限定的になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1650〜1.1770を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時39分 パーマリンク


2020年09月29日(火)

不安材料満載中!米ドル主導の展開継続?

PDFファイル(698KB)

ペットチャート (698KB)

予想レンジ
ドル円     105.00〜106.30
ユーロ円    122.50〜123.80
ユーロドル   1.1600〜1.1730
豪ドル円    74.00〜75.30

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本日から米大統領再選に向けて、前哨戦である米大統領候補の第1回討論会が行われるが、これから9月の米雇用統計の発表などを控えており、マーケットへの影響は限定的と思われる。その中、米国株式市場ではNYダウが前日比410ドル高と大幅続伸、米債券利回りも下げ止まり、そして、ユーロ圏での新型コロナウィルス感染拡大の再燃も重なるなど、相対的にドルを買い戻しの動きが優勢になっている。

一方、ドル円は心理的節目ドル円105円台を維持しているが、米大統領選の行方や英EU離脱問題などの不安材料を抱えており、拙速的に上値を追う難しさがある。ただ、有事のドル買い志向も根強く、ドル円相場はある意味ではジレンマ状態に陥っている。引き続き相場が動意づくまでは、直近のレンジ幅ドル円105.00〜106.30円を重視し、どうレベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはラガルドECB総裁が欧州議会で証言、ユーロ高はインフレ率を下押しする見込みであるが、必要に応じ全ての手段を調整する用意あると言及、また、具体的なユーロ相場の水準についてはコメントしないが、ECBはユーロの動きを極めて注意深く監視していると述べ、暗にユーロ高をしている。引き続き戻り売り優先し、レンジ幅ユーロドル1.1600〜1.1730を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時06分 パーマリンク


2020年09月23日(水)

米中対立構造激化!波乱含み必至の展開?

PDFファイル(709KB)

ペットチャート (709KB)

予想レンジ
ドル円     104.50〜105.80
ユーロ円    122.50〜123.80
ユーロドル   1.1650〜1.1780
豪ドル円    74.70〜76.00

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新型コロナウィルスが世界規模で拡大、感染者数は3,000万人超、そして、死亡者も百万人目前まで達しており、米国での死亡者数が20%を占めるなど、依然として、危機感を募らせているのが現状である。昨日行われた国連総会において、トランプ米大統領は中国によるウィルス感染拡大を背景に、中国を痛烈に批判し、更に強硬姿勢を強めるなど、米中覇権争いの激化がマーケットの不安材料になっている。市場にはリスク回避度のドル買いと円買いが混在しており、安易にポジションを取り切れない状態が続いているが、米国株式市場は
FRBの低金利長期化スタンスを背景にNYダウは4日ぶりに反発するなど、ドルを買い戻す動きが優勢になっている。また、ムニューシン米財務長官は経済の完全回復は時間の問題と楽観視している事もあり、拙速的なドル売りには慎重になっている。ただ、あくまでも希望的な観測に過ぎず、引き続き一喜一憂せずに、相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は104円割れが回避される中、株高期待を踏まえながらドル円105円前後まで買い戻されている。ただ、同レベルでは利食いと損切りが相混じるなど、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にあるだけに、引き続きレンジ幅をドル円104.50〜105.80円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは英中銀が金融政策委員会でマイナス金利の導入に振れており、ポンドの急落が足かせとなり、相対的にユーロの戻り売りが優先されている。ただ、ポンド及びユーロドルも下限レベルで推移しているため、拙速的な下値とトライは自重し、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1650〜1.1780を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

Posted at 13時43分 パーマリンク


2020年09月14日(月)

日米欧が自国通貨高敬遠!横一線?

PDFファイル(751KB)

ペットチャート (751KB)

予想レンジ
ドル円     105.50〜106.80
ユーロ円    125.00〜126.30
ユーロドル   1.1780〜1.1900
豪ドル円    76.80〜78.00

****************************

市場には新型コロナウィルスのワクチン開発が一時中断との悲観的な見方が浮上する中、英製薬大手アストラゼネカは早くもワクチンの臨床試験(治験)を再開した旨を発表している。市場ではワクチン問題以外にも、多種多様な懸念材料が回遊しており、市場参加者としても、拙速的にポジションを取り切れない状態にある。その中、経済活性化を踏まえた各国の超低金利政策の長期化がマーケットを一層複雑化しているが、2か月を切った米大統領選を前にして、トランプ大統領が形勢逆転のためにはいかなる手段を講じるかに関心が寄せられている。ただ、株式市場は波乱含みの展開を強いられているものの、直近のドル円自体は106円前後、そして、ユーロドルは1.18台半ば前後で推移しており、引き続き相場の動意を待ってから始動が得策であろう。

一方、ドル円は株価や債券利回りの動向にも大きく反応しておらず、ドル円106円前後で試行錯誤が続いている。今週はFOMCが開かれるが政策金利は現状維持が見込まれているだけに、引き続き米中対立構造を背景とした、リスク回避主導の展開が予想される。引き続きレンジ幅ドル円105.50〜106.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開ではあるが、英EU離脱問題の難航によりポンド安が急を告げているが、元々買われ過ぎの傾向が強かっただけに、ある意味では正常化したとも解釈できるだけに、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1780〜1.1900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時39分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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ケンティッシュ・ジャパンのHP。日刊・週刊レポートからペットでも判る簡単チャートまで。

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