2006年09月14日(木)
ご存知ですか?!粋なあなたはこれで完璧!! [グルメ]
こんにちは・・・ヒロシです。子持ち鮎を食べてきたとです。滋賀県産ということでしたが有名なのでしょうか。シシャモをはじめ、子持ちの魚は栄養を卵に摂られるので、本来は雄のほうが美味しいとですが、この子持ち鮎は身がしっかりしていて脂も乗っており、案外美味しかったとです。もちろん、魚卵はいうことなく旨かとです。
ところで、鮎の食べ方をご存知とでしょうか。鮎は綺麗に背骨がスポット抜け、後はまるかじりができるとです。子持ち鮎では試したことがなかったとでしたが、やってみたら、雄と同じように簡単に抜けたとです。
【鮎の食べ方の手順】
1. まず、鮎を寝かせた状態で、箸を寝かせて、箸を先3センチぐらい使い、全体的に押さえつけるように優しく潰します。
2. 今度は鮎を起こした状態にし、上記と同じようにしますが、このとき背骨を折らないように気をつけてください。
3. ここからは少し慎重に、尾っぽをちぎり取りますが、決して背骨に負担を与えてはいけません。尾の根元を片手の親指と人差し指でしっかりと押さえて、もう片方の手で、1点に集中して切り取ってください。
4. さあ、ここからはさらに繊細なタッチが要求されるのですが、背骨と頭の骨が切れないように頭と身の皮を切り離すのですが、エラの付け根辺りの皮を丁寧にひと回り切ります。箸で少しずつ切っていくほうが上手くいきます。指でも良いですが、太すぎるのと、力が入りすぎて、頭と背骨が折れてしまう可能性が高いです。
5. ここまできたら、あとは頭を持って、まっすぐ身から引き抜くだけなのですが、繊細な感覚を持っていないと、頭が取れたり、背骨が途中で切れたりします。片方の手で頭を持ち、もう片方の手で身の肩?の部分を押さえて、少し、震わせながらまっすぐに抜き取ってください。最初は渋い感じですが、ここで慌てずに、根気よく、丁寧に時間をかけるつもりでやれば、スッと、抜ける感触がわかります。
写真でも分かるように骨が綺麗に抜け、身が崩れていないのが分かると思います。鮮度が悪いと背骨が折れてしまい、上手に抜けないと聞いたことがありますが、定かではありません。私はほとんど失敗しないので、鮮度は関係ないような気がしています。
Posted at 01時05分