やだひろしの「セカンド・オピニオン」
 

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2007年02月04日(日)

わるいやつら 中編 [日本沈没]

先月20日に書いた「わるいやつら前編」で述べたような収入に関しては、テレビなどでも報道されているので、ご存知の方も多かったことであろう。金額が多い少ないは、それぞれの考えがあると思うが、問題は支出なのだ。どのような支出をどの財布から出すのかが、自由裁量であり、明確でないことにある。

ところで、政治とカネの事件の背景にはお家事情もあると考えられる。十数年に及ぶ不景気(現実は政府見解とは違うのだ)で、有名議員以外は、パーティー券は売れず、企業献金はほとんどなくなっていた。また前回の選挙までは、配偶者や子を秘書にできたこともあり、家計も潤っていたのであろうが、法改正により三親等までは許されなくなったことで、突然、資金繰りが厳しくなった方もいる。

そんなことは関係なく、以前から、資金を生み出すために、心無い政治家の不透明な会計処理や今回のような土地取得や無料貸与されている議員会館を事務所として家賃を払っているような架空支出の偽造がまかり通ったのだろう。ここに政界マネーロンダリングといえる構造が見える。

家計以外の政党支部や個人の政治団体の財布は一般的にすべて事務所費といわれているものであるが、実はもうひとつ財布が存在する。それは選挙事務所である。お分かりだと思うが、当然のことながら、選挙期間だけ存在するものであり、他の事務所費と同じように政治資金規正法で定められている。

この期間は議員ではなく、候補者であるので、基本的にほかの財布は動かない。献金があった場合、この財布に入れる。余談だが、選挙カー、看板、ポスターなど、公に出来る選挙資金を国が払ってくれる。また政党からも選挙資金がくることから、意外と持ち出しが少ない。むかしに決めた法律なので、知らない方も多いようだが、こんなところにも税金が使われているのである。

なぜか落選すると選挙違反で摘発されることが多いといわれていることから、投票日前日にはどこの事務所もあらゆる資料を処分する。先日、この期間の資料が公表され、献金を届け出ていない議員が問題になったが、この期間の金銭関係は、もしものことを考え、責任者のひとりしか詳細は分からないことから、隠す資料を預かった人か責任者の反乱と想像する。私も前回の選挙で悪いことはしていないと断言できるが、必要がなくなったものであり、つまらないことに難癖を付けられてもいけないので、責任者として資料を処分した。

長くなってしまったので、続きはまたの機会に。



Posted at 17時17分


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プロフィール

議員秘書

やだひろし

東京短資グループにおいて為替や資金マーケットに従事する。電子取引の市場導入に尽力、創生期を支えた一人。豊富な人脈で立遅れていた東京 ・シンガポール・香港のマーケットシェアの拡大を成し遂げる。外国為替市場で矢田を知らない者は潜りとまで言わしめた。その後、証券会社で為替取引の知識と経験を生かし為替証拠金取引の発展に貢献。個人の資産運用にも精通し、経済セミナー講師や執筆活動を務める。

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