山岡和雅の「ダックビル為替研究所」
 

2014年04月08日(火)

日銀金融政策会合結果発表間近 見通しと相場への影響 [注目材料]

昨日、本日と開催されている日銀金融政策会合は
お昼前後に結果が発表されます。
その後、15時半から黒田日銀総裁による会見が予定されています。
今回は、会見に関する報道のルールが変更され、
報道解禁のタイミングが
これまで会見終了時から
会見会誌と同時となったことで
いくつかのメディアによる会見の生中継が実施される予定となっており
こちらにも注目が集まっています。

なお、会合結果の見通しですが
一部で根強い緩和期待はあるものの
ほぼ現状維持見通しとなっています。
今月初め発表の日銀短観において
3ヶ月後の先行き見通しが一気に悪化し
消費増税への企業側の神経質な見通しが判明したほか、
1年後の物価上昇見通しが1.5%と
政府・日銀目標の2.0%に届かなかったことなどが
追加緩和期待の背景にはありますが
市場の本命見通しは7月以降。

消費増税とそれに伴う消費マインドのある程度の落ち込みは
元々想定されていた状況であり
それを踏まえての昨年の異次元緩和の実施ということ、
現状の異次元緩和の効果に
総裁などが自信を持っているような印象受けることなどが
見送り見通しに繋がっています。

もっとも消費増税がらみの落ち込みが目立つようだと
4月30日もしくは5月20日、21日の会合で
緩和に踏み切る可能性はあります。
とくに次回30日は年二回の経済物価情勢の展望が発表されるときであり
追加緩和にいたる情勢を市場に納得させやすいという面もあります。

このように、比較的早い段階での緩和を意識しているとなると
今回の会見で緩和への地ならしをしてくる可能性もありますので
その点にも要注意です。

緩和見送りの場合
一部の根強い緩和期待からの失望感から
円高が進行する可能性がありますが
直後の動きはともかく
相場の流れ的には
会見次第で、戻すなり更に落とすなり決まって来るのではるのではと
個人的には考えています。 



Posted at 10時17分


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プロフィール

株式会社GCI総研

チーフストラテジスト

山岡“ダックビル”和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行、外国為替ディーラーの世界に。1994年ナショナルウェストミンスター銀行(2000年に合併のためロイヤルバンクオブスコットランド銀行に行名変更)に移り、2003年3月まで10年以上にわたってインターバンクディーラーとして外国為替市場の最前線で活躍後、2003年4月からGCIグループに参画。現在GCI総研、チーフストラテジストとして情報配信サイトKlugクルークを中心に為替情報の配信や、セミナー講師などを行う。(社)日本証券アナリスト協会検定会員。

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