やだひろしの「セカンド・オピニオン」
 

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2010年03月04日(木)

鬱の相場 [やだ的見聞録]

おはようございます。
本日も頑張りましょう。

株式市場の取引量が冷え込んでいることが話題となっているが、近年の為替もかつての市場と比べると、ダイナミックさに欠けている。市場の厚みがあれば、経済の活気が肌に伝わり、利益を上げられるかは別として、気分的には楽しく参加できるが、冷え込んでくると、レベルに関係なく勝負が怖くなる。

ただ、活気があろうとなかろうと、相場とは、毎度のことながら、なかなか上手く行かないもので…、堪えることが必要になることが多い。もちろん、堪えたからといって上手く行くとは限らない。そんなときは憂鬱な日々が続く。ならば早めに潔くロスカットすれば良いかとも思うが、ロスカットしたらしたで、しなけりゃ良かったなんてことも多くある。かつてのダイナミックなマーケットであれば、思い切った勝負に出たり、読み間違えたときは、すばやく反転したりと、『躁』の気持ちで勝負はできたが・・・、最近のレンジ相場はまさに『鬱の相場』だ。

作家の五木寛之氏は『鬱の時代』がやって来たと言っている。彼のいう『鬱の経済』『鬱の戦争』をパックって『鬱の相場』と表現したのだが、経済は100年に一度だとしても、心のデプレッションは100年に一度なんてものではないとも語っている。残念ながら、頷けてしまうが、相場は心理戦の要素も大きいと思うと、もう華々しい相場は来ないのかもしれないと感じる。

ここのサイトに「ディーラー烈士伝」なる連載ものがある。個人的にはとても深くお世話になった方も何人か見受けられ、古いアルバムを見ているような懐かしい気持ちで拝見した。五木流に言うと、『躁の相場』を華々しく生きてきた英雄?たちのお話となるが、心のデプレッションとなった今では、2度と生まれない英雄と言えるのかと。

『鬱の相場』はレンジ相場であり、忍耐相場だと考えている。バブル崩壊後、外国為替市場にシステム取引が導入され、また、資金の流れからも実需が減っているのは確かで、かつ、不透明になり、静かな闇のバトルとなった。闇の中での闘いからは英雄は生まれない。


Posted at 10時42分  コメント ( 1 )


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コメント


ハイ、師匠さん、こんばんわ(おはようございます)。
私のポジションも鬱です。でも、数億円儲けたどこかの主婦の縁起を担いで同じ数字の88.88で買った玉は89.13で利喰えました。下にはひょいひょいと下げるのに、本当に上向きは重たいようですね。 相場に近い玉としては、89円台の上の方、90円台の玉と鬱の日が続きますが、ここは忍の一字です。 

こーちゃん 2010年03月05日 02時09分 [削除]

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プロフィール

議員秘書

やだひろし

東京短資グループにおいて為替や資金マーケットに従事する。電子取引の市場導入に尽力、創生期を支えた一人。豊富な人脈で立遅れていた東京 ・シンガポール・香港のマーケットシェアの拡大を成し遂げる。外国為替市場で矢田を知らない者は潜りとまで言わしめた。その後、証券会社で為替取引の知識と経験を生かし為替証拠金取引の発展に貢献。個人の資産運用にも精通し、経済セミナー講師や執筆活動を務める。

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