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2021年01月04日(月)
売買材料多種多彩!動意待ち続く?
予想レンジ
ドル円 102.80〜104.00
ユーロ円 125.50〜126.80
ユーロドル 1.2150〜1.2280
豪ドル円 78.80〜80.00
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市場では新型コロナウィルスの新規感染者数がNY州では1万6802人で過去最多過去最多まで膨れ、そして、変異種が発生している英国でも新規感染者数は5万5千人超となり、死亡者数は一日当たり、1,000人弱と足元の感染拡大が止まらず、また、各地で都市封鎖に追い込まれるなど、不安だらけの相場展開を強いられている。しかしながら、ワクチン接種への期待感や米財政刺激策による景気回復期待も根強く、短期的な景気回復は望めないだろうが、本格的にワクチン接種が開始される春以降には回復基調を加速させるとの思惑が働き、米国株式市場では前日比196ドル高と最高値を更新している。ただ、折り返し地点に近づいていることも配慮しなければならず、相対的にポジションの手仕舞が促進され易い外部環境にある。
一方、ドル円はコロナ禍の中、感染拡大を背景に首都圏では緊急事態宣言の発令の要否が問われている。ただ、世界的に波及している問題なだけに、拙速的に円買いを促す状況ではなく、引き続き狭いレンジ幅ドル円102.80〜104.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。
他方、ユーロドルはコロナウィルスの変異種拡大が加速する中、積極的に買い上がる雰囲気はないが、米ドル売りが助長しており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2150〜1.2280を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。
Posted at 09時39分 パーマリンク
2020年12月28日(月)
視界不良相場!静観が正解?
予想レンジ
ドル円 103.00〜104.30
ユーロ円 125.50〜126.80
ユーロドル 1.2130〜1.2250
豪ドル円 78.00〜79.30
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年末年始の流動性低下を背景に、総じて、いずれの相場も調整主導の展開は否めないが、市場では新型コロナウィルスの感染拡大、そして、ウィルスの変異種の発覚により、より一層不透明な相場展開を困惑気味である。その中、各国ではワクチン接種が相次いではいるが、即効性に関しては懐疑的ではあるが、来春には沈静化するとの希望的な観測もあり、一喜一憂させられる展開が待ち受けていると見なした方が無難であろう。相対的にはドル指数の観点からは米ドルが売られ過ぎが目立っており、そして、年度末のドル買い需要を考慮した上で、もう一段のドルの下落局面では一旦買戻しに転じることも一考であろう。
一方、ドル円は103円台半ば前後で右往左往しているが、投機筋の仕掛けに配慮し、引き続きレンジ幅をドル円103.00〜104.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。
他方、ユーロドルは英・EUとの通商協議の合意はあるが、未だに不安材料を抱えており、引き続き戻り売りを優先し、直近のレンジ幅ユーロドル1.2130〜1.2250を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。
Posted at 09時39分 パーマリンク
2020年12月21日(月)
年度末に向けて、調整主導の展開!ドルの売られすぎ?
予想レンジ
ドル円 102.70〜104.00
ユーロ円 126.00〜127.30
ユーロドル 1.2170〜1.2300
豪ドル円 78.00〜79.30
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米国での新型ウィルス感染拡大を背景に、今月に入ってからドルロングを手仕舞う動きが優先されている。ドル円に関しては105円台半ば前後から103円割れ、ユーロドルは1.19前後から1.22台後半、そして、ポンドは1.33前後から1.36前後になるなど、日米欧の超低金利政策の長期化が株式相場と為替相場に反映されている。ただ、流石に、市場ではドルの売られすぎとの指数も出始めており、また、統計的にも年度末に向かってドルを買い戻す動きも顕著になる可能性が高いだけに、現状レベルからのドルの下値トライは自重局面に差し掛かっている。その中、時期尚早ではあるが、来年以降はバイデン新大統領の元に、ドル高けん制の動きも後退するとの見解も指摘されているが、反面、日欧なども自国通貨高対する警戒感も強く、波乱含みの展開を余儀なくされている。また、米中対立構造の不透明さもあるが、経済の先行き懸念が多岐に渡っており、引き続き相場が大きく動意づくいてからの始動を心掛けるのが賢明であろう。
一方、ドル円はドルロングの手仕舞いが優先されており、戻りの鈍さに繋がっているが、反面、ドルショートも積み上がっている関係上、短期筋としても、拙速的に下値を模索する難しさに直面している。いずれにしても、年度末に向けて、利食いと損切りが相混じり、調整主導の展開が予想されるだけに、引き続き直近のレンジ幅ドル円102.70〜104.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。
他方、ユーロドルは米ドルの手仕舞いを踏まえて、底堅い展開ではあるが、更なる買い材料が乏しいだけに、高値掴みには要注意であろう。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2170〜1.2300まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが無難であろう。
Posted at 09時39分 パーマリンク
2020年12月14日(月)
コロナ再燃で視界不良!?
予想レンジ
ドル円 103.50〜104.80
ユーロ円 125.50〜126.80
ユーロドル 1.2050〜1.2180
豪ドル円 77.70〜79.00
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市場では新型コロナ・ウィルスの感染拡大が続く中、ワクチン開発期待を横目に、一喜一憂しているが、即効性が期待できないだけに、相場への影響も限定定期なりつつある。その中、市場では先週のECBに続き、米英日の金融政策に関心が寄せられてはいるが、いずれも政策も追加緩和策の段階であり、ワクチン開発と同様に、過剰期待は禁物であろう。ファンダメンタルズ的には新型コロナ・ウィルスの感染拡大、そして、年度末を意識しながら、相対的に、米ドルロングを手仕舞う動きが優勢になりつつある。ただ、チャート上ではドルが売られすぎ兆しがあるが、欧州圏におけるロックダウン再開に伴う欧州経済の下振れリスク、英国・EU間の通商交渉難航リスク、そして、ECB当局者によるユーロ高牽制の動きなどもあり、更にドル売りを促す状況とは言い難い外部環境にある。
一方、ドル円は日銀短観では前回の大幅な悪化からは若干改善される見込みではあるが、株や為替相場に影響を及ぼす可能性は低く、日米の金融政策に比重が置かれている。ただ、政策金利は現状維持に留まる可能性が高く、引き続きレンジ幅ドル円103.50〜104.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。
他方、ユーロドルはユーロ高けん制の動きはあるものの、1.21前後で底堅い展開を見せている。市場の慣性としては、当局側からけん制の動きが出始める時期では、もう一段の上昇に繋がる可能性が高いだけに、下値トライは限定的になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2050〜1.2180を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。
Posted at 09時34分 パーマリンク
2020年12月07日(月)
ワクチン開発期待に紆余曲折!?
予想レンジ
ドル円 103.50〜104.80
ユーロ円 125.50〜126.80
ユーロドル 1.2050〜1.2180
豪ドル円 76.50〜77.80
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先週末発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が24.5万人増と予想を大きく下回り、労働参加率も低下するなど、総じて警戒感を強めざるを得ないが、失業率は予想通りに改善傾向を示すなど、米雇用統計の動向のみでは安易にポジションを取り切れない状況にある。ただ、全体的にはコロナ下における景気回復の鈍化傾向が意識されおり、逆に今回の冴えない数値を背景に、FRBは追加経済対策を余儀なくされる可能性が高く、結果的には株式市場の追い風になる可能性がある。とは言え、既に、米国株式市場では3万ドルの達成感と同時に、実体経済に伴った株価上昇とは言い難い状況にあるため、反動売りに警戒感を強めざるを得ない。一層神経質展開と見なした方が無難ではあるが、米ファイザー社が新型コロナワクチンの今年の出荷量を半分まで削減する旨を発表、ワクチン開発が市場に反映されるまでに、相当の時間を要するとの見方が支配的であり、市場全般の不透明感があるだけに、引き続き直近のレンジ幅で逆張り対応が一考であろう。
一方、ドル円は連日104円前後で膠着しており、ほぼ蚊帳の外状態にあるが、コロナウィルスの進捗状況とワクチン開発次第とも言えるが、相対的にはリスク回避の円買いが優勢になっている。ただ、米債券利回りの上昇を伴い、ドル買い戻しニーズも根強く、現時点では売り買いが拮抗している。引き続きレンジ幅ドル円103.50〜104.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。
他方、ユーロドルはECBによる追加緩和策は織り込み済みであるが、日米もコロナ感染拡大を背景に超低金利政策を強いられるなど、追加緩和政策に関しては優劣つけ難いのが現状である。その中、ユーロ独自の買い材料は乏しいものの、節目のユーロドル1.20台を難なくクリアーし、1.21台まで上昇しているが、ECB側からはユーロ高をけん制する動きも徐々に強まっており、同レベル以上から拙速的に買い上がる雰囲気は失せつつある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2050〜1.2180を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。
Posted at 09時44分 パーマリンク
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