2010年02月28日(日)
前回大荒れとなった雇用統計 さて今回は [注目材料]
早いもので、今週からもう3月。
第一週目ということで
今週金曜日は
月一ビッグイベントの米雇用統計発表(2月分)が予定されています。
前回(1月分)の非農業部門雇用者数(NFP)は、
プラス予想(+1.5万人が中心値)が
マイナス(-2.0万人)となって
期待外れとなった雇用統計。
雇用情勢の悪化が
先週の衝撃的なコンファレンスボード消費者信頼感(2月)の弱さ
(1月の56.5から46.0へ大幅下落)につながった面もあるだけに
今回の数字が気になるところです。
そうした中で
今回の予想は
-3.0万人と前回からさらにマイナス幅拡大の見通し。
個人消費の回復が思うように進まない中、
サービス業などの雇用拡大が何処まで進むかに懸念があることや
新築住宅販売(前回の34.8万件から30.9万件)などに代表される
住宅関連市場の弱さから
建設関連は弱い雇用動向を続けていると見られることなどが
背景にあると思われます。
前回、NFPとは対照的に
0.3%も一気に減少し、9.7%となった失業率は
9.8%と若干の悪化予想。
減少幅自体は縮んでいるとはいえ、
雇用減が続いていますので
まぁこちらはそれほど違和感の無いところです。
関連指標の動向も気になるところ。
チェックしておきたいのは、
1日のISM製造業景気指数(発表日本時間2日午前0時)
3日のADP雇用者数(発表日本時間3日午後10時15分)と
ISM非製造業景気指数(発表日本時間4日午前0時)辺り。
ISM製造業は前回58.4に対して、予想は57.8と若干の悪化。
同非製造業は前回50.5に対して、51と若干の良化。
とはいえ、ともにそれほど大きく変化するわけではなく、
予想通りだと反応は限定的と思われます。
予想から大きく乖離するか、
雇用部門の数字が大きく変化した場合には要注意。
ADP雇用者数に関しては
前回の2.2万人減から1.4万人減に減少幅縮小予想。
予想通りだとすると25ヶ月連続での前月比減少とはいえ
減少幅はかなり小さくなる見通しです。
ADPは民間部門だけの統計ですので、
NFPの場合含まれる政府部門が少しプラスになると
ADPの予想通りだと、NFPはプラスとなる可能性が高まります。
NFPは年次改定で
過去分から数字が一気に改定されたため
ADPとの相関がぶれまくっているだけに
あまりあてにはなりませんが
こちらも抑えておきたいところです。
最後にまとめ
発表時間 3月5日午後10時半
非農業部門雇用者数(2月) 予想 -3.0万人 前回 -2.0万人
失業率(2月) 予想 9.8% 前回 9.7%
さて、今回はどうなりますか。
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