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2020年10月26日(月)

米大統領選挙は混戦模様!?

PDFファイル(756KB)

乖離幅チャート (756KB)

予想レンジ
ドル円     104.20〜105.50
ユーロ円    123.50〜124.80
ユーロドル   1.1800〜1.1930
豪ドル円    74.00〜75.30

****************************

先の米大統領選のテレビ討論会は特に波乱要素はなく、無難に消化した格好であるが、一週間余りに迫った本選挙を見極めたいとの思惑から、市場は相対的に調整主導の展開を強いられている。その中、新型コロナ対策として、米追加経済対策の協議が続いているが、遅かれ早かれ合意に達するとの見方が支配的になっているが、FRBによる超低金利政策の長期化発言を受けて、拙速的にドルを買い戻す雰囲気は削がれていると言わざるを得ない。ただ、欧州圏では感染第2波の拡大が深刻化しており、フランスなどでは行動規制が再度導入され、また、ドイツ、イタリアなどでも新規感染者数も過去最多となるなど、先行き不透明感がマーケットを席捲しており、相対的に円を買い戻す動きが優勢になっている。

一方、ドル円は急速な円高局面を迎えており、短期筋としても拙速的に下値を探る難しさに直面している。ただ、リスク回避の円買い需要もあり、下値も上値も限定的になっている。引き続き無理をせずに、直近のレンジ幅ドル円104.20〜105.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは一時心理的節目であるユーロドル1.20台回復への期待も垣間見られていたが、欧州主要国でのコロナ第2波感染拡大が相次ぎ、経済活動の停止を踏まえて、戻り売りが優先されている。ただ、あくまでも米ドル主導の段階であり、一部では米大統領選を前にして、ユーロへの資金シフトも断続的に散見されているとの観測もある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1800~1.1930を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

Posted at 09時39分 パーマリンク


2020年10月19日(月)

注目は再び大統領討論会も期待薄!?

予想レンジ
ドル円     104.80〜106.00
ユーロ円    122.80〜124.00
ユーロドル   1.1680〜1.1800
豪ドル円    73.80〜75.00

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市場では大統領選挙の行方や22日に討論会に注目せざるを得ないが、コロナウィルス感染拡大懸念が再燃するなど、様々な不安材料や憶測が飛び交い、安易に仕掛けづらい相場環境に陥っている。その中、株式市場ではNYダウは
前日比112ドル高と反発、米債券利回りも再び上昇過程にあり、短期筋としても、拙速的なドル売りには慎重になっている。そして、一部報道ではワクチン開発が11月下旬までには緊急使用許可を申請する用意ができると伝えられているが、未だに共同開発の段階にあり、どこまで信ぴょう性があるかは未だに懐疑的である。引き続き過剰期待することなく、相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は相変わらず、リスク回避の円買いが優勢ではあるが、105円台半ば前後で方向感のない展開を強いられている。いずれにしても、ここ数カ月間狭いレンジ幅での攻防を繰り返している関係上、引き続き直近のレンジ幅ドル円104.80〜106.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルはECBによる利下げ期待が根強いが、マイナスの中銀預金金利を深堀舌等しても、副作用になるとの見方が支配的であり、追加利下げの可能性は低いと見なした方が無難であろう。そして、ジョンソン英首相はEUと合意できる可能性は低いと判断し、合意なしにEUの単一市場と関税同盟を離れる準備をする旨まで言及しており、ポンドと同様に買い戻しの動きも後退している。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1680〜1.1800を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

PDFファイル(755KB)

ペットチャート (755KB)

Posted at 09時40分 パーマリンク


2020年10月12日(月)

トランプ小劇場再開!?

PDFファイル(755KB)

乖離幅チャート (755KB)

予想レンジ
ドル円     105.00〜106.30
ユーロ円    124.30〜125.50
ユーロドル   1.1750〜1.1880
豪ドル円    75.80〜77.00

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市場の世論調査ではバイデン候補の勝利を予感させられる内容であるが、トランプ政権が追加対策案の規模を当初の1兆ドル規模から1.8兆ドルまで拡大する旨が伝わっている。民主党案は2.2兆ドルであることから、市場は合意を織り込み始めているとの見方が支配的になっている。その中、米国株式市場ではNYダウは前日比161ドル高と続伸しており、堅調な株高気配を背景に、改めてトランプ大統領の推進力に期待する向きも少なく無い。ただ、現時点では形勢逆転と判断するには時期尚早であり、当面、一喜一憂させられる展開が予想されるだけに、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるべきであろう。

一方、ドル円は105円台半ば前後でもみ合い相場が続いているが、株高基調と米債券利回りの高止まりを背景に、短期筋としても下値トライには慎重になっている。ただ、潜在的なリスク回避による円買い志向も根強く、上値も限定的になっている。引き続きレンジ幅ドル円105.00〜106.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料はない中、今週15日には英国とEUとの交渉期限が迫っているが、期待先行の格好でポンドが再び上昇に転じており、ポンドとの連れ高現象を起こし、節目のユーロドル1.18台を回復している。相対的には底堅い展開であるが、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1750〜1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時50分 パーマリンク


2020年10月05日(月)

売買材料更に多様化!冷静沈着な待機策?

PDFファイル(755KB)

ペットチャート (755KB)

予想レンジ
ドル円     104.80〜106.00
ユーロ円    122.80〜124.00
ユーロドル   1.1650〜1.1780
豪ドル円    74.80〜76.00

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大統領選まで1カ月を切る中、トランプ大統領とメラニア夫人が新型ウイルス検査で陽性だったこと判明し、市場は俄かに緊張感と不透明感を強めている。市場の反応としては、ドルの調整売りに追われた感が強いが、仮にトランプ大統領が敗北を喫したとしても、むしろ、米経済のみならず、世界経済が正常化されるとの観測も浮上するなど、一過性のドル売り現象に留まっている。いずれにしても、増々相場の混迷度を深めていると言わざるを得ないが、米国株式市場ではNYダウが前日比155ドル安と警戒感を強めてはいるものの、辛うじて23,000台を維持しており、当面、市場は米大統領の健康状態を睨みながら調整色の強い展開が予想される。引き続き相場が大きく動意づいてからのナンピン売買が賢明であろう。

一方、ドル円は一時105円割れになるなど、リスク選考型の円買いが優勢であったが、市場はトランプ大統領の症状が重篤化しない限り、拙速的な円買いには慎重になっているが、少なくとも今週一杯は調整的な売買で対応することが望ましく、引き続きレンジ幅ドル円104.80〜106.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはバルニエEU首席交渉官が英国との交渉に進展はなく、深刻な相違が依然残っていると述べており、拙速的に買い上がる雰囲気は失せているが、米大統領の感染により、下値トライは限定的になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1650〜1.1770を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時39分 パーマリンク


2020年09月29日(火)

不安材料満載中!米ドル主導の展開継続?

PDFファイル(698KB)

ペットチャート (698KB)

予想レンジ
ドル円     105.00〜106.30
ユーロ円    122.50〜123.80
ユーロドル   1.1600〜1.1730
豪ドル円    74.00〜75.30

****************************

本日から米大統領再選に向けて、前哨戦である米大統領候補の第1回討論会が行われるが、これから9月の米雇用統計の発表などを控えており、マーケットへの影響は限定的と思われる。その中、米国株式市場ではNYダウが前日比410ドル高と大幅続伸、米債券利回りも下げ止まり、そして、ユーロ圏での新型コロナウィルス感染拡大の再燃も重なるなど、相対的にドルを買い戻しの動きが優勢になっている。

一方、ドル円は心理的節目ドル円105円台を維持しているが、米大統領選の行方や英EU離脱問題などの不安材料を抱えており、拙速的に上値を追う難しさがある。ただ、有事のドル買い志向も根強く、ドル円相場はある意味ではジレンマ状態に陥っている。引き続き相場が動意づくまでは、直近のレンジ幅ドル円105.00〜106.30円を重視し、どうレベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはラガルドECB総裁が欧州議会で証言、ユーロ高はインフレ率を下押しする見込みであるが、必要に応じ全ての手段を調整する用意あると言及、また、具体的なユーロ相場の水準についてはコメントしないが、ECBはユーロの動きを極めて注意深く監視していると述べ、暗にユーロ高をしている。引き続き戻り売り優先し、レンジ幅ユーロドル1.1600〜1.1730を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

Posted at 09時06分 パーマリンク


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プロフィール

ケンティッシュジャパン代表取締役

鈴木郁雄

オーバーシーズユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入し、ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。

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